February 24 2009, No.376
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

 ― 第151号 / ツウェスティバル−タイル−チョコレート ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish151_photo.html ≫

こんにちは。2月もあっという間に下旬となりました。
今年も《Liverpool Art Prize》の展覧会&授賞式の開催準備に追われ、バタバ
タしています。
場所は再び、Novas CUC にて、展覧会のプライベート・ヴューは3月12日、授
賞式は4月22日になります。

今回のファイナリスト6組も、絵画、写真からサイト・スペシフィックなインス
タレーションやビデオ作品など異なる手法の作家が勢揃いで楽しみです。
詳細はこちらから。
Liverpool Art Prize: http://www.liverpoolartprize.com

♪ ♪ ♪

ミクシーやフェイス・ブック、マイスペースなど近年様々なソーシャル・ネット
ワーキング・サーヴィス(SNS)が存在していますが、ツイッター(Twitter)は
最近ホットなSNSといえます。
「いまなにしてるの?」
という問いかけに対して、何てことはない、単に140文字以内で「つぶやき」を
アップするだけのものなのですが、これに対して他のユーザーが突っ込みを入れ
たりしながら、ゆるいコミュニケーションを図るというもの。
イギリスのコメディアンのStephen Fryなどはツイッター中毒の代表格として知
られていますが、その他にもオバマ大統領や、ブリトニー・スピアーズなど政治
家やセレブリティー、またはメディアや企業がマーケティングツールとして多く
活用しているようです。

2月ツウェルヴ日(12日)は、世界各国202都市でツイッター・ユーザーが集い、
チャリティー目的の大オフ会が開かれました。
リヴァプールでは<Leaf Cafe>にて行われ、80名ほどが集まりました。
普段、ユーザー名でやりとりしていた見知らぬ人たち同士が、初対面で挨拶をし
たりして不思議な光景で面白かったです。

チャリティーオークションとラッフルでは、ユーザーや地元の団体から寄付され
たアイテムが出品されました。
地元の写真家Pete CarrとPeter Goodbodyの作品や、フィルハーモニック・
ホールからコンサートチケット、ラディソン・ホテルの<Ark Spa Fitness>から
はスパ&ランチのペア招待券など。
そして私たちも家に眠っていた未使用のHolgaカメラを寄付。目玉アイテムとし
ては、Stephen Fryのサイン入りの本、そして本人使用済み&サイン付きの靴下
2組! 
熱い入札バトルが繰り広げられました。

オークションの前後に、さわやかでフォーキーな<Sparkwood & 21>、ファンクな
ビッグバンド+ヒップ・ホッピーなターン・テーブル・スクラッチの<6ix Toys>
が登場し、ライブを披露、こちらも楽しみました。
ラストの<The Lapis>は見られませんでした、残念。
Sparkwood & 21マイスペース: http://www.myspace.com/sparkwoodand21
6ix Toysマイスペース: http://www.myspace.com/6ixtoys

ツウェスティバルが支持したチャリティー団体<charity: water
( http://www.charitywater.org/ )>は、発展途上国で水に恵まれない人々の為
に、井戸を掘り、清潔で安全な水を提供するという非営利団体です。
ツウェスティヴァルがこの日に上げた収益は、現在報告のあったものだけで
250,000ドル。この寄付金で、エチオピア、ウガンダ、インドで行われている55
のプロジェクトで、17,000人もの人々にきれいな水を提供できるそうです。リ
ヴァプールからは、合計507ポンドが寄付されました。

世界同時開催されたこのツウェスティバル、ひとつの目的のために人々が集まり、
楽しみながら、収益を上げて世の中を良くしていくというのは素晴らしいコンセ
プトです。
短期間でここまでオーガナイズできたのは、これもSNSが成せる業なんですね。
恒例のイベントになるといいですね。
Liverpool Twestival: http://liverpool.twestival.com/

ちなみに、会場となったLeaf Cafeはイチオシのカフェです。場所は、Cains醸
造所の真向かいのElevator Buildingのグランドフロアー。
ホームメードのカフェメニューと幅広いセレクションのお茶が自慢で、定期的に
ティー・ティスティング、プディング・クラブが開催され、夜には、音楽やその
他イベントが行われています。
Leaf Cafe: http://www.thisisleaf.co.uk
(住所:27 Parliament Street, Liverpool. L8 5RN)

♪ ♪ ♪

2月13日。前回ご紹介したセント・ジョージズ・ホールのタイル床が披露され
てから、何と15000人目の来客者がこの日にやってくるというので行ってきまし
た。
短期間にもかかわらず、すごい数の動員数です。
15000人目をマークしたのは、Victoria McNultyさん(写真左)で、初めてのセ
ント・ジョージズ・ホール訪問だったそうですが、突然のお祝いに驚いていた様
子でした。

私たちも一緒に、普段は立ち入ることのできないミントン・タイルの床に通され、
Victoriaさんとそのお友達のLauraさんの記念撮影。
その後、自分への記念に、こっそりタイルを踏んでる写真もちゃっかり撮ってきま
した!

次のミントンタイルの床のお披露目は、ビートルウィークの時期になるかも? 
という噂です。
St George's Hall: http://www.stgeorgeshall.eu 

♪ ♪ ♪

2月14日はバレンタイン・デー。
何かバレンタインらしいことということで思い立った行き先は、シティセンター
に昨年末にオープンしたばかりのチョコラティエ&チョコレート・カフェ<The
Chocolate Cellar>。
場所は、Liverpool Oneから程近いHanover Streetにあります。
様々な賞も受賞している実力チョコの数々が並んでいます。板チョコやトリュフ
から、ハイヒール形やゴージャスなケーキ状のチョコレートなど、まさにアー
ト・オブ・チョコレート。
ミルク・チョコやダーク・チョコのほかにも、黒胡椒やクミンなどのスパイス、
薔薇などをミックスしたフレイバー・チョコレートなど、ショップ・オーナーの
Balaさんの常に飽くない探究心と創造性いっぱいです。

ショップでは、座ってチョコレートやケーキ、そしてホット・チョコレートが頂
けます。
お土産用にも、ショッピングの後にお茶をするにも最適な新スポットです!

 < The Chocolate Cellar >
  Liverpool: Hanover Galleries
  11-13 Hanover Street, Liverpool L1
  電話: 0151 200 2202
  営業時間:日−水 11.00〜18.00、木−土 11.00〜20.00
  ホームページ: http://www.thechocolatecellar.co.uk

♪ ♪ ♪

【今週の告知】
ジョンとヨーコのベッド・イン・イベントから40周年を記念し、なにやら3月
19日にアルバートドックのレストラン<What's Cooking?>にてイベントが行われ
るようです。。。?? 
詳しくは、こちらから。 http://www.fab4peace.com

それではまた再来週!

ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish151_photo.html ≫


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