August 31 2004, No.165
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2004年8月23日〜8月28日>
 ▽マイケル・オーウェンのインタヴュー
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト&BGM 


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▽フロム・エディター
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マイケル・オーウェンのインタヴューが「リヴァプール・エコー」に掲載さ
れたので、今週号の中に抜粋してお届けすることにしました。
インタヴューの中でマイケルは、移籍を決断した理由や心情をとても
率直に語っています。個人的にはとても共感のできる、いいインタ
ヴューだと思います。マイケルのキャラクターがにじみ出ています。
ちょっと長いですが、興味のある方はぜひ読んでみてください。

このインタヴューの翌日の「エコー」には、チャンピオンズ・リーグの組
み合わせ抽選の結果についてマイケルが語ったコメントが掲載されま
した。
なんとマイケルは、レアル・マドリーとリヴァプールが同じ組になってほ
しいと思っていたそうです。
しかし抽選の結果は、リヴァプールはグループA、レアル・マドリーはグ
ループBとなりました。
マイケルはこう話しています。
「思ったようにはならなかったけど、でも、むしろ大会の後の方で当た
る方がいいんじゃないかって思い直したんだ。そのためにはお互い予
選リーグを通過しないとね」
「きっと不思議な感じがするだろうね。アンフィールドに戻って、相手側
のチームのために戦うっていうのは。でも僕はそうなってほしい。おか
しいんじゃないかって言われるかもしれないけど」
「僕はレアル・マドリーに来たばかりで、これからここでできるだけ長く
活躍したいと思ってる。でもいつか時が来て、もしイングランドに戻るこ
とになったら、やっぱり真っ先にリヴァプールを考えるだろうね。まだま
だ先の話だけど」

新天地でのマイケルは、リーグ開幕戦に途中出場し、早速決勝点をア
シストしています。これからも期待しましょう!

                          ― Kaz (31/08/2004)


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▼リヴァプール・ニュース <2004年8月23日〜8月28日>
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*** 8月23日(月) *******************************

【プレミアシップ 04−05】
イングランド・プレミアリーグ第2節の結果です。
21日、アウェイでクリスタル・パレスと対戦したエヴァトンは、1−3で
快勝しました。
開始9分に先制を許したものの、19分にトーマス・グラヴェセンのPK
で同点に追いつき、さらに62分にはグラヴェセンの2点目、そして82
分には新加入のストライカー、マーカス・ベントが、だめ押しのゴールを
決めました。

デンマーク代表として2002年のワールド・カップや今年のユーロ
2004でも活躍したグラヴェセンですが、財政難のエヴァトンは、移籍
金目当てに放出しようとしているのではないかと言われています。

デイヴィッド・モイーズ監督の話です。
「トーマスはテリフィックなプレイヤーだ。彼がチームにいてくれて実に
ありがたい。あの2点目は素晴らしかったね。あれこそトーマス・グラ
ヴェセンってゴールだ」
「特に後半のパフォーマンスは、いかに彼がエヴァトンにとって重要な
プレイヤーかを教えてくれた。この夏に彼を出すことはあり得ないね。
彼のようなクォリティの高いプレイヤーがうちには必要なんだ」

ホームにチャンピオンのアーセナルを迎えた開幕戦では1−4と大敗
し、かなりショックをうけていたモイーズですが、今回はさすがにご機嫌
です。

「ボーイズたちは見事に復活して、実力を見せてくれたね。うちにとって
実に重要な勝利だ。アウェイでの3ポイントは大きいからね。昨年はほ
とんどロードで勝てなかったし」
「あのアーセナル戦を客観的に受け止めるのは難しかった。大事な
シーズンの開幕でもあったからね。でもこれで少し乗り越えられそうだ。
あれは例外的な結果だったんじゃないかと思う」
「今日みたいな結果だったら、私だってサタディ・ナイトをエンジョイする
ことができるね。去年はほとんどエンジョイできなかったけどね」
「結果もよかったが、選手たちが目一杯のプレイを見せてくれたことが
もっと嬉しいね。みんなハードに戦ったし、チームにはテリフィックなス
ピリットがあった」

同じく土曜日に、ホームにマンチェスター・シティを迎えたリヴァプール
も、逆転勝ちで今季初勝利を飾っています。
スコアは2−1。ゴール・スコアラーは、ミラン・バロシュ(48分)とス
ティーヴン・ジェラード(75分)でした。

シティの監督ケヴィン・キーガンは、試合後のインタヴューで、リヴァプ
ールの決勝点は主審がオフサイドを見逃したものだとしています。
そして、レッズの輝ける伝説の1人であり、イングランド代表の監督経
験もあるキーガンは、プレミアリーグ初のスペイン人監督となったリ
ヴァプールのラファエル・ベニテス監督にも苦言を呈しました。
「ベニテスさんには、ここでは座ることを覚えてもらわないといけない
ね。アンフィールドのコーチング・エリアはものすごく小さい。なのに彼
はゲームの間じゅうずうっと立ちっぱなしで、そのおかげで私はゲーム
が見えなかった」
「何週間かかけてイングリッシュのやり方というものをきちんと教えて
やらないといけないんじゃないか、彼には。まあいずれ注意されるだろ
うが」
「余所から来た者にとっては、ここはタフなところだよ。自分のやりたい
ようにはほとんど出来ない。とにかく私は後でヴィデオを見て今日の
ゲームを確認しなければならん。ベニテスさんの周辺は私からは見え
なかったからね」


*** 8月26日(木) *******************************

【4つ子が2組】
リヴァプール・ウィメンズ・ホスピタル(LWH)で、初めて4つ子が誕生し
ました。
しかも、ほんの10日のうちに、相次いで2組も。
LWHのスタッフによると、双子でさえかなり珍しいのだそうです。

8人の赤ちゃんは、全員が帝王切開で産まれました。
2組とも、出産には4分とかからない安産だったそうです。
どちらの母親も、排卵誘発剤を服用していました。

お母さんのひとり、アンナ・オヘア(31歳)はこう言っています。
「いっぺんにこーんなにたくさんの子供が生まれるなんて、夢にも思わ
なかった。びっくりなんてもんじゃないわ」

ロイヤル・リヴァプール・ホスピタルにナースとして勤めるアンナは、
ファイナンシャル・アドヴァイザーの夫と一緒に、ベビントンに住んでい
ます。
女の子が1人、男の子が3人の4つ子が生まれたのは、7月5日の午
後2時24分でした。
体重は、いちばん小さい子が約1077グラム、いちばん大きい子が約
1360グラムでした。

もう1組のディグル家の4つ子が産まれたのは、7月15日の午後4時
21分でした。こちらは女の子が2人、男の子が2人でした。
体重は、いちばん小さい子が約964グラム、いちばん大きい子が約
1502グラムでした。
お母さんのサラ(34歳)とジュエリー・メーカーの夫の間には、すでに3
歳の息子がひとりいます。ディグル一家は、ウールトンで暮らしていま
す。
サラの話です。
「赤ちゃんはみんなすごくビューティフルなの。こんなに可愛い子供た
ちに恵まれて、私たちはとてもラッキーだわ」
「LWHのスタッフの尽力のおかげだわ。それがなかったら、私たちど
ちらもこんなにワンダフルなベイビーを産むことができなかったかもし
れない。どれだけお礼を言っても言い足りないわ。この先ずっと感謝
するつもり」

LWH初の4つ子の誕生にあたって、産科医のジェイムズ・ネイルソン
教授はこう話しています。
「4つ子が誕生する確率はですね、自然に起きるのは、100万人の妊
婦のうちでわずかに2人ほどですね」


*** 8月27日(金) *******************************

【ポーラの気持ち】
アテネ・オリンピックの女子マラソンで、まさかの途中棄権となった
ポーラ・ラドクリフが、レースの翌日に記者会見に出席しました。
世界記録保持者であり、金メダルの最有力候補といわれていたポーラ
は、マージーサイドのおとなり、チェシャーのノースウィッチの出身です。
英国ではTV観戦していた数百万人が、涙を流しながら道路の脇でひ
ざまずくポーラの姿をショックとともに目撃することになりました。

「みなさんをがっかりさせてしまって、申し訳ないと思っています。でも、
わたしほど傷ついている人はいないとも思います」
アテネのプレス・カンファレンスでまずそう語ったポーラでしたが、涙が
あふれてすぐには言葉を続けることができませんでした。

涙をぬぐいながら、ポーラはゆっくりと、ためらいがちに続けます。
「昨晩はまさにショック状態でした。呆然として、ほとんど泣くことすらで
きませんでした」
「今の私には、あのレースで何が起こったのかを理解し、なぜああいう
ことになったのかを見つけるのはとても難しい。完全に打ちのめされ
ていますから。このレースのためにすべてを賭けてやってきました。最
悪の走りになってしまって、しかもその原因がちゃんとわからない、こ
れはほんとにきついです」

今回のオリンピックは、ポーラにとってメダルへの3回目の挑戦でした。
30歳という年齢から考えると、これが最後のオリンピックになるだろう
といわれています。
ポーラは、アテネの暑さや厳しい丘や、あるいは彼女の肩の上にか
かった巨大な国民の期待が不振の原因ではないと言います。
「ああいうコンディションのレースを私はこれまでにも経験しているし、
うまく走ってきています。それに、みんな同じ条件でのレースなんです
から。たしかにタフだったけど、でも私は脱水症状や心臓が苦しくなっ
たせいであのレースを終わらせたわけではないです。怪我に悩まされ
ていたわけでもありません」

レースを続けられなくなった原因はポーラ自身にもわからず、今はドク
ターによる検査結果が出るのを待っていると彼女は言っています。
序盤は調子が良かった、とポーラは言います。上り坂にも苦労しな
かったと。
しかしマイルを重ねるうちに彼女は、徐々に先頭集団にとどまることが
苦しくなり、そしてじきに、「これ以上は走れないんだとわかった」のだ
そうです。
「レースを途中でやめようなんてことは、これまでまったく思ったことは
ないです」
「タフなコンディションでしたけど、でもそれは誰にとってもタフなもので
した。私もこの厳しいコンディションにあわせて準備してきました」

金曜日に行われる1万メートルに出場してメダルを狙うのかと訊ねら
れたポーラは、走るかどうかはまだ決めていないと答えました。
「私がここに来たのは、マラソンに出て優勝するためです。ですが、こ
れまでサポートをしてくれた人たちへの恩返しになるのなら、私自身は
ぜひ出場したいと思っています。でももしそれが正しくないのなら、無
理に出たいとは思いません」

記者会見よりも前に行われたBBCのインタヴューで、ポーラはこう
語っています。
「誰にも弁明する権利があると思います。でも私自身はそうしたくはな
いんです」
「これだけを目指して、ずっとずっと長い間、このために一生懸命やっ
て来たんです。私は、ほんの少し結果が悪くても逃げ出してしまいたく
なるんです。それが…それがこんな最悪の日になるなんて」


【チャンピオンズ・リーグ】
24日、リヴァプールは、UEFAチャンピオンズ・リーグ予備予選3回戦
のセカンド・レグを戦いました。ホーム・アンフィールドでの試合でした
が、オーストリアのグラツェルAKを相手にに、0−1での敗戦となりま
した。
しかし、第1戦を0−2のスコアで勝っているために、リヴァプールの
チャンピオンズ・リーグ本選出場が決定しました。

試合後のラファエル・ベニテス監督の話です。
「最初の30分はいいプレイができていた。だがその後はよくなかった。
かなりボールを支配されてしまった」
「最も重要なのは、我々は予備選を勝ち上がることができたということ
だ。グループ予選までには時間があるので、これから立て直して行き
たい」
「勝ちからも学べるが、負けたときこそ学ばなければならない。おそら
く今日は、我々がナーヴァスになっていたのが原因だろう。ゲームをコ
ントロールできなかったし、イージーなパスをミスしてボールを奪われ
た」
「我々を一泡吹かせようと必死で立ち向かってくるチームを相手にする
ことは、いつもとても危険だ。そしてもし先に点を与えてしまえば、余計
に消耗することになる」
「ハードにプレイしないといけないことはみんなわかっていたが、今日
は攻撃もディフェンスもよくなかった。1人か2人の選手は問題なかっ
たが、チーム全体ではそうではない。我々は全員で戦っているわけだ
から、これはチーム全体の問題だ」

先発してフル出場したジェイミー・カラガーは、こう言っています。
「今日のパフォーマンスにはみんな落ち込んでる。でも最低限の結果
は出せたからね」
「グラッツを誉めてあげるべきだよ。アンフィールドに来てあんなにいい
プレイをしたんだから。まあ僕らも、もうちょっとマシなパフォーマンスを
しないといけなかったんだけど」
「監督にとってまだ4つか5つめの試合だからね。もう少し時間がかか
るだろうと思う。それに僕らはトップ・フォームから離れて久しいわけだ
し」

24日と25日に行われた予備選セカンド・レグで、チャンピオンズ・リー
グの本選出場チームが出揃いました。
26日に行われた抽選により、リヴァプールは本選のAグループに入り
ました。これから、デポルティーヴォ・ラ・コルーニャ(スペイン)、モナコ
(モナコ/フランスリーグ)、オリンピアコス(ギリシャ)との4つ巴の戦い
が始まります。緒戦は9月15日、ホームでのモナコ戦です。


*** 8月28日(土) *******************************

【イラクでエコー】
ティム・デイヴィーズは、故郷から遠く2551マイル(約4105キロメート
ル)も離れているにもかかわらず、「リヴァプール・エコー」紙を愛読し
ています。しかも彼がいるのはイラクのバスラです。ティムは、英国か
ら派遣された平和維持軍としての毎日を送りながらも、しっかりと故郷
のニュースやゴシップについて行こうとしているのです。

クロスビーに住む34歳のティムは、今年の5月にバスラに派遣されま
した。
しかし彼は愛するローカル新聞を読むのをあきらめず、家族に頼んで、
毎週の小包便で送ってもらうことにしました。

リヴァプールFCファンのティムは、砂塵や壊れたイラク軍の戦車に囲
まれながら、エコーを読み、苦境に立つライヴァル・チーム、エヴァトン
の現状を分析したりしています。

ティムの話です。
「スカウサーがいっぱいいるよ、ここには。うちの家族が、「クロスビー・
ヘラルド」と「エコー」を毎週送ってくれるんだ。で、おれは片っぱしから
コピーしてみんなに配ってるってわけ。荷物が着くと、みんながおれん
とこに来て言うんだ。『読ませてくれる?』ってね」
「実にグレイトだよ。家のまわりで起きてることを新聞で読むことができ
るってのはね」

ティムの家では、妻と2人の子供が彼を待っています。
任務が終わってティムが家に戻れるのは、11月の予定です。


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▽マイケル・オーウェンのインタヴュー
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今季レアル・マドリーへ電撃移籍したマイケル・オーウェンのインタ
ヴューが、「リヴァプール・エコー」に掲載されました。抜粋してお届けし
ます。

「何もかもがものすごい速さで起こってしまったから、たくさんの人に
グッバイを言えず仕舞いになってしまった」
「みんなと離れ離れになって、きっと寂しくなると思う。リヴァプールはこ
れからもずっと僕の人生の一部で、それは絶対に変わらない」
「出来るだけみんなの試合は観るようにしたいし、リヴァプールに行くと
きには真っ先にメルウッドに寄ると思う。僕はリヴァプールの悪口なん
か絶対言わないし、できればお互いにそういう気持ちでいられたらな
あと思ってる」
「僕にとっていちばん辛いのは、家族を連れてリヴァプールからマド
リードに引越ししないといけないってこと。気は進まないけど、仕方が
ないからあきらめて引越しするよ」
「いろいろ考えてみて、今は新しいチャレンジをするべきなんじゃない
か、困難に挑戦する時期なんじゃないかって結論になったんだよ」

「僕の父親はチェスターのプレイヤーだったんだけど、ある日監督に
呼ばれて行ってみたら、ケンブリッジに売ったから出て行ってくれと言
われてしまってね。それで父は、家族や子供たちと離れ離れで暮らす
決心をするのに、何日も悩むことになった」
「それはフットボールの持っている一面だし、選択する権利はプレイ
ヤーのものだって言いたいわけではないよ。ただ、幸い僕にはそうい
うことは起こらなかったし、うちの父が持つことができなかった選択権
を持っていた」
「ここは他のプレイヤーの契約問題についてコメントする場ではないけ
ど、でも、僕が移籍する1週間前には、ダニー・マーフィーがリヴァプー
ルを出されてしまった。本人は出たくなかったのに」
「一寸先には何があるかわからないのが僕らのいる世界で、それは時
にはアゲンストに働く時もある。今ではフットボールは、スポーツである
と同時にビジネスなんだ。良きにつけ悪しきにつけね。そういうものとし
て認識しておかなきゃいけない」

「もしリヴァプール・サポーターが街で僕を見かけたら、そりゃあ面白く
ないだろうけれども、一方でこう考えてくれたらなあって思ってる。『あ
あ、レアル・マドリーだったな。そりゃちょっと断れないよな。それに毎
年そんなチャンスがやって来るってわけじゃないしな』って」
「選手が移籍するってことになったら、決まってまず『誰の責任だ』って
話になる。そういうふうにしか捉えられないのはほんとにつまらないと
思う」
「この僕のケースに限って言えば、クラブの方も僕の側も、責められる
べき人間は誰もいない。すべてが友好的だった。チェアマンも監督も
リック・パリーも、去って行く僕の手を握ってくれた。彼らが本心でそうし
てくれたってことには、100%の確信がある」
「つまりそういうことだったわけだよ。残るか出るかについて僕は、自
分自身で決断することができた。人々は、出て行く決心をした人間を
安易に責めるけどね、でもそういうのはこの世界のいやらしい部分だ
と僕は思うけどね」

「移籍金の額をとやかく言われるのもまあ理解できるけどね。ファンに
とって行ってほしくないプレイヤーが出て行くときには特にね。でもプレ
イヤー本人は、ただ純粋に移籍する時期なのかどうかを考える。今は
そういう時代だと思う」
「僕は移籍金のことはまったく気にしなかった。でも、トータルでは
1200万ポンド(約24億円)くらいの契約になると思うんだけど、そ
れってアカデミーから上がってきた人間としては悪くないよね」

「マドリーに行けるチャンスが巡って来たとき、これを逃しちゃだめだっ
て思ったんだ。リアリスティックに考えてみたんだ。もし僕にリヴァプー
ルとの契約があと5年あったら、レアル・マドリーが獲得したいと思うよ
うな値段にはならないだろうって。彼らが獲得に動いてくれたタイミング
が絶妙だったんだ」

「生涯を1つのクラブで通すプレイヤーはどんどん少なくなると思う。
キャリア全部をリヴァプールで送りたいと願っているのは、僕の知って
る人間の中でひとり挙げるなら、ジェイミー・カラガーってことになるな。
選手でいる限りずっと、カラにはチームの中心選手でいてほしい」
「リヴァプールにいたとき、チームの状態が悪い時には、何人かの生
え抜きのプレイヤーばっかりに非難が集中してるように思えることが
あった。あるいは、トップ・プレイヤーとして正当に扱われていないん
じゃないかって思うこともね。そういうのが少しでも変わるといいなって
思う」

「すごく若いころにデビューしたわけだけど、あの頃って、ものすごい
興奮とかわくわくするような楽しさの連続だった。7年後に同じクラブで
もう一度再現してみろっていわれたって絶対できないようなね」
「たぶん、自分の中のある部分は、あの感覚を探し求めているんだと
思う。レアル・マドリーの選手としての最初のプレイが、そんな感じにな
るのかもしれない。それともちろん、プレイヤーとしてもっと成長できる
と思ったから」

「素晴らしいたくさんの思い出を持ってリヴァプールを出ることができ
た。思い出すよ、僕が元気いっぱいの11歳のガキで、ヴァーノン・サ
ングスター・レジャー・センターでスティーヴ・ヘイウェイやヒュー・マク
オーリーと一緒にやってた頃を」
「FAユース・カップでの優勝今もハイライトだし、2001年の3冠制覇
だって、今でも信じられないほど素晴らしい思い出だ」
「それから僕の全部のゴールもね。リヴァプールのために、いくらかは
貢献できたんじゃないかな。僕のやって来たことって、ちゃんとクラブ
の役に立ったよね」
「僕は300試合、心から一生懸命プレイした。ここで過ごした時間や
素晴らしい友人のことは、一生忘れない」

(Owen: Real shame I went so quickly Aug 27 2004
                   By Chris Bascombe, Liverpool Echo)


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▼スカウスハウス・ニュース
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「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
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「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******

今週は、「リヴァプール・デイリー・ポスト&エコー」の本部の写真を選
びました。

ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm


*** 今週のBGM ******

“The Horace Silver Quintet & Trio
              / Blowing The Blues Away (1959 Blue Note)”

今週号は、このブルーノートの名盤を聴きながら編集しました。
ジャンプ・ナンバーからバラードまで、ホレス・シルヴァーってほんとに
いい曲書きますね。タイトルがタイトルなので、ちょっと気分がさえない
時なんかによく聴きます。あ、でもこのタイトル、エヴァトン・ファンの前
ではあんまり言わない方がいいかも知れませんね。  (Kaz)


■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□■ 第165号 ■□

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