February 13 2007, No.285
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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2007年2月11日>
 ▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▼「利物浦日記2006」
 ▽フロム・リーダー
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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キャヴァーン・クラブ50周年を記念して、地元紙「リヴァプール・エコー」
が特別エディションを発行しました。
先週スカウスハウスの通販に出したところ、早速何人かの方からオー
ダーをいただきました。わりと苦労して仕入れたので、「ぜんぜん売れ
なかったら困るなあ」と心配していたのですが、とりあえずホッとしてい
ます。

この特別号は実に読み応えたっぷりです。
ジャズクラブだったキャヴァーンをロックン・ロールに解放し、マージー
ビートを世界的なムーヴメントにした張本人である元オーナーのレイ・
マクフォールのインタヴューや、現オーナーのビル・へックル&デイヴ・
ジョーンズが語る「キャヴァーン50の真実」、ビートルズの広報担当だっ
たトニー・バーロウの寄稿、ブロードキャスターでマージービート研究家
のスペンサー・リーの寄稿、今も現役バリバリ「マージービーツ」のビ
リー・キンズレーのインタヴュー、ロリー・ストーム秘話、ボブ・ウーラー
追悼、などなど、もうこれでもかというくらいに面白い記事が満載です。

…といっても、僕だってまだ全部読んだわけではないんですよね。
ちょっと時間が空いたときなんかに、ぱらぱらとめくって拾い読みして
は、「へぇ〜」なんて感心しています。

今日もぱらぱらやっていたら、アニマルズの元メンバー、アラン・プライ
スの回想が、ちっちゃな枠に囲まれて掲載されているのを見つけまし
た。面白いのでちょっと紹介しますね。

「俺たち、ちっちゃなヴァンに乗ってニューカッスルからリヴァプールに
下りて行ったんだ。1963年だよ。キャヴァーンのランチタイム・セッショ
ンに出ることになっててさ、楽器を降ろしてた」
「あのキャヴァーンで演るってんで、俺たちゃみんな、ナーヴァスなんて
もんじゃなかった。で、そこにいたダッフルコートの女の子がこっちを
見てたから、俺はその娘にちょっと訊いてみたんだよ」
「ええと、ここのお客さんはリズム&ブルーズは好きかなぁ?」
「好きかって?」その娘は言ったよ。
「あたしたちがつくったんじゃないの」

なるほど、リズム&ブルーズはリヴァプール生まれの音楽でしたか…。
ははは、じつにリヴァプールらしいエピソードですよね。
その他にも、ポールが "I Saw Her Standing There" で 'She was just
seventeen' と歌ったガールフレンドは誰のことだったのか、なんてこと
も書いてあります。

…というわけで、ここで宣伝です。
通販のストックは、まだ何部か残っています。ご興味のある方はぜひ
どうぞ。お早めに!!
http://scousehouse.net/shop/beatlesgoods2007_01.htm 

                            ― Kaz (13/02/2007)


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▼リヴァプール・ニュース <2007年2月11日>
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*** 2月11日(日) *******************************

【ラファ、新ボスについて語る】
2月6日、アメリカの実業家ジョージ・ジレットとトム・ヒックスによるリ
ヴァプール・フットボール・クラブの買収が発表されました。
一夜明けた7日、監督のラファエル・ベニテスは、新オーナーの印象を
こう語っています。
「昨日の練習前に会って話をした。とても有意義なミーティングだった
よ」
「私たちはクラブの将来について、たくさんのことを話し合った。彼らが
話してくれた内容にはとても満足したよ。彼らはクラブにとってベストな
ことをしようとしている。そう確信できた」

「将来にそなえてアカデミーから若いプレイヤーを引き上げることや、
現状のためにどうやって選手を獲得するかについて話し合った。彼ら
は、目標達成への明確なアイデアを持っているよ。トランスファーでい
くらお金がかかるとか、100万ポンド要るとか、そういったことを話し合
うミーティングではなく、どうやってこのクラブを成功に導くかを話し合っ
たんだ」
「彼らは成功した実業家だ。フットボール・クラブのビジネスの本質は
ファースト・チーム如何だということを認識している。我々はまず強い
ファースト・チームを作らなければならない。スタジアムでの収益を上
げれば、クラブのほかの部門すべてがうまく回るようになる」

「彼らは、多くの物事を変えていかなければならないと考えている。確
かにリヴァプールには、決して変えてはならない部分がいくつもある。
しかし進歩させる余地はある。このクラブは偉大な歴史を持っている
が、同時に大きなポテンシャルも持っているんだ」
「リヴァプールはもっと進歩し成長することができる。もっと強いチーム
を作るという理想を持ち続けて、改善すべきところは改善して行くこと
によってね」
「一例を挙げると、我々は世界にいくつのクラブ・ショップを持っている
だろう? 人気のあるアジアにはもっとあってもいいし、スペインだって
そうだよね」

「コマーシャル面で、リヴァプールとレアル・マドリーのようなクラブには
大きな差がある。マドリーは世界中でシャツを売っているだけではな
い。レアル・マドリーという名前が大金を生み出しているんだ。毎年毎
年ね。ピッチの外でリヴァプールがレアル・マドリーほど大きくなるのは
難しいかもしれないが、どうやったらあれほどビッグなクラブになれる
のかを学んで行くことはできるはずだ」

ベニテスはまた、チェアマンの職を離れ、終身名誉会長に就任するこ
とになったデイヴィッド・ムーアズへの感謝の気持ちを語っています。
「デイヴィッド・ムーアズには心からありがとうと言いたい」
「私がリヴァプールに来て以来ずっとサポートしてくださったことに対し
て、私をリヴァプールに連れて来てくださったことに対して、そしてこの
クラブのために尽力してくださったすべてのことに対して、感謝していま
す」

「彼にとって、リヴァプールを売るという決断は並大抵のものではな
かったはず。彼の人間性の素晴らしさはみんながよく分かっている。
彼がこれからもこのクラブに関わってくれることになってとても嬉しいし、
さらなるサクセスを一緒に分かち合えたらと願っている」


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▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

  ― 第78号 / 「タイタニック号 & ピンクのリムジン」 ―
 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish78_photo.htm ≫

日本のキリンのラガービールのコマーシャルでYMOが再結成しました
ね。ネットでその映像を見、"Rydeen 79/07" を聞いて感激しました!
メンバーの衣装もお茶目ですし、音的にはトイピアノがたまらなく効果
的でミニマルで、まさに2000年代のいいバージョンです!
http://www.kirin.co.jp/brands/RL/cm/index.html

YMOは私にとって最初に意識して聞いたグループで、はとこからもらっ
たYMOやスネークマンショーのテープを聞いて過ごした小学生時代で
した。
「YMOって書いてなんて読むか知ってる? 知ってる? YMO、『イモ』」
などと爆笑したものです。「ポール・マッカートニー取調室」というサー・
ポールねたもありましたね。そのとき私はポール・マッカートニーさんが
何者だかいまひとつ把握してませんでしたけど。。。

97年に "YMO Personal Works" というメンバーそれぞれの個性を前面
に出した選曲のコンピレーションがリリースされて、私は特に細野晴臣
さんの曲に共鳴しました。
そのとき都内で仕事しながらどこかスタックしていた自分の中に、ユー
トピアを求める気持ちがあったのでしょう。このコンピの2曲目から4曲
目の「四面楚歌」、「ウォリービーズ」、「はらいそ」をセットで聞いて、曲
のラストで「この次はモアベターよ〜!」と小森のおばちゃま風に細野
氏に言われてしまうと、やっぱり旅に出よう! と思いたち、ロンドンま
で飛んで、初めてリヴァプールに足を踏み入れたのがその年の12月の
ある日の日没後。「四面楚歌」を聞くたびに不思議な気分になります。
この曲は春花、夏風、秋月、北鳥に分かれてて、北鳥の部分に、「夜
になったら ぼくは着くよ 北の島に 君の住む街で見かけた火の鳥
追って」のくだりがあるのですが、今も聴くたびに自分がリヴァプールに
着いたときのことを思い出してしまいます。
しかも翌朝、マージーフェリーでカラフルな朝焼けを見ながらピアヘッド
を見るとライヴァーバード(火の鳥?)はいるし、フェリーを降りてシ
ティーセンターに戻るとパラダイス・ストリート(はらいそ!)にぶつかる
し。。。
この辺の話は完全に私の思い込みなので軽〜く流してもらえるとあり
がたいのですが、とにかくこのコンピは私にとってもパーソナルなアル
バムです。

 ♪ ♪ ♪

前置きはこの辺にして、、、
今週は、アルバートドックの Merseyside Maritime Museum(マージーサ
イド海事博物館)で、新しい常設コレクションの展示が始まりました。
この博物館にタイタニック号の建造用模型が展示されているのをご存
知の方は多いと思いますが、今回は1912年に氷山に激突し1500名の
犠牲者を出したタイタニック号に加えて、同時期に沈没したルシタニア
号(1915年にアイルランド沖でドイツのUボートの雷撃に遭い、犠牲者
1201名を出す)、エンプレス・オブ・アイルランド号(1914年にカナダの
ケベック近郊セントローレンス川で濃霧の中、貨物船と衝突して1000
人以上の犠牲者を出す)を交えて、イギリス海洋史上における旅客船
の3大悲劇と、リヴァプールとのつながりに焦点を当てています。

皮肉にもこの3隻の船すべてリヴァプールで登録された船であったこ
と、乗組員の多くはリヴァプール出身だったこと(タイタニックにはリヴァ
プールのクルーが90名いたそうです)などから、犠牲者の遺品や、犠
牲者の娘さんが事故の前日にパパに宛てて書いたせつない手紙、生
存者が事故の起きた晩に着用していたと思われる綿のエプロンなどの
展示、「自称」3つの惨事を生き延びたクルーの話、船が沈没するとき
にも演奏を続けて命を落としたバイオリニストのことなど、パーソナル
な切り口からも事故を見つめたコレクションとなっています。

これまで壁際に寄せて展示されていたタイタニック号の模型は、展示
会場の中央のキャビネットケースに移動されましたので、360度からぐ
るっと眺めることができます。

ついでに、Maritime Museum のホームページから、模型をズームアッ
プして見れる画像がありますので、チェックしてみてください。
http://www.liverpoolmuseums.org.uk/maritime/collections/liners/titanic/titanic_zoom.aspx

 ♪ ♪ ♪

タイタニックからちょっとYMOに戻って、細野晴臣さんのお祖父さまであ
る Masabumi Hosono 氏が、タイタニック号に乗船していた唯一の日本
人だったという話はご存知ですか? ネットでいろいろ調べてみたとこ
ろ、無事に生還されたのはよかったのですが、人種差別的な他の乗客
が手記のなかで「人を押しのけて救助ボートに乗った」と述べたことで、
沢山の犠牲者が出た中で生き延びた卑怯な日本人というレッテルを
貼られて非難を浴び、官僚の職を失い、教科書にまで悪く書かれたそ
うです。それでも誇り高いニッポン男児であった細野氏は弁明すること
なく一生を終えました。本当に酷い話です(怒)。

でも、細野氏の死後に発見された手記が 1997年になってタイタニック
財団によって検証されてはじめて無実が明かされ、歴史の一部が書き
換えられたとのことで、安心しました。
ただほんの10年前の話なので、どこまでこの説が浸透してるのかが知
りたいです。今度キューレーターに会ったら聞いてみようと思います。
横浜のマリタイム・ミュージアムで過去に細野氏の手記の展示があっ
たそうですが、是非リヴァプールにも巡回してほしいものです。

 < Merseyside Maritime Museum (マージーサイド海事博物館)>
  住所:Albert Dock, Liverpool L3 4AQ
  電話: 0151 478 4499
  オープン:毎日 10:00〜17:00  入場無料
  ホームページ: http://www.liverpoolmuseums.org.uk/maritime/

 ♪ ♪ ♪

エンプレス・オブ・アイルランドがでてきたところで、偶然にも10日ほど
前でしょうか、ピアヘッドで天候不良(しかも霧)が原因で Isle of Man と
リヴァプールを行き来するの旅客船 Sea Cat とタンカーの衝突事故が
ありました。負傷者ゼロでよかったです。。。先週撮った写真を紹介し
ます。

 ♪ ♪ ♪

土曜日にマシュー・ストリートのショッピング・アーケード Cavern Walks
で、キュートなワンちゃんのウェディングがありました。
バカバカしいとは思いながらも見に行ってみると、店の外にはピンクの
リムジンが。ビートルズの銅像が飾られている吹き抜けエリアで、神父
さま役まで用意して本気モードでした。
肝心な式の部分は見損ねてしまったのですが、記念撮影のところを
キャッチしましたので笑ってやって下さい。。。

タキシードに身を包んだ新郎が Chicco 、白のウェディングドレス姿が
新婦の Jasmine ちゃん。 キャヴァーン・ウォークスにある犬猫用ブ
ティック Poochi Couture 企画のイベントで、一般のワンちゃんネコちゃ
んの結婚式やバースデーパーティーをオーガナイズしてるそうです。
ショップには、ペット用ファッション、アクセサリー、家具なども取り扱っ
ているので、愛犬、愛猫へのお土産さがしに覗いてみては?

 < Poochi Couture >
  住所:Cavern Walks, Mathew Street, Liverpool L2 6RE
  電話: 0151 258 1100

 ♪ ♪ ♪

【今週の告知】
その1;
2月17日(土)は、アルバート・ドックで『ストロベリー・フィールズ・デイ』!
ビートルズの 'Strawberry Fields Forever' のシングルリリースから40
周年を迎えるこの日は、アルバートドックの The Beatles Story を中心
に、イチゴにちなんだキャンペーンが展開されます。
The Beatles Story では、来館者にイチゴのステッカーとバッジとストロ
ベリーケーキのプレゼント。ミュージアム内にはサマーフルーツ(おそら
くベリー系?)の香りが散りばめられ、ストロベリーフィールズの展示の
脇にはスペシャルインフォメーションが置かれるとのことです。

Baby Cream や The Pan American Club 、HA! HA! Bar & Canteen 、
Liverpool Pictures 、Yellow Duck Tours でも割引や特典があります。
詳しくは、アルバート・ドック公式ホームページ:
http://www.albertdock.com/pages/index.php?page_id=1195 まで。

その2;
全然先のハナシになりますが、新しいミュージックフェスティバルの話
題です。
恒例のサマーポップスが今年はナシよ、という報道がされたばかりで
すが、その代わりではありませんけど、今年の6月23、24日の2日間、
リヴァプールから程近い Knowsley (ノーズリー)にて "Knowsley Hall
Music Festival" が開幕されます。
初日のメインは、去年のサマーポップスで大盛況だった The Who 、2
日目は Keane がトリを務めます。チケットは2日通しで70ポンド+予約
手数料、そして一日券も各種あります。

現時点で決定しているバンドは The Coral 、The Zutons 、Pete Wylie
& Mighty Wah などの地元チームに加えて、上昇株の The View など。
チケットは2月12日から発売になります。
詳しくは、公式ホームページ:
http://www.knowsleyhallmusicfestival.co.uk まで。

それではまた来週!

ミナコ・ジャクソン♪

追記:
Knowsley のミュージックフェスティヴァルですけど、今日(13日)の新聞
によると、初日で15000枚のチケットが売れたそうです! さすが The
Who エフェクト!! 


≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish78_photo.htm ≫


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▼「利物浦日記2006」
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「利物浦日記2006」 3 / Kaz

【8月25日(金)】
シティ・センターのスチューデント・アコモデーションに移動。今日から
はフル稼働だ。
雑用を済ませて、スカウスハウス・ツアーのお客さんを迎えに3時にラ
イム・ストリート駅へ。OさんとNさん。Nさんとは初対面だが、Oさんは2
度目の参加だ。6年ぶりの再会。相変わらず頭と口の回転が速い。い
や、前よりもパワーアップしているかも。ジョークのくだらなさにもますま
す磨きがかかった感じだ。僕も見習いたい。

4時、ライム・ストリート駅へ。フェスティヴァルでパフォームする「リッ
キー廣田&ザ・ミッシェル」のファンご一行さまの出迎えのために、少
し早めにマンチェスター空港へ向かった。
5時半に着くと、手配した送迎バスがもう待っていた。でも予約したバ
スよりもかなり大きい。大きいだけじゃなくてずいぶんと豪華だ。横にド
ライヴァーが疲れた顔で立っている。

「君がベーニーかな?」と声をかけると、ぱっと顔が明るくなった。
「おおなんだ、ちゃんとコーディーネーターがいたのか、助かった〜!」
やけに嬉しそうだ。聞くと、前の団体の送迎が終わった後で会社から
急遽指令を受けてここに来たものの、飛行機の到着時間とKazという
名前しか知らされていないのでどうしたらいいのか分からず、途方に
暮れていたそうだ。やれやれ。

コーヒーを差し入れて、しばらくベーニーのおしゃべりに付き合う。この
兄ちゃん、疲れてるはずなのにほんとよくしゃべる。スカウサーだなあ。
結局、ロンドンからの乗り継ぎ便は1時間以上も遅れてマンチェスター
に到着した。
ツアーの主催は大阪のギターショップMcCさん。総勢20名が無事に到
着。リッキーさんだけは別行動で、ロンドンから鉄道でリヴァプール入
りすることになっているそうだ。

雨模様の中、全員をバスに乗せて出発。車内でフェスティヴァルや街
についての案内をしているうちに、アデルフィ・ホテルに到着。もうほと
んど8時だった。ツアーのみなさんのチェックインを済ませ、ザ・ミッシェ
ルの2人をバンド専用のアコモデーション「カセドラル・パーク」へ案内。
荷物を置いて全員でアデルフィに戻ったと思ったらリッキーさんが到
着していた。仕方がないので、僕だけがリッキーさんを連れてカセドラ
ルへとんぼ返り。守衛のおっちゃんに大笑いされてしまった。

10時30分ごろだったろうか、McCさんご夫妻とレストランで食事。その
後は1人でマシュー・ストリートへ。キャヴァーンに入って、シルヴァー・
ビーツのステージを少し観た。まだ金曜日だというのに、すんごく盛り
上がっていた。


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▽フロム・リーダー
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(スカウス・ハウスのフットボール・チケット手配サーヴィスをご利用い
ただいたJunさんからのメールを紹介します。写真もたくさん送ってい
ただきましたので、今週から数週間にわたって「NLW フォト・アルバム」
ページに掲載します)

こんにちは。
1/6リバプール対アーセナルのチケットを手配していただいたJunです。
メインスタンドの3列目を手配していただき感謝しています。ありがとう
ございました。

ちょっと不安だったチケットの受け渡しも全然問題ありませんでした。
ジャクソンさんの対応は丁寧で、旅行中わからないことがあったらいつ
でも電話してくださいといっていただきとても心強かったです。
また大晦日から新年にかけて予定されていた花火大会が悪天候のた
めこの日に順延されたとの情報もいただき、花火も楽しむことができ
ました。

リバプールFC練習場メルウッドでは塀越しに練習試合(練習といって
もスパープレーの連続)をみた後選手からサインをもらうことができま
した。

アンフィールドでの座席はちょうど選手が入退場するあたりで、ジェ
ラード、アンリなどのスパースターを間近で見ることができました。
この日はヒズボロの悲劇追悼企画で、追悼歌?の大合唱には感動し
ました。もちろんYOU'LL NEVER WALK ALONEにも・・・
僕も片言の英語で参加させてもらいました。スタジアムの雰囲気や一
体感は本当に最高で忘れられない一日となりました。
以前にバルセロナ、翌日にマンチェスターでも観戦したのですが、ア
ンフィールドの雰囲気が一番でした。

ジャクソンさんにもよろしくお伝えください。

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo285.htm ≫

(Junさん、掲載にご快諾いただきありがとうございました!)


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** 新ページのお知らせ:『Footballの旅』 ******

ウェブサイトの「フットボール」コーナーに、新ページの登場です。
NLWに連載中の『Footballの旅』を、ウェブ版にまとめました。筋金入り
のフットボール・ファン、下村えりさんによるプレミアリーグ・マッチレ
ヴューです。ぜひご覧ください!
http://scousehouse.net/football/eri_01.htm


*** ビートルズ関連グッズ通販:On Sale Now!! ******

ウェブサイトに、通販ページ「ビートルズ関連グッズ(2007-No.1)」をアッ
プしました。久しぶりのビートルズ・グッズです。今回の目玉アイテム
は、地元紙「リヴァプール・エコーが発行したキャヴァーン・クラブの50
周年特別記念号です。ビートルズ・ファンはもちろん、リヴァプールの
音楽史に興味のある方はぜひ!
http://scousehouse.net/shop/beatlesgoods2007_01.htm


*** フットボール・チケットのお知らせ ******

3月6日のチャンピオンズ・リーグ「LFC vs バルセロナ」の観戦チケット
は、受付を終了しています。たいへん多くのお問い合わせをいただき
ました。ありがとうございました。
なお、3月7日のチャンピオンズ・リーグ「マンチェスター・ユナイテッド
vs リール」の観戦チケットは、1枚のみ受付可能です。 ご希望の方は、
「お名前&ご住所」「必要枚数」をご記入の上、info@scousehouse.net
までお問い合わせください。


*** LFCグッズ通販:On Sale Now!! ******

今年最初のLFCグッズ通販です。
いくつかのアイテムはソールド・アウトになってしまっておりますが、現
在も引き続きオーダー受付中。お早めに!
http://scousehouse.net/shop/lfcgoods2007_01.htm


*** 語学留学生募集中 ******

リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー
をアレンジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

今週も、ミナコさんから素敵な写真が届いています。
ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish78_photo.htm


*** 今週のフォト・アルバム ******

「ゴールドフィッシュ」以外の原稿にちなんだ写真は、「NLW フォト・アル
バム」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo285.htm 


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     リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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           *** 毎週火曜日発行 *** 


□■ 第285号 ■□

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 ◇編集 山本和雄 & ミナコ・ジャクソン
 ◆ウェブサイト http://scousehouse.net/
 ◇Eメール info@scousehouse.net

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