「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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    リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World  No. 102
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                                 2003年5月27日発行
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◇◆INDEX◆◇

●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2003年5月19日〜5月24日>
●スカウスハウス・ニュース / 「お休みのお知らせ」 「ウェブサイト更新ニュース」 
             「スカウスハウス・ツアー」 「留学生募集中」 「原稿募集中」

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●フロム・エディター
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いよいよ、ポールさんのリヴァプール公演が迫ってきました。
今日がダブリン、あさってがシェフィールド、そして今度の日曜日が、ワールド・
ツアーの最終公演となるリヴァプールです。
以前からお伝えしているように、僕も観に行きます。明日が出発です。本当に
楽しみです。

いったいどんなコンサートになるんでしょうね。
リヴァプールでポールさんが歌うのを生で体験できる。もうそれだけで充分とい
う気がします。
あとは、雨が降らないで、風もあんまり強く吹かなくて、時差ぼけで居眠りしたり
せず、うちのお客さんたちもリヴァプールの人々もみんなハッピーで、ポールさ
んもバンドも絶好調で、それでおまけにちょっとご当地ソングを歌ってくれて、そ
れが “Liverpool Lou” なんかだったらもうほんとに最高なんだけどなあ…あ、す
みません。ちょっと欲張りすぎですね。

帰って来たら、このコンサートのレポートを書いて、NLW誌上で紹介したいと考
えています。どうぞお楽しみに。

● ● ●

というわけでこのNLWは、2週間発行をお休みさせていただきます。
次号(103号)の発行は、6月17日の予定です。
みなさん、それまでどうぞお元気で!

                               Kaz  (27/05/'03)

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●リヴァプール・ニュース <2003年5月19日〜5月24日>
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5月19日(月) ------------------------------------------------------
【英国一のサンドウィッチ・ショップ】
リヴァプールのサンドウィッチ・ショップ Philpotts が、全国一の栄冠を手にしまし
た。
12日から18日まで開催された “British Sandwich Week” で、“The British
Sandwich Industry Awards” を贈られたのです。
「フィルポッツ」は、ブランズウィック・ロードにあるオーダー・メイドのサンドウィッ
チ・ショップで、周囲のビジネス・コミュニティに人気があります。

「ブリティッシュ・サンドウィッチ・ウィーク」を主催する The British Sandwich
Association のダイレクター Jim Winship の話です。
「フィルポッツは、ここ数年あちこちに出店しているチェーンですが、常に向上を
怠っていません。リヴァプール店は特にそうなんですよ。それが選ばれた理由
です」
「フィルポッツには、成功したからといって守りに入ったり、栄光にあぐらをかい
たりということがないのです。これはなかなかできないことですよ。審査員一同
が感銘を受けました」

昨年1年間の英国のサンドウィッチ消費量は、数にして80億個、金額にして
33億ポンド(約6300億円)なのだそうです。
また、サンドウィッチ業界の就労者は約30万人で、農業よりも多いのだそうで
す。

フィルポッツ・リヴァプール店のマネージャー Neil Gitton の話です。
「賞をいただいて、スタッフ全員が大喜びしています。私どもみんな、質の良い
サーヴィス、そして質の良い食品を提供するために一生懸命働いているんで
す」
「この頃のビジネス・ピープルは、レストランでゆっくりランチを取っていられない
んですよね。パブなんてとんでもないって感じですよ。この店はそういう人々に
ぴったりなんですよ」
「もちろん食品の質もとても大事です。それに加えて、みなさんがこれまで食べ
たことのないようなものもたくさん揃えているんです」
「お客さんを啓発する立場でもありますからね。ちょっと変わった食べ物をすす
めて、それを美味しいと感じてもらえれば、より信頼していただけることになると
思うんです」
「日替わりのスペシャル・メニューが一番人気がありますね」 

サンドウィッチにはいろいろな形やサイズがありますが、最も高価なものは、ロ
ンドンのスター・シェフ Jean-Christophe Novelli が作るサンドウィッチなのだそ
うです。
そのスーパー・サンドウィッチは、パンとバターとジャムだけという限りなくシンプ
ルなものですが、しかし値段は305ポンド(約5万8000円)もするそうです。

5月21日(水) ------------------------------------------------------
【100年ぶりの女の子】
Jessica Harold ちゃんは、7ポンド11オンス(約3500グラム)で元気に誕生し
た時、一家全員に大きな驚きと喜びで迎えられました。
なぜなら彼女は、ハロルド家が1世紀以上もの長い間、ずっと待ち望んでいた
女の子だったからです。
この間、ハロルド家に生まれて来たのは男の子ばかりでした。あまりにも長い
間男の子が続いてきたので、一族は遺伝的なものと考え、女の子を持つことを
ほとんどあきらめていたそうです。

19日、ジェシカちゃんのおばあちゃん Veronica Harold (43歳)はこう話しまし
た。
「まるで奇跡だわ! もうみんなで舞い上がりっぱなしよ」

ヴェロニカの息子でジェシカちゃんの父親、Gerrard Harold (22歳)が付け加え
ます。
「なんか信じられないような気持ちだよ。僕は男の子がいいって言ってたんだ。
そんなことを言うのはもちろん僕だけだったけどね。そしたら女の子が生まれ
ちゃったんだ」

ハロルド家では、1882年にジェシカちゃんの曾曾曾祖父 Frederick Harold が
生まれて以来、121年もの間ずっと男の子が続いて来ました。フレデリックに
は3人の姉がいましたが、彼女たちが最後になるのではないかと言われていま
した。

ヴェロニカおばあちゃんが続けます。
「これは遺伝的なものに違いないってみんな思ってたのよ。いつも噂されてた
わ、ハロルドさんのところは男の子しか生まれないのよね、って」
「だもんだからあたし、ジェシカが生まれた時はものすごく興奮しちゃった。すぐ
電話に飛びついて友だちとか親戚じゅうに知らせたのよ。『とうとう女の子よ!』
って」

ジェラードはこう言います。
「健康で生まれてきてくれたことが、とにかく嬉しいんだよ」
「この子が生まれて、どこも悪いところがないってわかった時、僕らみんなが病
院で涙を流したんだ」

5月22日(木) ------------------------------------------------------
【フェイマス・フェイシズ】
The Conservation Centre で、“Shooting Stars : Famous Faces” エキシビショ
ンが、21日から始まっています。
このエキシビションでは、絶頂期のビートルズや、Dudley Moore 、Paul
McCartney 、Ken Dodd 、Marlene Dietrich 、Kylie Minogue など、20世紀と21
世紀のスターたちのポートレイト120点が展示されています。
すべて Liverpool ECHO 紙のピクチャー・エディター Stephen Shakeshaft の手
による作品で、多くの作品では、パブリック・イメージの後に隠されていたスター
たちのリアルな姿が見事に切り取られています。

スティーヴンの話です。
「出来るだけスポットライトから離れた姿を撮ろうと心掛けているんです。我々と
おんなじような、普通の人間としての姿をね」
「多くの人々は、スターたちの普段の顔を見たいと思っていますから」

ウィラルに生まれたスティーヴンは、若いときから写真に情熱を傾けて来まし
た。
彼のキャリアは、リヴァプール・エコー紙のコピー・ボーイからスタートしました。
17歳で暗室の見習いとなったスティーヴンは、19歳までにワールド・カップの
決勝戦やプリンス・オブ・ウェールズの取材を担当するまでになりました。

スティーヴンはこう言います。
「トップ・クラスの写真や有名人の写真を撮るのに、リヴァプールで働いている
ことがマイナスになったことはないですね」
「エコーのカメラマンとして世界中を回りましたし、ロイヤル・ファミリーのほぼ全
員の写真も撮りました。Princess Diana が Ford 社を訪問した際の写真で、
Royal Photographer of The Year を受賞したこともあります。その写真はもちろ
ん今回のエキシビションに持って来ています」

スティーヴンが現職である Liverpool Daily Post & ECHO のピクチャー・エディ
ターになったのは、15年前のことでした。

スティーヴンは続けます。
「実は、撮らなかったことを今でも後悔している写真があるんです」
「1980年に私は仕事でニューヨークに行きました。その時に、John Lennon
が住んでいた Dakota Buildings の前を通ったんです。私たち一行の取材スケ
ジュールはとてもタイトで余分な時間はなかったんですが、でも私はドアベルを
鳴らしたかった。自己紹介をしたかった。エコーのために写真を撮らせてほし
いと言えば、ジョンは応じてくれるんじゃないかって」
「悲しいことに、私はそうしませんでした。そして2週間後に彼はそのビルディン
グの外で撃たれて死んでしまいました」
「もし私があの時ベルを鳴らしていたら、ジョン・レノンの写真がここにあるかも
知れませんね」

「フェイマス・フェイシズ」写真展は、コンサーヴェイション・センターで9月28日
まで続きます。

5月23日(金) ------------------------------------------------------
【今シーズンの成果】
リヴァプールのエース・ストライカー Michael Owen が、終わったばかりの今シー
ズンを振り返っています。
「リーグでもヨーロッパでも優勝することができなかったから、グレイトなシーズ
ンにはならなかったね」
「確かにワージントン・カップのタイトルは獲ったけどね。でも僕らの目標はもっ
ともっと高いところにあったわけだから、やっぱり期待はずれのシーズンってこ
とになるよね」
「今シーズンの僕らは実力をちゃんと発揮することができなかった。来年はもっ
といいシーズンにしないとね」
「この夏のオフは、うちのクラブにとってとても重要だ。今いる選手たちをもっと
鍛えるのか、あるいは新しい選手を獲得するのか、それは監督次第だけどね。
どっちにしろビッグ・サマーになることは確かだと思うよ」
「僕にとっての今シーズンは、フィットネスを取り戻すことが最優先だった。結果、
ハムストリングのせいで2試合休んだだけだったんだけど、これはどのゴール
にも勝る成果だと思ってる」

5月24日(土) ------------------------------------------------------
【ペンはペンパル】
ウォータールーに住む4歳の男の子、Daniel Wright くんは、大喜びです。
彼のペンパルが、北極点で世界初の記録を達成したのです。

ダニエルくんのペンパルは、英国デヴォン出身の冒険家 Pen Hadow (41歳)
です。
ペンは、今月19日に単独歩行での北極点到達に成功しました。
彼は、出発点のカナダから北極点までの合計478マイル(約770 km)を、そり
を曳きながら64日間をかけて独りで歩いたのです。
サポートなしに自分の足で歩いて北極点に到達したのは、史上初の快挙なの
だそうです。

過酷な行程でしたが、ペンはその間毎日、インターネットを通してダニエルくん
の問いかけに答え続けました。
ある日の返信でペンは、ダニエルくんのニックネーム “Sunny D” にちなんで、
北極の虹を “sun dog” と名付けたと書いています。

ダニエルくんの父 Peter (43歳)は、遂に北極点に到達したという知らせを聞
いた時のダニエルくんは、たいへんなはしゃぎようだったと語っています。

ピーターの話です。
「2ヶ月前に書いたのが最初だね。新聞で読んで彼のことを知ったんだよ」
「私は子供の頃からずっと極点探検にあこがれを持っていてね、それでペンの
ウェブサイトを開いて、息子と一緒にメッセージを送ることにしたってわけ。『世
界には君みたいなヒーローが必要なんだ』って書いたんだ」

ダニエルの母 Joy (37歳)はこう言っています。
「口を開けば『アイ・ラヴ・ミスター・ペン』って言ってるのよ、この子」

ペンが帰国したら、ダニエルくんは会いに行くつもりです。
自分のヒーローに会えるのを楽しみにしています。

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●スカウスハウス・ニュース
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【お休みのお知らせ】
ポール・マッカートニー リヴァプール公演ツアーのため、現在「スカウス・ハウス」
はすべての業務をお休みしています。どうぞご了承ください。
6月6日(金)より再開いたしますので、各種お問い合わせやお申し込みはそれ
以降にお願いいたします。

【ウェブサイト更新ニュース】
「リンク集−日本語」のページに、The Jacaranda Japan さんのサイトを追加しま
した。兵庫県西明石にある、アットホームなカフェ&バーです。お近くの方はぜ
ひ足を運んでみてください。
ご自分のウェブサイトをお持ちの方で「スカウス・ハウス」にリンクをご希望の方
は、どうぞお気軽にご連絡ください。

【スカウスハウス・ツアー】
「スカウス・ハウス」では、8月にリヴァプールで開催される「インターナショナル・
ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・ツアー」を企画し、参加
者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセットになってい
る、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
さらに、ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評です。
リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最大のビートルズまつり」を、ひ
とりでも多くの方に楽しんでいただければと願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー 2003」ページをご覧
ください。

【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。

【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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