February 1 2005, No.187
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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*** http://scousehouse.net/ ***
□■ INDEX ■□
▽フロム・エディター
▼リヴァプール・ニュース <2005年1月26日〜1月29日>
▽スカウスハウス・ニュース
▼今週のフォト&BGM
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▽フロム・エディター
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先週に引き続き、リヴァプールの「ヴィジター・ガイド:2005年版」の話
題です。
これも初めての企画ですが、“48 Hours in Liverpool” というタイトルで、
2ページの特集が組まれています。
「週末のリヴァプール滞在を、どのように有意義に過ごしたら良いか」
がテーマになっています。つまりは、観光のためのモデル・プランです。
日本語にするなら、「48時間:リヴァプールの過ごし方」という感じで
しょうか。
おそろしく見どころの多いリヴァプールを、2日や3日で余すところなく
見て回るなんてどだい不可能なことではあるのですが、それでも、この
モデル・プランはかなり健闘しています。ちょっと感動してしまったくら
いです。
というわけで、今週と来週に分けて、その内容を簡単に紹介してみま
しょう。
■金曜日
12:00 <到着>
ホテルにチェックイン。4ッ星ホテルであれ格安ホテルであれ、あな
たは温かい歓迎を受けるでしょう。
12:30 <アルバート・ドック>
現在のリヴァプールのルネッサンスは、元々はヴィクトリア時代の倉
庫だったこの建物から始まりました。ギャラリーやミュージアム、
ショップ、そしてレストランと、何でも揃っています。
14:00 <テート・ギャラリー>
アルバート・ドックにあるモダン・アートのギャラリー。絵画や彫刻は
もちろん、フォトグラフィーやヴィデオ作品、パフォーミング・アートま
で展示されています。リヴァプールは、ロンドンに次いでミュージアム
やギャラリーの多い街です。
16:00 <ミュージアム・オブ・リヴァプール・ライフ〜スリー・グレイシ
ズ>
ピア・ヘッドにあるこの博物館では、リヴァプールの街や人々の歴史
や由来を学ぶことができます。そしてその後は、「スリー・グレイシズ」
と呼ばれる3つの美しい建築物、「ロイヤル・ライヴァー」、「キュー
ナード」、「ポート・オブ・リヴァプール」の優雅な姿にしばし見とれま
しょう。
18:00 <ホープ・ストリート界隈>
そろそろお腹が空いたんじゃないですか? ホープ・ストリート界隈に
は、有名どころのレストランが並んでいます。「マージーサイド・レスト
ラン・オブ・ジ・イヤー」に4度も輝いた「60ホープ・ストリート」もここに
あります。
19:00 <フィルハーモニック・ホール>
ホープ・ストリートにあるコンサート・ホール。世界的な交響楽団ロイ
ヤル・リヴァプール・フィルの演奏を楽しみましょう。もちろん、クラ
シックだけではなく、ポップやロックのコンサートや、コメディ・ショウ
や映画の上映もここで行われます。
第1日目はこれで終わりです。
わりにゆったりとした、無理のないスケジュールのはずなのに、アート
とカルチャーとヒストリー、そしてエンターテイメントと盛りだくさんの内
容になっています。初日からえらく濃いですね。そしてちょっとお洒落
な1日でしたね。
さあ、明日はどこに行き、何を見るんでしょうか?
続きは来週号で!
― Kaz (01/02/2005)
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▼リヴァプール・ニュース <2005年1月26日〜1月29日>
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*** 1月26日(水) *******************************
【プレミアシップ 04−05】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
22日にサウザンプトンとアウェイで対戦したリヴァプールは、2−0(前
半:2−0)での敗戦となりました。
降格ゾーンに低迷するサウザンプトンにとっては、今季3勝目となりま
した。シーズンの途中から指揮を執るハリー・レドナップ監督にとって
は、初勝利です。
試合後、レドナップ監督はこう語っています。
「システムを変えてみたんだ。1トップにして、ミッドフィールドに5人並
べた。全員で走って、全員でアタックしようという覚悟だったわけだが、
それが報われたね」
「今日のうちの中盤は素晴らしかった。死にもの狂いで戦ってくれた
ね。ブルドッグ・スピリットを見せてくれたよ」
「うちのプレイヤーはみんな自信を持っている。(降格の)プレッシャー
を恐れたりはしていないよ」
同じく22日、ホームにチャールトンを迎えたエヴァトンも、前半ロスタイ
ムの失点を挽回できず、0−1で痛い黒星を喫しています。
エヴァトンがホームで負けたのは、昨年10月2日以来のことです。
試合後、デイヴィッド・モイーズ監督はこう話しています。
「25ヤードのゴールを決められてしまったね。だが彼らがクリエイトし
たのはそれだけだ。我々は、ラインぎりぎりだったりポストをヒットした
りだった。最近では、勝ちと負けはまさに紙一重だ」
「しかし我々はまだ4位のままだ。他のクラブも勝てなかったからね。
まだまだいい位置につけていると思っている。今日選手たちが見せて
くれた努力やエナジーは責められない。今日はツキがなかったという
ことだと思う」
第24節を終えてのリーグ順位は、リヴァプールが37ポイントで5位、
エヴァトンが44ポイントで4位です。
リヴァプールは、6位のミドルスブラ、7位のチャールトンと同ポイント
に並ばれています。エヴァトンと3位マンチェスター・ユナイテッドの差
は、6ポイントに広がっています。
*** 1月27日(木) *******************************
【自慢の方言】
マージーサイドの方言、スカウス・アクセント。その独特の訛りが、より
強くなっているのだそうです。
若者の話し言葉を1970年代と現代とで比較した言語学者、ケヴィン・
ワトソンによると、ほとんどすべての方言が衰退しつつあるのと対照
的に、スカウス・アクセントだけは拡大傾向にあるそうです。
スカウサーたちは、方言を隠そうとするよりは、むしろアイデンティティ
として誇りを持って使っているとワトソン氏は言っています。
ワトソン氏の話です。
「どの方言にも、セオリーどおりに発音が変化して来ています。例え
ば、バス(風呂)をバフと言ったり、ブラザー(兄弟)をブラッヴァーと
言ったり」
「スカウスにもその傾向があるはずだと思っていましたが、どうも違う
ようです。スカウサーたちはホワット(何)の最後の“t”を落して発音し
ますね。その特徴は今や、他の長い言葉でも聞かれます」
現代の英国の若者たちは、TVやラジオ、映画の影響で方言を失いつ
つあると、専門家たちは指摘しています。
ワトソン氏は続けます。
「TVがアクセントにどれだけ影響を与えているかは、まだ証明されて
ません。しかし、いくらかの影響は確実にあると私は思いますよ」
*** 1月28日(金) *******************************
【カーリング・カップ準決勝】
カーリング・カップ準決勝のセカンド・レグが行われました。
25日にアウェイでのワトフォード戦に臨んだリヴァプールは、ファース
ト・レグと同じく、スティーヴン・ジェラードのゴール(77分)により0−1
で勝利を収めました。決勝進出です。
試合終了後、リヴァプールのラファエル・ベニテス監督はこう話してい
ます。
「我々にとって、サポーターにとって、そしてクラブにとって、とてもとて
も重要な勝利だ。苦労はあったが、これで決勝に行ける」
マンチェスター・ユナイテッド、下部リーグのバーンリー、さらにサウザ
ンプトンと、3試合連続で完封負けを喫したことへの批評は、この試合
には影響しなかったとベニテスは言います。
「我々は常にゲームのことを考えている。人々が何を言っているかで
はなくてね」
「このままやり続けるだけだ。サポーターに優勝カップを捧げられるよ
うにね」
「素晴らしいチーム、素晴らしいプロフェッショナル、素晴らしい選手、
そして素晴らしいゲームだったね、今夜の我々は」
26日に行われた準決勝のもう1試合では、チェルシーがマンチェス
ター・ユナイテッドを下しています。
カーリング・カップ決勝戦は、2月27日にカーディフのミレニアム・スタ
ジアムで行われます。
【新旧のスター】
25日、アメリカのバンド、ザ・キラーズがリヴァプールのHMVでサイン
会を行いました。
店の前には、ポップ界のニュー・スターたちに会おうと、数百人のファ
ンが何時間も前から列を作りました。
その中のひとり、リヴァプール・ジョン・ムーアズ大学の学生で18歳の
マリアンヌ・クーパーはこう話しています。
「友だちと一緒に授業を抜け出して来ちゃった。バンドに会いたかった
んだもの」
ザ・キラーズのアルバム『ホット・ファス』は、英国だけで100万枚以上
も売れているそうです。ニュー・シングルの『サムバディ・トールド・ミー』
も、チャートのトップ・テンに入るヒットになっています。
HMVのマーケティング・マネージャー、ジェイソン・レッグはこう話して
います。
「店の営業どころじゃなくなってしまいましたね」
「彼らは、正統的なロックンロール・バンドです。それだけじゃなくて、ア
メリカン・ミュージックのいいところをみんな持ってるんですよ」
奇しくも同じ日、すぐ近くのキャヴァーン・クラブでは40年前のスター、
ピート・ベストが出演しました。こちらも大盛況でした。
これは、BBCによる、初期のビートルズを描いたドキュメンタリー番組
のためのライヴでした。
番組の中でピートは、こう語っています。
「私に都合のいいストーリーになっていると言われるかもしれない。だ
が、これまで間違って伝えられてることって結構多いんだよ。これで
ちょっとは訂正できたかな」
*** 1月29日(土) *******************************
【初の栄冠へ】
自らのゴールでカーリング・カップの決勝進出を決めたリヴァプールの
スティーヴン・ジェラードが、キャプテンとして初のタイトルに向けての
抱負を語っています。
「カーリング・カップの優勝と、リーグの4位に入ること。今はそれに集
中してる。キャプテンになって最初のフル・シーズンで優勝トロフィーを
掲げることができたら、ほんと最高だろうね」
「この一週間は最悪だった。みんなが自信を無くしてしまった。僕らが
受けた批判の中には、もっともなものもあったよ。うちはビッグ・クラブ
で、ものすごいお金がかかっている。一週間で3つも負けるなんてこと
は、リヴァプール・フットボール・クラブに許されることではないんだ」
「それで、僕らはサウザンプトン戦の後で話し合って、ワトフォード戦で
は少しシステムを変えることにした。よりソリッドな形にしたんだ。その
結果僕らは自信を取り戻して、今はこうして決勝の日を楽しみに待っ
てるってわけ」
ワトフォードとの準決勝で、ジェラードの今シーズンのゴール数は、9と
なりました。イングランド代表戦を含めると、10得点です。
「フォワードでもトップ下でもないんだったら、シーズン前に目指すのは
二桁、10ゴールってとこだと思う。普通はね」
「リヴァプールで9つ、代表を入れて10ゴール。まだシーズンの折り返
しをちょっと過ぎたところだから、もっと伸ばしたいね。自分自身のた
めにも、そしてリヴァプールのためにもね」
「10ゴールで、たぶん自己最高になると思うよ。これまでは、7とか9
だったから。今季は更新できそうだね」
「毎試合、始まる前に自分に言い聞かせるんだ。『全力を出し尽くせ。
お前の実力を見せてやれ』って」
「シーズンの終わりに、いつも自分のパフォーマンスを振り返ってみる
んだ。といっても、僕が試合に出始めてからだからまだ3〜4年なんだ
けど。で、いつも納得できないことのひとつが、ゴールの数なんだよね」
カーリング・カップの決勝戦は、2月27日、カーディフのミレニアム・ス
タジアムで行われます。
プレミア・リーグで首位を独走するチェルシーが相手です。
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▽スカウスハウス・ニュース
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*** 'Mendips & 20 Forthlin Road' Tour インフォメーション ******
おなじみ「ジョンの家」と「ポールの家」の見学ツアー。2005年度は、
3月19日にスタートします。もちろん今年も「スカウス・ハウス」で予約
を承ります。詳細は「ガイド・ツアー/リヴァプール」のページをご覧くだ
さい。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
*** フットボール・チケット代行予約 ******
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールFCおよびエヴァトンFCの、ホー
ムゲーム観戦チケットの代行予約を承ります。代行予約をご希望され
る方には、詳細をご案内いたします。希望カード&必要枚数にお名前
を添えて、info@scousehouse.net までお問い合わせください。
*** 語学留学生募集中 ******
「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
ます。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最
近人気のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm
*** ビートルズ・ガイドツアー ******
「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの
地を訪ねるガイドツアーをアレンジします。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、
ちょっとマニアックなツアーも用意しています。また、ご希望により、プ
ライヴェート・ツアーのアレンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm
*** 原稿募集中 ******
「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。
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▼今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******
今週は、ピート・ベストさんの写真を選びました。
ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm
*** 今週のBGM ******
“Blues Traveler / Four (1994 A&M)”
いいですね、ブルース・トラヴェラー。歯切れがいいというか、ケレン味
がないというか、実に気持ちのいいロックン・ロールです。ハードでゴリ
ゴリしてるけど、しつこくなくて。でも、決して能天気じゃないんですよ
ね。 (Kaz)
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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□■ 第187号 ■□
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