「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World No. 143
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2004年3月30日発行
http://scousehouse.net
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◇◆INDEX◆◇
●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2004年3月22日〜3月27日>
●スカウスハウス・ニュース / 「ウェブサイト更新ニュース」 「留学生募集中」
「スカウスハウス・ツアー」 「ビートルズ・ガイドツアー」 「原稿募集中」
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●フロム・エディター
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昨日から、アイルランドでは、屋内の公共スペースでの喫煙が全面禁止なった
のだそうです。
職場や公共施設はもちろん、レストランやパブでも、煙草を吸うことができなくな
りました。違反者には約40万円の罰金が科されるとか。
英国もですが、アイルランドも、スモーカーの多い国という印象があります。
僕は一度だけ、観光でダブリンとゴールウェイを訪れたことがありますが、やは
りいくつかのパブでケムたい思いをした憶えがあります。
きっと反対意見は多かったのではないかと予想しますが、いやこれは素晴らし
い。画期的な法律だと思います。煙草の煙が苦手な僕としては、「えらい! よ
うやった!」と拍手してあげたい気持ちです。
ノルウェーでも同様の法案が議会を通過しているそうですし、オランダをはじめ
欧州各国でも追随の動きがあるそうです。
実はリヴァプールでも、“Smokefree Liverpool” というキャンペーンが現在熱心
に展開されています。
「2008年までに公共のスペースでの喫煙を全面禁止にしよう」というこのキャ
ンペーンが成功すれば、リヴァプールは「英国で最初の禁煙都市」の栄誉に輝
くことになります。これにはぜひ期待したいです。
すでに禁煙に踏み切ったパブの数も増えているそうですし、再来週にバーケン
ヘッドにオープンするパブ Latin Quarter は、店の内部がスモーカー用とノン・
スモーカー用とに完全に分離されたつくりになっていて、入り口もちゃんと2つあ
るそうです。
さて、わが日本はというと、まだまだ立派な喫煙大国ではあることは確かです
が、それでも少しずつ良くなっているように感じます。昨年施行された健康増進
法の効果も、確実にあると思います。この調子で行ってもらいたいものです。
家を1歩出た瞬間から帰って来るまで、誰かが吸っている煙草の煙に始終気を
付けていなくてはならない生活って、ほんとうに疲れますもんね。
Kaz (30/03/'04)
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●リヴァプール・ニュース <2004年3月22日〜3月27日>
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3月22日(月) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
エヴァトンは、20日にレスター・シティとアウェイで対戦しました。
41分に Duncan Ferguson が2枚目の警告を受けて退場になり、試合の半分以
上を10人で戦うという苦しい展開となったエヴァトンでしたが、75分に Wayne
Rooney のゴールで先制しました。しかし残留争いをしているレスターは諦めず、
ロスタイムに Marcus Bent が同点ゴールを決め、1−1の引き分けに持ち込み
ました。
試合終了後の David Moyes エヴァトン監督の話です。
「92分にコーナー・キックからゴールを決められるなんてね、我々にとっては無
情な結果になったね。あそこまで本当によく守っていたんだが。10人になって
から、うちの選手たちは実によくやってくれたと思う」
「10人になった後半の方が、前半よりもよかったね。ボールも支配していたし、
創造的なプレイをしていたように思う」
「(2月の)サウザンプトン戦で2ポイントを取りこぼして、今日また2ポイントを取
り損ねたわけだが、この2つには大きな違いがある。今日のはいいゲームだっ
た」
20日にホームでウォルヴァーハンプトンと対戦したリヴァプールは、エヴァトン
とは対照的な結果になりました。
0−0のままロスタイムが2分経過したところで、Steven Gerrard のコーナー・
キックから Sami Hyypia が頭で決め、1−0で貴重な勝利をもぎ取りました。
試合終了後の Gerard Houllier 監督の話です。
「どうしても欲しかった3ポイントが取れてよかった。取れなければ死に直行する
ところだった。うちはプレッシャーのかかる局面には強い。必ず結果を出してい
るね」
「今日の後半はずっとディフェンスとの戦いだった。やるだけやって、最後に報
われたね。我々は諦めずにやり通したんだ」
29節を終えてのリーグ順位で、リヴァプールがついに4位に浮上しました。エ
ヴァトンは14位です。
3月24日(水) ----------------------------------------------------
【エヴァトニアンの悲劇】
先週の土曜日(20日)、生粋のエヴァトニアンが、愛するチームの応援のため
に訪れたレスターで亡くなりました。
40歳の Bernard Murphy は、試合が行われるレスターの Walkers Stadium に
向かう途中、時速75マイル(約120キロメートル)の突風で飛ばされて来た巨
大な材木の直撃を顔面に受け、数分後に亡くなりました。
ハイトン在住のバーナードは、エヴァトンのホーム Goodison Park Stadium の
シーズン・チケットを持ち、さらにはチームの遠征先にも必ず応援に行くほどの
熱心なファンでした。
弟の John はこう話しています。
「ものすごく悲しいよ。兄貴は、フットボールと息子の John だけが生き甲斐だっ
たんだ。すごく仲のいい親子だったよ。まるで親友同士みたいな」
「兄貴はエヴァトンの試合ぜんぶに応援に行ってた。ジョンの方はレッド(リヴァ
プール・ファン)でね、こいつはリヴァプールの試合に欠かさず行ってる」
「兄貴はフットボールのコーチの才能もあったんだ。Saleno Eagles っていう10
歳未満の少年チームの監督でね、昨シーズンは3つもトロフィーもらってるんだ
よ」
「あんなにたくさん友達を持ってる人を僕は知らない。道を歩いていると必ず誰
かから声が掛かるからね」
「誰にでも、何にでも、手を貸すのを惜しまない兄貴なんだよ。本物のジェントル
マンだった」
事故が起こったのは20日の2時20分ごろで、バーナードは、友人の Mick
Matthews と彼の12歳の息子と一緒にレスターのアッパートン・ロードを歩いて
いました。
スタジアムで観戦したファンたちは、1−1のドローとなった試合のホイッスルが
鳴った後で、場内アナウンスにより、悲惨な事故があったことを知りました。
バーナードの弟のジョンは、レスターの病院に駆けつけた時のことをこう話して
います。
「現実を受け入れるのがものすごく辛かった」
「バーナードの友人のミックは、僕らが来るまでずっと病院にいてくれてた。兄に
一晩中付き添ってくれてたんだ。それだけ友だちに愛されてたってことだよね」
「母と父もベッドサイドにいて、悲しみに暮れてた。先週、父の姉を亡くしたばっ
かりなんだよ。バーナードが先頭で棺を持ったんだ」
エヴァトンは、今週末にグッディソンで行われる試合で、バーナードのために黙
祷を捧げることにしています。
エヴァトンの広報担当の Ian Ross はこう語っています。
「クラブに関わる全員が、土曜日に起きたことに深いショックを受けています。こ
のクラブを心から愛し、支えてくださっていた方が、このような事故に遭われると
は。まさに悲劇としか言いようがありません」
エヴァトンFCには、先週の土曜日以来、世界中からお悔やみのメッセージが
続々と寄せられているそうです。
3月25日(木) ----------------------------------------------------
【洗犬マシン登場】
ブートルのブリュースター・ストリートにあるガソリンスタンド Bootle Service
Station では、愛車だけでなく、愛犬も洗うことができるようになりました。
マージーサイドで第1号となる犬専用のウォッシュ・マシン、その名も“Dog
Wash”が導入されたのです。
「洗犬」価格は2ポンド(約400円)から5ポンド(約1000円)で、洗い方は、プ
ラスティックのトレイに犬を乗せて水を出すだけという、いたってシンプルなもの
となっています。
店のオーナー Murali Kamapathipillai は、こう話しています。
「2、3日前に取り付けたんです。このアイデアは好評ですよ。みなさんに気に
入ってもらってます」
「テリアのお客さんが多いですね、今のところ」
この「ドッグ・ウォッシュ」を生産しているのは、コーンウォールを本拠とする THI
UK という会社です。洗車マシンをはじめとするガレージ用機器の専門メーカー
です。
「ドッグ・ウォッシュ」は、現在すでに25台が英国内で導入されているそうです。
THI UK の Tim Robinson の話です。
「自然な流れでしたね、この商品の開発は」
「昨年の夏に売り出したんですが、すぐに人気が出ましたよ。洗車マシンに犬を
入れるなんて考えは、誰も思いつかなかったんでしょう」
「私たちにこのアイデアが沸いてきたのは、長年洗車マシンを作って来ているせ
いでしょうね。バスルームを傷めずに犬を洗うのってなかなか難しいですから
ね」
「もちろん、ホースの圧力は落としてありますよ。毛並みにはちゃんと配慮してま
す」
「洗った後は温水でリンスして、温風で乾かし、最後にブロウです」
「ドッグ・ウォッシュ」には、犬のサイズによって、「5分ウォッシュ」「10分ウォッ
シュ」「15分ウォッシュ」の、3つのヴァージョンがあるのだそうです。
3月26日(金) ----------------------------------------------------
【滑り出し快調】
ロンドンの London City Airport と、リヴァプールの Liverpool John Lennon
Airport とを結ぶフライトが誕生して1ヶ月が経ちました。
このルートを運行するベルギーの航空会社VLMは、23日に会見を行い、この
1ヶ月の搭乗者数は6169人だったと発表しました。これほど順調な滑り出し
は、同社の歴史でも過去に例のない大成功だということです。
このフライト・サーヴィスは現在は1日5往復ですが、早くも増便が検討されてい
ます。
VLMのUK担当マネージャー Titus Johnson の話です。
「この結果には非常に満足しています。当社がこれまで経験したことのないほど
の大成功です。さらには今後30日間にも、すでに他のルートを上回る予約が
入っています」
首都ロンドンとリヴァプールを結ぶフライトは、昨年 Daily Post 紙が展開した
“Fight for a Flight” キャンペーンがきっかけとなって復活しました。
ジョンソン氏は続けます。
「このフライト・サーヴィスは、デイリー・ポスト、Mersey Partnership 、そしてジョ
ン・レノン空港の協力があってこそなのです。マージーサイドのキーとなる機関
が一丸となって協力し、実現したのです」
「これまでの成功はまた、マージーサイドの企業にも支持された結果であるとい
うことができると思います」
ジョン・レノン空港のビジネス・サーヴィス・マネージャー Robin Tudor は、こう話
しています。
「まだまだスタートしたばかりですがね、私どもは、このルートの将来については
心配していません。楽観していますよ」
【ハワード氏の反省】
保守党の党首 Michael Howard が、リヴァプールの Gerard Houllier 監督を批
判した発言を、「スチューピッドだった」と語りました。
リヴァプールの熱狂的なサポーターとして知られているハワード氏は、今年の1
月、成績不振のウリエ監督を更迭してすぐに Martin O'Neill を監督に迎えるべ
きだと語り、その数日後にウリエ監督に謝罪しています。
24日午後の BBC Radio 5 の生放送でハワード氏は、サウスポートのリスナー
から、今シーズンのリヴァプールについてどう思うか、ウリエはやはり解任され
るべきと思うか、という質問を受けました。
ハワード氏の答えはこうでした。
「あれは、わたしが今までしゃべった中で最もスチューピッドなことでしょうね。今
後いっさい、リヴァプールの監督問題について余計なことは言わないようにしよ
うと思ってるんです」
「今うちは4位ですね。なんとか、かろうじてって感じですが。それに明日は大事
なUEFAカップの試合があります。実はこっそりとね、指をクロス(お祈りのおま
じない)させっぱなしなんですよ、わたしは」
アンフィールドに応援に行くとどんなリアクションを受けるかと訊かれて、ハワー
ド氏はこう答えています。
「あれを言ってしまってから、アンフィールドには行ってないんです。でも先週の
日曜日にはサウザンプトンに観に行きましたよ。あと White Hart Lane (トテナ
ムのホーム・スタジアム)にもレッズを応援に行きましたね」
「あの発言は、本来の意図とは違う形で報道されてしまったんです」
「ジェラール・ウリエにはちゃんと謝りましたよ」
ハワード氏の批判発言が報道された時の、ウリエ監督のコメントがふるってい
ました。
「私は保守党員ではないし、選挙でも投票しないことにするよ。まあ、読むぶん
には面白いエンターテイメントなんじゃないかな、こういうのは」
3月27日(土) ----------------------------------------------------
【UEFAカップ4回戦・セカンドレグ】
25日、リヴァプールは、UEFAカップ4回戦のセカンド・レグを戦いました。
相手はフランスのマルセイユで、アウェイでのゲームでした。
結果は2−1の敗戦で、ファースト・レグのスコアの合計でも3−2となり、UEFA
カップの敗退が決まりました。
リヴァプールは、15分の Emile Heskey のゴールで先制して上々のスタートを
切ったものの、36分に Igor Biscan がペナルティ・エリア内のファウルでまさか
の退場となってしまいました。マルセイユはそのPKを決めて同点にし、後半も
10人のリヴァプールを攻めて58分に勝ち越し、そのまま逃げ切りました。
翌日、リヴァプール監督の Gerard Houllier はこう語っています。
「格上のチームに3−0でやられる方がまだましだ。しかしあのレフェリーの判
定。あれは完全な誤審だ。ゲームを違うものにしてしまった。我々は10人で11
人を、いや、12人を相手にしなければならなかった」
「だがもう済んだことだ。リーグ戦の残り9試合にフォーカスしないとね」
「UEFAカップで起こったことはもう忘れよう。これから9つ、すべてカップ・ファイ
ナルを戦うつもりで望もう。生き残りを賭けてね」
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●スカウスハウス・ニュース
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【ウェブサイト更新ニュース】
新しく、「フェスティヴァル」ページを作りました。
2004年にリヴァプールやマージーサイドで行われるフェスティヴァルのリストで
す。すべてを網羅しているわけではないのですが、数はものすごく多いです。ほ
んとにお祭りが好きな街なんだなあと、あたらめて感心してしまいます。
http://scousehouse.net/liverpool/festival2004.htm
【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
します。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/study/index.htm
【スカウスハウス・ツアー】
「スカウス・ハウス」では、今年8月にリヴァプールで開催される「インターナショ
ナル・ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・ツアー」を企画し、
参加者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセットになって
いる、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
さらに、ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評です。
リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最大のビートルズまつり」を、ひ
とりでも多くの方に楽しんでいただければと願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー2004」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm
【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm
【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。
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リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World No. 143
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