January 23 2007, No.282
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼リヴァプール・ニュース <2007年1月19日> ▽コラム:「スカウスハウス的・リヴァプール語学留学」 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」 ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ―――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 先週に引き続き、「オリジナルのキャヴァーン・クラブの場所はどこだっ たのか?」の話を。 何の反響もなかったら寂しいなーと思っていたのですが、嬉しいことに、 先週号をリリースした数時間後、リヴァプール在住のおなじみS.H.さん よりメールをいただきました。こんな内容です。 --------------------------------------------------- 私もキャバーンの位置は気になっていましたので マシューストリートでイベントがあるごとに いろいろな人に質問しました。 しかし、答えは多様で1ヶ所にしぼれませんでした。 そして私なりにもっともらしい場所としまして 考えていますのが、リバプール市が認めているガイドの方が おっしゃっていた場所です。 それは今のキャバーンより少し隣で、キャバーンクオーター とは反対側のほうです。 私はこれが必ずしも正しいとは思っておりませんです。 人の記憶は時に全く当てになりませんので、写真から 推定していますスカウスハウスの決定したの場所のほうが もっと有力と思っています。 しかし、これを機にスカウスハウスで議論が起こり、もっと いろいろな情報が集まれば楽しいのではないかと思い 投稿させてもらいました。 --------------------------------------------------- というメールでした。 なるほど、オリジナル・キャヴァーンの場所を探していたのは僕だけで はなかったのです。仲間というか同士が出来たようで嬉しいです。 早速、S.H.さんに返事を書きました。 ---------------------------------------------------------- こんなマニアックな話にすぐに反応してもらえて、とても嬉しいです。 えーと、向かいの Cavern 、確かに実在しました。 1973年に閉鎖した後、当時の Cavern のオーナーは真向かいに新しく Cavern をオープンしたのです。 しかしその移転キャヴァーンも翌年に閉店していまいます。 その時代に作られた大きな看板は、アーサー・デューリーの Statue の横にあったんですが(今も跡が残ってます)、閉店後もかなり長い間 そのままにされていたので、そこがオリジナル・キャヴァーンがあった 場所だと信じている人も多いようです。 移転キャヴァーンが1974年に閉店した後、そこはまず Revolution とい うクラブになり、次に Eric's になります。そう、あの有名なライヴハウス ですね。キャヴァーンが無くなってしまっても、新しい音楽を生み出す パワーがリヴァプールから失われたわけではなかったということだし、 それは今の時代にも続いているんですよね。面白いです。 ---------------------------------------------------------- S.H.さん、投稿ありがとうございました。 キャヴァーンのストーリーについては、そのうちにきちんとした形でまと めてみたいと思っています。 さて、先週発表された「オリジナルのキャヴァーン・クラブの場所」です が、僕が調べた場所に間違いなかったです。正直ほっとしました。 とはいえ、1年半も前に突き止めていたのなら、もっと早くいろんな人に 教えてあげればよかったのかもしれませんね。 でも、「これを知っているのはもしかして僕だけなのかもしれない」なん て考えるのは、ちょっといい気分ではありました。それが終わってしまっ て残念な気持ちも、ほんの少し今はあります。 「オリジナルのキャヴァーン・クラブの場所」には、新しくディスプレイが 作られました。ついこの間までキャヴァーンの非常出口だったところが、 すっかり新名所みたいになっています。 早速ミナコさんに走ってもらって、写真を送ってもらいました。 フォトページ(http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo281.htm)で 紹介しています。 ミナコさん、どうもありがとう! ― Kaz (23/01/2007) ―――――――――――――――――――――――――――――― ▼リヴァプール・ニュース <2007年1月19日> ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 1月19日(金) ******************************* 【キャヴァーン50歳!】 1月16日、キャヴァーン・クラブが50歳の誕生日を迎えました。 クラブの内部では、インヴィテーション・オンリーのVIPパーティーが、13 時間にわたって開催されました。 ちょうど50年前のオープン初日、最初にキャヴァーンのステージに立っ て演奏したバンド、マージーシッピー・ジャズ・バンドが、この日も再び トップバッターを務めました。 その他、30以上のバンドが全国から集められ、お祝いパーティーを盛 り上げました。 マシュー・ストリートでは、オリジナルのキャヴァーン・クラブのドアが あった場所が初めて公表されました。 新しいディスプレイが設置され、ジョン・レノンの妹ジュリア・ベアードを 招いて除幕式が行われました。 ディスプレイには、1960年ごろのエントランスの大きな写真の横に、詳 しい説明書きが添えられています。 キャヴァーンのダイレクター、デイヴ・ジョーンズはこう話しています。 「オリジナルのキャヴァーンのエントランスがどこにあったかとか、それ がどんなだったか、今のキャヴァーンとの関係やら、なんだって一目瞭 然になったよね」 同じくキャヴァーンのダイレクター、ビル・へックルはこう話しています。 「歴代のオーナーたちより倍も長くキャヴァーンを所有していることにつ いては、たいへん光栄に思っていますよ」 「ツーリストをひっ捕まえるところじゃなくて、ここはリアルで、ライヴで、 ダーティーで、スメリーなクラブです。これまでずっとそうだったように ね」 「地域の、全国の、あるいは全世界のタレントたちに、どんどんここに 演奏しに来てもらいたいと思ってます。マジックのような経験になるは ずですよ」 「ビートルズには本当に感謝しています。彼らがいなかったら、キャ ヴァーンはとっくの昔にゴミ箱に埋もれてますよ」 「リヴァプールについても、とても、とても誇りに思います。この街をば んばんPRして行きますよ、全世界にね」 ジュリアはこう話しています。 「ジョンが生きてたら、今日ここで演奏してたかもしれないわね」 「ジョンはよく言ってたわ。俺たちはキャヴァーンが大好きだったって。 まさに理想的な場所だったって」 「2008年までにリヴァプールでいろんなイヴェントが打ち上げられるで しょうけど、このキャヴァーンのバースデイって、ちょうどその発射台み たいなものかしら」 「キャヴァーンって、特別なクラブなのよ。その時代その時代の精神み たいなものをしっかりと掴んできてる。しかも立ち止まることがない。今 も精力的に新しい音楽をホストしてるものね。これだけ前へ前へと進ん でるんだから、キャヴァーンと張り合えるようなところなんてないと思う わ」 「私がキャヴァーンに初めて行ったのは、ティーンエイジャーの頃だっ た。ファンタスティックだったわ。汗が玉になって壁を伝ってた。今でも そうなんだけど」 「ビートルズが演奏してるところは見たことがないの。見たかったんだ けど。きっとジョンも喜んでくれたと思うし。でも最初の頃はジャズを演 らないからってお客さんに文句を言われてたのよね」 ―――――――――――――――――――――――――――――― ▽コラム:「スカウスハウス的・リヴァプール語学留学」 ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 「スカウスハウス的・リヴァプール語学留学」 / Mariko ― 第3回 ― 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年の暮れ、リヴァプール・ホープ大学時代の友人がパリから帰国し たため、二人で箱根に行ってきました。 彼女とは語学コースから一緒で、学部も一緒にスタートしました。 現在はパリにある某国際機関で働いています。 日常生活はフランス語、機関内は英語という環境で、3ヶ国語を操りま す。 ただ、問題は日本語…。 時々何度も聞き返さなければ、彼女の言っていることがわからなかっ たりで、なんだか面白かったです。 また、新年には、これまたホープで一緒だった香港人のお友達が日 本に遊びに来て、一緒に食事をしました。 彼女は英語はもちろん、日本語、韓国語、フランス語も堪能です。 ただ、本人いわく、自分の国の言葉が一番苦手との事。 なんだか二人には共通点がありますね。 何はともあれ、お正月にはこうして留学時代の旧友と会えるのがとて も楽しみです。 来年は誰が来るかな? 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【リヴァプール語学留学の流れ】 1) 学校・コース選び 2) コース決定・申し込み 3) 学校より受け入れ許可書到着 4) 寮・ホームステイ手配 5) ビザ申請・ビザ取得(6ヶ月以上滞在の場合のみ) 6) 航空券購入 7) 旅行保険加入 8) 渡英準備 9) リヴァプールへいざ出陣! 今回は、 2)コース決定・申し込み 3)学校より受け入れ許可書到着 についてです。 コースの決定と申し込みはお早めに、というお話です 。なぜなら、これがぎりぎりになると、コースの初日に間に合わない場 合があるからです。 出来れば申し込みは2ヶ月から1ヶ月半前には済ませたほうがよいと 思います。 特に半年以上、長期で滞在を考えている方はビザ申請のことをを考え て、早めに対応しておかれることをお勧めします。 某留学エージェント勤務時代、とあるマンチェスターのカレッジに、コー ス開始の一ヶ月前ぐらいに申し込んだ学生がいました。 ちなみにこの方は関西在住。 ところが、待っても待ってもオファーレター(受入れ許可書)がオフィス に届かないのです。 現地に電話で確認すると、1週間以上前に投函されたとの事。 ただ、もう時間が迫っているので、特別にもう一枚許可書を発行しても らうことになりました。 後からわかったのですが、このカレッジ、配達会社への支払いを怠っ ており、配達をストップされていたんです! こんなことがあり、今度は郵便局から確実に送ってもらい、レターが届 いたのは出発5日前。 ご本人は、関西から急いで東京の英国大使館にビザ申請に来られま した。 しかし、悲劇はこれだけではなかったのです。 なんと、その日、大使館は特別休館日!!! 結局この学生は1週間ほど遅れてコースに参加となってしまいました。 ご存じの方も多いかと思いますが、このオファーレターは、学生ビザ申 請でもっとも重要な書類です。 これがなければ観光ビザしか取得できません。 つまり、イギリスでもう一度ビザを申請しなければいけないのです。 これがまた複雑で、申請料も高い!!! ●ここで本日の注意点をまとめておきましょう。 1) コースへの申し込みは遅くても渡英の2ヶ月前に。それをすぎた場 合には、学校から速達でレターを送ってもらう為、その送料はご自 身が負担するものと考えましょう。 2) レターが届くのを待っている間に、学生ビザ申請の準備をしておき ましょう(半年以上滞在予定の方のみ)。意外に提出物が多いので す。そして、申請に行く日が休館日ではないことを確認しましょう。 (英国大使館HP http://www.uknow.or.jp/be/visa/visas/visas06.htm ) 3) スカウス・ハウスを含め、エージェントに手続きを代行してもらう場 合には、エージェントとこまめに連絡を取りましょう。特に、メールは こまめにチェックしてください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日曜日にTOEICのテストを5年ぶりに受けました。 TOEICの問題が変わってから初めてです。 長文がとても多くなっていますね。終わったときには読みつかれて、 見直す気力もなかったです。ただ、ひたすらマークをきれいに塗りなお すだけ・・・。 そして、アメリカ英語のみでなく、イギリス英語、オーストラリア英語、 ニュージーランドの英語もリスニングに入りました。これは私たちに とってはとてもよい傾向! スカウスアクセントで鍛えられた耳。TOEICに出てくるスタンダードなイ ギリス英語ならばっちりですよ! http://www.toeic.or.jp/index.html 結果が楽しみです。皆さんも留学前にはこういった試験を受けておくと 良いですよ。 留学後にどれぐらいスコアが上がったか見るのは楽しみです。 私も大学を卒業してから初めてなので、上がっていることを祈っていま す! それでは、寒さに負けず、今年もがんばりましょう! Mariko / スカウス・ハウス語学留学担当 ( 第3回・おわり) 「スカウス・ハウス」がサポートするリヴァプール語学留学の詳細は、こ ちらのウェブページをご覧ください。 http://scousehouse.net/study/index.htm リヴァプール語学留学に関するご相談は、こちらまでお気軽にどうぞ。 study@scousehouse.net ―――――――――――――――――――――――――――――― ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」 ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン 〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜 ― 第75号 / 「ミュージック・スポット &トム・マーフィーだらけのリヴァプール」 ― ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish75_photo.htm ≫ こんにちは。 この1週間はとにかく全国的に荒れ模様の天気で、強風が続きました。 一番ひどかった木曜日は、突風による車の横転や倒木、落下物など での事故や、電車やフライトがキャンセルがあったり。 リヴァプールでは、ボールド・ストリート全体が閉鎖されていました。 土曜日だけは雨がやんで晴れ間もでて、ホッとしました…というのも、 8年来の友人の結婚式だったので、本当によかったです。 日曜日はまた午後から雨と風が出て、せっかくの Hope Street Farmer's Market も、人も店もまばらで、2時半ごろには早々に店じま いをしていました。残念。穏やかな陽気が待ち遠しい今日このごろで す。 ♪ ♪ ♪ 2007年に入ってから、ビートルズの話題だらけですね。 まずはビートルズ切手が発売、私も 'Presentation Pack'(5.15ポンド) を買いました! Mojo マガジンのエディター、Phil Alexander 著の見開きのパンフレット 付。オンラインで買って海外でも発送してくれるみたいです。 詳しくは、ロイヤルメールのホームページから。 http://www.royalmail.com/portal/rm/shop?pageId=shp_prdlist&category=cat41450006&catId=9300091 また、キャヴァーン・クラブの50周年記念がはじまったり、元祖キャ ヴァーンの本当の場所が正式発表されたり(カズさんの読みはドンぴ しゃりでしたね、パチパチ!)、マドリン・ストリートのリンゴ・スターの生 家が取り壊しになって2010年にピアヘッドのウォーターフロントにオー プン予定の新しい博物館、Museum of Liverpool の中にそっくりそのま ま復元するとかされないとか。 街を歩けば、去年の11月にリリースされたアルバム "Love" の広告の ついた市バスが通りすぎ、ギャラリーに行けば、以前何度か会ったこと のあるおじちゃんが、その昔キャヴァーン・クラブで、ビートルズをバッ キングボーカルにしてライブ(なんという贅沢!)をした人だったことが 発覚したり…。 ここはリヴァプール、アンテナをビートルズモードにすると、すごい勢い でいろいろキャッチできてしまいます。解散してから3回りもしていると いうのに! ♪ ♪ ♪ ビートルズ・スポットをたどるだけでも、もの凄い数になりますが、それ に加えてリヴァプールが輩出してきたすべてのミュージシャンやバンド の足跡も含めたら、この街は足の踏み場がなくなってしまうんじゃない かと本気で思うことがあります。 先週から、'Liverpool 08' の公式ホームページで、「リヴァプール・ミュー ジック・ツアー」がアップされました。無料でダウンロードOKです。60年 代のマージービートやビートルズから、パンク・ニューウェーブ、クリー ム、現役のミュージックスポットが記されたマップ(PDF)を持って、 Mighty Wah! の Pete Wylie のナレーションによる音声ガイド(MP3)を 聞きながらミュージックツアーができる、というもの。 リバプール訛りもばっちり入っているので、スカウスのヒアリングの練 習にもなるかもしれません?! ダウンロードはこちらから。 http://www.liverpool08.com/AboutLiverpool/MusicAndTheBeatles/MusicTour/index.asp また、08 Place に行ったら、上記のミュージックツアーに関連した、 'Sound City' というブックレットが置いてあって、エキサイトしてしまいま した! 2007年は リヴァプールにとって Heritage の年ですが、これはまさにリ ヴァプール音楽のヘリテージをコンサイスに綴った完全保存版といえま す。しかもこちらもフリ〜! 内容ですが、ミュージックスポットの解説を、マージービート〜サイケデ リア、エリックス&パンクシーン、クリーム時代、90年代ダンス&ライブ シーン、現在のリヴァプールといった時代ごとのくくりと、マシュースト リート&キャヴァーン・クオーター、ウォーターフロント、郊外、シティセン ター、リヴァプール8などのエリアでまとめたチャプターに分かれてい て、レコード屋さんリスト、フェスティバル・リスト、推奨図書、そしてウェ ブ上のと同じ地図まで含まれています。都内のレコ屋やUKものの音 楽イベントで手配りしたらよろこばれること ウケアイ。日本でも手に入 るようになるといいですね。。。 ♪ ♪ ♪ 今週は、数々のリヴァプールのアイコン的な銅像の生みの親、彫刻家 Tom Murphy 氏のカフェ、Liverpool Art Cafe を紹介します。 場所は、West Derby Road の Newshan Park から道をはさんで向か い、小さいけれども小ぎれいで不思議と落ち着く佇まいのカフェです。 窓際には、ダイアナ妃が腰掛けて外を眺めていて、中に入ると、等身 大のサー・ポール氏がベースを弾いていて、キャビネットの上にはジョ ン・レノン、ガラスケースの上段にはビートルズ、下の段にはビル・シャ ンクリー。。。 Tom Murphy さん本人は不在でしたが、カフェをきりもりしている奥様 の Catherine さんにお会いしました。 「彼は最初は画家として有名になったのよ」 と、お店の奥に立てかけられた絵を見せてくれました。その絵は、BBC 'Art 88' Competition という栄誉あるアート・コンテストで一位に輝いた 作品で、 「そのとき私はBBCのジャーナリストで、受賞した彼にインタビューをし たの。それがきっかけで出会って結婚したのよ。もう十何年も前の話 だけどね」 と説明してくれました。 地下の物置場も見せてもらいました。なにげなーく、ジョージ・ベストの 銅像がトレイの上に置いてあったりして。 Tom Murphy さんの作品は、リヴァプールに来たことのある人だったら 一度は目にしているはず、と言い切れるほど多くの作品を手掛けてい ます。 リヴァプールの空港のジョン・レノン、Old Hall Street のサー・ジョン& セシル・ムーア(以前はショッピングエリアのChurch Street にありまし た)、アンフィールドで手を広げているビル・シャンクリー、グディソン・ パークのディクシー・ディーン、St. Nicolas Church の庭にある Liverpool Britz Memorial(シスルホテルの隣の教会の庭にある母と飛 行機の模型を高く掲げた子供の銅像)、リヴァプールFCアカデミーの 近くのラウンドアバウトにある銅像 etc.。 2002年に Liverpool John Lennon Airport と改名されたのを記念して 作られたジョン・レノンの銅像の除幕式に出席したオノ・ヨーコさんは、 BBCのインタビューのなかでこう言ったそうです。 "It's not like an ordinary statue - it has the feeling of John on the move. What a beautiful idea." アーティストであり誰よりもジョンを見つめてきたオノ・ヨーコさんがこう いうんだから、間違いない、まさに公認のジョン・レノン像。空港のグラ ンドオープニングではエリザベス女王ともご対面したそうです。 この銅像のミニチュア版は、さいたま市のジョン・レノン・ミュージアム にも飾られていました。 Tom Murphy さん本人には、去年の9月にシティーセンターの Dot-art Gallery で一度お会いしたことがあります。 ジョン・レノンのミニチュアの銅像を見ていたら、Tom さんのお子さん が、「これ、ボクのパパが作ったんだよ!」と誇らしげに教えてくれて、 パパ本人を紹介してくれました。写真はそのときのものです。 とにかく、Liverpool Art Cafe 、ちょっと街中から離れていますが、是非 足を運んでいただ いて、雰囲気に浸っていただきたいスポットです! < Liverpool Art Cafe > 住所:483 West Derby Road, Liverpool, L6 4BW 電話:0151 263 9463 営業時間:火〜土曜日 9:00〜16/17:00 アクセス:Queen Square バスターミナルの6番スタンドから12、13番 系統で、West Derby Road/Tuebrook Bridge 下車。 銅像は、ミニチュアからライフサイズまで購入可能です。一家に一シャ ンクリー又は一レノンはどうですか?! Tom Murphy ホームページ: http://www.liverpoolsculptures.com 【今週の告知】 ゴールドフィッシュだより49号でお伝えした、Anthony Brown の "100 Heads Thinking as One: Liverpool, Its History, Its Places, Its People" の巡回展が1月24日からスタートします。 第一弾は、エコー&デイリーポストの本社のある、The Capital Building (Old Hall Street) です。 今週はこの辺で。それではまた来週! ミナコ・ジャクソン♪ ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish75_photo.htm ≫ ―――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** LFCグッズ通販:On Sale Now!! ****** 今年最初のLFCグッズ通販です! ウェブサイトに、通販ページ「LFCグッズ(2007-No.1)」をアップしました。 今回の新入荷は、マッチデイ・プログラムとLFCマガジンがそれぞれ7 冊。どれも充実した内容になっています。前回の在庫分も引き続き オーダー受付中。オーダーをいただけると嬉しいです! http://scousehouse.net/shop/lfcgoods2007_01.htm *** フットボール・チケット手配 ****** リヴァプールFCおよびエヴァトンFCの、ホームゲーム観戦チケットの 手配を承っています。 詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。 http://scousehouse.net/football/stadium.htm *** 語学留学生募集中 ****** リヴァプールへの語学留学をサポートしています。 詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ い。 http://scousehouse.net/study/index.htm *** ビートルズ・ガイドツアー ****** リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー をアレンジしています。 ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。 http://scousehouse.net/beatles/info.htm http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** 原稿募集中 ****** 「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して います。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある いは英国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ―――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ****** 今週も、ミナコさんから素敵な写真が届いています。 ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。 http://scousehouse.net/goldfish/goldfish75_photo.htm *** 今週のフォト・アルバム ****** 「ゴールドフィッシュ」以外の原稿にちなんだ写真は、「NLW フォト・アル バム」ページをご覧ください。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo282.htm ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 毎週火曜日発行 *** □■ 第282号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本和雄 & ミナコ・ジャクソン ◆ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◇Eメール info@scousehouse.net ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお寄せください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行していま す。配信の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイト からどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ◇めろんぱん http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=000917 ◆メルマガ天国 http://melten.com/m/5593.html ◇カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/3487.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2007 Scouse House |