November 02 2004, No.174
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2004年10月25日〜10月30日>
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト&BGM 


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▽フロム・エディター
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先週のリヴァプールは、「フード&ドリンク・フェスティヴァル」の1週間
でした。
リヴァプール市内のあちこちで様々なイヴェントが催されたり、多くの
レストランで特別メニューが出されました。

30日付けの「ニュース」で取り上げていますが、ホテル『ホリデイ・イ
ン・リヴァプール・シティ・センター』の中にあるレストラン『シグナルズ』
が、『究極の学校給食』をメニューに登場させ、話題を呼んでいます。
どうやら英国でも、学校給食は一般的に「美味しくないもの」ということ
になっているようですね。

では、一流レストランが「理想の学校給食」を作ると、どんなものにな
るのでしょうか?

「理想の学校給食」は、ちゃんとした3コースになっています。「スター
ター」、「メイン」、そして「スウィーツ」のそれぞれに5種類が用意され
ていて、その中から、ひとつづつチョイスすることができます。
せっかくですから、ちょっとここで紹介してみましょう。


*** スターター ***
 1)ハムと豆のスープ(ロールパンつき)
 2)家で焼いたヨークシャー・プディング
             (オニオン・グレーヴィーソース入り)
 3)エッグ・マヨネーズ(サラダ敷き)
 4)フレッシュにカットしたフルーツ(フルーツヨーグルトつき)
 5)茹でたエビ(カクテルソースかけ)

*** メイン ***
 1)フィッシャーマンズ・パイ(庭のフレッシュ・ハーブ風味)
 2)野菜&肉炒め(グレーヴィー味)
 3)マカロニ・チーズ(パルメザンチーズまぶし)
 4)ステーキとハーブの煮込み(マッシュルームとタイム風味)
 5)トラディショナル・スタイルのスカウス
             (ビートルートとキャベツの酢漬けつき)

*** スウィーツ ***
 1)ジャム・オムレツ(バニラソースかけ)
 2)干しぶどう入りプディング(カスタードソースで蒸し煮)
 3)よくベイクしたタルト(たっぷりの酪農クリーム添え)
 4)ストロベリー・ゼリー(アイスクリームとクリーム添え)
 5)スパイスつき焼きリンゴ(種なしブドウ詰め)

どれも基本的にシンプルだけれど、すごく美味しそうだと思いません
か? まあ全体的に高カロリーの「濃い」メニューが多いような気はし
ますけど…。

えーと僕なら、そうですねえ、スターターは3で、メインはもちろん5を
オーダーしますね。スウィーツは4…いや3も捨てがたいなあ。う〜ん
どうしよう…。
…などと迷ってみても、フェスティヴァルは終わってしまったので、どっ
ちみちもう食べられないんですよね…いやあ残念。

                         ― Kaz (02/11/2004)


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▼リヴァプール・ニュース <2004年10月25日〜10月30日>
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*** 10月25日(月) *******************************

【プレミアシップ 04−05】
23日、好調エヴァトンはアウェイでノーウィッチと対戦し、2−3で勝ち
ました。
前半2点を先制したものの、後半に猛反撃に遭って追いつかれ、それ
でも踏ん張って最後に突き放しての勝利でした。
ゴール・スコアラーは、ケヴィン・キルバーン(10分)、マーカス・ベント
(40分)、ダンカン・ファーガソン(73分)でした。

試合後のデイヴィッド・モイーズ監督の話です。
「グレイトだよね。まるで別のチームになったみたいだ。うちの選手た
ちは最高だ。監督がもっと伸ばしてやらないとね。夏には実にいろん
なことがあったわけだけど、今はちょっとした笑い話だよ」
「もしうちがこのまま快進撃を続ければ、ひょっとするとひょっとするか
も知れないよ」

ディフェンダーのアラン・スタッブスはこう言っています。
「前半でもう勝った気になってたんだな、俺たちは。しかし向こうにどん
どん押し込まれることになってしまった。俺たちはがんばって持ちこた
えて、最後に黙らせてやったわけだね」
「ノーウィッチのファンたちはチームをしっかり支えているね。ファース
ト・リーグでの勝利に飢えているんだ。だけどあいにく俺たちは今絶好
調でね、多くの人間の間違いを証明しようとしているところなんだよ」
「うちの連中はみんな生真面目でね、いつも100%なんだ。それが報
われてるんだよ」

ストライカーのマーカス・ベントはこう話しています。
「ちょっとヒヤヒヤしたなあ。でもどうしても3ポイント欲しかったから。
もうちょっとで終わりってとこでやっと突き放すことが出来たわけだけ
ど、しかしアウェイで3ポイント取れてほんと良かった。僕らみんなエン
ジョイしてるよ。すごくハードに働いてるけど、全然不満はないな」

同じく23日、ホームにチャールトンを迎えたリヴァプールは、2−0で
勝っています。
ゴール・スコアラーは、ヨン・アルネ・リーセ(52分)、ルイス・ガルシア
(74分)でした。

24日現在のリーグ順位は、16ポイントとしたリヴァプールが6位に上
昇しています。消化ゲーム数は1試合少ないながらも、5位マンチェス
ター・ユナイテッドとの差はわずかに1ポイントです。
早くも今シーズン7勝目を挙げたエヴァトンは、22ポイントで3位を
キープしています。2位チェルシーとのポイント差は相変わらず1です
が、今シーズン初黒星を喫してついに無敗記録がストップした首位
アーセナルとの差は、3ポイントです。


*** 10月28日(木) *******************************

【創刊125周年】
27日、リヴァプールの夕刊紙「リヴァプール・エコー」が125歳の誕生
日を迎えました。
「エコー」は125年前のこの日、姉妹紙「デイリー・ポスト」のアレクサ
ンダー・ジーンズによって創刊されたのです。

「エコー」紙は、リヴァプール・ウィメンズ・ホスピタルに巨大なバースデ
イ・ケーキを贈り、新しいお母さんたちとともに誕生日を祝いました。

この日の午前3時20分にこの病院で誕生したミリー・ウィリアムズちゃ
んにとっては、特別な誕生日となりました。
36歳の母親、カレンはこう話しています。
「長い陣痛だったわ。予想してたよりずっと長かった。3人目だから短
いんじゃないかって思ってたんだけど、今まででいちばんたいへんだっ
たわ」
「ものすごく可愛いわ。とてもおとなしいの。初めての女の子なのよ、
ほんとゾクゾクするくらい嬉しいわ。おまけに『エコー』の誕生日と重な
るなんてね!」

ミリーちゃんは、予定日より6日早い誕生でした。母子ともに健康で、
早めに退院することができそうです。
父親のサイモンはこう言っています。
「僕らみんな、娘が産まれて飛び上がって喜んでるんだよ」
カレンとサイモンには、7歳のアレックスと5歳のリアムの、2人の息子
がいます。

ホスピタルのスポークスウーマン、アレックス・ヴァッシーはこう話して
います。
「サイモンとカレンにおめでとうと言いたいですね。それから『エコー』
にもね」

「エコー」紙の編集長、マーク・ディッキンソンはこう言っています。
「125回目の誕生日を迎えるというのは、たいへんなことだと思いま
す。私たちは、マージーサイドに関わるすべてのかたと、お祝いの気
持ちを分かち合いたいと考えたんです。産まれたての人も含めてね」


*** 10月29日(金) *******************************

【カーリング・カップ3回戦】
イングランドのリーグ・カップ戦、「カーリング・カップ」の3回戦が行わ
れました。

26日にアウェイでミルウォール(リーグ・チャンピオンズシップ:2部相
当)と対戦したリヴァプールは、0−3で順当に勝ちました。
ゴール・スコアラーは、サリフ・ディアオ(18分)、ミラン・バロシュ(70
分・90分)でした。

27日にホームでプレストン(リーグ・チャンピオンズシップ:2部相当)
を迎えたエヴァトンは、2−0で勝ちました。
ゴール・スコアラーは、リー・カーズリー(52分)とマーカス・ベント(89
分)でした。次の4回戦は、リーグ首位のアーセナルとのアウェイ・マッ
チとなります。
デイヴィッド・モイーズ監督は試合後、次のラウンドの抱負を語りまし
た。
「チャンピオンとアウェイで戦うのは、正直言ってきついけどね。でも
何かを得たいなら、レヴェルを上げて、ベストを尽くさないとね」
「難しいのは分かってるけれども、いい試合ができると思うよ。彼らと
我々のリーグでのポイント差は、わずか3ポイントしかないってことを
忘れてほしくないね。勝つチャンスはじゅうぶんにある」
「開幕戦のことはちゃんと覚えているさ。4点も取られて負けてしまった
わけだが、あれから我々は確実に成長しているからね」


【ピープルズ・クラブとエコー】
125周年を迎えた夕刊紙「リヴァプール・エコー」を祝い、エヴァトンの
デイヴィッド・モイーズ監督が、「エコー」とリヴァプールの関係について
語っています。

「リヴァプールに着いた時、まるで故郷に帰って来たみたいな気がした
んだ。
スコットランド人がこんなことを言うのは変かもしれないがね、だが、
私の愛する故郷グラスゴーを思い出させるものが、ここにはあまりに
も多いんだよ。

どこの街でもそうだが、街の印象を作っているのはそこに住んでいる
人々だ。人々のキャラクターとかパッションとかユーモアとかが、リ
ヴァプールを特別な街にしているんだろうけど、でも同じような特徴の
街は他にもたくさんあるよね。
じゃあ何がリヴァプールを他よりも際立たせているのかってことだけ
ど、これは説明するのはちょっと難しいな。
でも、分かりやすい例をひとつ挙げてみよう。

今年の初めのことなんだが、私はアウェイ・マッチからジョン・レノン空
港に帰って来たところだった。
車に乗ろうとしたら、3人のティーンエイジのエヴァトニアンが私のとこ
ろに走って来てね、サインが欲しいって言うんだ。
もちろん私はサインをしたわけだが、それでお終いにはならなかった。
その次に彼らは、一緒に乗せて行ってもらえませんかねと訊いてきた
んだよ。
私がいいよと言ったら彼らはちょっとびっくりしたみたいだったがね。
そういう図々しいところが面白くてね、私は好きだな。率直で生意気な
ユーモア精神って、この街の隅々までしっかり浸透しているよね。
そういうわけで、ここでの私は、これまでに住んだ他のどの街よりも、
グラスゴーにいるみたいにリラックスして過ごすことができるんだ。

リヴァプールで暮らすには、シャープなウィットとクイックさが必要だ。
この街の人々がまさにそういう感じだからね。
私とこの街の人々は、ずっといい関係だよ。といっても、街の半分、ブ
ルーの人たちとは、ということになるかな。
人々の一途な気持ちにはいつも感謝しているし、エヴァトンでいい仕
事をしようと努力している私の気持ちも、ちゃんと人々に伝わっている
と思う。常に、彼らもクラブの一員なんだという意識を持っているつもり
だしね。

エヴァトニアンの家を一軒一軒訪ねるのは無理だが、ローカル・メディ
アを通して私の考えを伝えることはできる。それがいちばんの近道な
んだ。そして、その中心となるのが「エコー」なんだ。
「エコー」は今週、125周年を迎えるそうだね。この長い年月の間、こ
の新聞はずっと、フットボール・ファンのためのメインの情報源であり
続けて来たということだ。人々に身近で大切な情報を与えてくれるの
は、いつだってローカル新聞だから。
そしてファンにとっては、ローカル紙は試合の延長でもあるわけだ。こ
の街のような、フットボールが盛んなところでは特にそうだ。スポーツ・
ニュースのために夕刊を買うって人がほとんどなんじゃないかと思っ
たりするくらいだ。

「エコー」は、リヴァプールという街の重要な一部になっている。ファン
とクラブを結ぶ、ものすごく大切な掛け橋だ。この橋を使わせてもらう
ことは、私にとって大切なことでもある。

この街に足を踏み入れた瞬間に、私は、人々のあたたかさやサポー
トの気持ちを感じた。街の人々のエヴァトンへのパッションをひしひし
と感じて、私は、最初の記者会見でこのクラブを「ピープルズ・クラブ」
だとコメントした。
あれは本心からの言葉で、ほんとうにそう感じていたんだ。以来まった
く考えは変わっていないし、これからも、私がここにいる間はそうだと
断言できる。実際、あの言葉は真実をついていたと思う。本当だから
あれほど共感を持ってもらえたんだろうね。

あの言葉のおかげで、私はマージーサイドの人々に受け入れられ、
エヴァトンの監督としての仕事に楽しんで取り組むことができているん
だよ」


*** 10月30日(土) *******************************

【フード&ドリンク・フェスティヴァル】
リヴァプールでは現在、「フード&ドリンク・フェスティヴァル」が開催さ
れています。
市内各地で様々なイヴェントが催されるほか、多くのレストランやホテ
ルで、特別メニューを楽しむことができます。

ライム・ストリートのホリデイ・インの中にある「シグナルズ・レストラン」
では、「究極の学校給食」がメニューに登場しています。
学校給食といっても、見た目にもお上品な3コース・メニューとなってい
て、前菜・メイン・デザートそれぞれに、5つのヴァリエーションが用意
されています。
もちろん、「かたまりだらけのカスタードや冷え切ったライス・プディング
はご用意できません」とのことです。

ホープ・ストリートの「ホープ・ストリート・ホテル」には、巨大なガンギエ
イが届きました。
体重はおよそ158ポンド(約69キログラム)というモンスター級のエイ
で、4人のシェフが総出で引きずってキッチンに運び込みました。いっ
たい何人分のメニューができるのでしょうか。

ウォーターフロントの「バルティック・フリート」では、「ソーセージのオス
カー賞」の授賞式が行われました。
最優秀賞に輝いたのは、サウスポートの肉屋さん「ブロー・ブッチャー
ズ」のオーナー・ブッチャー、トニー・ブローでした。
トニーには、人気TV番組「レディ・ステディ・クック」のシェフレスリー・
ウォーターズから、金色のソーセージ像が手渡されました。

セイント・ジョンズ・ショッピング・センターでは、「ナショナル・アップル・
デイ」にちなんで、「アイ・ラヴ・アップル」ストールが特設されました。
ストールにはあらゆる種類のリンゴが並び、来訪者には、試食やレシ
ピのレクチャーのほか、「アイ・ラヴ・アップル」バッヂがプレゼントされ
ました。

10月25日に始まった「フード&ドリンク・フェスティヴァル」は、11月
1日まで続きます。


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お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******

今週は、ウォーターフロントのパブ「バルティック・フリート」です。

ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
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*** 今週のBGM ******

“Brinsley Schwartz / Nervous On The Road (1972 United Artists)”

今週号は、このアルバムをBGMに編集しました。僕はニック・ロウさん
の大ファンなのですが、まだ会ったことがありません。でもいつの日か
必ず、できれば一緒にビールを飲みたいなあなんて思っています。
  (Kaz)


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