August 17 2004, No.163
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2004年8月11日〜8月14日>
 ▽「アンフィールド時代の終わり」
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト&BGM 


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▽フロム・エディター
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マイケル・オーウェンがリヴァプールの選手ではなくなりました。
今はもう、レアル・マドリーのマイケルです。
急転直下での移籍成立だったので、ニュースを聞いた時にはやっぱり
ショックでした。マイケルといえば、レッズだけでなくリヴァプールの街
の宝。リヴァプールのアイコンともいえる存在です。そのマイケルがリ
ヴァプールからいなくなってしまうのは考えられない、絶対にイヤだ、
そう思ったのです。

クラブの方針に納得が行かなかった、新しい監督と馬が合わなかっ
た、仲良しのダニーがあっさり放出されたことがショックだった、そいう
いうネガティヴなファクターが重なって移籍を決意した…。
いや、そういう話ではないと思います。
マイケルの、リヴァプールというクラブそして街への愛着が無くなってし
まったとは思えません。どうしても。
そうではなくて、きっと純粋に、フットボール・プレイヤーとしての飛躍を
希求しての決断だと思うのです。つまり、「このままではいけない」とい
う危機感と、「もっとレヴェルの高いところでプレイしてみたい」という
パッションが、マイケルに人生最大の決心をさせたのだと思うのです。

メジャー・リーグを目指すプロ野球選手のように、自分自身の可能性を
試したい、と望んだのかもしれません。あるいは、自分に合ったレヴェ
ルの仲間たちとプレイをしたい、世界一軍団の中なら自分はもっと輝く
ことが出来る、と望んだのかもしれません。
そう考えると、この移籍はものすごくポジティヴなものに感じられます。
フィーゴやジダン、ベッカムを背に、フィールドを生き生きと駆け回るマ
イケルの姿を見てみたい。そう素直に思えるようになりました。

マイケルがこれまでにリヴァプールに与えてくれたもの。その大きさを
考えれば考えるほど、もうじゅうぶんなんじゃないかと思います。
「マイケルがいてくれる」。ただそれだけのことで我々は、どれほど勇
気づけられ、どれほど誇りを感じることができたでしょう。そして実際
に、どれほど救われたでしょう。

この決断は避けられないものだったのだと思います。我々はもうじゅ
ぶんにマイケルに与えてもらい、逆に我々にはマイケルに与えられる
ものはもうないのです。これがフットボール・プレイヤーとしてのマイケ
ルにとって、最善の道なのです。
悩み苦しみながらも新しい一歩を踏み出すことを決断したマイケルを、
我々ファンは、あたたかく送り出してあげなければならないのです。
「見捨てた」とか「裏切った」なんて考えるのは筋違いだし、絶対に言う
べきではないと思います。

今までほんとうにありがとう、マイケル。

マイケルは24歳。まだまだ大きな可能性があるはずです。今でもじゅ
うぶんに「とんでもない」プレイヤーですが、世界のスーパースターを集
められるだけ集めたクラブでプレイすることによって、「もっともっととん
でもなくなる」かもしれません。
なんだかわくわくしませんか?

僕は、レアル・マドリーのマイケルを楽しみに見守って行こうと思いま
す。
もちろん、いつの日か、ふたたびリヴァプールの赤いユニフォームを着
てくれることを願いながら…。

                          ― Kaz (17/08/2004)


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▼リヴァプール・ニュース <2004年8月11日〜8月14日>
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*** 8月11日(水) *******************************

【スーパーベイビー誕生】
リヴァプール・ウィメンズ・ホスピタル(LWH)始まって以来の大きな赤
ちゃんが誕生しました。
生まれたばかりの赤ちゃんショーン・ライトウッドは、なんと6067グラ
ムもありました。普通のお母さんなら、びびってしまったり、引いてしま
うようなスーパーサイズです。病院のスタッフも、こんなに大きな赤ん坊
は見たことがないと言います。

ショーンくんの誕生は難産でした。
予定日より10日遅れの自然分娩だった彼の呼吸は、生まれて来る途
中でストップしてしまいました。そして生まれた時には、心臓も停止して
いたのです。
しかし出産を担当したチームは、時間との戦いに勝ち、ショーンの命を
救いました。彼は今、酸素室に入っています。

母親のトリシアと父親のマークは、検査の結果が出るまでは不安で
いっぱいでした。しかし、ショーンくんの健康状態はパーフェクトだと告
げられると、2人とも安堵しました。

チルドウォール在住で37歳のマークはこう言っています。
「あと数分で死ぬところだったんだ。すごく危なかった。この病院じゃな
かったら、僕らはこの子を失っていたかもって思う。いくら感謝しても足
りないくらいだね」

トリシアはこう言います。
「あたしは、やったあって気分。とても調子いいわ。あの子も元気よ。
もう3ヶ月から6ヶ月の赤ちゃん用の服着てるのよ」

苦しい出産を終えた後になってトリシアは、一家にまつわるラージ・ベ
イビーの歴史を聞かされました。
1904年生まれの彼女のおじいさん、ニコラス・カミンズは、5900グ
ラムの体重で生まれて来たそうです。

LWHのリチャード・クック博士はこう話しています。
「こんなに大きな新生児は見たことがないね、私は。なにしろ生後
3ヶ月の赤ん坊の平均体重と同じなんだよ、このショーンは」


*** 8月12日(木) *******************************

【クールすぎるファンの声】
レアル・マドリーへの移籍が噂されるマイケル・オーウェン。
しかし意外にも、多くのサポーターたちの反応はクールなようで、彼に
さよならを言う準備はもう出来ているような口ぶりです。

リヴァプール・サポーター・クラブのチェアマン、リチャード・ペダーはこ
う言っています。
「驚きだよね、オーウェンが行ってしまったら。けれども彼は、もう9ヶ月
くらい契約の更新を渋ってるからね」
「たぶん彼は残らないんじゃないかと私は思うよ。新しい監督が原因
でね」
「個人的に言わせてもらえれば、私たちはマイケル・オーウェンのいち
ばんいい時を観られたと思う」
「これからもどうか元気でやってほしいと言いたいね。なぜなら彼は、う
ちのクラブの、そしてフットボール界の最高の親善大使なんだから」

ハイトンに住み、KOP席の年間シートでレッズを応援するサポーター、
デニー・カーターはこう言います。
「マイケル・オーウェンはもちろんリヴァプールのレジェンドだ。じゅうぶ
んにね。だけどこのクラブにはこれまで、数えられないほどのレジェン
ドが生まれて来た。長年にわたってね。で、俺たちがそこから学んだこ
とっていうのは、LFCはどんなプレイヤーよりもビッグなんだってこと
だ」
「だからもしラファが、もう彼を出す時期だからそうしようと考えたとして
もだね、ファンに出来ることは何にもないのさ」

ウォルトンのマリアン・ジョーンズはこう言っています。
「アンフィールドは新しい体制にかわったわけでしょ。だからオーウェン
がその1部でいたくないっていうんだったら、私たちは彼にしがみつくこ
とはないわよ」
「彼が抜けた穴はなんとか出来るわよ。シセもバロシュも準備万端で
控えてるんだから」

トクステスに住む34歳の市職員、トロイ・ウォーカーの話です。
「ショックなんてもんじゃないよ。彼は残るべきだし、クラブは全力をあ
げて彼をキープするべきじゃないか。でももし彼自身が出たいって望
むんなら、僕らに出来ることはほとんどないよね」

サウスポートからリヴァプールに来て、たまたまLFCショップで買い物
をしていたレッズ・ファン、スティーヴ・ターナーはこう言います。
「ちょっとした衝撃ではあるけどね、でもどんな選手よりもリヴァプール
の方がビッグなんだ。このクラブはマイケル・オーウェンがいなくても
輝かしい成績を残すことができるさ」


【チャンピオンズ・リーグ】
10日、リヴァプールは、UEFAチャンピオンズ・リーグ予備予選3回戦
のファースト・レグを戦いました。今シーズン初の公式戦です。
相手はオーストリアのグラツェルAKで、アウェイのアーノルド・シュワ
ルツネッガー・スタジアムでの試合でした。
結果は0−2での快勝でした。2ゴールは、いずれもキャプテンのス
ティーヴン・ジェラードが決めたものでした(23分、79分)。

レアル・マドリーへの移籍話が急浮上し、出場するかどうかが注目さ
れたマイケル・オーウェンは、ベンチには入ったものの、試合ではプレ
イしませんでした。
UEFAカップやチャンピオンズ・リーグの試合に一度でも出場した選手
は、移籍先のチームのユニフォームでUEFAの大会に出場することは
できません。

試合後のラファエル・ベニテス監督の会見では、オーウェンについて
の質問が集中しました。
ベニテスの話です。
「私は常にベストなプレイヤーを起用する。今日のスターティング・イレ
ヴンもそうして決めたわけだが、オーウェンはその中に入らなかった」
「シンプルなことだよ。私はバロシュで行こうと決めた、それだけのこと
だ。私には4人のフォワードがいて、私はバロシュを選んた。4つの選
択肢から1つ選んだというだけだ」
「バロシュが出た。だから彼はプレイしなかった。今後のことについて
は、私には話すことがない。そういうことは私にはわからないからね。
今彼はうちのフォワードのひとりとしてここにいて、そのことについては
私はハッピーだ」
「君たちがマイケル・オーウェンについて聞きたいということは理解でき
るがね。だが私にとっては、今日我々は良いプレイをして試合に勝っ
た、そっちの方がよっぽど大事なことなんだよ」

「スティーヴン・ジェラードが2つもファイン・ゴールを決めてくれた。あの
最初ので我々はぐっと有利になったね」
「私はハッピーだよ。自分のチームが勝った時はいつでもハッピーだ
がね」
「今日は特に、我々にとってのシーズン最初のゲームだったからね。
彼らの方は、すでに4試合もリーグ戦を戦っている。かなり手強いだろ
うと覚悟していた」
「だが我々は素晴らしい集中力を持ち続けることができた。それが私
はすごく嬉しいんだよ」

グラツェルAKとのセカンド・レグは、再来週の24日、アンフィールドで
行われます。


*** 8月14日(土) *******************************

【マイケル!!】
13日、マイケル・オーウェンのレアル・マドリーへの移籍が決まりまし
た。
移籍金は800万ポンド(約16億5000万円)。さらに、レアル・マド
リーからミッドフィルダーのアントニオ・ヌニェスがリヴァプール入りしま
す。
当初リヴァプールは、「1000万ポンドの移籍金、プラス、1500万ポ
ンド相当のプレイヤー」を要求していました。しかし、現在リヴァプール
とマイケルとの契約は10ヵ月を残すのみで、それを過ぎればマイケル
をフリーで手放さなければならなくなることから、移籍交渉は圧倒的に
レアル有利で進んだようです。

移籍決定の前日、マイケルのチームメイトで親友のジェイミー・カラ
ガーが、マイケルについて語っています。
「マイケルがいなくなるってのはすごく辛い。友だちとしてもそうだけど、
フットボール選手として特にね」
「何といっても最高のストライカーだし、それにこの6年か7年、うちでい
ちばんたくさん点を取って来た選手だし」
「現時点で、リヴァプール・フットボール・クラブといって世界の人々が
思い浮かべるのは、スティーヴン・ジェラードとマイケル・オーウェンだ
よね」
「もし行ってしまうとしても、彼ならここのみんなに温かく肩を叩いて送り
出してもらえるよ。選手はもちろんだけど、トレーニング・スタッフやサ
ポーターたちにもね。彼がどれほどのものをこのクラブに与えてくれた
かってことはみんなわかってるからね。このクラブ一筋で長い間がん
ばって来てくれたんだ」
「イングランド代表チームの中に入っても、最も優れたプレイヤーのひ
とりだ。彼ほどいいプレイヤーでなくても、メダルやら優勝やらに恵ま
れた者は何人もいる。たぶん、そういうのを何とかしたいって思ったん
じゃないかな、マイケルは。もし移籍するんなら、これは理由のひとつ
ではあると思う」
「今リヴァプールは新しい監督を迎えて、たぶん1年か2年でトップを
奪還できると思う。だから、これはマイケルにとっては、絶対に失敗で
きない人生最大の賭けになるのかもしれないね」


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▽「アンフィールド時代の終わり」
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*** アンフィールド時代の終わり / リヴァプール・エコー ****

彼は小さい頃から、フットボール・プレイヤーになりたいと思っていた。
ただフットボール・プレイヤーになりたい、そう思っていたわけではな
い。
マイケル・オーウェンは、リヴァプールのプレイヤーになりたかったの
だ。

マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソンが獲得に動い
たが、オーウェンはリヴァプールと契約した。11歳の時だった。そして
18歳になる頃には、世界で最もその名を知られるスポーツ選手に
なっていた。
それからちょうど5年。クラブやリーグなどすべてのレヴェルでゴール
記録を塗り替えて来た彼は、今や本物のサッカー・アイドルになった。

確かに彼は、わずか5フィート9インチ(約1メートル75センチ)しかな
いかもしれない。しかしゴール前で見せる、あの驚異的なスピードと無
慈悲なほどの敏捷性、その強力なコンビネーションによって、彼は世
界中のディフェンダーを恐怖に陥れて来た。

マイケル・オーウェンはまた、何百万人もの子供にとってのロール・モ
デルでもある。堅い絆で結ばれたファミリーの出身であり、タブロイド
紙にスキャンダルを提供することもほとんどない。

4人のきょうだいと一緒に彼は、ウエールズとの国境のちょうど向こう
側にある町、ハワーデンで育った。
小さな子供の頃から注目の的だった。わずか7歳の時、彼はディーサ
イドの小学校リーグのアンダー11のチームでプレイを始めた。
父親のテリーはエヴァトンの選手だったが、マイケルはアンフィールド
を目指していた。1996年にプロ契約を結んだ彼は、リヴァプールの
FAユース・カップ優勝に貢献した。いずれイングランドのフル代表に
選ばれるのは、時間の問題だった。

しかし、ピッチの上で見せるようになった成熟や自信とは裏腹に、彼を
よく知る人間は、今の彼も昔と変わらず静かで控えめなディーサイドの
普通の若者だと言う。

ハワーデン・ハイ・スクールでマイケルを教えた、元校長のクリス・ハー
ヴェイはこう語る。
「よく憶えとるよ。いつも何かに夢中なちびっ子だったな。生き生きして
て、ぴかぴかだった。あのパーシル(洗濯洗剤のブランド)のコマー
シャルそのまんまみたいな子だったよ」
「スポーツに出会ったときに、これだって決めたんだよあの子は」
「1998年のワールド・カップの後で学校を訪ねて来てくれたんだがね、
世界的な名声をつかんだっていうのに、あの子はそういう意識を持つ
ことを自分自身に許しておらんかったな」

彼自身は控えめな人間かもしれない。しかしオーウェンは今や世界的
なブランドだった。
フットボール界で最も価値のある顔となり、彼の両足には6000万ポ
ンド(約123億6000万円)の保険が掛けられた。
広告契約や不動産投資などにより、彼の資産は1200万ポンド(約
24億7000万円)ともいわれ、現役選手中最も富裕な男のひとりと
なった。
世界的な称賛を浴び、レッズ・ファンの間でもスーパーヒーローと目さ
れているにも関わらず、浮かれることのないオーウェンの足は、堅く地
面に着いたままだった。
ベッカム夫妻はセレブリティを集めたパーティーを開くのが病み付きの
ようになっているが、オーウェンとフィアンセのルイーズ・ボンソールは
まったく違う。

オーウェンは、ポルトガルのクインタ・ド・ラゴのゴルフ・コースの横に豪
華な別荘を持っているが、彼がもっぱらプレイするのは地元のハワー
デン・ゴルフ・クラブだ。いつも父親のテリーとラウンドを回るのを楽し
んでいる。

オーウェンは、グレードUにリストされる邸宅ロウアー・ソーントン・ホー
ルで、ルイーズと一緒に娘のジェンマ・ローズを育てている。どちらの
両親も、彼らのすぐ近くに住んでいる。


*** 最初にボールを蹴った瞬間からのスター ****

マイケル・オーウェンは、やせっぽちの17歳でフットボール・シーンに
登場するずっと以前に、すでにスターダムを約束されていた。
ユースやリザーヴ・チームでのプレイを見た誰もが、彼には間違いなく
特別なものがあると確信した。そもそも、スクール・レヴェルとはいえイ
アン・ラッシュのゴール記録を破るような若者には、一見の価値はじゅ
うぶんにある。

彼はプレミアリーグのデビュー戦で素晴らしい初ゴールを決めた。
1997年5月6日、対ウィンブルドン戦だった。
当事者以外にはほとんど注目されなかったこの試合にレッズは2−1
で敗れ、このシーズンのタイトルの可能性を完全に絶たれた。しかし
オーウェンのドラマティックなパフォーマンスはファンたちに希望を与え
ることになった。
彼らは、マイケル・オーウェンに未来を見たのだ。

1998年以来のすべてのシーズンで、オーウェンはアンフィールドで
トップの得点を叩き出して来た。PFA・ヤング・フットボール・オブ・ジ・
イヤーを受賞し、さらにヨーロピアン・フットボーラー・オブ・ジ・イヤーに
も輝いた。

彼はヨーロッパでのデビュー戦でもゴールを決めた。1997年のセル
ティック戦だった。その後もゴールを量産し、ラッシュが持っていたクラ
ブのヨーロッパでの得点記録を塗り替えた。

彼は、20世紀で最も若いイングランド代表選手となった。18歳と59
日。そしてその3ヵ月後、彼はイングランドの最年少得点記録保持者
となった。それ以後も彼はゴールを重ね、伝説のロジャー・ハートを抜
いて、リヴァプールのプレイヤーとして最多のゴールをイングランドの
ために記録した選手となった。

彼が生涯通算100ゴールを記録したのは2001年、アプトン・パーク
でのウエスト・ハム戦だった。そしてプレミアシップでの通算100ゴー
ルは2003年。ウエスト・ブロムを相手に、見事なハット・トリックで花を
添えた。

オーウェンにとってもリヴァプールFCにとっても、2001年は記念す
べき年となった。彼の活躍によって、レッズが歓喜のカップ戦3冠に輝
いたのだ。特にそのうちの2つのマッチは、彼の価値をあらためて印
象付けるものとなった。
UEFAカップでは劇的な2つのゴールでローマを葬り去り、FAカップの
ファイナルでは終了ぎりぎりにアーセナルにとどめを刺した。

代表でもオーウェンは、常にクラブでの実力をそのまま発揮すること
が出来た。
彼は先発した50試合で26のゴールを挙げている。彼のデビューは
1998年2月のチリ戦だった。しかし初ゴールは、3ヵ月後のモロッコ
戦を待たねばならなかった。

代表マッチでは、特に際立った2つのゴールを挙げることができる。
1998年のワールド・カップ、アルゼンチン戦で見せた独走での驚異
的なショットで、彼は一躍地球上のスーパースターになった。
そして2001年に行われたワールド・カップ予選のドイツ戦。彼は相手
の裏庭でハット・トリックをやってのけ、5−1でドイツを粉砕した。

まだわずか24歳。
ボビー・チャールトンのイングランド代表での得点記録49は、まだまだ
じゅうぶんに彼の射程距離にある。


(End of an era for Anfield /
  Rob Brady and Mike Hornby, Liverpool Echo Aug 13 2004)


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** 語学留学生募集中 ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
ます。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最
近人気のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの
地を訪ねるガイドツアーをアレンジします。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、
ちょっとマニアックなツアーも用意しています。また、ご希望により、プ
ライヴェート・ツアーのアレンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******

今週は、相次いでリヴァプール退団が決まった、ダニー・マーフィーと
マイケル・オーウェンの写真を選びました。

ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm


*** 今週のBGM ******

“オリンピック・ゲームズ
           / ソフトボール予選「日本 vs カナダ」 (NHK BS-1)”

今週号は、この試合をTV観戦しながら編集しました。見ごたえのある、
息づまる投手戦でした。  (Kaz)


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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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           *** 毎週火曜日発行 *** 


□■ 第163号 ■□

 ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)
 ◇編集 山本 和雄
 ◆ウェブサイト http://scousehouse.net/
 ◇Eメール info@scousehouse.net

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