「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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    リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World  No. 111
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◇◆INDEX◆◇

●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2003年7月28日〜8月2日>
●「メンディップス回想」 (全編)
●スカウスハウス・ニュース / 「ウェブサイト更新ニュース」 「留学生募集中」
                      「ビートルズ・ガイドツアー」 「原稿募集中」

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●フロム・エディター
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「マージーサイド」という州名を、「グレイター・リヴァプール」もしくは「リヴァプー
ル・シティ・リージョン」に改めようという議論が始まっています。
個人的には、マージーサイドっていう名前はとても気に入っているので、無くなっ
てしまうとちょっと残念です。
でも、「だってマージーサイドだなんて言っても誰もわかんねえじゃねえか」と言
われれば、そりゃまあもっともだなあという気はしますけれど。

「グレイター・リヴァプール」かあ…。
なんだかエラそうですよね。そう思いませんか?

さて、先週に前編を掲載した「メンディップス回想」ですが、発行後に明らかな
翻訳ミスを発見してしまいました。
どの箇所とはあえて言いませんが、後から見ると、「もうなんでわざわざこん
なふうに訳すかなあ」と呆れてしまうような誤訳です。
仕方がないので、今週分の「後編」の前に、「訂正した前編」をくっつけて、あら
ためて「全編」としてお届けすることにしました。

お恥ずかしいというか、申し訳ないというか…すみません。
でも他にもまだ誤訳はあるかもしれません。あまり鵜呑みにしないよう、どうぞ
お気をつけください…なんて書いてしまうと、読む気がしなくなってしまうかもし
れませんね。うーん。

                               Kaz  (05/08/'03)

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●リヴァプール・ニュース <2003年7月28日〜8月2日>
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7月28日(月) ------------------------------------------------------
【開幕絶望】
エヴァトンの Wayne Rooney が、今シーズンの開幕から数試合を欠場すること
になりました。
土曜日に行われたレンジャーズとのフレンドリー・マッチで、足首を負傷したた
めです。

担架でピッチから退場したルーニーは、検査を受けるために、そのままスコット
ランドからリヴァプールに戻りました。
骨折はなかったものの、靭帯を損傷していることが確認され、全治1ヶ月と診断
されました。

この結果、プレミアシップ開幕の対アーセナル戦、次節のフルアム戦のルー
ニーの出場は、絶望的となりました。
そしておそらくその次のチャールトン戦も欠場するのではないかと見られていま
す。直後の8月30日にはマージーサイド・ダービーが予定されていて、その試
合には何があっても万全のコンディションで望まなければならないからです。

ルーニーはまた、8月20日に行われるイングランド代表のクロアチア戦(親善
試合)への出場もあきらめなければなりません。

エヴァトンのヘッド・フィジオ Mick Rathbone の話です。
「ウェインは土曜日のうちにリヴァプールでX線検査を受けました。幸いにも骨
は折れてませんでした。次に受けたMRスキャンで、足首の靭帯損傷と診断さ
れたんです」
「これからスペシャリストに診てもらうことになります。チームに戻って来るまで
には、4週間ほどかかるだろうと私たちは考えています」

7月30日(水) ------------------------------------------------------
【ナターシャの誕生日】
先週の金曜日、アルバート・ドックの Pan American Club で、21歳になった
Atomic Kitten の Natasha Hamilton のためのバースディ・パーティーが行われ
ました。
英国では、21歳になった時に、成人のお祝いをします。

ナターシャは、両親の Maria と George 、そして新しいボーイフレンドの Gavin
Hatcher と一緒に、リムジンに乗ってパーティーに到着しました。
もちろん、あと2人のキトゥン、 Jenny Frost と Liz McLarnon もお祝いに駆け
つけました。
セクシーなドレスに身を包んだリズは、同じくリムジンで登場しました。ジェニー
は少し地味に、ヴォクソールの Cavalier で現れました。

このパーティーは、ナターシャの両親の銀婚式のお祝いを兼ねていました。
招待されたゲストの数は400人にものぼり、クラブはぎゅうぎゅう詰めになりま
した。
シャンパンとビールとカクテルで乾杯し、ロースト・ポークやスモーク・サーモン、
ロブスター、リブ・ステーキなどの料理が並びました。

ある参加者の話です。
「ナターシャは、彼女のファミリーと友人全員を呼んだのよ。素晴らしいわ」
「誰も彼もがご機嫌でね、本当にブリリアントな夜になったわ」
「ものすごい量のシャンパンが飲まれてたわね。料理も、一皿来るたびにみん
ながわっと群がるの」
「ナターシャもリズもジェニーも素敵だったわ。3人とも本当に仲良しさんなのよ」
「正真正銘の家族パーティーだったのよ。他のスターを呼んだりなんてしなかっ
たし。だからとっても楽しかったわ」

夜早い時間に始まったパーティーは、深夜2時ごろまで続いたそうです。

7月31日(木) ------------------------------------------------------
【グレイター・リヴァプール?】
Merseyside という州名を捨てて、Liverpool にちなんだ新しい名前を採用する
べきかどうか、という議論が進んでいます。
新しい州名には、Liverpool City Region や Greater Liverpool が有力な候補と
して挙がっています。

多くのオーソリティたちは、2008年の Capital of Culture に選ばれたこともあ
り、地域全体を「リヴァプール・ブランド」にすれば、より世界的な認知を獲得す
ることができ、より多くの恩恵に与ることができると考えています。

Mersey Partnership のチェアマン Roy Morris の話です。
「名前、そしてブランド化ということは、真剣に考えていかなければならない大事
なことです」
「現在議論しているところですが、大方の地域はリヴァプールの傘の下に入る
ことを望んでいるようですね」
「なぜなら、例えばボストンの人にとっては、このエリアはやはりリヴァプールで
しょう。マージーサイドじゃなくてね」
「タインサイドというよりはニューカッスル、エイヴォンマウスというよりはブリスト
ル、あるいはウエスト・ミッドランドというよりはバーミンガムでしょう?」

リヴァプール・カウンシル・リーダーの Mike Storey は、政治的に微妙な問題は
あるものの、改称が実現してリヴァプール・ブランドになれば、地域のすべての
ツーリスト・アトラクションは確実に増収が見込めるだろうと話しています。
「大成功しているブランドを持ってるのですから、それを使わない手はないです
よね。例えば Knowsley Safari Park だったら、「ノウズリーのノウズリー・サファ
リ・パーク」と言うよりは、「リヴァプール・リージョンのノウズリー・サファリ・パー
ク」って言った方が、外国からのお客さんへのアピールも違ってくるでしょう?」
「まあでも、押し付けるつもりはありません。他の専門家たちにも加わっていた
だいて議論を深めることが大事です」

セフトン・カウンシル・リーダーの Dave Martin はこう話しています。
「海外にリヴァプールを宣伝することで、みんなが潤うことになると思います」
「特にサウスポートは、もっと強力なブランドにすることができるはずです。これ
で全英オープンまで来れば、もっと良いんですけどね」

しかし、ノウズリーはそう簡単には歓迎できないようです。
カウンシル・リーダーの Ian Smith の話です。
「地域の中で、どの地区に住んでいるかによるんです。カークビーの人々はリ
ヴァプールの方を向いて生活していますし、プレスコットの人は完全にランカ
シャーですからね」
「ハイトンは地理的には常にランカシャーの一部でしたけど、でも私の見る限り
あそこの人々はリヴァプールの方を向いています。ヘイルウッドもそうですね。
これまでの慣習や伝統でそうなっているんでしょうね」

政府の予算を地域に配分する The North West Development Agency (NWDA)
は、改称に賛成しています。
マーケッティング・ダイレクター Peter Mearns の話です。
「リヴァプール、マンチェスター、湖水地方、そしてチェスター。これらは全国的
で最も重要なブランドだと私たちは考えています」
「リヴァプールという名前は、ソーセージ売りが鉄板をジュージュー言わせるよ
うなものですよ。このブランドは、マージーサイドのエリア全域に利益をもたらす
でしょう」

リヴァプール商工会議所の Sara Williams は、マージーサイドの企業は、これま
でにもリヴァプールの名前を使ってきていると言います。
「リヴァプールっていう名前はとても強いですからね。ですからマージーサイドの
企業は、海外への売込みの際にはリヴァプールを使っているんです」

ディヴェロップメント・エキスパートの Tony Siebenthaler はこう話しています。
「マージーサイドなんて言ったって、普通、どこのことなんだかさっぱりわかんな
いですよ。地味すぎて。テキサスやカリフォルニアの人に訊いてみたらいいです
よ」
「マージーサイド地域じゃあ、サウスポートとセント・ヘレンズくらいでしょうね、
独自のブランドとしてやって行けるのは」
「ウィラルの人たちなんて、いつも『リヴァプールのちょっと上品なとこ』とか『チェ
シャーの端っこ』とか言われてますからね」

そのウィラルの保守党リーダー Jeff Green は、改称には批判的です。
「ウィラル半島は元々、リヴァプールよりもチェシャーなんです。これまでに、暴
力とかいろんな問題がリヴァプールから河を越えてやって来たことを考えてほ
しいですね。あまり語られていませんが、ウィラルはかなりダメージを受けてい
ますよ」
「もちろんリヴァプールのキャピタル・オブ・カルチャーは支持しますけどね、で
も『グレイター・リヴァプール』にしてあげましょうだなんて、余計なお世話です。
議論の必要もありません」

8月1日(金) ------------------------------------------------------
【妻を出品】
自分の妻を、インターネットのオークション・サイトに出品した夫がいます。

35歳でレクサム在住の Andy Hoyle は、30歳の妻 Mel を ebay のオークショ
ンに載せました。
メルの説明書きには、「美容師で、燃費抜群のグラマーなボディーを持つもの
の、上品さにはちょっと欠ける」などと書かれていました。

反響は上々で、アンディの元には何ダースものオファーが届きました。
1ポンド(約198円)からスタートした入札価格は、すぐに何百ポンドにもなりま
した。
中には、モーターバイクや自分の妻との交換を申し出る人もいたそうです。

アンディの話です。
「あれにはすごくそそられたけどね。でも結局メルは売らないことに決めて、
引っ込めたよ」

メルはこう言っています。
「アンディのユーモアのセンスって、ちょっとねじれてるから。でも私って結構イ
ケてるのかしらね」

8月2日(土) ------------------------------------------------------
【サマー・ポップス閉幕】
4週間に渡って開催された音楽フェスティヴァル Summer Pops が閉幕しまし
た。
今年2003年の「ポップス」は、過去最大の32のショウをフィーチャーし、初め
て10万人を超える観客動員を記録しました。
昨年も大成功と言われましたが、2002年の「ポップス」で開催されたショウ22
で、観客動員は7万人でした。

プロモーターの Chas Cole の話です。
「今年はこれまで以上のお客さんが来てくれたね。成功の原因は何かって言っ
たら、今年のサマー・ポップスにはこれまで以上の多様性があったからだと私
は思う」
「 Blue や Atomic Kitten にはティーンエイジのファンが詰め掛けてキャー
キャー叫んでたよね。その一方で、クラシカル・ポップスものショウもちゃんと
ソールド・アウトになってるからね」
「今年のハイライトは、やはり Peter Kay の5日間・2万枚のチケットが3時間
で売り切れたことだろうね。Australian Pink Floyd の人気もたいへんなもんだっ
た。James Brown は列車が遅れてハラハラさせられたけど、しかしちゃんと
ファンタスティックなショウをみせてくれたね」
「もう来年の準備はスタートしてるんだ。もっといいものにしたいものだね」
「これからも年々もっと発展させて行って、2008年までには、世界的に知られ
るイヴェントにするつもりだよ」

リヴァプール・シティ・カウンシル・リーダーの Mike Storey の話です。
「『サマー・ポップス』は、もうすっかりリヴァプールにおなじみのものになりました
ね。そろそろ Liverpool Pops という名前にするべきじゃないですかね」
「今年はまた一段と大きなイヴェントになりました。この街の春〜夏のラインナッ
プで重要な位置を占めています。River Festival で始まって、すぐにサマー・
ポップスに行って、それから Mathew Street Festival がやって来る、というわけ
ですね」

【ポップス裏話】
大成功を収めた今年の Summer Pops ですが、ビッグ・アーティストたちの楽屋
での様子はどんなふうだったのでしょう。

オーガナイザーたちがいちばん驚いたのは、ZZ Top の3人組でした。
30年選手である彼らは、別々のツアー・バスに乗って会場のテント Big Top に
やって来ました。そして、3人別々の楽屋を用意するよう要求したのです。

悪名高い地獄の使者 Alice Cooper は、バックステージでは1滴のアルコール
も口にしませんでした。
しかし James Brown は、「ソウル界のゴッドファーザー」らしく、しっかりとドン・
ペリニョンを注文しました。

Jools Holland は、最初から最後まで、まるでホリディにでも来たようにリラック
スしていました。
彼はいつものように、「切手を貼ったポスト・カードを12枚ほど楽屋に用意して
おいてほしい」と言いました。

Simply Red からのリクエストは、少し変わったものでした。
彼らは、楽屋にはエアコンを入れないで、会場と同じ温度にしていてほしいと
言って来ました。

サマー・ポップスに出演したアーティストの多くは、特に贅沢なものは要求しませ
んでした。
しかしなぜかハーブ飲料の愛好者が多く、しかも不思議なことに、限られた店
にしか売っていない Throat Coat というティーをリクエストするアーティストが何
人もいたそうです。

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●「メンディップス回想」 (全編)
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【メンディップス回想】
1950年代は、配給制とロックンロールの時代だった。
大戦後の英国が何とかしてティーンエイジャーを軍隊に集めようと苦労する一
方で、巷ではコーヒー・バーが流行し、エルヴィスが登場した。
そしてその頃、緑豊かなリヴァプールの郊外では、やがて20世紀で最も偉大
な才能のうちのひとつとなる若い芽が育っていた。

ジョン・ウィンストン・レノンの人生に関しては、これまでに様々な記録が残され
ている。
それでも、今また、新たな証言と写真が公開されようとしている。
ジョンが少年時代を過ごした家で、下宿人として彼生活を共にした当時の学生
たちから提供されたものだ。

ジョンがミミ伯母さんと暮らした家「メンディップス」は、メンローヴ・アヴェニュー
の251番地にある。
メンディップスを管理し、一般に公開しているナショナル・トラストは、1949年か
ら1963年の間にこの家に下宿した20人を探し出し、話を聴いた。
彼らの回想は、CDに収められることになっている。見学に訪れたファンたちに、
ジョン・レノンと一緒の暮らしとはどういうものだったのかを、聴いてもらえるよう
に。

ヤング・ジョンは、悪戯好きで、シャープなウィットを持っていたという。と同時に、
すぐにかっとなる気分屋でもあった。
学生たちを起こすのはジョンの毎朝の仕事だったが、彼がわざと「忘れる」のは
しょっちゅうだった。
ある女子学生は、怒ってジョンに仕返しをしたことがあるそうだ。彼のパジャマ
に木の枝を詰めて。
あのスターにこんなことをした人間が、いったい何人いることだろう。

ジョンは、5歳から23歳まで、このメンディップスで伯母のミミと一緒に暮らし
た。
下宿した学生の大半は、獣医の卵だった。猫好きだったミミの希望でそうなっ
たのだという。
ナショナル・トラストの担当者 Simon Osborne はこう話している。
「ミミが獣医を優先させたのは、飼い猫が病気になった時とかに役に立ってもら
おうと考えてのことだったという話ですよ」
「後年になると彼女は、生化学科や機械化や数学科の大学生も泊めています。
1959年以降には、ローカル・カレッジの女子学生も下宿しています」
「でも、同時期に異性の学生同士を住まわせたことはなかったようです」

下宿人たちは、家の奥にあるベッドルームを使った。その部屋では、2人が寝
ることができた。
勉強する際には、ダイニング・ルームを使った。

1955年に夫のジョージを亡くしてからのミミは、より多くの学生を泊めるように
なった。
自分のベッドルームを学生に使わせ、彼女自身は階下の小部屋で寝た。

バスルームとトイレだけは、家族と学生がシェアした。

1962年、ビートルズの「ラヴ・ミー・ドゥ」がチャートを賑わす頃には、メンディッ
プスのフロント・ルームも勉強部屋として使われるようになっていた。

1950年代初めの下宿代は、週3ポンドだった。
下宿代には食事も含まれていた。だがそれも良し悪しだったようだ。あるひとり
は言う。
「あぶらっこい朝ごはんだったよ。時々ネコの毛が浮かんでたりしたなあ」

ミミの猫への溺愛ぶりについては、とにかく誰もがよく憶えていた。
「もし君が猫好きなら、彼女は君を気に入るさ」というのが共通のコンセンサス
になっていたほどだった。

実母ジュリアに代わってジョンを育てていたミミは、常に躾にうるさかった。
サイモン・オズボーンは言う。
「誰もがミミのことを、親切だけれど厳しい人だったと言っています」
「例えば下宿人が病気になったりすると、彼女はしっかり面倒を見るんです。風
邪をひいた者にホット・ウイスキー&レモンを作ってやったりね。でもその反面、
ちょっと厳しい仕打ちにあったとこぼす人もいますね」
「ミミは、下宿人が友人を家に連れて来るのを制限時間つきで許していました。
しかしながら、1960年に下宿していたある女性は、そういうことを一切認めて
もらえなかったそうです」

後になって皮肉っぽく語られることになるが、ミミはジョンに向かってよく、「ギ
ターもいいけれどねジョン、それで生活なんてできっこないのよ」と言っていた。
ジョンが大学へ行かなかったことを彼女はとても残念がっていたと、ある元学生
は言う。
ポーチでギターの練習をしていたジョンをポーチから追い出したりしていたミミ
だが、彼女には意外な一面もあったとあると回想する元学生もいる。
「ミミはよく、初期のビートルズの曲が大好きだって言ってましたよ。新しくてとて
もいいって」

では、ジョン本人については、どのような思い出が残っているのだろう。

最初の下宿人がメンディップスにやって来たのは、ジョンがまだ9歳のスクー
ル・ボーイの頃だった。最後の下宿人が住んでいた頃には、ジョンは有名な
ポップ・スターになっていた。ビートルマニアが全盛の頃だ。
サイモンは言う。
「レノンの趣味は、音楽にアート、ドローイング、それから幅広い友人たちとワイ
ワイやることでした」
「彼は下宿人を漫画に描くのが好きだったようですね。そのうちのひとつは、今
メンディップスに飾ってあります」
「それからジョンは、ラジオを聴いたりテレビを観ることが大好きでした。エル
ヴィス・プレスリーの音楽をはじめ、'65 Special ―これは Top of the Pops の
初期のヴァージョンですね、それに Juke Box Jury 。ラジオでは、The Goons
が大のお気に入りだったそうです」
「ジョンは決して打ち解けやすい性格とはいえなかったようです。下宿人が彼の
部屋へ立ち入ることも禁じられていました」
「しかしながら、ジョンはたいへんな悪戯好きでもあったのです。例えば、毎朝
下宿人を起こすのが彼の義務であったのに、わざとそれを忘れたりとか」
「カルダー・カレッジに通っていたある女学生は、ジョンに仕返しをしたんです。
彼のパジャマに、木の枝をぎゅうぎゅうに詰め込んだのだそうです。それを見た
ジョンがどんなリアクションをしたのかは、ちょっと言えませんけどね」

('There are places we remember...' , Jul 21 2003, Liverpool Echo)

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●スカウスハウス・ニュース
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【ウェブサイト更新ニュース】
「スカウス・ハウス」が提携しているリヴァプールのカレッジ2校(シティ・オブ・リ
ヴァプール・コミュニティ・カレッジ、ウィラル・メトロポリタン・カレッジ)の、2003-
2004年度コースの詳細をアップしました。
どちらのカレッジも、年々施設がグレード・アップしています。語学留学をお考え
の方は、ぜひご検討ください。

【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。

【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。

【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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