March 29 2005, No.195
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2005年3月23日〜3月26日>
 ▽寄稿:「僕のリヴァ日記」
 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト&BGM 


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▽フロム・エディター
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今週のニュースで伝えていますが、メイ・パンさんがリヴァプールを訪
問されるようです。

メイさんといえば、ヨーコさんと別居していた「失われた週末」時代の
ジョン・レノンを、公私両面でに支えた女性として有名です。
でもよく考えてみると、それくらいなんですよね、僕がメイさんのことで
知ってるのは。
著書の翻訳も出ていたような気がしますが、読んだことないです。
えーとつまりは、ほとんど何も知らないのと一緒なのでした。今さらな
がらですが、自分の無知に気がつきました。

うまく行けば、今年夏の「ビートル・ウィーク」には、メイさんがゲストとし
て初参加されることになりそうです。
またとないチャンスです。ぜひお会いできればいいなあ、と思います。
いろいろジョンのことを訊いてみたいです。
メイさんを招いての写真展も計画されているようですから、それも楽し
みですね。会場は毎年恒例の「マシュー・ストリート・ギャラリー」で…と
言いたいところですが、そうはならないはずです。
なぜなら、実に残念なことに、このギャラリーはもうすぐ閉鎖されてしま
うのです。

もう一度言います。
「マシュー・ストリート・ギャラリー」は、近々クローズします。
あのギャラリーのアトモスフィアが、僕は大好きでした。ジョンのアート
ワークやビートルズの写真に囲まれながら、窓からマシュー・ストリート
を見下ろすのが、大好きでした。スタッフも気持ちのいい人間ばかり
で、いつ行っても歓迎してくれました。何も買わないのにいやな顔ひと
つせずに…あそうか、そうやってみんながまるで「憩いのスペース」の
ように使うから、ビジネスとして成り立たなくなってしまったのかもしれ
ませんね…。
もうほんと、残念でなりません。

                           ― Kaz (29/03/2005)


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▼リヴァプール・ニュース <2005年3月23日〜3月26日>
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*** 3月23日(水) *******************************

【プレミアシップ 04−05】
イングランド・プレミアリーグの結果です。
20日、201回目の「マージーサイド・ダービー」がリヴァプールのホー
ム、アンフィールドで行われました。
結果は、2−1(前半:2−0)でリヴァプールが勝利しました。
ゴール・スコアラーは、スティーヴン・ジェラード(27分)、ルイス・ガル
シア(32分)でした。

幸先よく2点を先制したものの、リヴァプールはウォーノック、ハマン、
そしてモリエンテスと立て続けに負傷退場者を出し、前半で交代枠を
使い切ってしまいました。そのために次の負傷者ガルシアを交代させ
ることができず、さらにはバロシュがレッドカードで退場処分になるとい
う苦しい戦いを強いられましたが、エヴァトンの反撃を1点に抑え切り、
執念の勝利をもぎとりました。

キャプテンのスティーヴン・ジェラードは、試合後にこう話しています。
「ミラン・バロシュがチャンスをきっちり決めてればもっと楽なゲームに
なってただろうけどね。決められなかったばかりか、その後で退場に
なってしまった」
「ディフェンシヴな戦いを強いられたけど、代表チームのようにがっち
り守れたと思う。前半に怪我人が続出して、何もかもが悪い方向に行
きかけたけど、みんなで団結して勝つことが出来た」
「2−0とリードしてゲームを支配したと思ったけど、その後がものすご
くハードだった」
「いつだってプレイを楽しんでいるし、得点できれば嬉しい。今シーズ
ンの10点目が取れてよかった。今日の3ポイント以上に大事なもの
はない。僕らはそう思って戦った」
「僕はこのクラブのキャプテンだから、批判は僕が受け止めるつもり
だ。時々ちょっとアンフェアなんじゃないかってものもあるけど、じっと
耐えて乗り越えるしかないね」

ディフェンダーのジェイミー・キャラガーはこう言っています。
「今シーズンのウチはずっと批判されっぱなしで、今日だってエヴァト
ンが勝てばいいって思ってた人が大勢いるだろうね」
「でも今日の大一番に勝てたことは、ウチにとってものすごく大きいよ。
これでふっ切れて、ノッて行けるんじゃないかな」

ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「私もトレーニングしとかないといけないかな。もうストライカーが足りな
いからね!」
「後半は10人で戦ったわけだけど、ほとんど9人みたいなもんだった。
ルイスは足首を痛めてほとんど走れない状態だったからね」
「しかしそれでもなお、我々は2つのビッグチャンスを作った。9人とか
10人であれだけの戦いをするのはなかなかできることじゃない」
「(退場になったバロシュについては)彼は実によく動き、よく走ってく
れた。フリーで2つ外してしまったがね。おそらくはそれでイライラして
いて、あんなハードなタックルをしてしまったんだと思う」
「公平に見て、あれは退場になっても仕方ないプレイだったと思う。だ
が見過ごされたファウルは他にたくさんあったんだがね。もっとイエ
ロー・カードが出されてしかるべきだったんじゃなかろうか。ああいう
タックルにレッドを出すのは簡単だ。だが、まったく罰を受けないファウ
ルが多すぎた」

これで来季チャンピオンズ・リーグ出場権を賭けたエヴァトンとの4位
争いは、4ポイントのビハインドに差が縮まりました。
ベニテスは続けます。
「エヴァトンよりもずっといいプレイが出来たし、差も縮まった。シーズ
ンの残りの試合に弾みがついたね。今日みたいなプレイを続けられ
れば、追いつくのは難しくない」
「私が見たかったのは、リヴァプールのこの姿だ。すべてのゲームで
今日のような気合を見せてほしい」


*** 3月24日(木) *******************************

【ツナミ・エイド】
この日曜日(27日)、リヴァプールFCのアンフィールド・スタジアムで、
フットボールのチャリティ・マッチが行われます。
タイトルは「ツナミ・サッカー・エイド」。
昨年末のインド洋の大津波で被害を受けた国々の医療活動を支援す
るためのチャリティです。

一方のチームは、リヴァプールの歴代のスターたち、例えばジョン・
バーンズやケヴィン・キーガン、ケニー・ダルグリッシュ、アラン・ハン
センなどが名を連ねています。
ショウビズ界のスターやオリンピック選手たちが集合するもう一方の
チームには、このアンフィールドでかつて「ゴッド」と呼ばれたロビー・
ファウラーが助っ人として参加します。

このイヴェントの発案者は、元リヴァプールのヒーローで、現在もウィ
ラルのトランミア・ローヴァーズで活躍中のジェイソン・マクエイターと、
フットボール・エージェントのデイヴィッド・ロックウッドです。
イースターの日曜日、午後4時から始まるこのイヴェントで、50万ポン
ド(約1億円)の寄付金を集めたいと彼らは考えています。

ジェイソンの話です。
「どこかのチャリティにお金を寄付するのはイージーだけど、そうじゃ
なくて、自分の時間を使って寄付金を集めたいと思ったんですよ」
「それで、みんなに参加してもらえるようにするためには、やっぱりフッ
トボール・マッチが最高だろうと。そういうわけでこのチャリティ・マッチ
が決まったんです」

このチャリティ・マッチは、スカイ・スポーツでも生中継されることになっ
ています。
チケットは、すでに2万1000枚以上が売れています。


*** 3月25日(金) *******************************

【メイを案内】
今月末、一時期ジョン・レノンのガールフレンドだったメイ・パンが、リ
ヴァプールにやって来ます。
「失われた週末」といわれるヨーコとの別居期間中、ロサンジェルスに
滞在していたジョンを18ヶ月にわたって面倒を看つづけたのが、当時
レコード会社の秘書だったメイでした。

今回のリヴァプール訪問の主な目的は、レアな写真を展示するエキシ
ビションや、8月の「ビートルズ・コンヴェンション」出席についての打ち
合わせだということです。

現在ニューヨークに住むメイが、初めてリヴァプールを訪れたのは21
年前のことです。自身の著書のプロモーションのためでした。
その時彼女は、ジョンとの関係についてこう語っています。
「私とジョンの間で何が素敵だったかって、一緒にとことん好きな音楽
の話をすることができたことね」
「私たち2人とも、おんなじ時代の音楽が好きだったのよ。ジョンは私
があんまりよく知ってるのに驚いてたわ。だって私は彼よりずっと年下
だったから」
「よく彼に言ったもんだわ。私は新品だったけど、あなたはお下がりを
聴いてたのよってね。彼の好きだったロックン・ロールは、みんなアメ
リカ産だったから」

メイの滞在は、3月30日と31日のわずか2日間の予定です。
彼女の世話をすることになっているのが、リヴァプールでPR会社を経
営するスティーヴ・バーンズです。
スティーヴはこう話しています。
「私は『デイトリッピン』というニューヨーク発のウェブサイトに、『レター・
フロム・リヴァプール』ってコラムを書いててね」
「その関係で、かつてジョンの『ウォールズ・アンド・ブリッジズ』や『ロッ
クン・ロール』アルバムでプロダクション・コーディネーターとして働いた
メイが、今度こっちに来るってことや、案内してくれる人を探してるって
ことを聞いたんだよ」
「何でも彼女は21年前の訪問がすごく楽しかったらしくてね。また再
発見の旅にしたいと望んでいるそうなんだ」
「で、私が彼女をエスコートして、お馴染みの場所に案内することに
なったわけ。ワクワクするよね。ああでもこれ、内緒なんだよね」


*** 3月26日(土) *******************************

【もうひとつのマシュー・ストリート・フェスティヴァル】
リヴァプールが世界に誇るフリー・ミュージック・フェスティヴァルが、年
に2回開催されることになりました。

毎年8月、「インターナショナル・ビートル・ウィーク」に合わせて行われ
る「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」。トリビュート・バンドによりあ
らゆるジャンルのポピュラー・ミュージックを楽しむことができるこの
フェスティヴァルでは、世界中から数十万人のオーディエンスが集まり
ます。

そして今年からは、5月にも「もうひとつのマシュー・ストリート・フェス
ティヴァル」が行われます。こちらの方は、ローカル・バンドをフィー
チャーしてのライヴ・イヴェントですが、それに加えて、世界12ヶ国以
上から120のシンガーやグループが演奏します。

フェスティヴァルのプロモーターで、キャヴァーン・クラブを所有する
「キャヴァーン・シティ・ツアーズ」のダイレクター、ビル・へックルは、こ
う話しています。
「およそ30組の地のバンドが演奏します。批評をダイレクトに受け止
められる場ですよね。ローカル・ミュージシャンたちは、これまでなか
なかそういう機会に恵まれなかった。そのニーズに応えてあげようとい
うわけです」

海外からのバンドのコーディネートを手伝うアメリカ人プロモーター、デ
イヴィッド・バッシュはこう言っています。
「ポピュラー・ミュージックに関して言えば、リヴァプールって街は世界
のどこよりも特別です」
「どの国のバンドであろうが、最も演奏してみたいと思う街がここなん
です。これは画期的な試みですよ」

この「もうひとつのマシュー・ストリート・フェスティヴァル」の開催期間
は、5月26日から30日までの5日間。
キャヴァーン・クラブを含めた、マシュー・ストリートにあるライヴハウス
やパブなどが会場となります。
すべてのイヴェントは、無料です。

ビル・へックルは続けます。
「オーディエンスによって育ててもらって大きくなった、元祖マシュー・ス
トリート・フェスティヴァルと同じように成長して行ってほしいですね」
「5年後には2万人のお客さんを呼べるようにしたいと考えています」

1992年、2万人のオーディエンスでスタートした8月のマシュー・スト
リート・フェスティヴァルは、現在では30万人を集客するメガ・イヴェン
トとなっています。


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▽寄稿:「僕のリヴァ日記」
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「僕のリヴァ日記」 / ハレルヤ洋子

  第5話 〜 GOLDEN SLUMBERS 〜

イギリスに旅立つ前、私は東京の自分の部屋の玄関に、赤とピンクの
春らしいチューリップを飾って家を出てきました。留守の間も、家が明
るくあるように、ってね。

私はお花が大好きです。
見た目は「ロックにお酒に夜遊び大好き!!」な私。
お花好きだなんてきっと誰も思わないだろうなあ…、でもロックは大好
きだけどね、もちろん!

それは、家の中や庭に花を絶やす事がなかった母と、祖母の影響。
私の祖父は神主をやっていました。
太鼓が上手だった祖父が身を粉にして守り続けた神社に、祖母は木
や花を植え、いつもいつも水と笑い声を与えていました。
私は子供の頃、いつも笑いと太鼓の音が響く、深い緑の木々や花が
生い茂った神社で遊んでいました。
そして祖父が亡くなってからも、神社に咲き誇る花たちを見ていると、
どこからか祖父の太鼓の音が聞こえてくる・・・そんな気がするのです。

祖母は、幼い私にいつもこう言っていました。
「ヨーコが外国のお城のような、花に溢れた庭で歌を歌っているのを
家族で見て笑っている。その時のヨーコはお姫様みたいで…ばあちゃ
んはいつもそんな夢を見るんだよ。いつかお姫様になってね」

今は祖母も亡くなり、神社からはもう、太鼓の音も、あの大きな笑い声
も聞こえなくなりました。

リヴァプールセントラルステイションから、私が泊まるB&Bの最寄駅ま
では、マージーレイルで20分程です。
ブランデルサンズというその街に到着した時、まるでおとぎ話の国へ
来たのかと思ったほど素敵で、とてもびっくりしました。赤レンガの屋根
に白い壁にステンドグラス。メンディップスのような家が立ち並び、
時々現れる豪邸。それぞれが素晴らしい庭に囲まれています。何故か
懐かしいにおいのする通りは、人さえ歩いていないかのように、風の音
だけ聞こえるのです。

「Elton Avenue」という通りに入り、少し歩いた先の左側の「9番地」の
門に足を止めました。
ここが、リズさんのお家、「ブランデルサンズB&B」です。

「Hello!! Yoko!!」
リズさんが飛び出して来ました。
とても明るくて笑顔の素敵な人です。
リズさんは私を連れて、リビング、キッチン、二階のバスルーム、そして
「ここがヨーコの部屋よ!」
と、ピンクの模様の壁にベルベットのカーテンとベッド、白いゴージャス
なドレッサーのあるシングルルームへと案内しました。
「素敵!!」
私は思わず叫んで、大はしゃぎをしてしまいました。
そんな私を見たリズさんは、記念写真を撮ろう、と、キッチンから中庭
へと案内してくれました。
「ヨーコはこれから何処へ出かけるの? リヴァプールの Saturday
Night は楽しいわよ!」
「いえ、ここが気に入ったから今日はのんびりします。少しだけギター
の練習してもいいですか?」
「もちろん、いいわよ!」

私は本当にこのゲストハウスが気に入ってしまって、出かけたくありま
せんでした。一人で海外に居ると、ホテルに戻っても気が張りっぱなし
で、疲れも取れません。でも、疲れたなんて感じないけどね、実際は。
だけど観葉植物や花や、母好みの家具に溢れたこの家に着いた時、
本当に安らげて、ギターを背負ってた重い肩が、すうっと軽くなりまし
た。まるで、自分の家のように。

リヴァプール一日目の夜、「お姫様気分」になった私は、ピンクのお部
屋でチョコレートスナックをかじりながら、ギターを小さな音で弾き始め
ました。
空腹感も忘れギターで遊んでいると、リズさんが部屋にブラウンブレッ
ドのハムサンドとチョコレートケーキを差し入れしてくれました。リヴァ
プール最初の食事は、家族での日曜のブランチを思い出す、リズの
愛情こもった味。ありがとう、何度もリズにそう言いました。

翌日、リヴァプールのマシューストリートへ一年ぶりに足を運んだ私は、
行く先々で
「君はもしかしてヨーコか?」
とあたたかい歓迎の声を受けました。
Kazさんがリヴァプールの友人たちに、私の話を伝えてくれていたので
しょう。
本当にありがとうございます!
去年は観光客としてのリヴァプールの人たちとの会話、それが今は、
まるで以前から友人だったかのよう。
「ヨーコのパフォーマンスは、確か明日ね?! 何時から?」
「何か欲しいレコードあるなら探しておくよ!」
「楽しんでね、ヨーコ!!」
優しい言葉に、溢れそうな涙をこらえて皆さんに挨拶をしながら、街の
観光を楽しみました。
そして、最後に訪れたライヴァービルディングで…やっぱり泣いちゃっ
たんだな、これが。

ブランデルサンズに帰り、リズのお家の素敵なバスルームでミルクの
香りのバブルバスを楽しみ、いい気分でベッドへ横になった私。
その夜は家族の夢を見ました。
リズのお姫様の家のような庭で家族で笑っていると、何かを心配して
いるかのように父と母が泣き始め、つられて私と弟も泣いていました。
「愛しい人よ、泣いてはいけない」
子守唄が聞こえてきて、その歌声を聞いた家族はまた笑顔をとり戻し
ます。その夢はまるで、祖母が昔よく私に話していた夢によく似ていま
した。
だだその歌を歌っているのは、ビートルズでも、私でもなく、祖母なの
です。

(つづく)


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ウエダミナコ

  ― 連載第3回 ―

NWL読者のみなさん、こんにちは!
今週は、リヴァ出身のアーティスト、「ファンキーチキン・ジョージ」こと
ジョージ・ルンドの登場です。
作品はカラフルで、リヴァプールの風景や動物たちをモチーフに、現
代社会が失ってしまった美しさや愛にあふれたユートピアが、ユーモア
たっぷりに描かれてます。
絵画のほかには、ファンキーチキンの衣装に身を包んだパフォーマン
スを上演、そのほか作家、そして霊能師で占いもできる、作品同様、
「多彩」な人物です。

先週号でもお伝えしましたが、従姉妹のリヴァ滞在中、「リバプールの
デリカシーである、スカウスを作るから遊びにきて!」とお昼に招待さ
れました。
ジョージ特製のスカウスと、「ファンキーチキン」のダンスパフォーマン
スでもてなされ、家族のこと(10人兄弟という大家族!)、昔働いてい
たビスケット工場の話、家で飼っていたにわとりの Hattie と Snowie
がこっそりお父さんに料理されて晩ごはんのおかずになっていた話
や、30代後半でアートカレッジに通い本格的に創作活動を始めた頃の
こと、そしてファンキーチキンのパフォーマンスの由来など、いろいろ
聞いているうちにあっという間に夜の10時を回っていました!

「ファンキーチキン」のアイディアは、60年代後半〜70年代前半にかけ
て当時 Timepiece というソウル・ファンク系のクラブでハッスルやポッ
プコーンといったダンスを踊りにいっていたことからはじまります。
その頃は米軍基地もあり、アメリカの影響を多く受けたそうです。
何年もたってブラッドフォードのアートカレッジでブラックミュージックの
ルーツの授業をとっていたときに、紙とダンボールで作ったファンキー
チキンの衣装を着て、Rufus Thomas の “Do The Funky Chicken” の
音楽に合わせて踊ったのがウケて、その後ファッション・ショーで
キャットウォークならぬチキンウォークを歩いたり、フェスティバルでサ
イキック・チキンとなってファンキーチキンの格好で真面目に占いをし
たり、2003年にはマシューストリートのエレナー・リグビー像〜ジョンレ
ノン像でのパフォーマンスも行われたそうです!
明日は、アルバートドック近くにある Walk The Plank という船の中のシ
アターでパフォーマンスがあるので見にいってきます!

ジョージのポストカードは、Mersey Ferries Gift Shop(ピア・ヘッド)、
Utility(ボールド・ストリート)、Lark Lane Gallery(ラーク・レーン)で、
そしてTシャツは、T-shirt Trading Company(アルバート・ドック)で発
売されてます。
作品およびグッズに関するお問い合わせはスカウスハウスまで!

次回は、Parr Street 特集です。お楽しみに!

ウエダミナコ


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▽スカウスハウス・ニュース
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*** スカウスハウス・ツアー2005 ******

“世界最大のビートルズまつり” International Beatle Week 観光のた
めの個人パッケージ「スカウスハウス・ツアー2005」の参加者を募集し
ています。この夏、ぜひぜひリヴァプールでお会いしましょう!
http://scousehouse.net/beatles/scousetour2005.htm

*** フットボール・チケット予約 ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプールFCおよびエヴァトンFCの、ホー
ムゲーム観戦チケットの予約を承っています。観戦をご希望の方に
は、詳細をご案内いたします。希望カード&必要枚数にお名前を添え
て、info@scousehouse.net までお問い合わせください。


*** 語学留学生募集中 ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプールへの語学留学をサポートしてい
ます。
最短で1週間の短期留学から長期留学、夏期休暇コース、さらには最
近人気のホームステイ留学など、幅広く対応しています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

「スカウス・ハウス」では、リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの
地を訪ねるガイドツアーをアレンジします。
ガイドはもちろん現地在住の日本人。レギュラー・ツアーのほか、
ちょっとマニアックなツアーも用意しています。また、ご希望により、プ
ライヴェート・ツアーのアレンジも承ります。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト&BGM
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*** 今週のフォト ******

― FROM 「特派員レポート:ゴールドフィッシュだより」―
今週はファンキーチキン・ジョージさんの写真です。

ウェブサイトの「NLWライブラリー」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/library.htm


*** 今週のBGM ******

“Lee Morgan / The Sidewinder (1964 Blue Note)”

最高にカッコいいです。ロックみたいなジャズ。キャッチーなメロディー
の曲が並んでいるのに、パリッパリにドライでクールな感触がたまりま
せん。ポテトチップスにビールが欲しくなるんですよね、これ聴いてると
いつも。ヘンかな?  (Kaz)


■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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           *** 毎週火曜日発行 *** 


□■ 第195号 ■□

 ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)
 ◇編集 山本 和雄
 ◆ウェブサイト http://scousehouse.net/
 ◇Eメール info@scousehouse.net

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