「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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リヴァプール・ニュース News of the
Liverpool World No. 112
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2003年8月12日発行
http://scousehouse.net
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◇◆INDEX◆◇
●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2003年8月4日〜8月9日>
●スカウスハウス・ニュース / 「留学生募集中」 「ビートルズ・ガイドツアー」
「原稿募集中」
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●フロム・エディター
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ヨーロッパ各地が猛暑に見舞われています。
英国でも記録的な暑さで、最高気温が35℃を越えたりしているのだそうです。
今回初めて知ったのですが、英国の鉄道は、気温が高くなるとスピードを落とし
て運行するそうです。
ロンドン〜リヴァプール間を走るヴァージン・トレインは、平常時は時速100〜
110km なのですが、最近の昼間は60km しか出せないことが多く、そうすると
当然運行が遅れてダイヤも乱れるという、英国らしい事態になっています。
熱により線路が溶けたり曲がったりする危険を考えて、ということらしいです。
そりゃまあ線路が溶けたり曲がったりしたらたいへんですからね、仕方ないか
もしれませんね。
ただ、「本当に暑さで線路が溶けたり曲がったりするのか?」という疑問は、大
いなる謎として残りますが。
ロンドンの友人からのメールには、「ちょっと雪が降ると止まり、今度は暑いか
ら止まる…産業革命を生んだ国とは思えないですね。いや、きっと産業革命で
全てが止まっているのでしょう」と書いてあって、思わず大笑いしてしまいまし
た。英国らしいジョークですよね。
英国らしいというば、もうひとつ。
「国内で、華氏100度(摂氏で38度)を越える記録が出るかどうか」ということ
が、ブックメーカーの賭けに登場したそうです。さすがです。
Kaz (12/08/'03)
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●リヴァプール・ニュース <2003年8月4日〜8月9日>
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8月4日(月) ------------------------------------------------------
【グレイター・リヴァプール歓迎】
Daily Post 紙のアシスタント・エディターであり、誇り高きウィラリアンである
Mark Thomas が、マージーサイドの改称に賛成する理由を同紙に語っていま
す。以下に抜粋して紹介します。
「グレイター・リヴァプール? 個人的には、グレイト・アイデアだと思うよ」
「私はリヴァプール生まれだが、5歳の時に越境してこのかたずっとウィラルで
暮らしている。私以上にウィラルを誇りに思っている者はいないと自負している
よ。だが、最も誇り高きウィラリアンであるからこそ、お互いに反目し合うことを
やめ、リヴァプールから良いパワーをもらってもいいのではないかと思うんだ」
「海外へ行き、どこから来たのかという話になると、私はリヴァプールだと答え
る。いつもそう。まったく単純なことで、その方が手っ取り早いからだ。USAで
も、ヨーロッパでも、アフリカでも、他のどこででも」
「そうするとたいていの場合、嬉しそうな笑顔でビートルズ・ソングを歌ったり、
あるいは『マイケル・オーウェンだな』と言って親指を立てたり、そんな反応が
返って来るね」
「まあ後のやつは、シーズン・チケットを持っているエヴァトンの正会員にとって
は、ちょっとビターな挨拶ではあるわけだがね。だけれども、それだけアン
フィールドのレッズがリヴァプールの名前を世界中の人々に知らしめているっ
てことは、ちゃんと認めないといけないだろうね。もちろん、現代の世界地図に
リヴァプールの名前がしっかり載っているのは、やはりファブ・フォーによると
ころが大きい」
「ではウィラルはどうか? アメリカ人やケニア人はもちろん、イタリア人にわ
かってもらうのでさえ、くどくて遠回りな説明を強いられるだろうね。『フェリー・
クロス・ザ・マージーって歌があっただろう? そうそう、それにリヴァプールか
ら乗るとだね、行き着く先がそこなんだよ』なんて感じで」
「ウィラルは、住むには最高のところだよ。ここでの暮らしは、私にとってはとて
もハッピーだ。『プラスティック・スカウサー』なんて揶揄されて頭にくる時はある
にせよね」
「誰も、ウィラルの名前を消してしまおうと言っているわけではない。リヴァプー
ルと一緒になれば、世界的な知名度を簡単に手にすることが出来るというだ
けだ。お金ではとても買えないほどのね」
「リヴァプールのアイデンティティは、国際的には好意を持たれているが、国内
ではそうではないからね。対岸の我々を取り込んで再生を図れば、シニカルな
評判を覆すことができるだろう」
「マーケティング的には、グレイター・リヴァプールとしてこの地域を売り込むこ
とは、グレイター・マンチェスターやグレイター・ロンドンと肩を並べることになる
だろう」
「マージーサイドという名前は、1974年にできたマージーサイド・カウンティ・カ
ウンシルにならってつけられたものにすぎない。そのカウンシルは12年後に
廃止されたわけだが、その時点でさえ、公式にマージーサイドという名前を
使っていたのは、警察署や消防署のようなところだけだった」
「場所や規模に関係なく、どのカウンシルもメリットがあるはずだ。ノウズリーや
セフトンはこれまでとさほど変わらないかもしれないが、しかし、もしあなたが
ブートルやハイトンに住んでいるのなら、これはリヴァパドリアンになれる絶好
のチャンスだ。こういった現実を歓迎しない手はないだろう?」
「キャピタル・オブ・カルチャーのタイトル争いに勝てたのは、我々の地域全体
の人々の努力があってのものだ。カウンシルの境界で言うところの『ザ・シ
ティ』だけでやっていたら、おそらく負けていただろう」
「我々のこの地域が巨大な共同体であるならば、ストロングでポジティヴで覚
え易くてワールド・ワイドなブランドの名前を手にすることに躊躇する必要はな
いはずだ」
「リヴァプールは今、全盛期を迎えようとしている。関わりのある人間全員が、
その名前の恩恵を受けるべきだ。カウンシル・タックスの納付先がデール・スト
リートの税務署か別の税務署かなんてことには関係なくね」
「2008年が本当に楽しみだ。ウィラリアンである私は、これから旅行で人に会
うたびに、喜んで『ヨーロッパのキャピタル・オブ・カルチャー、リヴァプールから
来たんですよ』と言って回るだろう」
8月6日(水) ------------------------------------------------------
【冷静さよりも闘争心】
3日にアムステルダムで行われた親善試合で、リヴァプールはガラタサライに
2−1で敗れました。
リヴァプールのゴールは、Emile Heskey によるものでした。
この試合でリヴァプールは6枚のイエロー・カードを受けました(ガラタサライは
0)。中でも、Steven Gerrard は途中出場にも関わらず2枚のイエロー・カード
で退場処分を受けています。
監督の Gerard Houllier は翌4日、それでもジェラードに丸くなってほしいとは
思わないと語っています。
「私はスティーヴィーのことをよくわかっているからね、彼の味方だ。日曜の
ゲームではかなり挑発されていたが、私は彼の性格を変えたいとは思ってい
ないよ」
「有名であるが故に、彼は常に挑発の対象となっている。もちろんもっと冷静
になってくれればという気持ちはある。だが、闘争心を削ってまでそうしてほし
いとは思わない」
「今回のことについて、彼と話してみるつもりだ。正しい振る舞いでなかったこ
とは、彼自身もよく分かっているだろう。だがこれは人間のやるゲームだから
ね。彼を非難するつもりはまったくないよ」
8月8日(金) ------------------------------------------------------
【アトランティック・タワー再生】
リヴァプールの名物ホテル Liverpool Tower
Thistle Hotel が、160万ポンド(
約3億1500万円)をかけた大規模な改装工事に取り掛かりました。
改装のメインは、1972年のホテル開業以来初めてとなる、外壁の塗り替え
です。
このホテルは最初 Atlantic Tower という名前で、船の舳先のような形をしたユ
ニークなシェイプで有名です。
12階建てで226のベッドルームを備えるタワー・シスルの外壁の塗り替えに
は、750リットルのペンキが必要です。ペンキ代だけで、3万ポンド(約590万
円)のコストがかかるそうです。
すべての改装工事は、2週間のうちに終了する予定となっていますが、ホテル
内の Tradewinds Bar をはじめとする各施設もこれから改装の対象となるよう
です。
ホテルのメンテナンス・マネージャー Bill Murph
の話です。
「最終的にはですね、バーやレストランも含めて、このビルディング全体を改装
するつもりですよ」
【原爆の日】
8月6日、St John's Gardens で、広島と長崎の原爆忌にあわせたセレモニー
が行われました。
このセレモニーは、平和キャンペーン団体 CND
が主催したものです。
出席したリヴァプール市長 Ron Gould は、ガーデン内のヒロシマ・メモリアル・
ストーンに花束を捧げました。
1945年8月6日、「リトル・ボーイ」と名付けられた原子爆弾が広島上空で爆
発し、およそ14万人の人々が殺されました。
その3日後には、「ファット・マン」という名前の別の原子爆弾が長崎に投下さ
れ、4万人もの人間の命を一瞬にして奪いました。
リヴァプール市長の話です。
「私たちは、広島と長崎のことを決して忘れてはなりません。そこで人々が受
けた苦しみも」
ウエスト・ダービーの議員 Bob Wareing は、こう語りました。
「これからの世界を、より平和で思いやりのあるものに導いて行くことは、人間
としての我々の義務であります」
CND のチェアウーマン Carol Naughton の話です。
「今や、核の軍備縮小は世界の最優先の課題です」
8月9日(土) ------------------------------------------------------
【ヒーピアの自信】
フィンランド代表でアンフィールドのスキッパー
Sami Hyypia が、今シーズンの
リヴァプールは充分に優勝を狙えると語っています。
「理想は高いよ。今シーズンはうまく行くと確信してる。もちろん、プレミアシッ
プで優勝するのも充分可能だろうね。昨シーズンはすごく勉強になった。あれ
でかなり成長したと思う」
「(新加入の) Steve Finnan と Harry Kewell
は、2人ともプレミアシップでの実
績があるプレイヤーだ。まだトレーニングの期間だけど、彼らのレヴェルの高
さは一目瞭然だね」
「彼らと話したんだけど、2人ともここに来れてとても嬉しいって。チーム・スピ
リットは最高の状態だ。そういうのって、グッド・サインだよね」
リヴァプールの今季開幕戦は、新生チェルシーです。チェルシーはこのシーズ
ン・オフに、100億円以上もつぎ込んで Damien
Duff や Juan Veron 、Joe
Cole などの有力選手を次々と補強しました。
「シーズンのスタートがすごく楽しみなんだ。チェルシーが大枚はたいて何をし
ようが自由だと思うよ。僕は自分のゲームに集中するだけだ。どうやって彼ら
と戦うかってことにね」
「うちのストライカーたちは絶好調だよ。みんな自信満々だ。特に
Emile はプ
レ・シーズンでゴールを量産してるね。この調子のままでシーズンを迎えてほ
しいね」
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●スカウスハウス・ニュース
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【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。
【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。
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