August 10 2004, No.162
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2004年8月2日〜8月7日>
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト&BGM 


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▽フロム・エディター
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いよいよ今週末、プレミアリーグの2004−2005シーズンが開幕しま
す。
さらに、リヴァプールが出場するチャンピオンズ・リーグも、10日に開
幕です。はいそうです、今日なんです。

しかし早いものですねえ。こないだシーズンが終わったばっかりみたい
な気がするのですが…。
あいだにユーロ2004というビッグ・トーナメントもありましたしね。あの
大会に出場した選手たちは、ほんの束の間のオフだったでしょう。ほ
んとにご苦労さんだなあと思います。

開幕直前になっても、選手の獲得、放出、そして中心選手の契約更新
交渉など、各クラブはまだまだチーム編成に忙しいようです。
リヴァプールも、新監督を迎えたこともあって、たくさんの選手の移動
があったわけですが、昨日、「ダニー・マーフィーがトテナムへ」という
びっくりニュースが流れました。
ベニテス監督が要らないと判断したそうで、ダニーファンの僕はえらい
ショックだったのですが、今日のニュースではどうやらこの話は反古
になりそうです。
レッズとスパーズは合意したものの、スパーズとダニーの交渉が不調
に終わったとのこと。なんでも、「ファースト・チームに置くことを保証し
てほしい」というダニーの要求が却下されたとか。そんなに無茶な要
求ではないような気がするんですけど…。
まったく、この偉大なミッドフィルダーを一体何と思ってるんでしょうか、
リヴァプールもトテナムも。

ダニーの親友であるマイケル・オーウェンの去就も注目されています。
マイケルにはバルセロナやレアル・マドリーが興味を示していると言わ
れています。
彼がレッズとの契約を更新するつもりがあるのかどうか。それは、今日
のチャンピオンズ・リーグの試合に彼が出場するかどうかに、回答が
あるのではないかと見られています。なぜなら、レッズの選手として
チャンピオンズ・リーグに出場してしまえば、移籍先でUEFAの大会に
出場することができなくなるからです。

もしダニーもマイケルもいなくなってしまったら…。
いや、とりあえず今は、2人とも残ってくれると信じようと思います。

                           ― Kaz (10/08/2004)


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▼リヴァプール・ニュース <2004年8月2日〜8月7日>
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*** 8月2日(月) *******************************

【ジェラード語る】
先月にリヴァプール残留を決め、ファンを安心させたスティーヴン・
ジェラードが、インタヴューに答えています。

「リヴァプールに残ったことは正しい決断だったよ、当然じゃないか。
残留を決めた理由はひとつだけってわけじゃない。でも、実際ごくわず
かではあったけど」
「家族のこととか、僕がこのリヴァプールでずっとやって来たこととか、
それから僕はこのチームのキャプテンで、みんなを引っ張って行かな
きゃいけないとか、そういうのを考えあわせての決断ってことだね」

「うちの家族からは、僕がユーロ2004で向こうに行っている間のファ
ンのリアクションのことを聴かされてね。みんながどれだけ心配してく
れてるかってことがよくわかった」
「いや、うぬぼれてるわけじゃないよ。ただ、それだけ重要な事だって
ことに気がついたって言いたいだけ。だから、僕が残留に踏ん切りを
つけられたのは、ファンのおかげでもあるわけだ」
「ものすごくシリアスな決断だったのは確かだね。でも僕は決断したし、
それは正しい決断だったと思ってる」

「子供の頃の唯ひとつの夢っていうのがね、リヴァプールのユニフォー
ムを着て、腕にキャプテンマークを巻いて、優勝トロフィーを掲げること
だったんだ。それってまさに、今の僕がやりたいことのすべてなんだ
よ」
「今はすごく楽しみな気持ちだね。将来もずっとリヴァプールにいたい
と思う。だからここに残ったんだ」
「ここは僕が子供の頃から応援していたクラブだしね。このチームでト
ロフィーを掲げたいってことしか考えてないよ。リヴァプールのキャプテ
ンとして台の上にあがってトロフィー持ち上げたい。今シーズンそれが
できるといいねえ」


*** 8月4日(水) *******************************

【離陸は上々】
リヴァプール―ロンドン間のフライト・サーヴィスは、今年2月の就航以
来、すでに3万6000人以上の乗客を運んでいるそうです。
フライトを運行するVLMは、この好況がもう2〜3ヶ月続けばフライトを
増便したいと言っています。
リヴァプール・ジョン・レノン空港とロンドン・シティ空港を結ぶこのエア
ラインは、地元紙「デイリー・ポスト」による大々的なキャンペーンが
実った結果誕生し、現在平日で1日5往復のサーヴィスを行っていま
す。

就航当日、VLMのマネージング・ダイレクターの Johan Vanneste は、
55%から60%の平均搭乗率を目指すと語っていました。
そして今月1日、VLMのUK担当マネージャータイタス・ジョンソンは、
この5ヶ月間の平均搭乗率は59%で、同社の歴史上で最も順調な立
ち上がりのひとつであると発表しました。
VLMは昨年、同様のサーヴィスをマンチェスター空港でスタートさせて
います。こちらも大成功を収めていて、就航後10ヶ月のうちに1日5
便から9便に増便しています。

今年9月からは、競合するヴァージン・トレインのリヴァプール―ユー
ストン路線の時間が短縮になる予定です。ジョンソン氏は、それによっ
てどんな影響が出るかも注意深く見守る必要があると話しています。

ジョンソン氏の話です。
「まだ初期段階ではありますが、私たちはいずれ、リヴァプール発の
フライト・サーヴィスを増やしたいと考えています」
「経済原理というものは極めてシンプルです。私たちが受けるマー
ジーサイドのビジネス・コミュニティからのサポートが大きければ大き
いほど、フライトの数を増やすチャンスが広がります」
「乗客の80%近くが、ビジネスでの利用でした。これはマージーサイド
のビジネス・ピープルからの明確な意思表示だと思いますよ。私たち
のサーヴィスのクォリティの高さを褒めてくださる手紙もたくさんいただ
ています」


*** 8月5日(木) *******************************

【禁煙ホテル誕生】
全面禁煙の新しいブティック・ホテルが、もうすぐリヴァプールに誕生し
ます。
「ブラックバーン・アームズ・ホテル」という名前のこのホテルには、トラ
ディショナル・バーとカフェも併設されます。場所はシティ・センターの
キャサリン・ストリートです。
現在、25万ポンド(約5000万円)以上をかけた改装工事が進められ
ていて、11月のオープンを目指しています。

ブラックバーン・アームズ・ホテルの客室は6つしかないそうです。
しかし、イタリアン、フレンチ、オールド・イングリッシュ、そしてアール・
デコと、それぞれにテーマを持った豪華な内装が施されたベッドルー
ムになるそうです。
パブでは、カスク・エールだけでなく、本格的なアイリッシュ・コーヒーを
飲むこともできます。

プロジェクトのマネージング・ダイレクター、アイヴァン・ジェンキンズは
こう語っています。
「アメリカにいた時に、彼らがどんなふうにノー・スモーキングに取り組
んでいるかを、じっくり見ることができたんです。で、考えたんですよ。
こっちでやるのもグッド・アイデアなんじゃないかって」
「ちょうど今、リヴァプールではパブでの禁煙の動きが出てきてますよ
ね。僕らのやろうとしていることは、きっと正しい方向なんじゃないです
かね」
「前もってブリュワリーの意見も聞いてみましたよ。彼らがどう思うかっ
てことをね。みんないいんじゃないかって言ってくれました」
「禁煙にせずに、がんばって排煙システムとかを取り付けたとしてもで
すね、禁煙法が施行されてしまえばみんな無駄になってしまいますし
ね」

「この街では、豪華なアコモデーションの需要は大きいですよ。安宿は
これ以上必要ないんです」
「キャサリン・ストリートは僕らにとっては素晴らしいロケーションです
ね。このあたりには若くてプロフェッショナルなシングルがたくさんいま
すからね」
「バーは、できるだけ女性に来てもらえるようなものにしようと思ってい
ます。ちょっとコーヒーを飲みに、とか、新聞を読みにとか、とにかく気
軽に寄れるような場所にね」


*** 8月6日(金) *******************************

【花嫁のプロテスト】
23歳の花嫁ミッシェル・ロビンソンは、おめでたい結婚式を、小学校
を閉鎖から救うためのプロテストの場所として選びました。
土曜日にウォータールー・タウン・ホールで行われた結婚式でミッシェ
ルは、セイント・メアリーズ・チャーチ・オブ・イングランド・プライマリー・
スクール(小学校)を閉校しようとするセフトン・カウンシルに抗議しまし
た。
彼女の5歳の息子ウォーレンは現在この小学校に通っていて、この9
月からは次男のジョシュも、この小学校にある幼稚園クラスに入ること
になっているのです。

ミッシェルはこう話しています。
「ものすごく怒ってるのよ、あたし。こんなに素敵な、可愛らしい学校を
つぶそうとしてるってことに」
「うちの息子はここで素晴らしい教育を受けてるわ。次男にも同じにし
てやりたいわ」
「教育の水準がいいってことだけじゃないの。このワンダフルな学校の
スタッフが、なにしろ一生懸命やってくれてるのよ。自分たちの時間を
割いて児童を遠足に連れて行ってくれたりして、ものすごく愛情を注い
でくれてるわ」

セフトンでは、11の学校が閉校の対象とされています。そのうちの5
校は、ブートルにあります。
閉校はまだ正式決定ではありませんが、来年の今頃には決まるだろ
うと見られています。
親たちは、閉校が決まって、子供を遠くの学校に転校させなければな
らなくなることを心配しています。


*** 8月7日(土) *******************************

【キャビーたちの追悼】
リヴァプールのキャビー(タクシー・ドライヴァー)たちが、若くして死ん
だ友人を偲んで、寄付金を集めています。
ライム・ストリート駅の近く、ボルトン・ストリートはタクシーの停車場と
なっています。その通りにあるカフェ「ニュー・ヒル」で働いていたマン
ディー・マーティンは、キャビーたちの人気者でした。
しかし先週、マンディーは脳出血で亡くなりました。31歳の若さでした。

キャビーたちは、寄付金を集めて、マンディーが治療を受けていたメ
ディカル・センターに寄付するつもりです。
病院に新しい人工呼吸装置を導入してもらい、それに「マンディー」と
名付けてほしいと彼らは考えています。さらに、センターの中に、彼女
を記念するプレートを取り付けてもらうつもりです。

この活動のオーガナイザーであり、自身も脳出血の闘病経験がある、
ビル・マードックはこう語っています。
「マンディーはいつも笑顔を絶やさない子でね、誰にでもフレンドリー
だった。最近は盲目の子供たちのグループのために、遠足を引率す
る活動もしてたんだ。両親のスーとジョーも、彼女の活動を100%支
援していたよ」
「それで私たちも何かやろうじゃないかってことになったんだ。あの子
が忘れられないように、あの子が入院した神経外科の役に立つことを
しよう、あの子と同じような病気に苦しんでいる人々の助けになろう、
ってね」

ビル自身は、2年前に脳出血を発症し、仕事を6ヶ月休むことになった
ものの、手術せずに完治させることができました。

ライム・ストリート駅前にあるセイント・ジョンズ・マーケットの個人テナ
ントたちは、来週の火曜日の休業許可を取りました。ウォルトン・
チャーチで行われる、マンディーの葬儀に出席するためです。
そして葬儀の列には、100台を超えるブラック・キャブが参列すること
になりそうです。


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▽スカウスハウス・ニュース
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*** お盆休みのお知らせ ******

「スカウス・ハウス」は、8月13日から16日までを、お盆休みとさせて
いただきます。
この間にいただいた問い合わせや通販のオーダーにつきましては、8
月17日以降の回答および商品発送となります。どうぞご了承ください。


*** 語学留学生募集中 ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
ます。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最
近人気のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの
地を訪ねるガイドツアーをアレンジします。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、
ちょっとマニアックなツアーも用意しています。また、ご希望により、プ
ライヴェート・ツアーのアレンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******

今週は、リヴァプール・ジョン・レノン空港のメイン・コンコースの写真を
選びました。

ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm


*** 今週のBGM ******

“Nicolette Larson / All Dressed Up And No Place To Go (1982 Warner Bros.)”

今週号は、このアルバムを聴きながら編集しました。
僕がいちばん好きなニコレットのアルバムなんですけど、面白いんで
すよね、これ。「ドレスアップは済ませたけど行くところがない」というタ
イトルなのに、ジャケット写真のニコレットは、バスルームでタオル1枚
だけというやけにセクシーな格好なんですから。そして邦題はなぜか
「天使のように」。わけわからんといえばわけわからんですけど、なぜ
かどれもしっくり来るんですよね、不思議と。  (Kaz)


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□■ 第162号 ■□

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