October 24 2006, No.270
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2006年10月22日>
 ▽寄稿:W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」
 ▼寄稿:「 Football の旅」
 ▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

気がついている人は気がついてると思いますが(…あたり前か)、ここ
のところ「ニュース」を毎週1つしかお伝えできていません。
創刊後2〜3年くらいは、ほぼ「1日1ニュース」のペースで載せていま
した。それを考えると、ずいぶんとサボってるなあと自分でもアキレてし
まいます。
掲載したい面白いニュースはい〜っぱいあるんですけどね…すみませ
ん。

僕がサボっている代わりに、というわけではないのですが、今週も2つ、
寄稿を掲載します。

まずはマイキーさんのドイツW杯レポートです。連載第8回目。
前回の原稿を掲載した後にもらったメールの内容があまりにも面白
かったので、今回の冒頭に「追伸」という形で掲載します。
あの日本vsブラジル戦、TV観戦でもものすごく辛かったのを憶えてい
ます。でもきっと、スタジアムのサポーターはその何倍も辛い思いをし
ながら、絶望的な気分になりながら、それでも必死で応援したんだろう
なあと思います。
「選手と一緒に戦う」ということの意味を、あらためて考えさせられまし
た。
マイキーさんのスタジアムでの観戦はこれで終わりですが、マイキーさ
んの旅も、レポートもまだまだ続きます。これからもお楽しみに!

そして、下村えりさんの「 Football の旅」。こちらも第8回です。
そろそろ体調も良くなられたようなので、僕の方でチケットを用意して
観戦レポートをお願いしました。
ゆっくりでいいですよと言ってたのに、試合の2日後にはもう、レポート
と写真が僕の元に届きました。
いつもどおりの読み応えのある本格的なレポートで、写真もスバラし
かったのですが、こちらの都合で掲載が1週間遅くなってしまいました。
えりさんごめんなさい!

というわけで、マイキーさん、えりさん、どうもありがとう! これからも
よろしくです。

                           ― Kaz (24/10/2006)


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▼リヴァプール・ニュース <2006年10月22日>
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*** 10月22日(日) *******************************

【ショーン・レノン インタヴュー】
来月にリヴァプールでコンサートを行うショーン・レノンが、地元紙「リ
ヴァプール・エコー」のインタヴューに答えています。
以下に抜粋して紹介します。

(10月9日に31歳になったショーン。父ジョンと同じ誕生日であること
について)
「僕にとってはやっぱり特別な日だね。誕生日にはいつも、親父のこと
をいろいろと考えちゃう」
「365分の1の確率なんだろうけどね、でもあの親父と同じ日に生まれ
たってことは嬉しいな」

(ファースト・アルバム『イントゥ・ザ・サン』以来、なんと8年ぶりの新作
『フレンドリー・ファイア』をリリースしたばかりのショーン。しかし彼は、
ヒットチャートでの成功にはまるで興味がないと言います)
「僕はスターなんかじゃないよ、ぜんぜん」
「自分で自分のプロモートをするのって、すごく面倒くさい。大嫌いだ。
絶対無理ってわけじゃないけど、すごく居心地の悪い思いを我慢しな
きゃいけない」
「っていうか、僕は自分がコマーシャルな人間だとは全然思ってないん
だよ。だからそういうゲームには参加するつもりはない」

(ジョン&ヨーコの息子としてのプレッシャーについて)
「ダッドみたいにならなきゃってプレッシャーは感じないな、正直言って。
うまく言えないけど、僕に対する偏見みたいなのを感じるのは、批評と
かで、僕がレノンの息子ってことにこだわってる人が何か書いてるのを
読んだ時くらいだよ」
「とは言っても、曲を書いたり演奏したりってのが今の僕の日常生活な
わけで、結局親父と同じようなことをしているわけだよね。でも、誰かの
期待に応えるためじゃない。そういうプレッシャーは僕にはないよ」

(リヴァプールについて)
「リヴァプールには2度ほど行ったことがあるんだけどね。わかってもら
えるかな、僕にとっちゃ実にヘヴィーなことなんだよ。どうしたってダッド
を亡くしたことの大きさみたいなものを突きつけられることになるから。
それにイングランドには親しい知り合いがいるわけじゃないから、リ
ヴァプールでひとりぼっちってことになる。で、こう感じることになる。ワ
オ、ここは僕のヒストリーや僕のダッドにとってものすごく大事な場所
だ。けれども、僕からは取り上げられてしまった」
「取り上げられてしまったってのは適切な言葉じゃないかもね、でも、
少年の頃の僕が失ってしまったものなんだよね」

(そう言った後ショーンはしばらく考え、言葉を継いだ)
「リヴァプールはね、ダッドがいない喪失感みたいなものを僕に意識さ
せるところなんだ」
「もし親父が生きていれば、きっとリヴァプールのことを話して聞かせて
くれただろうし、連れて来てもくれただろう。そう思う。僕にとってはいろ
んな意味を持った場所なんだ」
「でも、ビートルズを抜きにしても、リヴァプールは今もヒップな音楽の
街であるのは事実だよね」

(亡き父とは、彼の残した音楽を聴くことによって一体感を感じることが
できるとショーンは言います)
「たくさんの音楽を残してくれたのはラッキーかなって思う。だって愛す
る人を失った人で、僕ほどたくさんの思い出を残してもらった人ってそ
んなにたくさんいないと思うから」
「音楽を残してくれてよかったみたいなことを今言ったけど。でも僕は
ラッキーだって言うのはヘンだよね。だって生きててくれるほうがよっぽ
どいいもん」

(父と同じ音楽の道を進むショーンですが、苗字を利用して父の足跡を
なぞることにはまったく興味がないように見受けられます)
「ビートルズとか親父の音楽を、僕が意識して避けてると思ってる人が
たくさんいるみたいだけど。でも別に距離を取ろうと思ってるわけじゃ
ないよ。ビートルズを聴いてなかったら音楽をやってたとは思えない。
影響受けてるよ」
「ファミリーって感じかな。元々の居場所さ。ビートルズのおかげで、僕
はミュージシャンになるべく育ったんだ」
「ビートルズは大好きだよ。でもお気に入りのビートルズ・ソングは? 
なんて訊かれてもデタラメに答えるけどね」
「そうだな、お気に入りの色は? とかお気に入りの本は? なんて訊
かれてもデタラメに答えるよ。そんなのいっぱいありすぎて答えられな
いもん」

(新作、そしてソングライティングについて)
「愛の終わりや、すべての終わりについての歌を書いて、『フレンド
リー・ファイア』っていうタイトルにしたんだ。愛し合う人同士が傷つけあ
うことがある。そのメタファーにちょうどいい表現だと思ってね」
「え? でも僕の歌はドキュメンタリーじゃないよ。実際にあったことを
そのまま歌にしてるわけじゃない。歌ってファンタジーだもん。実生活
にインスパイアされることはあるけど、同時にドリームとかイリュージョ
ンだってたくさん歌に入ってるよ」

ショーン・レノンのリヴァプール公演は、11月4日、スタンレー・シア
ターで行われます。


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▽寄稿:W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」
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W杯観戦記「ドイツに行ってきました!」 / マイキー


 〜「涙の日ブラ戦」(第7回)の追伸〜

はろはろ、どうですか? Kazさん。
また掘り起こしてしまう様でアレなんやけど(苦笑)
日本代表の最終戦になってしまったドルトムントでのブラジル戦は、途
中から「日本がんばれ!」と言うよりは点数を入れられるのがつらくて
「早く終わってくれーっ」と願っていました。。。(悲)
でもそんな時こそ凄く時間が長かった長かったー(××)。同じ90分な
んだろうけど。

隣でK子さんがずーっと、
「集中! 集中!」
「走ってるのヒデだけだよ!」
「どーした? 俊輔!」
「走れ! 走れ!」
と言い続けてて、私も何言ってたかあんまり覚えてないんだけど叫ん
でましたねー(笑)。ヤジに近かったかもしれないけど…(汗)。

私達の席はゴール裏などの
「オーーーニーッポン♪ にーっぽんにーっぽん、、、、」
っていう応援スタイルはなくて、プチ監督がそれぞれ、
「あーーー。そんな無意味なロングボールやめろ!」
とか(苦笑)うるさいうるさい。

しかも私の隣にはブラジルを応援するドイツ人が居て(苦笑)、いちい
ち私の肩をつつきつつ
「今、日本って勝ち点1だったっけ?」
とか
「監督はブラジル人だろ?」
とか試合中に聞いてくるのよ(とほほ)。英語で(笑)。
ただでさえ、玉田のゴール以降はしんどかったのに。。。××

でも、自分の国の代表の試合をW杯で観て初めて、「ああ! これが
ワールドカップなんだな!」と今更ながら実感がしみじみ湧いた事に気
づいた(ははは)。

そー言えばいつも人ごとのように他国のサポーター見ては「わー!す
ごーい♪」「おもしろーい」と思ってた自分が、今回初めて逆になったこ
とで、「サポーター」と言う言葉がすごく重く感じられて、不思議な気持
ちになりました。

それと同時に、日本代表を応援しに遠い国からファンが遠征して来て
くれるような、そういうサッカーが出来るようなチームにいつかなれる
んだろか…? とも考えてしまった。
そーなったら青いユニフォームを着て堂々と大手を振って歩いてやる
ゼィ!(笑)


  ― 第8回 / 「ベルリンに帰ってウクライナ戦」 ― 

さて、ドルトムントでの日ブラ戦が終了したところからのお話です。
この試合の直後もだらだらとスタジアムを後に出て行く訳ですが、、、
時間的に23時過ぎでこの6万人程の人間が帰路にいると、心痛+疲
れていて+前進出来ず、さらに駅に到達出来てもこちらの警察、警備、
駅員さんは前にも書きましたが段取りが最悪で電車が駅のホームに
着いたらとりあえずそこにいる人間を(列ばせていないのです)適当に
詰め込みます。で、ギュウギュウになってから「やっぱり多いから降り
なさい」。。。
何処へ行ってもこれだったんだけど(汗)、こんなんでいいのか??
一時間は遅延するし、私達が宿泊していたエッセンのホテルまでは20
分程で行けたはずなのに着いたのは夜中の2時半(泣)。
次の日はベルリンに帰ってウクライナvsチュニジア戦なのに!!!

そんなこんなでバタバタな移動の旅は最後の最後まで続くのでありま
すが(苦笑)
翌朝、朝食もサッサと済まし駅前のホテルだったからササッと電車に
乗り込み、7時台だったかな?
(これは、もちろんジャーマンレイル&予約済み♪/笑)
ベルリンに到着出来たのは5時間後で、ちょうどお昼位だったと思う。
ホテルはベルリンのZoo駅近く。一度歩いた街で覚えていたのか、「あ
あ、帰って来た」と思えた(笑)

そんな中、K子さんはアントラーズサポ仲間さんと今日一緒に観戦する
ので待ち合わせ〜〜〜。
お昼ご飯を食べる時間位は十分あって、結構美味なドイツ料理をいた
だいたのですが、、、、。
そのアントラーズ兄さんが観戦チケットをキャンセル待ち分を(今日の
試合の分ではなく)取れているかどうかが分かるサイトが見たいからと
PCを探しに行ったから大変。。。
私の言うスタジアムへの行き方にその兄さんは聞く耳を持たず、電車
も乗り間違えるわで…(××)
師匠と先にスタジアムに行けばよかったと後悔…キックオフ後の到着
になってしまってね…(しくしく)

「ウクライナvsチュニジア」と言えば、一番最初にチケットが取れていた
もので、ドイツに行くか行かないかをこの一枚で悩んでいた私達にとっ
てはターニングポイント的なチケットでした。
そして、これが今回最後の観戦試合です。
ベルリンの Olympia Stadiumは7万4千人ほど収容。1936年のベルリン
オリンピックの時に建設され、今回あの! 決勝戦が行われたスタジ
アムでございます。

いろんな意味で今日は感慨深くじっくり落ち着いて観戦するはずだっ
たのに、、、あーそれなのに。。。
いろんな事が起きるんやね(ははは…)

まずはカメラです! そーそー! 今回はセキュリティーチェックで
「300ミリのレンズはダメ!」
って言われ持ち込めなくて(!)、入り口で預けて。。。(これも凄くアバ
ウトなやり方で、番号が書いてある紙切れを貰うだけで預かったもの
が何かとか名前も調べず。。。)
遅刻はするわ、入場前のサポーター達の写真も取れないわ。。。
ドタバタと席に着いたら! スタジアムの最後列から数えて7段目とか
でしかも目の前に柱!
ピッチに走っている黄色と白が辛うじて見えて…背番号も双眼鏡で覗
かなければ分からない(××)
一番良い席種で1番最初に取れたチケットだったのにね!(苦笑)
ついでに言うと、最前列の席だったこないだの「ポルトガルvsメキシコ」
と同じ席種。。。(?)
うーーーん、アバウト。

で、結局あんまり集中して試合を観戦出来なかったことが思い出され
る訳で。。。
いや、でもこれは前日の試合のダメージだったのかなー?
この試合で名前を知っているのはウクライナのシェフチェンコだけだっ
たんだけど上の方から見てても彼が率いたまとまったチームなんだ
なーと。
ああ、うちは誰が率いてたんだったけとやはり昨日の試合が目に浮か
ぶ。。。

試合はシェフチェンコが決めたPKにより1−0でウクライナが競り勝ち、
W杯初出場のウクライナが決勝トーナメントへ駒を進めた。

試合後は預けさせられたカメラを取りにゲートへ向ったんだけど、
まぁー凄い列!!!
仕方なく列に列んで、20分程待って番号が書いてある紙切れをお姉さ
んに渡すと、小さな掘建て小屋の様な所に無造作に色んな物が置い
てあるらしくでっかい鞄とかリュックサックそれに私の前のお嬢さんは
香水を引き取りに(笑)
でも! 番号の紙切れを渡した後はその係の人が確実に自分の元に
来てくれるとは限らなく。。。
同じようなカメラを待っている人達で、それ僕の! 私の! みたい
な。。。
私は自分の物が返ってきたけれど、、、取られてしまってもおかしくな
さそうだったけど大丈夫だったのだろうか?

師匠はそのとき物販ブースの列に並んでいましたが、やはり品薄で、
サイズの大きすぎるシャツをしぶしぶで購入していました(笑)

オリンピックスタジアムを後に、またまたいつもの混雑を我慢しつつも
時間は18時過ぎとお日様はまだまだ高い! 最後のドイツの夜だから
楽しまないと♪
アントラーズ兄さんと別の席で観戦していたK子さんとはホテルで合流。
兄さんはまた次の街へ。
そう、明日からは決勝トーナメントに入りますが、みんなそれぞれ別行
動。
K子さんはまだまだドイツに残り、今から来独する友達と合流してサッ
カー三昧(笑)
師匠はイタリア経由で8時間ほどのミラノ滞在を経て残念ながら一人
帰宅。。。
マイキーさんは、、、明日からパリに三日滞在(!)

と言う事で、、、ドイツでのW杯観戦の旅はこれで終わりですが、意外
にこのパリ滞在が楽しく、カフェやパブでのサッカー観戦や色んなエピ
ソードがあるので、それもレポに入れないと収まらないので(えー?!)
もうちょっと(勝手に)続けます。

いいのかな? Kazさん? いい? いいよね?(笑)

(つづく)


(この連載に関連する写真を、ウェブサイトの今週の「NLW フォト・アル
バム」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo270.htm 


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▼寄稿:「 Football の旅」
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「 Football の旅」 / 下村 えり(Eri Shimomura)

 〜 Vol.7 Premiership - Liverpool VS Blackburn Rovers,
                   at Anfield, 14 October 2006 15:00 〜

【まえがき】
イギリスは道路脇に落葉樹が多いせいか、路上の落ち葉が、この所
の秋雨にみまわれてこれでもかと言わんばかりにしがみついている。
日本では考えられないだろうが、イギリスではこれ(落ち葉)が原因で、
この時期よく列車(BR)が遅れる。
日本で起こる秋現象が近所の秋刀魚を焼く匂いならば(最近はそうい
うのどかな風情はもうないのかな?)、こちらでは、落ち葉専用の清掃
車ということになるかもしれない。この時期は毎日の様に、うるさい音
を立てて、我が物顔で仕事に精を出している。


【今回の見どころ&マーク・ヒューズ監督】
朝のどんよりとしたお天気が嘘のように、午後過ぎからはフットボール
開始を待っていたかの様な見事な秋晴れ。
アウェイゲームとインターナショナルフットボールでの2週間のブレイク
を破ったアンフィールドも、活気を取り戻した。

さて、イギリスのプレミアリーグ(PL)だが、新しいシーズンが始まって
早くも2ヶ月が経ち、ほぼどのチームも7ゲームを終えたところである。
未だ始まったばっかりと言っても過言ではないが、上位チームは納得
する顔ぶれがちらほらと...、しかしそこにリバプールレッズの名は
見当らない無い。現在10位と言う不本意なスタート。
残念ながら初戦のシェフィールドUTD(PLに昇進したばかりのチーム)
と引き分け、9月始めにあったダービー、エバトン戦では3−0の完敗、
先週のボルトン戦でも2−0で負けるなど、不運続きである。そろそろ
本来の調子を取り戻し、勝ちだして欲しいリバプールレッズである。

 <Premiership Table(試合前のランキング)>
            P   PTS
 1 Man Utd     7   16
 2 Chelsea      7   16
 3 Bolton       7   14
 4 Portsmouth 7   13
  5 Everton      7   13
  6 Aston Villa 7   13
  7 Reading 7   13
  8 Arsenal       6    11
 9 Blackburn     7   11
 10 Liverpool     7   10

 <Premiership Table (昨シーズン:2005−06)>
          PTS
 1 Chelsea     91
 2 Man Utd     83
 3 Liverpool    82
 4 Arsenal      67
 5 Tottenham    65
 6 Blackburn    63

片や、今日のレッズの対戦相手ブラックバーン・ローバーズは、なんと
レッズの1つ上、現在10位(PL20チーム中)に付けている。先シーズン
は6位に食い込み、UEFA Cupの出場権も獲得した。
2004年からスタートした監督マークヒューズの、これからが本番とでも
言えようか。元マンチェスターユナイテッドの名ストライカーであった彼
は、現役時代より攻撃的な性格で負けん気も強かったのであるが、そ
のフットボールへの執念が今またブラックバーンの監督として開花しつ
つある。
監督としての経歴は、現役引退後すぐにウェールズ代表監督に就任
し、惜しくも2006年ワールドカップへの出場は果たせなかったが、素晴
らしいチームワークとバランスのとれた攻撃力を見せてくれた。
その後、グレン・スーネス監督が引退したブラックバーンと契約。彼が
2年間プレーしたことのあるイーウッドパークへのカムバックが決った
のである。

今日はダービーではないが、同じ地域ノースウェストのチーム同士の
対決だ。
続けて勝ち星が欲しいリバプール、しかも強いホームでの試合に、ブ
ラックバーンはどの様に戦うのか? あのマーク・ヒューズが守りに徹
する事は無いであろうが???


【ブラックバーン・ローバーズの歴史】
ここでアウェイチーム(Blackburn Rovers FC)のクラブヒストリーに触れ
てみたい。
ブラックバーンはイングランドの北西部に位置し、イングランド国内でも
歴史的にフットボール熱狂区である。
また、ブラックバーンは、ボルトン・ワンダラーズらと同じく、1888年に創
設された初のフットボール・リーグを構成した12チームの一つでもある。

クラブの始まりは1875年11月5日、King William Street にある St
Leger Hotel で開催された地元活性化会議にて教師や教会関係者が
集まる中、設立が約束された。

都市の商業的活動の中心にいた人物達の後援によりチームを強化、
1800年代後半にFAカップを6度獲得する。
1910年代にリーグを2度制覇するが、その後は下部リーグに低迷。

1990年代に入ると地元の富豪でローバーズの根強いファンでもあった
今は亡きジャック・ウォーカー氏が大量の私財を投売り、栄光をもう一
度と願いを託し、チーム建て直しに力を注ぐ。
91年に70年代後半のビックネーム、ケニー・ダルグリッシュ(元
Liverpool のストライカー)を監督に迎え、再びトップリーグに返り咲い
た。
1994-95シーズンには、フットボールファンの記憶にも新しい、昨シーズ
ン引退した元イングランド代表のストライカーでキャプテンのアラン・シ
アラーやクリス・サットンを擁してプレミアリーグを制覇した。

1998-99シーズンに再び降格してしまったブラックバーンだが、
2000-01シーズンにプレミアシップへ再昇格、2002年にはリーグカップ
を制している。


【アンフィールド】
今日の席は、KOP Stand とは真反対側の Anfield Road Stand 、ゴー
ル手前の前から4列目。
全体のゲームを観るのには最悪な席だが、選手をズーム感覚で見る
ことの出来る、齧り付きの席だった。
アンフィールドに来ると何時も感じるが、今回は又座った席が Anfield
Road 側だから余計にか、観客相がとてもインターナショナルな雰囲気
で、あちこちから外国語や外国語風アクセントが聞こえて来る。さすが、
リバプールFC! ファン層も厚いんだなっと...。

お天気に恵まれたのは良かったが、太陽と丁度真向かいで超眩しくっ
て、もしかしたら、向こう側のゴールが見えないかも…と、ちょっと不安
な思いにかられながらも、厚着してきたカーディガンを一枚脱いだ。
ここの所寒かったのに、イギリスのお天気ほど想像が付きにくいもの
は無い! だから、イギリスの紳士は何時も傘を持ってるってのか…と
は言っても今時そんな紳士もロンドンのCity(ロンドンでは銀行街をシ
ティーと呼ぶ)でさえも殆ど見かけないけれど。


【試合開始】
リバプールレッズは現在、ホームでの無敗記録を19試合に伸ばしてい
る(プレミアリーグの中でたった2チーム)。また、先シーズンでは、ブ
ラックバーン相手にホーム、アウェイ共、1−0での勝利を飾っている。

試合は、ブラックバーンのキックオフで15時ジャストに始まった。今日
はどんな試合を見せてくれるのか、ワクワク...。

試合直後はどちらもこれと言って大きな動きはなく、お互い様子を伺っ
ている感じだったが、10分過ぎくらいからリバプールの動きが活発にな
る。
Gerrard, Pennant, Alonso, Riise の素晴らしいムーブメントとでボール
が Crouch に渡りシュート。しかし、ブラックバーンDF Zurab
Khizanishvili がクリアー。
その後も Bellamy から Crouch へとインサイドボックス前でパスが入る
が、どうも上手くかみ合わない。

今日の前半の動きで目立つのは両陣のMF。
リバプール側では Pennant がミッドフィールドの動きを活発にしてブ
ラックバーンの攻撃をもしっかりシャットアウトしている。
反対に、ブラックバーンの Bentley は攻撃面に大きく貢献し、前線に
凄く良いパスを送っている。17分の先制点も彼の役割が大きかった。

David Bentley の長い正確なパスがゴール前左で待つ McCarthy(南
アフリカ代表)に渡るや否や、彼の鋭いシュートでゴールが決まる。
1−0。アウェイのブラックバーンが先制点を取る。

その直後も Gerrard がそらしたパスを上手く拾って McCarthy がゴー
ル目掛けてボールを蹴るが、Jose Reina(リバプールGK)によってセー
ブされる。

先制点を取られたリバプールは、なかなかリズムを取り戻せず、1点ビ
ハインドのままハーフタイムに入ってしまった。

後半に入った後すぐに、リバプールは Pennant を下げて Luis Garcia
を投入。超攻撃態勢を選択した Benitez 監督の作戦が上手く運ぶの
かどうかに注目。

早速 Luis Garcia が Crouch 目掛けて高いボールを送るが、上手く届
かずに Crouch の頭をすり抜けて相手のゴールキックとなる。

攻撃に人を揃えたせいか後半はリバプールの動きが活発となり、ブ
ラックバーンはそれを必死に抑えた。
リバプールMF Alonso のモーションであと少しで同点にまで追いつくか
のように思えたが、Crouch 、Garcia と最後がかみ合わずにゴール前
でもたつく。

しかし64分、とうとうリバプールにチャンスがやってきた。
MF Aurelio の右コーナーキックがゴール前をすり抜けて左サイドへ抜
けようとしたところを、FW Bellamy(ウェールズ代表)がノーマークで鋭
いへダー。同点! 1−1! 
これが Bellamy にとってリバプール移籍後初ゴール。しかも前クラブ
相手のゴールとあって、尚更嬉しさが伝わってきた。

調子を取り戻したリバプールは、逆転を狙って攻撃を続ける。
70分頃の Bellamy のダイレクトショットや、2回続けての Riise の
シュートは、ブラックバーンGK Friedel がセーブ。
反対に79分にフリーキックを取ったブラックバーンは、キッカーに MF
Robbie Savage を起用。しかし惜しくもインチバーの頭上をかすり、再
びリードするには至らなかった。

ホームのリバプールは、最後まで勝利を諦めずに総攻撃を続ける。
90分にはインサイドボックス外からの Alonso のシュートが大きくゴー
ルを外れ、続いて炸裂した Riise のボレーシュートはまたもや Friedel
にブロックされる。

試合はこのまま1−1で終了。ドローゲームに終わった。
まさにデスパレーションと言えるリバプールの必死の攻撃を、ブラック
バーンは硬いディフェンスで守りきった。

リバプールの監督 Rafael Benitez の試合直後のコメントでは、17分の
先制点を取られたことについて、
『左側ディフェンスが甘かった。ディフェンダーがインサイドボックス内
に固まってしまうというポジショニングのミスがあった』

Bellamy のゴールについては、
『彼のゴールで救われた。このゴールは彼にとっても大切なものだ、こ
れを皮切りに彼の素晴らしいゴールをもっと期待したい』
と語った。

一方、ブラックバーンの Mark Hughes 監督は、
『リバプールホームでの圧力は予想通りだったが、その中でも上手く
泳ぎきった気分だ。本当ならあと少しでリードも可能だったのだが。』
と、敵地でのドローゲームと今日のパフォーマンスに満足のコメントを
残した。

リバプールはこのゲームを終えて10位、ブラックバーンは9位...。
リバプールのホームでの負け無し記録は続くが、アウェイゲームでの
安定した勝利を掴んでいかない限りは、上位への進出は難しいところ
ではないだろうか。

余談ではあるが、今日のチェルシー対レディングの試合で、チェル
シーGK Cech がゴールポストでの衝突事故で頭蓋骨骨折という大きな
負傷をおった。ブレインダメージの疑いもあるとのこと。
一日も早い彼の復帰を、心から祈りたい。

(おわり)


<マッチ・データ>

 LIVERPOOL 1 - 1 BLACKBURN ROVERS
 Saturday 14 October 2006 15:00 , Barclays Premiership


              リバプール       ブラックバーン
 ゴール         1 (Bellamy 64)     1(McCarthy 17)
 ターゲットショット    9              3
 コーナーキック     8              1
 ファール         6              17
 オフサイド        2              7
 イエローカード     1(Hyypia)      3(Bentley, Neill, Savage)
 レッドカード        0              0
 ポゼション        62%           38%


 Teams
 Liverpool: Reina, Riise, Hyypia, Carragher, Finnan, Aurelio,
        Gerrard (captain), Alonso, Pennant, Crouch, Bellamy.
        Subs - Dudek, Garcia, Gonzalez, Paletta, Zenden

 Blackburn: Friedel, Khizanishvilli, Ooijer, Neill (captain), Pedersen,
        Emerton, , Bentley, Savage, Nonda, McCarthy.
        Subs - Brown, Mokoena, Gallagher, McEveley, Roberts

 Attendance(観客数): 44,206人


(この連載に関連する写真を、ウェブサイトの今週の「NLW フォト・アル
バム」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo270.htm 


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▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

  ― 第66号 / 「ホスピタル&メディカル・アート特集」 ― 

こんにちは。
バイエニアルも後半戦に入り、だいぶ落ち着いてきたものの、まだま
だ新しいイベントや隠れたショーがあったりして気が抜けません。

バイエニアルのオープニングのときにご一緒したロンドン在住のアート
ジャーナリスト、伊東豊子さんの運営するサイト『フォグレス
(www.fogless.net)』で、『Artinliverpool(http://www.artinliverpool.com)』
と「ゴールドフィッシュだより」について触れられています(しかも写真つ
き!)。
後日、詳しいバイエニアル・レポートがアップされる予定だそうですの
で、要チェックです。また、今月発売の『美術手帖』に伊東さんのリヴァ
プール・バイエニアル・レポートが掲載されているそうですので、そちら
もお見逃しなく!

さて、今回は、リヴァプール・バイエニアルの一環で行われている、ホ
スピタル&メディカル・アートをご紹介します。

まずは、 Royal Liverpool Hospital の Roald Dahl Haemostasis and
Thrombosis Centre 。
え、え、何センター? と思ってしまうのは現地の人も一緒で、どんな
センターかというと、haemostasis が 「止血」、thrombosis が「血栓症」
なので、平たく言えば血液の病気を治療する医療センターです。
Roald Dahl (ロアルド・ダール)は、幼児文学作家。近年のものでいえ
ば、映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作者。
このセンターは、ロアルド・ダールの死後に未亡人が設立した、「ロア
ルド・ダール基金」のバックアップを得て開設した施設です。

ここのセンター長である、Chen-Hok Toh 教授(写真)の専門はもちろ
ん止血・血栓症なのですが、アート好きで、しかもアートと健康の関連
性に対する関心がとても高く、センターを訪れるとすぐに分かります。
病院であることを忘れるような空間。天井には、ロアルド・ダールの絵
本に出てきそうな、Tom Hill による鳥のオブジェや、Ticky Lowe のカラ
フルなフェルトのぬいぐるみ(しかも触って遊べる!)や絵画の数々。
患者さんたちの診察前の緊張を和らげ、穏やかな気持ちになれるよう
な配慮がされています。
そして Bluecoat Display Centre のアート&クラフトのキャビネットも設
置されていて、とにかくセンスがいいのです。

今回は、バイエニアルの一環として、SoundNetwork との共同サウン
ド・スケープ・プロジェクト、"Inherent Accoustics(内在する音響効果)"
が行われています。
リヴァプール出身のソニック・アーティスト、Samantha Jones が Toh
教授や病院のスタッフと話合いながら創りあげたサウンドピース。音が
いかに環境、肉体、心理状態に影響するかがテーマになっているので
すが、とにかく聴いていて心地がいいんです。待合室であまりにも気持
ちよく聴いていると、受付の人がきて「診察ですか?」と声をかけられ
てしまいました。
基本的にこの期間は一般に開放していますので、診察目的以外でも
出入りOKなのですが、受付の人には先に一言伝えたほうがいいかも
しれません。
Toh 教授をはじめ、センターの人たちは、みんなとっても感じがいいで
す。
"Inherent Acoustics" は、11月23日まで。

 < The Roald Dahl Haemostasis and Thrombosis Centre >
 住所:Royal Liverpool Hospital 内
    Prescot Street, Liverpool L7 8XP
    (London Road 坂を登った右手に病院の正面玄関があります)
 一般公開:火、水、木曜日 9:00am 〜 2:00pm
 詳細:SoundNetwork のサイト http://soundnetwork.omweb.org 
    センターのサイト http://www.rlbuht.nhs.uk/content/default.asp?web=243&sub=1081  


次は、Royal Liverpool Hospital から坂を下ったところにある Glaxo
Neurological Centre で行われている "At Last Something Different!"
展。
こちらは、Alan Martindale の個展です。ここは病院ではありませんが、
神経系の病気に関する相談に応じたり、情報提供をする施設です。
エントランスホールに、カラフルな 'This is a nice place' という絵画や、
タブレットでつくった、'System Crash' などが印象的でした。アーティス
トの Alan 自身、側頭葉てんかんを患ってから、人生の短さ、時間の尊
さを感じ、それまで17年間携わった建築関係の仕事を辞めてアーティ
ストとしての道を選びなおしたそうです。
ポップな色使いと、かわいらしささえある作風のなかに、せつなさが感
じられます。
この展覧会は、11月24日まで。

 < Glaxo Neurological Centre >
 住所:The Glaxo Centre, Norton Street, Liverpool(コーチステーション隣り)
 オープン:月〜金曜日 9:00am 〜 5:00pm
 詳細は、インディペンデンツのホームページから。
 http://www.independentsbiennial.co.uk/plug/content/content.php?content.117


その次は、世界でも名門校、リヴァプール大学 The School of Tropical
Medicine (熱帯医学)の共同スペースで行われている "Contagion"
展。
リヴァプール出身のアーティスト Barbara Jones が、電子顕微鏡で見
たマラリア、エイズ、サーズなどのバクテリアやウィルスからアイディア
を得て描かれた絵画やインスタレーション。
この手のトピックをアートにするというのは、なかなか勇気がいることだ
と思います。人の生命を脅かす根源となる病原菌ですから、内容とし
て不快に思われたり、アーティストの無責任な美意識と捉えられるリス
クもあります。
でもぐるっと壁にかかった作品を見た後に上を見上げると、 天井には
世界の平和と人類の病が消えることを願って作られた折り鶴(紙には
天然痘の細菌の柄)を見て、ちょっと救われました。
"Contagion" 展は、11月24日まで。

 < The School of Tropical Medicine >
 住所:Pembroke Place, Liverpool, L3 5QA
 一般公開:月〜金曜日 0:00pm 〜 2:00pm
 詳細は、インディペンデンツのホームページから。
 http://www.independentsbiennial.co.uk/plug/content/content.php?content.127


今週の告知も、ホスピタル・アートつながりです。
11月20日から24日まで、Royal Liverpool Hospital の The Linda
McCartney Centre でチャリティーエキシビション&オークションが行わ
れます。
Deep Purple のベーシストでありアーティストでもある Roger Glover が
絵画をセンターに寄付しました。この作品はオークションにかけられて、
収益金はセンターの運営、癌治療の研究に充てられるそうです。

 < The Linda McCartney Centre >
 住所:RLUH, Prescot Street, Liverpool L8 7QA
 ホームページ: http://www.yourcentre.org


最後に、また今週も Mike McCartney さんを目撃!
FACT で Tenantspin による公開番組のインタビューに登場。
Tenantspin は、高層アパートの住人が中心になって運営しているイン
ターネットTVプロジェクト。FACT が協力しています。
私の大のお気に入りの75歳のスカウスじいちゃん John McGuirk がプ
レゼンターとなって、Mike さんへの爆笑インタビューを繰り広げました。
ラストには、The Scaffold の "Lily The Pink" を披露してくれて、会場
は大合唱。司会の John のもうひとつの顔である、スプーン・プレイが
見ものです。天才カメラマンとベスト・スプーンプレイヤー・イン・ブリテ
ンのコラボレーション! このインタビューの模様は、近日中にネット
上にアップされるそうですが、待てない方は、私の撮ったショートビデ
オをご覧下さい。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1418335202515182015&pr=goog-sl

参考までに、Scaffold オリジナルのビデオは、こちらから。笑えます!
http://www.youtube.com/watch?v=lwTh3_qG6hs

We'll drink a drink a drink to Lily the pink a pink a pink♪
The saviour of the human race♪
For she invented medicinal compound♪
Most efficacious in every case~♪
            - from Lily The Pink by The Scaffold

本当にどんな病にも効く薬が発明されたらいいですね。

それではまた来週!

ミナコ・ジャクソン♪


(この連載に関連する写真は、ウェブサイトの「 NLW ゴールドフィッシュ
だより」ページに掲載しています。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish66_photo.htm )


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