「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World  No. 133
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                 2004年1月20日発行
 http://scousehouse.net

___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◆INDEX◆◇

●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2004年1月14日〜1月17日>
●スカウスハウス・ニュース / 「留学生募集中」 「ビートルズ・ガイドツアー」
                      「スカウスハウス・ツアー」 「原稿募集中」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●フロム・エディター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このところずっと、ビーチ・ボーイズを聴いています。えーと、かれこれ3週間で
す。
お正月休み用にと、中山康樹さん著の「ビーチ・ボーイズのすべて」(えい文庫)
を買ってしまったのが運のつきでした。この本、ビーチ・ボーイズの残した353
曲全部に、1曲につき1ページを公平に割り振って解説をつけてしまったという
たいへんな労作なのですが、中山さんのコメントにいちいち、「そうかそうか、そ
うだったのか!」と感激したり、「そうだそうだ、その通りだ!」と激しくうなずいた
りしながら、家にあるビーチ・ボーイズのレコードやCDをひっぱり出して聴き続
けています。
ほとんど毎日のようにこれをやっていて、なんだか馬鹿みたいですが、でもまっ
たく飽きません。

ビーチ・ボーイズ、素晴らしいです。
繊細で美しくて楽しくて切なくて、胸がぎゅう〜っとなります。そういえば、英語に
は「切ない」にあたる言葉はないそうですね。ためしに今、和英辞典を引いてみ
たら、painful とか sad などと書いてありました。おいおい、ぜんぜん違うじゃあ
ないか。まあでも、言葉はなくても、きっと「切ない」に相当する感情はあるんで
しょうね。それとも、ビーチ・ボーイズで切ながっているのは日本人だけなんで
しょうか?

まあとにかくそんなわけで、我が家のビーチ・ボーイズ・ブームはまだまだ続き
そうです。うちの妻はほとほとうんざりしているようではありますが…。

● ● ●

「 Pubzine 」で購読されている方へのお知らせです。

「無料メールマガジン配信サイト Pubzine 」のサービスは、2月9日で終了となり
ます。
引き続きこのNLWの購読をご希望の方は、お手数ですが、別の配信サービス
へご登録いただきますよう、お願いいたします。
以下に、「スカウス・ハウス」ウェブサイト内の購読案内ページをお知らせしてお
きます。
 http://scousehouse.net/magazine.htm

● ● ●

「 melma! 」で購読されている方へのおわびです。

こちらの設定ミスにより、先週の第132号の配信が、1日遅くなってしまいまし
た。すみません。

                                 Kaz  (20/01/'04)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●リヴァプール・ニュース <2004年1月14日〜1月17日>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1月14日(水) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
10日、アウェイでフルアムと対戦したエヴァトンは、2−1で負けています。
ゴール・スコアラーは、Kevin Kilbane (81分)でした。

試合後の David Moyes 監督の話です。
「信じられないよ、これだけのゲームをして、何も得られないなんてね。ハーフタ
イムの前の2分間と後の1分間、それ以外の時間帯は我々がゲームを支配し
ていたというのに」
「我々は終始攻め続けたわけだが、やはり前半に2,3点取っておかないといけ
なかったね」
「今日はかなり苦戦するだろうと思っていた。だが、我々のパフォーマンスその
ものは勝利に値するものだったと思うよ」

同じく10日、ホームにアストン・ヴィラを迎えたリヴァプールは、ヴィラのディフェ
ンダー Mark Delaney のオウン・ゴール(36分)によって得た1点を守り切り、
1−0で勝ちました。
このゲームでは、怪我から復帰した Michael Owen が3ヶ月ぶりに先発出場を
果たしています。

試合後の Gerrard Houllier 監督の話です。
「プレイは決して良くなかったが、良くファイトしたと思う。団結していたし、メンタ
ルなスタミナも充分だった」
「今日は少し心配していたんだ。あのチェルシーでの試合で選手たちはかなり
消耗していたから。そのとおりの結果になった」
「ヴィラのプレッシャーは凄まじかったね。我々は何とか全員で守り切ることが
できた」
「マイケルが戻って来てくれて本当に嬉しい。彼自身もハッピーだろうね、やっと
プレイできるようになったんだから。後半の途中で下げたのは、3週間もゲーム
から遠ざかっていたことを考慮しての判断だ。これから1週間はゲームがない
から、じっくり調整することができるね」

11日現在のリーグ順位は、リヴァプールが32ポイントで5位、エヴァトンが24
ポイントで12位となっています。

1月15日(木) ----------------------------------------------------
【スーパー・スリマー・ビーグル】
6ヶ月間で6キログラム のダイエットに成功したリヴァプールのビーグル犬
Megan が、Canine Slimmer of the Year に選ばれました。
11日に行われた表彰式で、ミーガンちゃんと飼い主の Janine Skelton には、
2000ポンド(約40万円)分のホリデイ・クーポンと1年分のドッグ・フードが贈ら
れました。

ミーガンちゃんは7歳で、白と黒の模様を持つメス犬です。
痩せる前の彼女の体重は、18.6キログラムもあったそうです。これは、ビーグ
ル犬としての理想体重の上限よりも4キログラムのオーヴァーでした。関節炎を
患って足が不自由になったことが、肥満を招いたのだそうです。
そしてミーガンは、コンテストのオーガナイザーである Hill's Nutrition 社のダイ
エット食と、エクササイズによってスマートな犬に変身しました。
今の彼女の体重は、12.6キログラムです。なんと、全体重の3分の1にあた
る、6キログラムの減量に成功したのです。

St Helens College の講師をしている30歳のスケルトンさんは、こう話していま
す。
「体重が減って行くにつれて、ミーガンはどんどんハッピーになって行ったわ」
「関節炎だって完全に治ってしまったのよ。治療したわけじゃないのに。賞のお
かげで、素敵なホリデイを持てそうだわ。戻って来る頃には、ミーガンがもっと
元気でヘルシーな犬になってたらいいな」

1月16日(金) ----------------------------------------------------
【イングランド・FAカップ3回戦】
13日に行われたFAカップ3回戦の再試合で、ディヴィジョン2(3部相当)のトラ
ンミア・ローヴァーズが、延長の末プレミア・リーグのボルトンに1−2で勝ちまし
た。
アウェイでの試合でしたが、トランミアは82分に Eugene Dadi のゴールで先制
し、90分に同点とされたものの、延長に入ってすぐの91分に Iain Hume が勝
ち越しゴールを決めました。

試合後の Brian Little 監督の話です。
「90分を終えた時は、うちの選手たちはみんな疲れていたし、落ち込んでいた。
ぎりぎりのところでボルトンに追いつかれてしまったからね」
「だが私は絶対に負けるはずがないと思っていた。選手たちにもそう言って鼓
舞したんだ。そうしたらイエインがポンとゴールを決めてくれた。そしてその後も
よく守り切った」
「同点になった時に、ボルトンは勝ったと思ったろうね。すごく喜んでいたから
ね」

先制点を決めた時、ダディは、ユニフォームをたくし上げて喜びを表現しました。
彼のアンダーシャツには、怪我で欠場中のチームメイト、Simon Haworth の名
前と背番号が書かれていました。
ダディは翌日こう話しています。
「全員がサイモンの怪我を心配してるんだよ。彼はチームになくてはならない存
在だから。昨日の勝利は、彼に捧げるものだよ」
「最初の試合でいい戦いが出来てたから、結構自信はあったよ。先制した時は
これでイケルと思ったんだけどね、でも点を取られて振り出しに戻ってしまった。
勝つことが出来て本当に満足している」
「僕ら、ここ数週間はあんまり調子よくないけど、これがいいきっかけになってく
れるといいね」

決勝点を決めたカナダ人ストライカー、ヒュームはこう話しています。
「1日も早くサイモンに戻って来てほしいと、みんなが思ってる。彼がいない間、
ベストを尽くしてプレイするつもりだよ。彼のためにね」
「ユージンはシャツに “Haworth 9” と書いてるのを見せてたよね。僕らはサイモ
ンに、どれだけ彼のことを思っているかを知ってほしかったんだ」
「僕にとっては久しぶりのゴールだった。昨日は親父とお袋がスタンドに観に来
ていたんだよ。僕がトランミアでゴールを決めるのを親父が見たのは、これが
初めてなんだ。すごく嬉しいよ。これからもみんなで一生懸命ファイトするだけだ
よ。カップ戦であろうがリーグ戦であろうが、すべてのゲームでね」

ヒュームはまた、ボルトンのリーボック・スタジアムに駆け付けた2700人ものト
ランミア・サポーターにも感謝しています。
「ファンの応援はブリリアントだった。ゲームの間中、1秒も休まず応援が聞こえ
てたからね。彼らのためにも、勝てて本当によかった」
4回戦は、同じディヴィジョン2のチーム、ルートンとの対戦となります。今月24
日、アウェイでの試合です。

1月17日(土) ----------------------------------------------------
【悲しい誕生日】
14日、Lauren Duffy ちゃんは、7歳の誕生日を迎えました。
しかし、彼女がケーキのろうそくを吹き消す時、大切な人の顔がひとつ、足りま
せん。
父親の Chris は、昨年4月に飲酒運転の車にはねられ、死んでしまったので
す。自宅近くのパブから家に帰る途中のことで、クリスは38歳でした。

レインヒルに住む、ローレンと母親の Sandra (37歳)、そしてローレンの妹の
Amy (2歳)は、ドライヴァーに向けて、飲酒運転の危険性や残酷さを訴えてい
ます。
マージーサイドでのクリスマス期間の飲酒運転は、例年よりも減ってはいました
が、それでも、ゼロになったわけではありません。

サンドラはこう語っています。
「私たちの生活は、あれで目茶目茶になってしまいました。子供たちは、なぜ父
親が死ななければならなかったのかをまだ理解できていません」
「私だって、この事実を受け入れるのに毎日一所懸命なんです。でもそれがと
ても難しくて。私たちの暮らしている村で起こったことですし」
「今でも憤りを感じます。検死とか何とかで、私たちはクリスを埋葬するのに4週
間も待たされました。その挙句、2度とクリスの顔を見ることができなかったん
です」
「私が最後に見た彼の姿は、いっぱい管を繋がれている姿でした。そんなのい
い思い出にできるはずありません」

クリスの葬式には、400人以上の人々が参列しました。
サンドラは続けます。
「私たちはハッピーな家族でした。彼はパーフェクトな家庭人でした。私たちのた
めに本当に一所懸命働いてくれて。でも、誰かが馬鹿なことをしたおかげで、何
もかも終わってしまったんです。クリスはパブでたった1杯だけ飲んで、家に帰
るところだったんです」
「いちばん辛かったのは、子供たちにお父さんはもう戻って来ないのよと言って
きかせなければならないことでした」
「私たちにも、いろんな将来の計画がありました。でももうすべてが粉々になっ
てしまいました」

クリスをはねて死なせたドライヴァーは、懲役6年の判決を受け、服役していま
す。
サンドラは付け加えます。
「毎日毎日、朝起きるたびに、辛い現実を嫌と言うほど思い知らされます」
「飲酒運転をする人間は、最低の最低です。人の人生を目茶目茶にするかもし
れないってことを、よく考えてほしいのです」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●スカウスハウス・ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/study/index.htm

【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm

【スカウスハウス・ツアー】
「スカウス・ハウス」では、来年8月にリヴァプールで開催される「インターナショ
ナル・ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・ツアー」を企画し、
参加者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセットになって
いる、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
さらに、ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評です。
リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最大のビートルズまつり」を、ひ
とりでも多くの方に楽しんでいただければと願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー2004」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm

【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。

___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World  No. 133
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                    毎週火曜日発行

◇◆ 編集・発行 ◆◇

SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)

【ウェブサイト】 http://scousehouse.net
【Eメール】 info@scousehouse.net

ご意見・ご感想・ご質問などをお寄せください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
無断での転載を禁じます。    Copyright(C) 2001-2004 Scouse House