「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World No. 134
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2004年1月27日発行
http://scousehouse.net
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◇◆INDEX◆◇
●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2004年1月20日〜1月24日>
●スカウスハウス・ニュース / 「ウェブサイト更新ニュース」 「留学生募集中」
「ビートルズ・ガイドツアー」 「スカウスハウス・ツアー」 「原稿募集中」
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●フロム・エディター
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今週の土曜日、プレミアシップでリヴァプールとエヴァトンが激突します。
なんでも、これが170回目の「マージーサイド・ダービー」になるのだそうです。
170回目。ちょっと気の遠くなるような歴史ですよね。
エヴァトンは今年でちょうど125周年。リヴァプールは1892年創立だからえー
と、112年ということになりますね。
そうです、ご存知の方も多いでしょうけれど、現在では圧倒的に知名度の高い
リヴァプールの方が、エヴァトンよりも後に出来たわけです。
現在リヴァプールが使っているアンフィールド・スタジアムは、元々はエヴァトン
のグラウンドでした。しかし112年前、スタジアムの使用料を巡る対立が原因
で、エヴァトンは近所のグッディソン・パークに引越して行ったのです、そしてア
ンフィールドのオーナーは、何人か残った選手やスタッフを元に、すぐさま新し
いクラブを作ってしまったというわけなのです。
面白い話だと思いませんか?
両チームのファン同士が犬猿の仲なのは、こういう歴史的因縁にも原因があ
るのかもしれませんね。
「お前たちが使ってるグラウンドは俺たちのお古じゃねえか」
これは、エヴァトニアンがレッズ・ファンに贈る野次り文句の定番なのだそうで
す。
グッディソンだって、今となってはもうほとんど古代遺跡並みっていうくらいに古
いんですけどね。
今週のダービー・マッチは、そのアンフィールドで行われます。
ファンも選手も、シーズンでいちばんアツくヒートアップするこの一戦、楽しみで
すね。
いつかナマで観てみたいなあ…。
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Kaz (27/01/'04)
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●リヴァプール・ニュース <2004年1月20日〜1月24日>
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1月20日(火) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
17日、ホームに今シーズン好調のチャールトンを迎えたエヴァトンは、0−1で
黒星を喫しました。
試合後の David Moyes 監督の話です。
「あれ以上のプレイを要求するのは酷だと思う。ボールの支配率も、クロスを上
げた数も、チャンスを作った数も、我々の方が上回っていた。ただ、ゴールに
ねじ込むことだけができなかった。別の日なら勝てているはずだ」
「うちの選手たちはハードに戦ったよ。だがチャールトンは本当に強い。さすが
4位につけているだけのことはあるね」
同じく17日、アウェイでトテナムと対戦したリヴァプールは、1−2での敗戦でし
た。
ゴール・スコアラーは、Harry Kewell (75分)でした。
19日現在のリーグ順位は、リヴァプールが32ポイントで6位、エヴァトンが24
ポイントで14位となっています。
1月21日(水) ----------------------------------------------------
【ミシュラン・アワード】
リヴァプールのレストラン Simply Heathcotes が、最新の Michelin Guide で、
Bib Gourmand アワードを獲得しました。
「グッド・グーマンド賞」は、良心的な価格でグッド・フードを提供するレストランを
対象にした賞で、英国で選ばれたのは、わずか21店だけでした。
権威あるミシュラン・ガイドに推薦されたのは、リヴァプール初の快挙となるの
だそうです。
ストランドにあるシンプリー・ヒースコーツのオーナーシェフ、Paul Heathcote の
話です。
「およそどんなレストランでも、いつかはミシュランに賞を貰えたらって望んでま
すよ。それに、自分の仕事を正当に評価されるのも嬉しいものです。うちはリ
ラックスした雰囲気で、ほとんどカジュアルな感じでやっていますから、『グッド・
グーマンド』はまさにぴったりのアワードだと思います」
「うちはいつもたくさんのお客さんに来ていただいていますし、みなさん喜んでく
ださってます。オープン以来3年間、一所懸命に働いてきた私たちのチームに
とっては、最高のご褒美になりますね、この賞は」
「これまでこの街は、クラブやミュージアムやTVドラマ関係では有名なものがた
くさんあるものの、レストランはあまり知られていませんでした。でも、これが起
爆剤のようなものになればと思っているんです」
「グッド・グーマンド」は、3ッ星の格付けで有名なミシュラン・ガイドが2000年
に新設したカテゴリーで、£25(約4900円)を超えない料金でいかに充実した
3コース・ミールを供給しているかが評価の対象となります。
シンプリー・ヒースコーツのジェネラル・マネージャー、Gary Scott はこう話して
います。
「味だけでなくて、料金がリーズナブルであることも同時に認められるなんてね、
いい賞ですよね」
1月22日(木) ----------------------------------------------------
【リトル・ヒーロー】
Paul Wiggins は、息子の Grant を抱きしめて、「この子のおかげだ」としみじみ
と語ります。
カークビーの自宅で倒れたポールを助けたのが、8歳のグラントくんだったので
す。
32歳のポールには、グラントくんを筆頭に小さな子供が5人もいます。
先週の土曜日の朝、奥さんの Sharon (28歳)が買い物に出かけている間に
子供たちの面倒を見ていたポールは、突然発作を起こして床に倒れました。
Cherryfield 小学校に通うグラントくんは、「動かさずにそっとしておいて助けを
呼ばなければ」と判断しました。
そして彼は隣の家のドアを叩き、出てきた婦人に救急車を呼んでほしいと頼ん
だのです。
グラントくんはこう言います。
「父さんが倒れたのを見て、助けを呼ばなきゃって思ったんだ」
「それで、隣の家まで全速力で走って行って、おばさんに救急車を呼んもらった
んだ」
ポール自身は、その時のことを何も憶えていないそうです。
「僕はキッチン・テーブルに座ってて、周りを子供たちが走り回ってて…。で、気
がついたら僕は病院のベッドに寝ていて、周りにはドクターやナースがいた」
病院でポールは、彼の幼い子供がいかに勇敢な働きを見せたかを聴かされま
した。
「グラントのことをすごく誇りに思う。たぶんあの子にとってはゾッとするようなこ
とだったと思うけど、ちゃんとやるべきことをやってのけたんだからね、あんな
に小さいのに」
「グラントは本物のヒーローだよ」
ポールはこれまで、てんかんの発作を起こしたことはありませんでした。
救急車で運ばれた Fazakerley Hospital で彼は、検査を受け、1日入院しまし
た。
Mersey Ambulance Service のスポークスマンの話です。
「このちっちゃな子供が、実に模範的な対処をやってのけたなんてね。リトル・
ヒーローですよね」
1月23日(金) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
21日、ウォルヴァーハンプトン対リヴァプールの試合が、ウルヴズのホーム、
モリニュー・スタジアムで行われました。約1ヶ月前に、ピッチ・コンディションの
不良により延期になっていたものです。
リヴァプールは、Bruno Cheyrou のゴール(42分)でリードしていましたが、ウ
ルヴズの Kenny Miller に終了間際に劇的な同点ゴールを決められてしまい、
ドローに終わりました。
22節を終えてのリヴァプールの順位は、33ポイントの5位です。4位のチャー
ルトンとのポイント差は、4です。
怪我による離脱から久々の復帰を果たしたキャプテン Steven Gerrard が、
ゲーム翌日にインタヴューに答えています。
「ハーフタイムまでは何もかもがパーフェクトだったんだけどね、後半はパ
フォーマンスがストップしてしまった。いったい何が起こったんだか、わけが分か
らないくらいだよ」
「たぶん、守りに入りすぎたんだと思う。1−0で乗り切ろうという意識が強かっ
たのかな。戦術とかの問題ではなくてね。チームとしてのメンタルな部分が、何
とか抑えきることにいっぱいいっぱいだったんだと思う。後半は押されっぱなし
だったからね。それで結局、押し切られてしまった」
「確かに、2ポイント損してしまったと思う。勝てるゲームだったし、勝たなけれ
ばいけないゲームだった。同点にされる前にも、引き離すチャンスがあったん
だから」
16ゲームを残し、チャンピオンズ・リーグ出場圏の4位を確保するには、リヴァ
プールはもうこれ以上負けられません。
しかし、まだパニックになるには早すぎるとジェラードは言います。
「チャールトンとのポイント差はあんまり気にしていないんだ。最後には絶対僕
らがチャンピオンズ・リーグに行くんだと思ってるから。チャールトンとも(リヴァ
プールとポイントで並ぶ)ニューカッスルとも、これからアンフィールドであたる
わけだからね、まだまだチャンスはあるよ」
ウルヴズとのゲームでジェラードは、元リヴァプールのキャプテンで現在はウル
ヴズのキャプテンを務める Paul Ince と激しく衝突しました。インスは、ジェラー
ドが今背負っているレッズの17番の前任者でもあります。
「ポール・インスが、PKを貰おうと思ってわざと倒れたと思ったから。PKにはな
らなかったけどね」
「まあああいうのはゲームではよくあることで、その場限りのことだよ。今は何と
も思っていない。僕ら、ゲームが終わった時はシャツを交換したしね。何も問題
ないよ」
1月24日(土) ----------------------------------------------------
【男は不要】
リヴァプールのレズビアン・カップルに、赤ちゃんが誕生しました。
もちろん、2人の間に出来た子供ではありません。なんと、インターネットで精子
を購入しての妊娠でした。
Liverpool Women's Hospital で生まれた赤ちゃんは、男の子でした。
出産したのは、ブートルに住む26歳の Jaime Saphier です。彼女にとって初め
ての出産でした。
赤ちゃんは今週の火曜日(20日)に、帝王切開により誕生しました。体重は6
ポンド8オンス(約2800グラム)でした。名前はまだ決まっていません。
出産に付き添ったジェイムの母 Susan (47歳)は、「ほんとうにハラハラしまし
たわ」と Daily Post 紙に語りました。彼女によると、母子ともに元気だそうです。
「ジェイムは『あたしがお母さんだなんて信じられない』って言ってましたね。私
はあの子に、あんたを愛してるわ、あんたがお母さんになれて誇りに思うわ、っ
て言ってやったんですけど」
「赤ちゃんはもうほんとうに可愛らしくてね。孫をこの腕で抱くのってほんとにワ
ンダフルでしたわ。ちっちゃな手と指でね、ゴージャスっていうかパーフェクトっ
ていうか、この子の面倒をみれると思うと、もう嬉しくって仕方ないんですよ」
スーザンは、特に孫を望んでいたわけではなかったそうですが、娘たちカップ
ルの「子供を持ちたい」という決心を支持しました。
「『そんなの間違ってる』って言う人は多いでしょうね。でもあの子たちはどうして
も子供がほしかったんです。きっと大事に育ててくれるでしょう」
インターネットで精子が売買され、そして妊娠まで至った今回のケースは、英国
で最初の数例のひとつなのだそうです。
ジェイムとパートナーの Sarah Watkinson (29歳)は、精子ドナーの斡旋料とし
て、ウェブサイト Man Not Included に1500ポンド(約30万円)を支払いまし
た。
このウェブサイトに申し込みをした精子提供希望者は、データベースを閲覧し、
人種や目の色、身長や体重、その他の特徴などを吟味した上でドナーを選ぶ
ことができます。そしてマッチする提供者が決まった後で、新鮮な精子が女性
の元に届けられます。女性は、「自宅用受精キット」を使って、自分で受精させ
るのだそうです。
このオンライン・サーヴィス「マン・ノット・インクルーデッド」は、子供を持つことを
願うシングルの女性やレズビアンたちの需要に応えるために、1年前にスター
トしました。以来、精子提供を求める女性登録者は4300名以上にものぼり、
匿名の男性ドナーの数は6700名を超えています。
「マン・ノット・インクルーデッド」によると、厳しいメディカル・テストと経歴調査を
パスした男性だけが、ドナーとして登録されるということです。
「マン・ノット・インクルーデッド」の創設者 John Gonzalez は、人間の弱みに付
け込んだ商売ではないかという批判に対し、こう答えています。
「誰にも子供を持つ権利があるのです。私たちが提供しているのは、人々に喜
んでいただけるサーヴィスなのです」
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●スカウスハウス・ニュース
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【ウェブサイト更新ニュース】
「スカウスハウス通信販売」の「シャツ&布製品」ページをリニューアルしました。
オーダーをお待ちしております。
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【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/study/index.htm
【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm
【スカウスハウス・ツアー】
「スカウス・ハウス」では、来年8月にリヴァプールで開催される「インターナショ
ナル・ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・ツアー」を企画し、
参加者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセットになって
いる、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
さらに、ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評です。
リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最大のビートルズまつり」を、ひ
とりでも多くの方に楽しんでいただければと願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー2004」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm
【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
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