August 8 2006, No.262
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2006年8月4日>
 ▽寄稿:W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」
 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▽フロム・リーダー
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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7月28日、LIPAの卒業式が、例年通りフィルハーモニック・ホールで
行われました。
毎年必ずサー・ポールが出席して卒業証書を手渡ししたり、スピーチ
もするこのセレモニー。去年はミナコさんががんばって式に出席してく
れましたね。このNLWの「ゴールドフィッシュだより」で貴重なレポートを
掲載したのを思い出します。

で、今年なんですが…実はうっかり忘れていたんです、LIPAの卒業式
のこと。
もし覚えていれば、ミナコさんに頼んで会場入りするポールさんの写真
を撮ってきてもらおうと思っていたんですけどね。もう、さ〜っぱり忘れ
てしまっておりました。
「おや、そういえば…」と気がついたのは、式が終わって4〜5日経っ
てからのこと…ネコの世話で頭がいっぱいだったからなのか、あるい
はただのボケなのか…はい、その両方です、たぶん。すみません。

…とまあ、少しがっかりしていたところに、ハッピーな知らせが、ふわり
と舞い込んで来ました。
今年1月末にLIPAの10周年記念式典がありましたが、出席のために
会場入りするポールさんの生の姿を間近でご覧になり、感激のお便り
をNLWに下さったリヴァプールの学生、S.H.さんから、久しぶりにメー
ルが届いたのです。
S.H.さんは、今回もちゃんとフィルハーモニック・ホールにスタンバイし
て、ポールさんが会場入りするところと、帰るところをしっかりとご覧に
なったそうです。
まさにファンの鑑! しかもさらにスバラシイことに、今回は写真つきで
す!

というわけで今週は、S.H.さんに書いていただいた体験記を「フロム・
リーダー」コーナーで紹介します。
ウェブサイトの「NLWフォト・アルバム」ページでは、S.H.さんが撮影した
貴重なポールさんの写真を掲載します。
S.H.さん、ありがとうございました! 
これからもよろしくお願いしますね!!

● ● ●

さて、「インターナショナル・ビートル・ウィーク」まであと2週間です。
つい先日、主催のキャヴァーン・シティ・ツアーズから、今年のプログラ
ムの見本が届きました。
いつものようにダイレクターのビル・へックルさんが序文を書いている
のですが、面白いことに、今年のフェスティヴァルの見どころについて
だけでなく、早くも来年についての景気のいい話題が盛りだくさんに
なっています。

いくつかをここで紹介しましょう。

「禁煙都市を目指すリヴァプールのために、来年2007年から、ビート
ル・ウィークは全面的にスモークフリー(禁煙)にします」
「来年2007年の8月27日火曜日は、リヴァプールの800歳の誕生
日だね。そう、この日はビートル・ウィークの最終日! 今からエンパイ
アを予約してあるよ。スペシャルなパーティーで盛り上がろう!」
「来年には 'Hard Day's Night Hotel' が完成します。今のところ9月
オープンになりそうだけど、何とかがんばって8月にして、フェスティ
ヴァルに間に合わせたいよね! 詳しいプランはこの週末(ビートル・
ウィークの週末)に発表します」

…など、など、など…。
今年のフェスティヴァルもまだ始まってないのに、なんだか来年のフェ
スティヴァルが俄然楽しみになって来ました。

というわけで、えーと気の早い話ですが…。
今年「スカウスハウス・ツアー」に参加される方も、参加できない方も、
ぜひ来年、リヴァプールでお会いしましょう!!

                           ― Kaz (08/08/2006)


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▼リヴァプール・ニュース <2006年8月4日>
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*** 8月4日(金) *******************************

【ジョンの魂を合唱】
リヴァプールに住むジョン・レノン・ファン20人を選んで、ジョンの
1970年のアルバム『プラスティック・オノ・バンド(ジョンの魂)』を1枚
まるまる歌わせて、それをマルチ・スクリーンのヴィデオ作品にすると
いうプロジェクトが進められています。

プロジェクトを進めているのは、南アフリカ出身でベルリン在住のアー
ティスト、キャンディス・ブレイツ。彼女は、この作品をまずリヴァプール
で発表し、ゆくゆくは世界を回って公開したいと考えています。
ブレイツはこう話しています。
「30年とかそれ以上の年季のあるファンを選びたいわね。あと、カメラ
の前でシャイにならない人で、ジョン・レノンへのトリビュートを表現した
い人」
「ぜひスカウサーに参加してほしいのよ。リヴァパドリアンのグループ
抜きじゃあ、すごく寂しいもの」

ブレイツは過去に、ボブ・マーリーのアルバムでの同様のヴィデオ作品
を制作しています。もちろん、ジャマイカの人々が歌ったものです。
ブレイツは続けます。
「家でアルバムを聴いてて、つい一緒に歌ったりするわよね。ちょうど
そんな感じ。それをレコーディング・スタジオで再現したいのよ。ファン
の人ばっかりを集めてね」
「ぜひリヴァプールの人たちに見てもらいたいわ。たぶんバイエニアル
でね」 

このプロジェクトは、ヨーコ・オノからも承認されています。
「ジョンの魂」を歌うレコーディングは来月に行われる予定で、シンガー
は現在公募中です。


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▽寄稿:W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」
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W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」 / マイキー

  ― 第4回 / 「ベルリンの壁とセクシー・サッカー」 ― 

ドイツ滞在3日目は休息日♪
サッカー観戦をしない日だったので、午前中はホテルでゆっくり朝食を
取り、お昼からは市内でも少し繁華街にあるホテルへと移動。
あ! そーそー! この次のホテルも部屋の鍵の使い方がわから
ず。。。
文面で説明しても判らないかもしれないけど(結局開けられない人の
説明やからね…)、鍵を鍵穴に入れ一旦左にクルクルと回して止まっ
たら右に回転させるとドアが開く、、、はずが、、、何度やっても開けら
れない(××)
師匠も私も何度かフロントのお姉さんを呼びました(苦笑)
面倒くさいお客さんだったでしょうね! わたしら。。。

そんなこんなで私たちはさっさとベルリン観光へと向いました(笑)
と、その前に。。。
あの、実は…わたし、エールフランスで荷物が重量オーバーになっ
たって話したよね!
それで移動する度に軽くしようと資料やら本、地図…など捨てて来てし
まい(涙)
正確な地名や数字ではない事もあると思いますが、お許しくださいまし
(すんません)

で、、、一番にベルリンと言えば「ベルリンの壁」だと思い、行ってきま
した!
こちらで言うUバーンSバーン地下も走るが街中も走る電車を乗り継い
で(ドイツ語が読めないから駅名で苦労しました/苦笑)、20分程でガ
イドブックに書いてあった「ベルリンの壁が見られる」という駅に到着。
「ベルリンの壁」は、1989年11月9日崩壊する前は全長155kmもの距離
があったそうです。東西を分断していたその壁は、今は一部を残すの
みで、ベルリンは今も進化し続けています(そー言えば首都ですね)。
アーティスティックな建物やファッション、町並み、感慨深く見て歩きま
した。

私たちが観に行った壁の辺りは河畔沿いで、世界のアーティストたち
が壁に作品を描いている場所でした。
落書きも多かったけど、1.3kmに及ぶ壁にびっしり書かれた作品を眺
めながら写真撮ったり立ち止まって壁画をぼんやり眺めたりとぶらぶ
らしてました。
で、その壁にも途切れた箇所がありちょこっと入ってみると(東側です
ね/今はもちろんパスポートも何も要らないし素通りです)、河畔沿い
なので砂地でもあったのですが、もの凄〜く暑い日だったので体はつ
いつい川が流れてる方に向いました(笑)
そしたらば、数メーター向こうの、なんかカウンターみたいな所から男
女2名位だったかな、私たちに対して手招きしてたので、なんとなく行っ
てみたら、そこではお姉さん達が楽しそうにビーチサッカーをやって
て、、、
和やかかつリゾートな雰囲気で、カクテルやビールも売っていてビーチ
チェアーなどに座っている男性、男性…また男性?
あれぇー? 男性が多いぞ気付いたその時、楽しそうにサッカーを
やっているお姉さん達のユニフォームに目がいくわたし。。。

最初はノーブラにぴったりサイズ のTシャッツを着てはるのかしらんと
思てたら…ここはアーティスティック(笑)に、裸体に絵の具(?)でユニ
フォームを描いただけってことに気がつきました(わぉーっ!)

そーでーっす♪ ヌードにペインティングしただけなの!
ドイツチーム(白)とブラジルチーム(黄色)に分かれたお姉さんたち。
T-バックのショーツはお履きになられてはいましたが、まーなんともか
わいくセクシーでね。
「Sexy Soccer」と書いてあったのにもウケた(笑)

みんなにも是非見せてあげたいと思い写真撮ってみましたので、是非
ご観覧くださいませ(笑)
「セクシーサッカー」はたぶんワールドカップ関連のイベント(公式の)
ではなかったとは思いますが、、、わかんないけどね(苦笑)


ベルリンのあちこちで、毎日、色んなイベントがありました。
試合の無い国のサポーターさん達も退屈させない為なのか、ゲームだ
とか誰でも参加出来るミニサッカーやフットサル大会とかクラブイベン
ト等々、W杯期間中ずっとやってたようです。
ブランデンブルグ門からの4.5km程の道が、ズバーーーっとイベント会
場になっていたのにはビックリで!
あいだにパブビューが5箇所ほど設けられていて、私達が通りかかっ
た時にやってたのは『ウクライナvsチュニジア』だったかな?
ブランデンブルグ門は1791年にブロイセン王国の凱旋門として建設さ
れたそうです。
門の背後の目抜き通りをベルリンの壁が分断し、壁が崩壊した当初
は、再会劇の場所として有名になった所です。

とりあえず街はお祭り騒ぎ。
夜の8時を過ぎても人が続々と出てきてました。
しっかし日韓W杯の盛り上がりとは全然違うし、欧州選手権ともまった
く違うって体感したねー! うん! 別物だ!

さあ、次はベルリンをしばらく離れ怒涛の3連チャン観戦!
観戦記はまだまだ続きます。

(つづく)


(この連載に関連する写真を、ウェブサイトの今週の「NLW フォト・アル
バム」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo262.htm 


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

  ― 第58回 / 「スカウス・インターナショナル!」 ― 

こんにちは!
今週はいつものどよ〜んとした天気に戻り、上着や薄手のマフラーを
持ち歩き、ここは南半球かと思うような肌寒いリヴァプールです。

まずは、アルバート・ドックのお土産屋さんで買った、『 Scouse
International 』(2ポンド49ペンス) というスカウス=リバプール弁のミ
ニ会話集。
『 Lern Yerself Scouse 』という小冊子の4ヶ国語対訳版で、英語・フラ
ンス語・ドイツ語・日本語に訳されてます。
お下品な表現も多いので、旅先でフル活用はキビシイかもしれません
が、とにかくこの本は単なる慣用句のみならず、スカウス訛りの由来、
アクセントの特徴、アイルランド・ウェールズ・中国・アフリカ・宗教によ
る影響というようなこの方言の背景について書かれていて、興味深い
です。

またびっくりしたことに、Paddy Murphy として知られ、リヴァプールを
愛して帰化し、78歳でここで一生を終えた Kanso Yoshida (昭和天皇
の遠い親戚(秩父宮勢津子妃殿下のはとこ)についても触れられてい
ます。

なぜこれを買ったかというと、先週ウォーカー美術館で、この本の著者
である故 Fritz Spiegl 氏の奥様である、Ingrid さんに(写真)お会いす
ることがあったことがきっかけです。
Fritz Spiegl 氏作の楽器 'Loophonium'(ルーフォニウム)は、ウォー
カー美術館の今月の「アート・オブ・ザ・マンス」として展示されていま
す。

ウォーカー美術館のホームページ:
http://www.liverpoolmuseums.org.uk/picture-of-month/displaypicture.asp?venue=2&id=298

Fritz Spiegl 氏は、ユダヤ系オーストリア人で、ヒトラー政権から逃げる
ために家族とともにイギリスに亡命。もともとアイディアマンで、ものづく
りが好きで、グラフィックデザイナーなどの仕事をしていましたが、ひょ
んなことからフルートに入れ込み、1948年には Royal Liverpool
Philharmonic Orchestra のプリンシパル・フルート奏者に選ばれるま
でになりました。
彼のウィットに富んだユーモラスな性格は、リヴァプールという土地に
しっくり合い、音楽的才能とモノづくりのセンスは、型破りで面白おかし
いことにも惜しみなくつぎ込まれたようです。

このルーフォニウムもそのひとつで、"loo (ルー=トイレ)" と
"euphonium" (=ユーフォニウムという金管楽器)をくっつけて、表面
にお花などを描いたものです。
これは単なるオブジェではなく、実際にリヴァプール・フィルのメンバー
と一緒に行ったエイプリル・フール・コンサートでも演奏されたそうだか
らすごいです!

Ingrid さんに、
「このトイレは新品だったのですか?」
ときいたら、
「心配しなくていいわよ、今は古びて見えるけど作った当時は新品だっ
たわ」
と笑ってました。

そのときに、Fritz さんが "Lern Yerself Scouse" などの著者で、
Scouse Press を設立したことを教えてくれました。
この出版社からは、リヴァプールに関するいろんな本が出ています。
サッカー用語の本、"A Game of Two Halves, Brian" も読んでみたい
です。

Scouse Press ホームページ: http://www.scousepress.co.uk 


さて、8月に入ったリヴァプールは、夏休みで学生が帰省していなくな
り、地元市民はホリデーシーズンで旅行に出かける人も多く、静かでイ
ベントも少なめでした。

金曜日。ボールド・ストリートの Microzine (マイクロジン)の新装オープ
ン・パーティー&新しい展覧会のオープニングがありました。1階の
ショップスペースに、ロドニー・ストリートにあるレストラン 'Puschuka'(プ
シュカ)とのコラボカフェ、'Micro Puschuka Cafe' がオープン。来客は、
ワインと中華料理のお持ち帰りボックスに入ったサラダでもてなされ、
すごい賑わいでした。
ファッション、家具、雑貨、アートに、Puschuka というリヴァプールの中
でも一目おかれるレストランがカフェ担当ですから強力ですよね。
カフェの営業時間はまだ決まってないそうですが、午前8時から午後6
時くらいまでオープンするみたいです。

2階のショップ&ギャラリースペースでは、James Cauty の "Stamps
of Mass Destruction" 展がスタート。
James Cauty はリヴァプール生まれで、私も大好きだった90年代のグ
ループ The Orb の初期メンバーであり、The KLF では Bill Drummond
とともに主要メンバーでもありました。
そして、K-Foundation として、"Watch the K Foundation Burn a
Million Quid" という、現金100万ポンドを燃やすというショッキングなド
キュメンタリー映画を作ったことでも知られています(また見たことない
んですけど)。

今回の展覧会は、CNPD (Cautese National Postal Disservice) 切手
のデザイン展。
もちろんイギリスで使える本物の切手ではなく、Cautese (多分本人の
苗字からとったんでしょう)という架空の国の切手です。
しかも "Service" ではなく、"Disservice" (危害を加える、ひどい仕打
ちをするという意味)というところがとってもパンクです。

コレクションのタイトルが「大量破壊」ということもあり、ガスマスクをつ
けた女王、爆撃に遭ったロンドンのビッグベン、燃えるアビーロードの
ビートルズ(これはこのリヴァプールでの展覧会用に制作したもの)な
ど、ぶっ飛んだ作品の数々でインパクトフルでした。
ちなみにこの日は、James Cauty 本人は都合がつかず、不在でした。
でも女王に安全ピンをつけたデザインの主である Jamie Reid (ゴール
ドフィッシュだよりでも何度か登場している、Sex Pistols などのジャケ
などを手がけたアーティストです)が来ていました。彼が Cauty の作品
をどう思ったかきいてみたかったです!

この展覧会は、8月28日まで続きます。
CNPDホームページ: http://www.cnpdonline.com

 < Microzine(マイクロジン)& Micro Puschka (マイクロプシュカ)>
  住所:65-67 Bold Street, Liverpool L1 4EZ
  電話: 0151 707 6561
  ショップ営業時間:月〜土/午前10時〜午後6時 
             日曜/午後0時〜5時
  ホームページ: http://microzine.co.uk 


土曜日は、"Brouhaha International Street Festival" のクライマックス
であるパレードがありました。
スタート地点がうちの近くだったので、お見送りだけしてきました。
今やロンドンの「ノッティングヒル・カーニヴァル」の動員数をも凌ぐ?! 
とも言われるこのパレード、去年よりもパワーアップしている様子がう
かがえました。とってもカラフルできれいでした。

Brouhaha ホームページ: http://www.brouhaha.uk.com 


【今週の Ye Cracke】

日曜日にようやく暖かくなったので、お腹をすかせて行ったら、入るな
りバーのお兄ちゃんに「今日も料理はないよ〜」と言われ、仕方なく退
散。でも月〜土の3時半からバーベキューはしてるらしいので、来週再
トライしようと思います。

それではまた!

ミナコ・ジャクソン♪


(この連載に関連する写真は、ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュ
だより」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish58_photo.htm )


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▼フロム・リーダー
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(リヴァプール在住のS.H.さんが、LIPAの卒業式に出席したサー・ポー
ル・マッカートニーの様子をレポートしてくださいました)

7月28日の金曜日にLIPAの卒業式がありましたので
そのときの様子をお伝え致します。
私はチケットがありませんので中には入れませんので
裏口でポールが来るところと出て来るところを待っていました。

おそらく30人〜40人くらいの人がいたと思います。
そして、警備の人のところにポールが来るという連絡が
入ったためか柵をさらに追加しまして一層警備を
しっかりしていました。
それを察知したためか辺りが静まりかえりました。
その数分後にポールが車から降りてきました。
入り口両サイドの手前の2〜3人ずつにだけサインを
しまして、借りたペンを返して中に入っていきました。
その時の様子が写真1枚目です。

続いて卒業式終了後ですが、出てきた時に何か食べ物を
口にして手を挙げてイェーイみたいなことを言っていました。
そして、両サイドの出口手前の数人ずつにサインをしていました。
その時の様子が写真2枚目です。
その後に車に乗り込もうとしました。
私は車のすぐ近くでしたので、サインしてもらおうと
手を伸ばしましたが、きりが無いためかサインはして
もらえませんでした。
しかし、うれしいことにポールが「もうサインはできないよ」
という意味だと思いますが「まあまあまあ」といった感じで
私の手を叩いてくれました。
そして車に乗り込んで行ってしましました。

その後、私は自分の前の人が貰えたサインを自分は
貰えなかったのにがっかりしましたが、ポールと
手と手が触れ合うことができた人はサインを
貰った人より少ないのではないかと思い満足しました。
しかし、サインと違い後には何も残りませんが、、、。

全体的に考えまして、前回のLIPA10周年の時は私は
出てくるところしか見られずしかも誰にもサインは
していませんでしたので、今回はそれと異なり
気さくにサインをしてくれた印象を持ちました。
私生活は離婚の訴訟問題で大変そうですが、、、。
もしかしましたら逆にファンと触れ合うことで
気を紛らわしているのかなと勝手に深読み
してしまいました。

(S.H.さん、ありがとうございました。ポールの手に直接タッチできたな
んて、素晴らしい体験ですね。個人的には、サインよりも貴重だと思い
ます!)

(S.H.さん撮影の写真を、ウェブサイトの「NLW フォト・アルバム」ページ
に掲載しています。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo262.htm )


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** フットボール・チケット手配 ******

リヴァプールFCおよびエヴァトンFCの、ホームゲーム観戦チケットの
手配を承っています。
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium.htm


*** 語学留学生募集中 ******

リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー
をアレンジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/info.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

今週も、ミナコさんから素敵な写真が届いています。
ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish58_photo.htm


*** 今週のフォト・アルバム ******

「ゴールドフィッシュ」以外の原稿にちなんだ写真は、「NLW フォト・アル
バム」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo262.htm 


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□■ 第262号 ■□

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 ◇編集 山本和雄 & ミナコ・ジャクソン
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