June 05 2007, No.300
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2007年6月4日>
 ▽寄稿:「〜夢のつづき〜 チャンピオンズリーグ観戦記」
 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

チャンピオンズ・リーグ準決勝をアンフィールドでご覧になったjosha
(ジョシュア)さんが、観戦記を寄せてくださいました。
レッズへのあふれる思いを惜しみなく、素直に綴っていただいた結果、
本格的な長編になりました。今週と来週、2週にわたって掲載します。

joshaさんの席は、なんとパドック席の最前列でした。ピッチにいちば〜
ん近い席です。
チャンピオンズ・リーグの準決勝という大一番を、あのアンフィールドの
パドック席最前列で観る。しかも相手はチェルシーです。もし自分がそ
こにいたら、いったい何を思い、何を感じ、どういう反応をするのか…
ちょっと想像がつきません。
自然と、joshaさんの観戦記を、自分に重ねて読むことになったのです
が、読んでいて思わずじ〜んとしてしまうところがいくつもありました。
みなさんにも楽しんでいただけると嬉しいです。

それからもちろん、joshaさんには写真もたくさん撮ってきていただいて
います。
「NLW フォト・アルバム」ページに掲載しています。こちらもぜひ!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo300.html 

● ● ●

気がつけば、NLWの300号です。
早いものですね、創刊してから、もうまる6年が経って、7年目に入って
います。
これだけ続けられているのも、読んでくださっているみなさんのおかげ
です。ありがとうございます。
また、配信をお願いしている「まぐまぐ」さん、「めろんぱん」さん、「メル
マガ天国」さん、「カプライト」さんにも感謝いたします。

今日の夕方、近所のスターバックスに行きました。
ポール・マッカートニーの新作“memory almost full”が店内で聴けると
いうことで行ってみたのですが、ちゃんとCDも売っているんですね、
びっくりしました。
ポールのアルバムをスターバックスで買う…ちょっと不思議な感じもし
たけれど、でもスターバックス・ラテを飲みながらバナナケーキを食べ
てるうちに、なんだかわからないけれど嬉しくなってきました。

今もCDを聴きながらこれを書いています。内容はもちろん、文句なし
です。ポールらしいトラックが並んでいます。
(まるでポールさんからの、NLW300号へのお祝いみたいだなあ)と、勝
手にこじつけてみたりして…。

                         ― Kaz(05/06/2007)


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▼リヴァプール・ニュース <2007年6月4日>
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*** 6月4日(月) *******************************

【リヴァプールでファイナル】
リヴァプールが惜しくも優勝を逃したUEFAチャンピオンズ・リーグの決
勝戦。翌日のリヴァプールの地元紙Liverpool Daily Postには、市内の
パブやレストランでの観戦レポートが掲載されました。
抜粋して紹介します。

< Philharmonic Hall, City Centre >
シティ・センターのPhilharmonic Hallでは、メインホールのシネマ・スク
リーンに加え、館内のバーに臨時設置されたスクリーンで試合の中継
放送を流しました。
このリヴァプールきっての名ホールには、LFCサポーターはもちろん、
子連れのファミリーやカップル、さらにはロイヤル・リヴァプール・フィル
のメンバーなどの姿も見られました。
いちばん盛り上がったのは、試合後半でピーター・クラウチが投入され
た時でした。しかしその歓声は、フィリッポ・インザーギのゴールでミラ
ンに2点目が入った時は、一瞬にして沈黙に変わりました。
試合後は大きな混乱はなく、多くのファンはそのまま立ち上がって会
場を後にし、残ったファンはバーで歌い続けました。

プレス・オフィサーのJenny Morganはこう話しています。
「通常とはまた違った雰囲気でしたね。でもすごく盛り上がって、素晴ら
しい夜になったんじゃないでしょうか」

トクステスから来たNeil Warringtonはこう話しています。
「俺たちはブリリアントだった。バンバン攻めてたよな。あの2ゴール? 
奴らはラッキーだったな」

ロイヤル・リヴァプール・フィルのチェリスト、Alex Holladayはこう言いま
す。
「あれで負けるなんてね。ここの観衆はアメイジングだったよ」

ウォルトンのSarah Bailey-Hamiltonは、姪と甥を連れて「ザ・フィル」に
来ました。
「ほんとにがっかりだわ。勝ててたわよね。ここはブリリアントね。家族
で観るのにちょうどいい雰囲気で。でも勝てなかったのは本当に残念」

< Sports Cafe Bar, City Centre >
シティ・センターのSports Cafe Barは、3つのフロアーが超満員の850
人のファンで埋め尽くされ、大歓声でチームを応援しました。
ファイナル・ホイッスルが鳴った後は、涙とハグで健闘を称え合いまし
た。バーの外ではチャントが鳴り響き、カーニヴァルのような夜はいつ
までも続きました。

ニュー・ブライトンから来た33歳のJames Harrisonは、こう話していま
す。
「俺たちはゲームに負けただけだ。戦争に負けたわけじゃない。来年
はきっと取り返してみせる」

ハイトンから来た21歳のMatty McGovernは、エヴァトニアンでありな
がらもリヴァプールを応援しました。
「だって僕はトゥルー・スカウサーだから。優勝カップをこの街に持って
帰ってくれたら嬉しいさ」

同じくハイトンから来た21歳、Leigh Korie-Butleは、こう言います。
「最後のところでみんなで歌った“You'll Never Walk Alone”はよかった
ね。負けちゃったけど、ファンはがんばったよね。最後の最後まであき
らめないでクラブをサポートするんだ」

Sports Cafe Barの代理マネージャーAlex Brownは、2005年のファイナ
ルのときよりも忙しかったと語っています。ハーフ・タイムの売り上げだ
けで、1000ポンド(約24万円)もあったそうです。
「バッドな結果だったけどね。でもウチにとってはグッドな日になったよ」

< Arkles pub, Anfield >
アンフィールド・スタジアムの近くのパブArklesにも、多くのファンが詰
めかけて観戦しました。
ウエスト・ダービーから来た50歳のDave Huleは、こう話しています。
「今晩のウチのチームのパフォーマンスは、どこに出しても恥ずかしく
ないものだったと思うよ。チームの全員を誇りに思う」

ウォルトンに住む40歳のKevin Edmundsが付け加えます。
「ウチの方がずっと良かった。ジェラードは素晴らしかったし、マスチェ
ラーノはもうひとりのスターだ。誰ひとりとして期待外れはいなかった
よ」

ベビントンから来た35歳のSteve Howieはこう言っています。
「今回は向こうにツキがあったね。2005年のウチみたいに。それでも
俺たちは5回優勝してるんだ。マンチェスター・ユナイテッドは俺たちの
足元にも及ばない。そうだろ?」

地元アンフィールドの住民、65歳のBob Frodshamはこう話しています。
「選手らを誇らしく思うよ。ファンも、いつものとおり、12番目の選手とし
てよく戦った。わしらにとって運がなかったのは、ミランの12番目の選
手がレフェリーだったことだな」

< Parthenon Greek restaurant, Parr Street >
パー・ストリートのギリシャ料理レストラン「パルテノン」も、200人以上の
ファンでいっぱいになりました。そのうちの多くは、アテネからの移民の
人々でした。
2つのビッグスクリーンで中継された店内は熱気ムンムンで、ギリシャ
風アクセントのリヴァプール・ソングが天井を揺らしました。
客の中には、ボルトン・ワンダラーズのキャプテンを務めるケヴィン・
ノーランの姿もありました。彼は、この街のブルーコート・スクールの卒
業生です。

マネージャーのGeorge Kundiは、こう話しています。
「私達が誇らしく思うのは、ピッチで戦った選手たちだけじゃないです
よ。このパルテノンに参上した177人のスカウス剣士たち。彼らのこと
も誇らしく思います。ここにいる全員が熱狂的なLFCファンなんです。だ
から今回のファイナルがアテネで行われて、たくさんのリヴァパドリアン
たちに祖国の首都のことを知ってもらえるのは、私たちにとって、この
上ない喜びなんです」
「でも、大金をつぎ込んではるばるアテネまで駆け付けたみなさんに
とっては、残念な結果になってしまいました。私としては、アテネの街や
人々が、彼らの失望を和らげ、笑顔を取り戻させてあげてほしい。そう
望んでいます」


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▽寄稿:「〜夢のつづき〜 チャンピオンズリーグ観戦記」
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「〜夢のつづき〜 チャンピオンズリーグ観戦記」(前編) / josha

< LIVERPOOL FC 1 - 0 CHELSEA FC
Tue 1 May 2007 19:45, Champions League Semi Final (2) >

 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo300.htm ≫

私がLiverpool FCのファンになったのは、ほんの数年前。
新参者です。でも今、Liverpoolを思う気持ちは誰にも負けないと自負
しています。
寝ても覚めてもliverpool'毎週末が私の至福の時間です。
この度、観戦記を書かせて頂くことになり、Liverpoolを愛してやまない
方々や、興味をお持ちの方々に、少しでも私の思いを伝えるべく、拙
いないながら綴ってまいります。
ご一緒に楽しんで頂けると幸いです。

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私が本格的にliverpool Fcを知ったのは04/05シーズンでした。
その頃まだ日本での放送は少なかったように思います。
プレミアリーグはずっと好きでした。
イングランドのフットボールは激しくぶつかり合う格闘技とも言うべきも
ので、とにかく走り、ひたすら前に向かい、小汚いプレーや簡単に倒れ
ることを許さない正々堂々の戦いです。
その中で放たれる高速パスの弾道は美しく、私は初めてテレビで見た
ときの衝撃と感動を未だに覚えています。

また、それを見守る観客の熱狂振りと、(敵味方なく)素晴らしいプレーに
沸き起こる拍手と熱い応援は、見ていてワクワクする気持ち良さ!!
フェンスも仕切りもない観客席、チャントと歌声(私は笛や太鼓の応援
が大嫌いです)でまさに観客と一体となって繰り広げられるゲームの、
あの中に身をおくことはずっと私の憧れで、もし生で見ることができた
ら、もう死んでもいいなんて本当に思っていました。

心奪われたのは、たまたま見た試合でした。
その時のシャビアロンソのプレーぶりは一瞬にして私を虜にするに
十分で、右へ左へと豪快にそして繊細に、見事なまでにピタリと合うそ
の正確なパスはまるで芸術のようで。
前から好きな選手であったジェラードは怪我中でしたが、この二人が
揃ったらいったいどんな素晴らしいフットボールが見られるのか!
少ない放送の日を心待ちにし、見るたびに引き込まれていく自分がい
ました。

Liverpoolの歴史も知りました。
ヘイゼルの悲劇。ヒルズボロの悲劇。国際大会からの締め出し...
まだ日本でそんなにフットボールが取り上げられていなかった時代か
ら、ずっと応援していた方の文章は私を揺さぶり、何度涙したことで
しょうか。
また、クラブのヒストリーDVDをみて、長い長い歴史の中で培われてき
たクラブとサポータとの固いつながりが、あのアンフィールドの熱気の
源であり、今も脈々と引き継がれていることを感じました。
大敗していても力強く歌われる "You'll Never Walk Alone" はその証。
それが伝統の重みというものでしょうか。

そしてベニテス監督の下、あれよあれよと言う間にチャンピオンズリー
グで勝ち上がり、あの奇跡の優勝を成し遂げてしまいました。

その年のGW、私は念願のイングランド旅行に出たのです。
リーグ戦を観戦することはできましたが、残念ながらチャンピオンズ
リーグのチケットは入手できず、コッツウォルズでのテレビ観戦でした。
まさにその時、イングランドにいたのに、あの試合を観戦できなかった
ことは、私の中に大きな悔いとして残りました。。

でも、そのチケットを探す過程でスカウスハウスさんと出会いました。
もちろん「完売」のお知らせでしたが...それはその後の幸運へとつなが
る素晴らしい出会いとなったのです。。

今年、Liverpool Fc はあの時と同じように勝ち上がり、セミファイナル
は5月1日。これは行かない訳にはいきません。
しかし、ここ数年盛り上がるプレミアのチケット入手は更に困難で、値
段は2年前と比較しても格段の値上がり。もちろんスカウスハウスさん
も依頼殺到とのご連絡で諦めかけていた時、私の意を汲んで下さって
購入のチャンスを与えて下さったことは感謝に耐えません。本当に嬉
しくてしばらくの間何があっても私は笑っていたように思います。
同行の友達は特にファンというわけではなかったのですが、何とか了
解を得て(感謝!)私達は再びのイングランドへと旅立ちました。

当日。
私はロンドンのスピタルフィールズマーケットでスリにあってしまってい
て(お恥ずかしい…)まだその処理に追われながらの朝でした。
まずはピカデリーサーカスで用事を済ませ、Liverpoolからストラット
フォードアボンエイボン、オックスフォードへと2泊3日の小旅行に出か
ける為、キャリーバックを引きずりながら。。

出発はユーストン駅から。ここは北へ向かう玄関口です。懐かしい思
いが蘇ります。
私達が乗るのは12:17発 14:47着。
まだボードには、何番線発かの表示は出ていません。
私は、駅のクレジットカードで使用できるインターネットから、カード会
社の情報を得る為格闘していました。
何度もボードをチェックしてくれていた友達によると、Liverpoolサポータ
がどんどん集まり始めていたようです。
チェルシーサポータに囲まれたらどうしよう…と、スカウスハウスさんで
購入したイスタンブールの記念Tシャツも、前回アンフィールドのショッ
プで購入したパーカーも無理やりバックに押しこんできたのに。。

出発時間間際になって、友達が走ってきました。
「でたよー!」
みんな一斉に大移動!
2等のイングランドパスを手に席を探します。
進行方向とは反対向きの席でしたが何とかゲット。まわりはほとんど
Liverpoolの赤一色。いやがうえにも興奮が高まります。
私達の前の席は、ユニフォームを身にまとった男の子4人組。なんと
は無しにその会話に聞き入っていました(といっても私達の英語力は
中学生以下ですが…)。

とても綺麗な英語で、もちろんLiverpool訛りらしきものもない上に、イン
グランド独特の鼻にかかる話し方でもない。
「僕は○○年生まれで、その時 Liverpoolは○○で優勝した」なんて、
どうも自己紹介みたいなことをしているように聞こえました。いつもの
仲間と言うよりは、初めて会って盛り上がってるようにみえた彼らは、
もしかしてインターネットか何かの縁で一緒に観戦することになったの
だろうか? などと想像を働かせつつ。なんだかとても微笑ましくて私
達まで一緒に楽しい気分になっていました。

また、そのうちの一人が(隙間からチラッと見えるだけですが)お気に
入りの俳優ユアンマクレガーにそっくりで(髪の生え際とか、しぐさとか、
話し方まで)にこにこしながら盛りあがっておりました。

そうこうしていると、たくさんの人がビールを求めて動き出します。
私達の席の横がショップだったので、にわかに騒がしくなりました。手
に手にビールをいっぱい抱えて慌しく行きかう人々。もちろん、4人組
も乾杯を始めました。
ずっと我慢してたのですが、意を決して(笑)友達が買いに行ってくれま
した。もう残り数本だったようです。

始める前にお手洗へと友達が席をたったところで、突然、駅員さんが
乗り込んできて大声で何かを叫びました。
その途端、さっきまで盛り上がっていた彼らがさーっと荷物を抱えて動
き出す! その行動の早いこと!

あっけにとられていた私だけれど、どうも、乗り換えろと言ってるらしい。
5分でとも聞こえました。どうすればいいのー!
荷物だらけの私は、友達の分も抱ようとあたふたとしていると、察知し
た友達が慌てて帰ってきてくれてなんとか移動。

そこはCrewe駅。各方面への乗り換え駅でした。なんとか乗り込んだけ
れど、もう席は一杯。
しばらくして空いた席で、時刻表で確認するとまだしばらくかかりそう。
ビールを空け少し落ち着くことにします。

そしてなんとかLiverpool Lime Street駅到着。
感激に浸る間も無く、遅れてしまったので、ミナコ・ジャクソンさんとの
待ち合わせ場所に急ぎます。すぐにお会いできました。
列車のトラブルで着かないのではないかと心配してくださっていたそう
です。
途中いろいろ教えて頂きながら宿泊するアデルフィホテルまで行き、チ
ケットを頂く。
「プレミアチケットですよ〜」と言われ緊張感が高まります。

ホテルにチェックイン。ここに泊まるのは2度目です。
前回は試合後で遅かった為か、まるでビジネスホテルのような、狭くて
何にもないダブルの部屋で驚いたけれど、なんと今回は、まるで違う
広くて豪華ないかにも老舗ホテルらしい素敵なお部屋(トイレの水が流
れず、たいそう困ったことになるのではありますが…)。
列車で買い込んだ食糧と残りのビールを飲み干し、やっと動き出しま
す。

Liverpoolの街は何処もかしこも工事中。
2008年ヨーロッパ文化都市のイベントに向けて準備が着々と進んでい
るようです。
駅も半分くらい工事中でしたね。そうそう、バス停に黄色のカバー
(柵?)なるものが設置されていて、驚きました。

まず訪れたのはアングリカン大聖堂。ここは本当に素敵なところです。
本当に本当に、もうずーっとそこに座っていたくなるようなそんな心休
まる素晴らしい大聖堂です。
イングランドでも他の国でも、大聖堂を何箇所も訪れましたが、ここに
勝るところはありませんでした。
前回、道を曲がりそこね、ずいぶんと大回りをして、回りをぐるりと歩い
たのですがそれはそれは壮大で、堀の中にそそり立つその姿はとて
つもなく大きく美しい姿を見せてくれます。行かれる方は是非、周囲を
ぐるっと回られることをお勧めします。
あたりの町並みもとても美しく素晴らしいですから。

前回上ることのできなかった展望台に登りたくて再び行ったのですが、
ホテルでグダグダしている間に到着したのが5時。時間切れとなってし
まったことが本当に残念です。
それでも、中では丁度礼拝の時間となり、賛美歌が歌われ始めまし
た。映画かテレビでしか聞いたことのないその様子は、心に染み入る
歌声と共に、少し疲れていた心を優しく癒してくれました。

外に出て写真を撮っていると、高校生くらいの男の子がフレームの中
に入ろうと近づいてきます。
私はえーっと思ってその場を離れてしまったのですが、友達がその子
たちをカメラに収めると、彼らは笑顔で去っていきました。

前回もあったんですよ。同じようなことが。
丁度マシューストリートをやっと見つけて入ったとき、いかにもLiverpool
サポータらしきお兄さん達が、私達のカメラを取り上げたんです。それ
で写してくれるのかと思ったら、自分達でポーズをとり、さっさと写して
去っていきました。
あっけにとられた私達でしたが、なんとも可笑しくて、しばし大笑い。
気さくというかなんというか、今でもその写真を見ると、楽しい気分にな
れるんです。

やさしいおじさんにも会いました。街のことを説明しようとしてくれたの
ですが、英語が理解できない私達にがっかりしつつ「あっちにジョンレ
ノンの像があるから見て行きな」と。

街にはもうユニフォームを着た人たちが溢れていました。
これから会場に向かうのか、パブで観戦するのか分かりませんでした
が、とにかく街中が今日の大一番を待っているのが伝わってきます。
ヒルズボロのメモリアルにお花を供えようと、ミナコさんにお店を教えて
頂いていたのですが、戻ったときにはすでに遅し、お店は全部閉まって
いました。
辺りはまだまだ明るいのにさっさと閉まってしまうというその感覚は2度
目でもなかなか慣れません。
もう行かなければ。

記憶を頼りにバス停に向かいます。ユニフォームを着た人がたくさん
待っているのですぐに分かります。
座席はすでに満員。前方に立ちます。
周りはもちろんサポータだらけ。日本人の女ふたり連れは珍しいので
しょう、かなりの視線を感じました。
この熱いイングランド対決の場に私はいていいのだろうか? そんな
不安を感じつつも、バスはアンフィールドに向けて走ります。

途中、男の子がひとりで乗り込んできました。運転手さんともめてる模
様。
会話の内容はつかめませんでしたが、バス中が大笑いし、なんとか男
の子は乗り込みました。
アンフィールドの少し手前で、パブにでも寄るのでしょうか、私達の周り
の人々が降りると、さっきの男の子が「ここ空いてるよ」と折りたたみ
式のイスを下ろしてくれました。
ひどく感激。こわばっていた私の顔もほころびます。

今回私達の旅では、たくさんの人が声をかけてくれました。英語もおぼ
つかない私達に、たくさんの力を貸してくれました。
イングランドでは、ロンドンよりも小さな街の人たちのほうが、とてもフ
レンドリーでやさしい印象を受けます。自分達の住んでいる街を誇りに
思っているせいでしょうか。
そういう人たちとたとえ一瞬でも触れ合えることは、何よりの旅の楽し
みでもあります。

前回はそんな機会は少なかったのですが、今回はまるで‘2度目だか
ら少し受け入れてあげるよ’といってくれているような。。
それは観光地にありがちな日本人を金を落とす客としてではなくて、押
し付けがましい笑顔でもなく。。それがひどく心地よく、私達を幸せな気
分にしてくれたことは間違いないです。

続けましょう。
途中少し混みあいましたが、無事アンフィールドに到着。
おこがましいですが、まるで故郷に帰ってきたような感覚でした。
もちろん、人は溢れ、賑わい、写真を撮るのもままならない状態です。
チャンピオンズリーグのフラッグを見ると気持ちが高揚するのを感じま
す。
嗚呼…念願の舞台にやっとたどりついたんだと、深い感動を覚えまし
た。

前回長い列を作っていたショップ。今回はそれほどでもないようでした
が、もう入っている暇はありません。
席の入り口に向かう途中でマッチデープログラムを買い、お花は供え
られなかったけれどメモリアルの前で勝利を祈ります。
たくさんのサポータも、願いを込めて、その碑に触れてそれぞれの場
所へ動きます。
今回私達が頂いた席は、なんとパドック席7ブロックの最前列!
信じられない幸運です(運を全部使い果たしたかも知れません…)。
ドキドキしながらRゲートをくぐります。これが狭い。
皆さん、くれぐれも荷物は少なめに。私は前回ひどい目にあいました。
それから、水の持込は、キャップを取られますからご用心。

パドック席はもちろんピッチに一番近い席。で、その前に通路がありま
す。
私達が席にたどり着いた時、その通路が人だかりで大変なことになっ
ていました。
「せ、せ、席が…」
仕方なく何段か上にのぼり、練習の様子を眺めていました。
…が、私達の目の前で練習しているのはチェルシーの選手たち。
Liverpoolの選手たちはかなり遠い。

そうしてると、あのハマンが目の前を歩いているではありませんか!
チェルシーサポータの前あたりでインタビュウを受けていました。
Liverpoolサポータからも大歓声。彼は心ならずも移籍してしまいました
が「心はまだここにある」と言ってくれた選手ですから、とても嬉しい光
景でした。サインにも応じていましたよ。

それにしても、このままの状態だったらどうしようと思っていると、試合
開始前には警備員の人たちがみんなに席に着くよう促してくれて、私
達はやっと自分の席に着くことができてほっとしました。
分厚い座布団が必要かも、と教えて頂いたのですが、本当にその席
は、ピッチの高さよりも低く、見上げるような感覚です。
自分が、この憧れのアンフィールドで、それもピッチサイドに座っている
なんて…。
とても信じられない、夢の中にいるような心地だったことは言うまでも
ありません(なにせ前回は2階のテッペン後ろから2列目でしたから)。

(つづく)

< LIVERPOOL FC 1 - 0 CHELSEA FC
Tue 1 May 2007 19:45, Champions League Semi Final (2) >

 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo300.htm ≫


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
       〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

  ― 第92号 / 「 Victorian house & Our house 」 ―
 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish92_photo.html ≫

こんにちは。
It was 40 years ago today〜♪
1967年は音楽、マルチメディア、アートなどあらゆる文化面で本当に革
新的な年だったようです。

6月1日は、世界を震撼させたビートルズの "Sgt. Pepper's Lonely
Hearts Club Band" のリリースから40周年記念の日とのことで、翌日
の地元紙を見たら、アルバート・ドックやマシュー・ストリートでお祝いイ
ベントがあったようです。
週末はラジオでもビートルズが沢山かかっていましたし、土曜日の晩
には "Sergeant Pepper's 40th Anniversary" というドキュメンタリー番
組がテレビで放映されました。
これは、BBC Radio 2の40周年記念企画の一環で、平たく言えば現代
のバンドやミュージシャンが、Sgt. Pepper's のアルバムの一曲をカ
バーするというものなのですが、エンジニアにはオリジナルのアルバム
を手掛けたGeoff Emmerickを迎え、当時実際に使われたアナログの4
トラック機材を用いて同じ手法でレコーディング、しかも一日で仕上げ
なければいけないという決まりつき。
テレビで出てきたラインアップは、以下の通りです。

Bryan Adams - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
Kaiser Chiefs - Getting Better
Razorlight - With A Little Help From My Friends
The Fray - Fixing A Hole
Magic Numbers - She's Leaving Home
Travis - Lovely Rita
Stereophonics - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

以下のページから、それぞれのビデオが見られます。
http://www.bbc.co.uk/radio2/events/60sseason/documentaries/sgtpeppers_video.shtml

デジタル録音に慣れている若いバンドは、昔ながらのレコーディング体
験を新鮮に感じながらもかなり苦闘しているようでした。
エンジニアのEmmerick氏の容赦ない駄目出しにもめげず、Kaiser
Chiefsは27回ものテイクの後にようやくOKが出て、まさに 'Getting
Better' でした。 Razorlightはオリジナルに忠実に、ドラマーがボーカル
をとったのですが、Emmerick氏の指導のもとで、歌詞を何度も磨き直
してから、録音。
アメリカはデンバー出身のバンドThe Frayのドラマーは相当なビートル
ズファンらしく、「こうやってレコーディング中、ビートルズのメンバーは
こうやってヘッドホンを通してこの声(Geoff Emmerick氏の声)を聞いて
いたのかあ〜」と感激していました。
Travis は、櫛を新聞紙の紙切れにはさんで吹く音のエフェクトまで再
現。思わず私も家で真似してしまいました!
Stereophonics は、アルバムの冒頭の 'Sgt. Pepper' を担当すると思っ
てスタジオ入りしたら、当日現場で「ラストの 'Reprise' ですよ」と伝えら
れ、その場でコードやハーモニーを耳コピ開始。さすがプロですね、見
事にやってのけました。
ビデオで聞ける音源はキレイな完成品ですが、どの曲もそれまでのプ
ロセスが見られて面白かったです。

1週間だけですが、前述のホームページの右上の 'Listen Again' から、
ラジオのドキュメンタリー番組が聞けます。来週もPart 2があるみたい
なので、こちらもチェック必須です。

Sgt. Pepper'sといえば、アルバム・ジャケットを手掛けたSir Peter
Blakeの回顧展が、6月29日からスタートします。9月23日までなので、
ビートル・ウィークの時期に来られる方も見れますね。
http://www.tate.org.uk/liverpool/exhibitions/peterblake/default.shtm

ついでに、旦那が見つけた可笑しなビデオクリップもオマケでつけま
す。
スター・トレックのCaptain KirkことWilliam Shatnerによる大袈裟バー
ジョンの 'Lucy In The Sky With Diamonds' です。。。
http://video.google.com/videoplay?docid=-7258896287489458266

♪ ♪ ♪ 

ヴィクトリア朝時代の軍曹の衣装で身をまとったSgt. Pepperに続いて
は、先週の告知でお伝えしたSudley House。(苦しいつながりでした
ね。。。)
5月26日に再オープンしました。アートオークショネアでおなじみのDr.
Paul O'Keeffeが、この邸宅の2代目の家主であったGeorge Holtに扮
してツアー
をしてくれました。
ライブラリーの暖炉の上にある肖像画は、George Holtですが、Dr.
O'Keeffeと本当にそっくり。一人称で語るガイドというのもテーマパーク
のようで面白かったです。

George Holtは、有能なビジネスマンであり、美術品のコレクターでもあ
りました。
ただでさえ数少ないヴィクトリア朝時代の商人のお屋敷の中で、当時
のままの家具、暖炉、壁紙、絵画、彫刻がそのまま保管されている邸
宅となると、ここが唯一とのことです。

窓からの外の眺めは、まるでターナーが水彩で描きそうな緑とマー
ジー川がとっても素敵です。
お屋敷をぐるっとまわり、カフェでアフタヌーン・ティーを楽しみ、庭を
ゆっくりあるいて半日ゆったり過ごすというのもいいかもしれません。

 < Sudley House(サドリー・ハウス)>
  住所: Mossley Hill Road, Liverpool, L18 8BX
  アクセス:市内からバス80番又は80AでRose Lane下車、徒歩10分
  オープン:毎日 10:00〜17:00 入場無料
  ホームページ: www.liverpoolmuseums.org.uk/sudley

♪ ♪ ♪

場所を現在の庶民の住宅に移して、Gt George Street(チャイナタウン
のゲート近く)の取り壊し間近な公営住宅Four Corner Houseにて、
"Our House" という催し物がありました。
これは、Liverpool Culture Companyが主催したもので、テーマは
'Neighbourhoods'(地域)。外壁は175もの真っ赤なドアで四方埋め尽く
され、アパートの数室を使って、ポエム、アート、ビデオなどを通じてリ
ヴァプールの多様化したコミュニティー、そして変化し続ける街や人々
の流れの中で失われつつコミュニティ精神を表現した展示が行われて
いました。
5つのアート団体と5つのコミュニティーが参加しているのですが、中で
も印象的だったのは、Bluecoat Arts Centreのチームと、北リヴァプー
ルAlt Valley地域の人々が作った小さなドア。扉をという開くと、飾りつ
けられたカギと地域の人々の思いが覗けます。

裏側のポーチには、物干しロープに架かったハンカチに、それぞれの
人々にとっての「コミュニティー」とは何かが書かれています。
パーソナルな気持ちを表現したものもあれば、理想像を語ったものも
ありました。
コミュニティというものにあまり縁がないまま育った自分としては、「コ
ミュニティーとは何か?」と問われると即答できませんが、自分の取り
巻く環境との関係、人々、アイデンティティーとは何か、考えさせられる
ものがありました。

残念ながらこのFour Corner Houseは、3日間のみの開放ということで
終わってしまったのですが、おそらくしばらくは赤い建物は残されるの
ではないかと思います。

♪ ♪ ♪

今年もディグリー・ショー(卒業発表会)が各大学で行われています。
Liverpool Hope Universityのディグリー・ショーでは、
"Artinliverpool.com Purchase Prize" を設けて、優秀な作品を一つ選
んで表彰し、購入することにしました。
ショー開始の前日に作品を見て回り、迷わず選んだのはコレ(写真参
照)。Hayley Smithに決定。本人もご家族もとっても喜んでいました!
卒業後も是非いい作品を描き続けてほしいと思います。

♪ ♪ ♪

Kings Dockに建設中で、まもなく完成予定の 'Liverpool Arena and
Convention Centre'。
今後、ビッグなバンドのコンサートやスポーツイベントなども誘致できる
と期待されるこのアリーナですが、ネーミングが決定したようです。
その名は、'The Liverpool Echo Arena''。。。
個人的にはもっと格好いい名前はなかったのかなあ? とちょっぴり
複雑です。。。

♪ ♪ ♪

今週の告知
6月9日(土曜日)に、旅客用の鉄道駅としては世界最古のEdge Hill
Train Stationにて、"Truck Stop" というインターナショナル・フェスティ
バルがあります。
インターナショナル・フードのストール、ライブバンド、コミュニティーアー
トなど盛りだくさん。アクセス方法は、ライムストリート駅から
Preston/Warrington Lineで一駅、Edge Hill駅下車。もしくは、バス86,
26, 27番系統。
午前10時〜午後6時まで。入場無料です。詳細はこちらから。
http://www.open-here.eu/calendar/index_liverpool.htm

それではまた来週!

ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish92_photo.html ≫


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リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー
をアレンジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm
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「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
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お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

今週も、ミナコさんから素敵な写真が届いています。
ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish92_photo.html


*** 今週のフォト・アルバム ******

今週の「NLW フォト・アルバム」ページには、joshaさんにいただいたCL
準決勝・チェルシー戦の写真を掲載しています。ぜひ!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo300.html 


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