July 06 2004, No.157
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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*** http://scousehouse.net/ ***
□■ INDEX ■□
▽フロム・エディター
▼リヴァプール・ニュース <2004年6月28日〜7月3日>
▽寄稿:「ユーロ2004 in ポルトガル」
▼スカウスハウス・ニュース
▽今週のフォト&BGM
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▽フロム・エディター
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リヴァプールが世界遺産に登録されました!
世界遺産。ワールド・ヘリテイジ。
これはすごいことなんじゃないでしょうか。
アカデミックで偉そうなところがなんだかリヴァプールに似合わないよう
な、ちょっと気恥ずかしいような、そんな気もしないではないですけど
ね、でもやっぱり嬉しいですね。
去年の「ヨーロピアン・キャピタル・オブ・カルチャー」に続く快挙、大金
星です。
「リヴァプールを紹介する仕事をしている」と言うと、たまに、「さびれた
港町なんでしょう?」とか、「ああ、ビートルズしかない街ね」とか言われ
て、がっかりしてしまうことがあります。
「名前は聞いたことあるけど、どんなところかは全然知らない」という人
は少なくないので、まあ仕方ない面もあるかもしれません。
それに、たしかにリヴァプールはかつて低迷の時代があり、不況の渦
にあった英国で斜陽の代名詞のように言われたこともありました。中
学校だったか高校だったか、学校の授業でもそう習ったような記憶が
あります(ひょっとして今もそうなのでしょうか)。
実際のところ、ここ10年くらい、いやもっと前から、リヴァプールは急
成長を続けています。
今では、トラディショナルな部分を大事にしながらも、過去の歴史や栄
光に依存しない、モダンで洗練された都市にすっかり生まれ変わりま
した。
もちろん、この街の伝統ともいえるエンターテイメントやスポーツ文化
は健在で、昔も今も、街そのものに独特のグルーヴがあります。
そして、この街の象徴でもある、「世界一フレンドリー」と言われる陽気
なリヴァプールの人々…。
やれやれ、リヴァプールが「さびれた街」だとすると、いったいどこに「さ
びれてない街」があるんでしょうか。
たぶん、一度定着してしまったマイナスのイメージというものは、簡単
には払拭できないということなのでしょう。
リヴァプールの人たちもそのことがよく分かっていて、だからこそ、「世
界遺産」や「キャピタル・オブ・カルチャー」といったブランドを切実に必
要としていたのです。そう思います。
それにしても、です。
「ヨーロッパ文化首都」に「世界遺産」。
厳しい基準や選考をクリアしてこんなビッグ・タイトルを2つも獲ってし
まうとは、リヴァプールの人たちにとっても予想外のことだったんじゃな
いでしょうか。いきなり出世したみたいで戸惑っていたりして…。
いや、あのスカウサーたちのことですから、最初っから「ぜんぶ俺たち
のものだ」って思ってたかもしれませんね。
おめでとう、リヴァプーーーーーール!!
― Kaz (06/07/2004)
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▼リヴァプール・ニュース <2004年6月28日〜7月3日>
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*** 6月28日(月) *******************************
【ガッザとリハビリ・センター】
エヴァトン在籍時代にアルコール依存症を克服したことで知られる元
イングランド代表の司令塔 Paul Gascoigne が、リヴァプールでのリハ
ビリ・センター開設に一役かっています。
今秋リヴァプールにオープンするのは、アルコールおよびドラッグ依存
患者のための治療施設です。1993年にロンドンに開設された Self
Help Addiction Recovery Programme (SHARP)のリヴァプール・ブラ
ンチとなります。
ガッザ(ガスコイン)はこう話しています。
「リヴァプールにとってグレイトなことだと思う。たくさんの人の役に立つ
よ。こういうプロジェクトに関わることができて光栄だね」
「生き死にに関わることだからね。克服できて俺はすごくラッキーだっ
たし、これ以上誰かが苦しむところは見たくないんだよ」
「たまたま俺には援助するお金があったってだけだよ。なかったらこう
いうことはできなかっただろうけど」
SHARPの集中治療プログラムは、1日8時間・合計12週間にわたっ
て行われます。
リヴァプールに新しくオープンするセンターでは、最大30名の患者を
一度に受け入れることができます。
アリゾナにある有名な治療センター Priory Clinic で重度のアルコール
依存症を克服したガッザは、治療を決心した理由について、こう語っ
ています。
「映画の “One Flew Over The Cuckoo's Nest” (1975年。邦題:「カッ
コーの巣の下で」)を観たんだよ。まあ、自分があんなふうに死ぬとか
までは思わなかったがね。でも徐々に弱って行って、突然やられるん
だ。バン! ってね」
ガッザの友人で、SHARPのコーディネーター John McKeown はこう話
しています。
「偶然なんですけど、実は私はバーケンヘッドの生まれなんですよ。ご
くごく小さい頃だけなんですが」
「私たちはロドニー・ストリートにいい物件を見つけました。改装許可も
取れました。今のところすべて順調に行ってますから、9月にはオープ
ンできると思いますよ」
「ポールは、基金を集めるのにずいぶんと協力してくれています。例え
ば、彼は今、私たちのためにチャリティ・ディナーをアレンジしてくれて
いるところなんですよ。会場は、できればグッディソン・パークでと思っ
ています」
「エヴァトンのオーナー Bill Kenwright も、このプロジェクトのグレイト・
サポーターなんですよ。2万5000ポンド(約500万円)も寄付していた
だきました」
*** 6月30日(水) *******************************
【偉いぞスティーヴィー】
チェルシーから巨額のオファーを受けていた Steven Gerrard ですが、
28日、リヴァプールへの残留を決めたと発表しました。クラブもファン
も、ほっとしています。
この3〜4年間のクラブの方針には納得が行かないところもあり、初
めて他のクラブへの移籍を真剣に考えたというジェラードですが、家族
や友人とも相談し、やはり最後はチームやサポーターへの愛情が勝っ
たのだと会見で語りました。
現在はサウスポートに住んでいるジェラードですが、彼は今も生まれ
育ったハイトンの友人や親戚たちを大切にしています。
チェルシーのオファーは、週給12万ポンド(約2400万円)程度だった
と言われています。
プレミアシップでナンバー1の高給取りになることや、ウエスト・ロンドン
での豪華なライフスタイルに背を向けたことは、決して意外なことでは
ないと、地元の住民たちは口をそろえます。
ブルーベル・レーンに住む Mark Gilfoyle はこう言います。
「スティーヴィーが行ってしまうんじゃないかって話でもちきりだったな。
まあこの辺で本気にしてるやつなんか誰もおらんかったろうけどな」
「彼はちゃんとわかってるってことだよ。いくら大金を積まれようが、そ
れ以上に大事なものがあるってことをな」
ベイカーズ・グリーンに住む Mick O'Dowd の話です。
「誰もが、ジェラードには残ってほしいって言ってたね。一生懸命声を
上げてたんだ」
「たぶん親父さんが決心させたんじゃないかね。きっとこう言ったに違
いないよ。おまえがもしも行ってしまうなら、それはクラブに背を向ける
だけじゃ済まんぞ、自分が生まれ育った故郷を捨てることになるんだ
ぞ、ってね」
「12万5000ポンドの週給を蹴るってのもなかなか出来るもんじゃな
いだろうがね、でも彼は当然の決断をしたと思うよ」
ハイトンに住む8歳の Amy Horne も喜んでいます。
「グレイト・ニュースよね。ジェラードって最高のプレイヤーのひとりなん
だもんね」
エイミーのお母さん Vicki Horne (27歳)も続けます。
「彼がドライヴしてるとことか、お店で買い物をしてるとこをよく見かける
ものね、ハイトンではね。残ってくれることになって、ハイトンの人々は
すごく嬉しいと思うわ」
そして Sue Smith は、チェルシーの大富豪オーナー Roman
Abramovich にメッセージがあるそうです。
「金に物を言わせるのもたいがいにしたらどう?」
「まったくあの人はね、自分がちょっと札束をひらひらさせたら、みーん
な尻尾を振って来てくれるって思ってるんだわ」
「スティーヴィーの方がずっと偉いわよね、ほんと。チェルシーとは価値
観が全然違うのよ、私たちはね。ここじゃ友だちとか家族がいちばん
なんだから。お金じゃないのよね」
*** 7月1日(木) *******************************
【来季もグッディソンで】
Euro 2004 選手権で国民的ヒーローとなったエヴァトンの Wayne
Rooney には、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが、巨額の移
籍金を用意して獲得に動いていると伝えられています。
かつて同じような経験をした Gary Lineker は、ルーニーには自分と同
じ失敗をしてほしくないと語っています。
リネカーは、元イングランド代表のストライカーで、エヴァトンの先輩で
もあります。
彼はエヴァトン在籍時に出場した1986年のワールドカップ・メキシコ
大会で得点王となり、その後グッディソンに戻ることなく新シーズンを
バルセロナで迎えることになりました。
彼としては、もう数年はグッディソンでプレイしたいと思っていたのだそ
うです。
リネカーの話です。
「エヴァトンの方から、バルセロナのオファーを受けることにしたと言っ
てきたんだ」
「もししょうもないクラブだったら僕だって断ってたかな。でもね、クラブ
が僕らのところにやって来てオファーに合意したと言えば、僕らは行か
なきゃいけないんだ」
「理想を言えば、もう数シーズンはエヴァトンでプレイさせてもらって、
みんなでリーグ優勝を勝ち取りたかったなあ。僕のキャリアでは、つい
に一度もリーグ優勝ってものを経験できなかったからね」
「ルーニーを売るか売らないかは、最終的にはエヴァトンが決めること
だけどね。エヴァトンに残って技を磨くことは、彼にとって決して損には
ならないと思う。でも、新シーズンのスタートのときには、彼はエヴァトン
のプレイヤーじゃなくなっているような気がするなあ」
「エヴァトンにとっちゃ不名誉なことには違いないだろうけど、でも、そ
れで4000万ポンド(約80億円)かそれ以上のお金が入ってくれば、
クラブの経済的な問題も解決するだろうし、何人か新戦力を補強する
こともできるわけだからね」
エヴァトンのチーフ・エグゼクティヴ Trevor Birch は、来週にも、ルー
ニーの代理人 Paul Stretford と新しい契約について話し合うつもりだ
としています。
エヴァトン側は、クラブ史上最高額での5年契約を提示するものと見ら
れています。
*** 7月2日(金) *******************************
【サマー・ポップス開幕】
6月30日、約1ヶ月間にわたって開催される音楽フェスティヴァル
Liverpool Summer Pops が開幕しました。
過去最大規模となる今年は、28日間でビッグ・ネームを含めて合計
24のコンサートが行われ、10万人以上の観客動員が見込まれてい
ます。会場は、例年通りキングズ・ドックに特設された4500人収容の
テント Big Top です。
フェスティヴァルのオープニングを飾ったのは、ロック・レジェンドの
Peter Gabriel でした。
プロモーターの Chas Cole はこう話しています。
「今や『サマー・ポップス』の知名度はすっかり定着してるよね。リヴァ
プールだけじゃなくて、UKやもっと広い範囲でね」
「かなり多いからね、ずいぶん遠くからわざわざやって来てくれる人っ
て。それだけ値打ちのあるビッグ・ネームを呼べているってことでしょ
う」
「私は、2004年は大事な年だとずっと言ってきた。去年は Capital of
Culture があって、よりいっそう気合が入ったってところがあった。だか
ら今年も同じように大物アーティストをそろえないとと思って、我々は必
死だったよ」
「『キャピタル・オブ・カルチャー』の年には、『ポップス』は無くてはなら
ない存在になっているはずだ。できればその頃までに新しいアリーナ
がほしいね。会場が大きくなれば、『ポップス』ももっとでっかくなれる」
7月11日には、LuLu のサポート・アクトとして、地元出身のスターで
元 Atomic Kitten の Liz McClarnon が、ソロ・デビューを飾ります。
リズによると、キトゥンズの再結成については、まだ何も決まっていな
いそうです。
「今年中には話し合いましょうってみんなで言ってるんだけど。別に忘
れてるってわけじゃないのよ、すごく大事なことだし」
「とっても嬉しいのよ、また『サマー・ポップス』に出れるのが。きっとア
メイジングなものになるわ」
「ソロでやるあたしの最初のステージで、それがホームの大観衆の前
だなんて、ほんとに素晴らしいわ。すっごくファンタスティック。楽しみだ
わ。待ち遠しくってしょうがないのよ」
「あたし自身の曲も歌うけど、もちろんアトミック・キトゥンの歌も歌うつ
もり」
7月23日に登場する元ロキシー・ミュージックのフロントマン、Bryan
Ferry はこう話しています。
「まだ学生の頃のことだけど、リヴァプールでビートルズを見たことがあ
るよ」
「私にとっては特別な意味のある街だ。ここでのコンサートはいつも楽
しみにしているよ」
「ロキシー・ミュージックで、リヴァプール・スタジアムで演奏したことが
あるけど、あれは実に楽しかった。彼らはあそこでボクシング・マッチ
だってやっちゃうんだよね!」
「リヴァプールにも、私の出身地ニューカッスルにも、大きなミュージッ
ク・シーンがある。どちらも独自のアイデンティティを持ってるよね。た
ぶんロンドンから離れているのがいいんだろうな」
【ルーニー誕生】
イングランド代表およびエヴァトンのストライカー Wayne Rooney にち
なんで、Rooney と命名された赤ちゃんがいます。
しかし彼は、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターの息子なので
す。
母親は、サフォークに住む Kerry Masters 。彼女は、15週間前に息
子に「ルーニー」と名付けました。つまり、Euro 2004 でウェイン・ルー
ニーが国民的ヒーローとなる前のことです。
そしてケリーは今、巷で噂されているように、ウェインがエヴァトンから
マンチェスター・ユナイテッドに移籍して、赤いユニフォームで新シーズ
ンを迎えることを望んでいます。
ケリーはこう話しています。
「私はマンチェスター・ユナイテッドのファンなの。でもウェイン・ルー
ニーも好きなのよ」
「ウェイン・ルーニーにちなんでルーニーってつけたのよ、もちろん。そ
れはね、うちのファミリーには、男はRで始まる名前がすごく多くてね、
だったらルーニーってぴったりじゃないって思ったのよね」
「生まれてまだ15週間だから、うちのルーニーがフットボーラーになる
かどうかなんて話は早すぎるわね。でもそうなってほしいな、私は」
*** 7月3日(土) *******************************
【世界遺産に!】
リヴァプールが、「世界遺産(World Heritage)」の仲間入りを果たしまし
た。
2日、中国の蘇州で開かれたユネスコの世界遺産委員会において、
正式に決定されました。
今回の委員会で登録を検討された候補は48件で、そのうち、自然遺
産5件、文化遺産29件の計34件が、新しい「世界遺産」として登録さ
れました。
リヴァプールは文化遺産としての登録で、ピア・ヘッドやアルバート・
ドックなど、かつての大英帝国の繁栄を演出したウォーターフロント地
区や、歴史的な建築物が立ち並ぶ商業地区、さらに、貿易商の家が
あったデューク・ストリートやウィリアム・ブラウン・ストリート界隈を含め
た、幅広いエリアがその対象となりました。
リヴァプールが世界遺産委員の John Hinchliffe に最初にアプローチ
したのは、2001年のことでした。
翌年にノミネートが承認され、2003年1月、英国政府は、英国からの
唯一の候補としてリヴァプールを世界遺産に推薦することを正式に決
定しました。そして今、ついに念願が達成されたのです。
中国での委員会に出席したジョン・ヒンクリフはこう話しています。
「リヴァプールの人々が見せてくれた、街に対する誇りと我々へのサ
ポート。このステイタスを獲得するにあたって、それがほんとうに大き
かったですね」
英国遺産局のチェアマン、Sir Neil Cossons はこう話しています。
「英国きってのヴィクトリアン・シティであるリヴァプールにとって、実に
素晴らしいニュースですね」
首相の Tony Blair も、このニュースを歓迎しています。
「リヴァプールのあの素晴らしいウォーターフロントが世界的に認めら
れたことに、私もとても喜んでいます」
「マージーサイドの人々も大喜びでしょう。ビジネスや観光の街としての
魅力がさらに増すわけですし、また、遺産を現代に生かしたものにす
るために、リヴァプールがいかに力を注いでいるかの証明でもありま
すよね」
現在観光都市として大成功しているリヴァプールですが、世界遺産に
登録されたことで、より多くの観光客の到来や、新しい開発や雇用の
増大が期待されています。
リヴァプール・シティ・カウンシルのリーダー Mike Storey は、こう話し
ています。
「このニュースをずっと待っていたんですよ。これでまた、リヴァプール
のイメージや信用が上がりますね。この街の遺産である独特の建築
物への理解も深まることでしょう」
「この新しいステイタスは、ただ過去の歴史が評価されたってことでは
ないですね。リヴァプールは今現在でもグローバルな都市であり、それ
を証明するものなんですよ」
「2008年の European Capital of Culture に選ばれたこともあわせて、
リヴァプールは今、再び世界的に重要な都市になろうとしていると言え
るでしょうね」
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▽寄稿:「ユーロ2004 in ポルトガル」
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「ユーロ2004 in ポルトガル」 / マイキー
*** 第2部・ポルト ******
英仏戦を観終わってしばらくは、イギリス人ではありませんが(苦笑)
なんかしっくりいかず…朝になれば、バッドなベッカム記事の載った新
聞。(…。)でも記念に買ってしまいましたけどね。(苦笑)
私が観るカード2戦目の独蘭戦は、リスボンから列車で3時間半ほど
のポルトという街。一日空けての試合なので夕方にポルトに到着する
つもりで、ひとまずはリスボンの市街地をぶらぶらすることにしました。
ポルトガルと言えばこのケーブルカーに市電にぜひっ! と言うことで、
両方とも制覇(大袈裟?)し、写真もぱしゃぱしゃ(笑)。
あ! そーそ! 日本人が珍しいのか、私の顔がただファニーフェイ
スなだけだったのか(苦笑)、
「きっと私、穴があくかも」
と思えるほど見つめられていました…。特に子供たちは正直だった
(笑)。ニコッと笑い返すと照れくさそうに笑ってはくれましたがね。
夕刻にはポルトワインでおなじみのポルトに到着!
広場やカフェやBARはすでにオレンジ色に染まってました。
もちろんビールをぐびぐび飲んでるドイツサポータさん達もいましたが、
蛍光色に近いオレンジ色のコスチュームが他の色や景色を消してまし
た(笑)。
夜は長く、10時近くまで日が落ちないから外はずーっと賑やか!
私たちの泊まったホテルの一階は大きなスクリーンが設置され、
ずーっとユーロ2004番組を放映!
もちろんそのレストランに私も行きましたが、各国サポーターがぞろぞ
ろと入って来るから面白い!
その日、ギマラエススタジアムでイタリアvsデンマークの試合があって、
ポルトから一時間内で行けるのかな? 試合が終わった両サポーター
もこのレストランに集まって、スクリーンでもう一度観戦!
でも0−0でドローに終わったこの試合、もうひとつ冴えないお顔・・・。
レストランは大繁盛! 従業員さんはぜんぜん足りなくて、でもお客さ
んは言葉の違う人たちばかりだからたいへん!
そんな中、たぶんデンマークのサポーターかスウェーデンの男性だっ
たかな、私の前にニコーっと笑ってメニューを突然差し出し、言葉を
まったく話さないジェスチャーゲームが始まった(笑)
私はお魚の塩焼き(シンプルな塩焼きにオリーブオイルにレモンがけ)
を食べていたのですが、それを指差し、次にメニューを差し出し、どれ
だ? とニコニコしている。
お魚は英語メニューでBASSだったのでおそらくスズキ系の魚だったの
ですが、教えてあげるとまたうれしそうにニコーって笑って戻って行き
他の仲間と嬉しそうに喜んでいました。そんな各サポーターさんとの交
流が癖になりそうな毎日で・・・。(笑)
さて、ドラゴンスタジアムでの独vs蘭戦当日。
オレンジ色が7割程しめる中スタジアムへ向かったんですが、みんな
お行儀がいいんです(笑)。ゆっくり歩き、並び、係員に従う。まあこれ
で普通なんですが、、、一つだけ困った事が…。
スタジアムの入り口で持ち物検査があるんですが、私の一眼レフのカ
メラを見るなり、手の中サイズのカメラ以外は持ち込み禁止と言われ、
今回は預かられてしまいました…。
実は英vs仏戦の検査の時も「あ! カメラ!」と言われながらも、他の
英サポーターが押したり騒いだりするので、そのままごまかして持ち込
んだんですけどね(苦笑)
オランダサポーターさん達はたいがい英語が話せたので気軽に会話
ができました!
「今日はどっちの応援なんだい?」って聞かれもともとオレンジ色が好
きなのでかばんが偶然蛍光色のオレンジ! で、それを見せると親指
立てて「イエーィ!」。私も「イエーィ!」。
でも、そのオランダサポーターさんは「実はこっちの僕の友人2人はス
イス人なんだ!」(笑)
すると隣のオレンジ色のユニフォーム姿の男性は、赤面しながら、
「シーッ! 内緒だよ!!」
だって。
とても面白かったけど、でもそれじゃあ私たちはどーなるの?(ねぇ!/
笑)
そして両国の国歌が流れだし。。。そー! 私はこのハイドン作曲のド
イツ国歌がとても好き(笑)
なぜだかキューンとしてしまうのはなぜなんでしょか。
と試合は始まった訳であります。
(第2部・おわり)
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▼スカウスハウス・ニュース
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*** 『The S.H』通信販売 ******
ウェブサイトの通販コーナーで、「『The S.H』マガジン」のオーダーを受
け付けています。
最新号 Vol.06 と、ハンドメイド・ブックカバーのセットでの販売です。
「スカウス・ハウス」の山本和雄が、「英国・リヴァプールを歩く〜愉快
な『スカウサー』」を寄稿し、写真も多数提供しています。おすすめで
す。みなさんからのオーダーをお待ちしています!
http://scousehouse.net/shop/thesh.htm
*** スカウスハウス・ツアー 2004 ******
プレミア・リーグの「2004−2005シーズン」のスケジュールが発表にな
りました。
「スカウスハウス・ツアー」のオプションとして観戦するマッチは、28日
の「エヴァトンvsウエスト・ブロム」に決定です!
ユーロ2004で一躍国民的ヒーローになったルーニーくんが観られると
いいですね。
ビートルズの祭典とプレミアシップの両方が堪能できる「スカウスハウ
ス・ツアー」。まだ参加者募集中です。お申し込みはお早めに!
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm
*** スカウスハウス・ツアー ******
「スカウス・ハウス」では、今年8月にリヴァプールで開催される「イン
ターナショナル・ビートル・ウィーク」の観光パッケージ「スカウスハウス・
ツアー」を企画し、参加者を募集しています。
「スカウスハウス・ツアー」は、イヴェントチケットとホテル宿泊がセット
になった、個人旅行をされるみなさんのための現地パッケージです。
ビートルズゆかりの地を訪ねるガイド・ツアーやランチョンなどのオリジ
ナル企画も大好評。リヴァプールが1年でいちばん賑わうこの「世界最
大のビートルズまつり」を、ひとりでも多くの方に楽しんでいただければ
と願っています。
詳細については、ウェブサイトの「スカウスハウス・ツアー 2004」ペー
ジをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2004.htm
*** 語学留学生募集中 ******
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
ます。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最
近人気のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm
*** ビートルズ・ガイドツアー ******
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの
地を訪ねるガイドツアーをアレンジします。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、
ちょっとマニアックなツアーも用意しています。また、ご希望により、プ
ライヴェート・ツアーのアレンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm
*** 原稿募集中 ******
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。
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▽今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******
今週は、世界遺産に登録されたピア・ヘッドの写真を選びました。
ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm
*** 今週のBGM ******
“in motion 2003 - 増幅 / 佐野元春 with Akira Inoue Foundation
(2004 GO4)”
「ビート詩人」佐野元春さんのスポークンワーズ(朗読)・ライヴ・アルバ
ムです。
イマジネーションの海、緊張と高揚、超現実なシーン、それにクロスす
るリアルなエモーション、言葉の持つリズム、そしてパワー…。
ギンズバーグ? ケルアック?
ノー、僕らには元春がいる! (Kaz)
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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◇編集 山本 和雄
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