ハレルヤ洋子。東京在住。旅人兼歌い手。通称「流しのハレルヤ」。

2005年2月、ついにあこがれの聖地・リヴァプールへ、巡礼流し旅に出発!


「僕のリヴァ日記」 / ハレルヤ洋子番外編
番外編 〜 LIVERPOOL ECHO 〜

Liverpool Echo, Feb 17 2005
"FROM ME TO YOU"

【フロム・ミー・トゥー・ユー】
はるばる6000マイルを越えて、日本から大道芸人がやって来た。
東京在住のヨーコ・ハレルヤ。
彼女は、1998年に亡くなった祖母のアサエへの感謝のために歌いたいと思った。アサエはビートルズが大好きだった。それなら、マシュー・ストリート以上にぴったりの場所はない。
彼女は決心した。

ヨーコは、60年代の「レノン=マッカートニー」の名曲をシャウトすることはできる。でも、英語をうまく話すことはできない。そこで、シティ・カウンシルの職員テリー・アレンが彼女の巡礼に同行することになった。

ヨーコは、念願のマシュー・ストリートでファブ・フォーのヒット・ソングを歌った。その後はキャヴァーン・パブで、そして最後はキャヴァーン・クラブでパフォーマンスを締めくくった。

テリーは言う。

「グレイトなミュージシャンですよ。それにしても、家族を偲ぶためにはるばるここまで旅してくるなんて、ファンタスティックじゃないですか」
「私がツアー・ガイドに抜擢されたんですよ。まあプロでやってるわけじゃないですけどね。で、ガイドとして私は、ちょっと早めにヨーコと会って、いろいろリヴァプールを案内してあげたらいいんじゃないかって考えましてね」

ヨーコは、ビートルズが頻繁に訪れたパブ「グレープス」で記念写真を撮ってもらったり、「キャヴァーン・ウォークス」内にあるビートルズ・ショップ「フロム・ミー・トゥー・ユー」でメモラビリアやお土産選びをして楽しんだ。

ヨーコのキャヴァーン・クラブでのパフォーマンスは、クラブの共同オーナーでキャヴァーン・シティ・ツアーズのダイレクターであるデイヴ・ジョーンズの助力を得て実現した。もちろん、デイヴに依頼したのはテリーだ。

デイヴは言う。

「テリーから電話をもらってね。で、彼女のために何とかしてあげようじゃないかってことになったんだよ」
「こういう依頼はこれが初めてというわけじゃないよ。ここは人々にとって本当に特別な場所だからね。聖地みたいなもんなんだ」
「リヴァプールに住んでる我々にとっちゃあ、あんまりありがたみはないかもしれないがね。だってここにあるわけだから。でもよその人たちは、みんな特別な思いを胸に、ここへやって来るんだよ」

― "FROM ME TO YOU" By Christopher Brereton,
Feb 17 2005, Liverpool Echo ―

from NLW No.202 - May 17, 2005

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Liverpool Echo, Feb 17 2005

Yoko Hallelujah !!

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