「スカウス・ハウス」発行のメールマガジン
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    リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World  No. 146
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                                 2004年4月20日発行
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◇◆INDEX◆◇

●フロム・エディター
●リヴァプール・ニュース <2004年4月12日〜4月17日>
●スカウスハウス・ニュース / 「留学生募集中」 「ビートルズ・ガイドツアー」
                      「スカウスハウス・ツアー」 「原稿募集中」

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●フロム・エディター
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風邪をひいてしまいました。
今日で実に8日めです。なかなか治りません。3,4日前のピーク時に比べると
だいぶんマシなのですが、また咳も出るし、鼻や喉の具合も悪いです。
こんなに長引く風邪は、ほんとに久しぶりです。妻にもうつってしまったし、早め
に病院に行っておくんだったなあと、今頃になって後悔していますが、かといっ
て、これから行くのもなんだか間抜けなような気がします。

仕事も暇なので、ぼんやりした頭で、毎日TVを観ました。
僕は日頃からスポーツとニュースしか観ないのですが、やはり今の時期は、ス
ポーツといえばメジャーリーグですね。NHK−BS1のMLB中継を、いつも楽し
みに観ています。
今日(これを書いているのは月曜日です)はヤンキーズが連敗脱出。松井選手
もシブいタイムリー・ヒットを打ちました。試合には負けたけれど、昨日のシリン
グ投手(レッド・ソックス)との対決も実に見ごたえがありました。
そして開幕からいきなり泥沼にはまってしまったマリナーズも、やっと本来の調
子を取り戻しつつあるようで、これからが楽しみです。

ニュースの方は、イラクの人質事件一色、という感じでした。
最初は人質になった方々やその家族に対して同情的だった報道が、徐々に変
化し、最後にはバッシングに近いようなニュアンスになったように見えました。
解放された喜びもつかの間、一転して謝罪や反省を強要するかのようなムード
になって、あれじゃまるで犯罪者みたいだなあと思ってしまいました。
とても不思議な感じがします。違和感、と言うんでしょうか。なんだか釈然としま
せん。

3人がこわばった表情で帰国する映像を見ながら、
「欧米だったら、政府も国民もメディアも、ヒーローとして迎えるんじゃないかな
あ」
と、ぼんやりした頭で考えました。

                                 Kaz  (19/04/'04)

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●リヴァプール・ニュース <2004年4月12日〜4月17日>
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4月12日(月) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
9日にアウェイで首位アーセナルと対戦したリヴァプールは、4−2(前半:1−
2)で敗れました。
ゴール・スコアラーは、Sami Hyypia (5分)と Michael Owen (42分)でした。
アーセナルは、エースの Thierry Henry がハットトリックの大活躍でした。

試合終了後の Gerard Houllier 監督の話です。
「(前半について)たぶん我々の方が多くチャンスを作っていた。それに私には、
向こうの1点目はうちの Didi Hamann へのファウルだったように見えた」
「(後半について)25分間は辛抱しなければいけなかった。分かっていたことな
んだがね。ティエリ・アンリにひっくり返されてしまったね」
「同点になった途端、彼らは自信満々になったね。だからこそ無敗記録を更新
し続けられているんだな。実に強いチームだよ。このままプレミアシップを獲る
だろうね」

同じく9日、ホームにトテナムを迎えたエヴァトンは、3−1(前半:3−0)で快勝
しました。
ゴール・スコアラーは、David Unsworth (17分)、Gary Naysmith (24分)、
Joseph Yobo (40分)でした。

4月11日現在のリーグ順位は、リヴァプールが49ポイントの4位、エヴァトンが
37ポイントの13位となっています。
なお、リヴァプールと4位を争う5位ニューカッスルは、11日のアーセナル戦で
引き分けて、ポイントでリヴァプールに並びました。わずかに「得失点差1」でリ
ヴァプールが4位をキープしています。

4月14日(水) ----------------------------------------------------
【サマー・ポップス】
元 Atomic Kitten の Liz McClarnon が、今年の Summer Pops で Big Top に
帰ってきます。
現在はアルバムを製作中のリズですが、ソロになって初めてのステージを、故
郷のオーディエンスの前で披露することになりました。
リズのコメントです。
「初めてのステージが、故郷の大観衆の前だなんて。グレイトなパフォーマンス
をしなくちゃ」
「アトミック・キトゥンで出た去年のビッグ・トップはファンタスティックだったわ。ま
たあそこに立てるなんて、もうほんとに待ち遠しくて」

このリズのコンサートは、ポップ・シンガーの Lulu との共演となります。
ルルは、60年代から40年以上にもわたって英国の音楽シーンで活躍してい
て、5つのディケイドでヒット・チャートに登場するという快挙を成し遂げています。
つまり、60年代、70年代、80年代、90年代、そして2000年代と、変わらぬ
人気をキープし続けているのです。
今年の始めに、11年ぶりにツアーを再開したルルのコンサートは、各地でソー
ルド・アウトになっているそうです。

リズとルルのコンサートは、7月11日に行われます。

4月15日(木) ----------------------------------------------------
【プレミアシップ 03−04】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
12日にチャールトンをホームに迎えたリヴァプールは、0−1で痛い黒星となり
ました。
23本のシュートを放ちながら1点も取ることが出来なかったリヴァプールに対し、
チャールトンのシュートは、わずか5本でした。しかもゴールの枠内に飛んだ
唯一のシュートが決勝点になってしまいました。
この勝利で、6位チャールトンは4位リヴァプールに2ポイント差に迫り、念願の
チャンピオンズ・リーグ出場の可能性も見えてきました。

試合終了後の Gerard Houllier リヴァプール監督の話です。
「アーセナルとの戦いが尾を引いていたのかもしれないね。だが我々はまだ4
位だし、戦いはまだまだこれからだ。ここであきらめてタオルを投げてはいけな
い」
「我々自身の責任だ、エクスキューズなしに。良いプレイができなかった。4位を
確実にキープする絶好のチャンスを逃してしまったね」
「控え室の空気は全然ハッピーではないよ。不本意なパフォーマンスに不本意
な結果だ。不本意な今シーズンを代表するようなゲームだったね、残念ながら」

13日にアウェイでリーズと対戦したエヴァトンは、1−1の引き分けに終わりま
した。
体調不良をおして先発した Wayne Rooney のゴール(13分)で先制したエヴァト
ンでしたが、残留に向けて必死のリーズを相手に、逃げ切ることができません
でした。

監督の David Moyes の話です。
「(ルーニーについて)ゴールは決めてくれたが、ものすごくしんどそうだったね。
久しぶりのゲームだったからね、かなりバテていた。だがこれでフィットネスや
ゲーム勘が戻って来るはずだ。傷めた足や背中はまだ万全ではないがね」
「とにかくポイントが取れて良かった。今はここ(リーズのホーム、エランド・ロー
ド・スタジアム)でのゲームは特に難しいからね」
「最初は最高だったね。点も取れたし、相手をかなり苦しめることができた。い
いスタートだったわけだが、20分間だけだった。ハーフタイムのホイッスルは本
当に嬉しかった」

13日現在のリーグ順位は、リヴァプールが49ポイントの4位、エヴァトンが38
ポイントの13位となっています。

4月16日(金) ----------------------------------------------------
【追悼の日】
96人のリヴァプール・サポーターが命を落とした「ヒルズボロの悲劇」から、15
日でちょうど15年になりました。
この日リヴァプールでは、犠牲者の救済団体である Hillsborough Justice
Campaign が追悼の行進を行いました。
胸に赤いバラをつけた数百人の人々がこのイヴェントに賛同し、「ヒルズボロ・
ジャスティス・キャンペーン」の本部があるウォルトン・ブレック・ロードから、犠牲
者追悼碑があるアンフィールド・スタジアムまでの道のりを行進しました。

キャンペーンの Sheila Coleman はこう話しています。
「今日この場所に、各地からたくさんの方が集まってくださいました。追悼の気
持ちを表すためにね。本当にラヴリーですわ」

行進を終えた人々は、そのままアンフィールド・スタジアムの中に入り、追悼集
会に加わりました。
追悼集会には、およそ7000人が参加しました。
犠牲となった方々の家族がおよそ500人、リヴァプール・フットボール・クラブの
重役たち、そして St Francis Xavier 学校の合唱団も参加しました。
スタンドには、Michael Owen や Steven Gerrard など、現在のリヴァプールFC
のファースト・チームのプレイヤー全員の姿がありました。もちろん、監督の
Gerard Houllier と アシスタント・マネージャーの Phil Thompson も一緒でした。

追悼集会は、午後2時45分に始まりました。
そして午後3時6分に、1分間の黙祷が捧げられました。
1989年の4月15日、FAカップ準決勝の対ノッティンガム・フォレスト戦で満員
の観客席が崩れ落ちるという悲劇が起きた時間です。

Hillsborough Family Support Group のチェアマンであり、ヒルズボロの悲劇で
19歳の Sarah と15歳の Victoria の2人の娘を失った Trevor Hicks が最後の
スピーチを行いました。
ヒックス氏は、この日を最後にチェアマンを退き、Phil Hammond に後を託しま
す。
ハモンド氏は、14歳だった息子 Philip をヒルズボロで亡くしています。

リヴァプールのアンセムである “You'll Never Walk Alone” が流れる中、犠牲者
一人ひとりの名前が呼ばれ、キャンドルに火が灯されました。

各宗派を代表して、Desmond Powell 神父、Julie Fleming 師、そして Derek Bibb
師が祈りの言葉を読み上げました。

ハモンド氏は、セレモニーの後でこう語っています。
「素晴らしかったですね。私の知る中では、最も多くの方が参加してくださいまし
た」
「15年が経っても、この街の人々は忘れていないっていうことですよね。こんな
に凍えるような寒い日でも、私たちをサポートするためにスタンドにじっと座って
くださるなんて」
「マージーサイドでは、ヒルズボロは今でも大きな出来事なんです。犠牲者の家
族だけではなく、この地域の人々全員にとってです。あのことがあってからずっ
と、本当にたくさんの方々が私たちを支えてくださっています」
「みなさんが来てくださる限り、私たちはこの集会を続けます」
「あのヒルズボロで、実際にどんなことが起こったのか。真実と正義のために、
私たちはこれからも調査を続けます」

4月17日(土) ----------------------------------------------------
【ロックでオペ】
Hospital Doctor 誌が行った調査によると、マージーサイドで行われる外科手術
の最中には、ロック・ミュージックがかけられることが多いようです。
ノリノリのロックン・ロールとシリアスな外科手術。ミスマッチなような気もします
が、職業的にあまり似つかわしくないとか、聴くのならクラシックだとかいう意見
は、もう古いのかもしれません。

ウィラルの Arrowe Park Hospital の外科医 Stephen Blair は、ポップ・ミュー
ジックは、手術チームにも患者にも大いに役に立っていると言います。
ヘズウォール在住で3人の子供の父親でもある、49歳のブレア氏の話です。
「まあその時手術室にいるスタッフの好みにもよるけど、流行のやつが多いな。
Avril Lavine とか The Darkness とか、Pink とか」
「心臓が縮むような作業がたくさんあるからね、音楽は必要なんだよ。手術室を
リラックスさせるのにいいんだ」
「それに患者だって音楽が好きだしね。ある日の私の患者は、2時間の手術の
ために局部麻酔が必要だった。我々は彼のために Credence Clearwater
Revival をかけてやったんだが、すぐリラックスしてくれたよ」

ウエスト・ダービーにある Alder Hey Hospital の脳外科医 Paul May は、こう話
しています。
「スタッフの年齢層もいろいろですからね、それも考えながら、手術室の空気を
明るく元気なものにするよう心がけます」
「私はよく Radio Two を聴きますね。Van Morrison とか The Eagles がかかって
ますよ。いわゆるイージーリスニングですね、みんながハッピーになれるような」
「ラジオを消してしまうとね、ちょっと重苦しくなるんですよ。音楽のおかげでリ
ラックスできるんでしょうな。冷たい空気のなかで手術することを考えたら、そ
りゃあずっといいですよ」

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【語学留学生募集中】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールに語学留学をされる方のサポートをいた
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最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最近人気
のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/study/index.htm

【ビートルズ・ガイドツアー】
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンの「ビートルズゆかりの地」を
訪ねる現地ガイドツアーを用意しています。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、ちょっとマニ
アックなツアーも用意しています。また、ご希望によりプライヴェート・ツアーのア
レンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm

【スカウスハウス・ツアー】
「スカウス・ハウス」では、今年8月にリヴァプールで開催される「インターナショ
ナル・ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・ツアー」を企画し、
参加者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセットになって
いる、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
さらに、ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評です。
リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最大のビートルズまつり」を、ひ
とりでも多くの方に楽しんでいただければと願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー2004」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm

【原稿募集中】
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの原稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイなどなど、リヴァプール、あるいは英国に関す
るものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。

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