September 18 2007, No.312
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
 ▽「利物浦日記2006」
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

リヴァプール出張から帰って、2週間が経ちました。
毎年のことなのですが、帰って来た途端に体調がガラガラガラ〜っと
崩れてしまって、なかなか快復しません。
楽しいフェスティヴァルとはいえ、やはり仕事ですから、家に帰るころに
は肉体的にも精神的にも疲れ切って、ほとんど抜けガラのようになっ
ているのです。そこに過酷な日本の残暑と時差ボケが追い打ちをか
け、さらに風邪などひいてしまったものですから、もういけません。
ぐったりしながらなんとか最低限の仕事だけはやっている…という状態
で、毎日を過ごしています。

まあ体調不良とは言っても、毎年のことなので、それほど心配はしてい
ません。食欲はほどほどにあるし、ビールも美味しく呑めています。ほ
うっておけばそのうち復活すると思います。
例年のパターンならおよそ1ヶ月、遅くとも1月半もあれば、すっかり元
通りになっていることでしょう。
(一般の社会人なら許容範囲を超えたリハビリ期間かもしれません
ね…すみません)

しかし9月も後半に入ったというのに、今年はほんっとうに熱い…じゃ
なかった、暑いですね。今日も真夏みたいでした。
みなさんもどうかお気を付けください。

そういうわけで、今週もややショート・ヴァージョンのNLWになりました。
僕の「利物浦日記2007」と、ミナコさんの「ゴールドフィッシュだより」の
2本です。
下村えりさんからは、今シーズン初の「フットボールの旅」が届いている
のですが、僕の体力的な問題で、編集が間に合いませんでした。えり
さん、ごめんなさい! 来週号に掲載します!

                         ― Kaz(18/09/2007)


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
       〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

  ― 第101号 / 「リヴァプール8月後半ダイジェスト」 ―
 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish101_photo.html ≫

こんにちは。
9月に入って以来、思い出したかのように暖かい陽気が続くリヴァプー
ルです。今年の8月はあまりにも寒かったので、とてもありがたいこと
です。

8月後半からお休みをしていたゴールドフィッシュだよりですが、この間
もいろいろありました。
ビートルウィークはカズさんのほうで詳しくレポートがあると思いますの
で、それ以外の部分をお伝えします。

まずは8月16日、"The Liverpool Shakespeare Festival" がスタート。
これは地元の新しいシアターカンパニーによるもので、今年は3週間
にわたって「マクベス」が披露されました。
8月だというのに15℃を割る寒さの中、初日のプレミア公演を観まし
た。
舞台は前半が大聖堂の中で行われ、壮大なゴシック調の内装がドラ
マチックでした。屋外のSt. James Garden(墓地公園)という墓石に囲
まれたおどろおどろしい雰囲気の中で行われた後半は、衣装、照明、
演出も含めて効果的でした。
後半はとにかく寒くて、ガタガタいいながら鑑賞したのですが、マフラー
と ひざ掛けとレジャーシートは必携だと学びました。
来年は、「真夏の夜の夢」が上演されるそうで、私も大好きなお話なの
で、楽しみです。
ホームページ: http://www.theliverpoolshakespearefestival.co.uk/

♪ ♪ ♪

8月20日の "20/08 Day"。来年の「ヨーロピアン・キャピタル・オブ・カ
ルチャー2008」を祝う日とのことではじまったお祭りです。
去年Radio City Towerの展望台ツアーに参加したことは前回号でお伝
えしましたが、今年は、Liverpool Biennial主催の、あの 'Turning the
Place Over' の建物を見学するツアーが抽選で当たったので見に行っ
てきました。

マージーレイルのMoorfield駅の目の前にあるCross Keys Houseという
建物は、かつては 'Yates's Wine Lodge' という酒場だったそうで、過去
にここへ足しげく通った知人いわく、
「ここはワインが安く飲めてね、建物が回って見えるのはこれが初めて
じゃないよ!」
などとかつての酔っ払いエピソードを聞かせてくれて笑えました。
ワインバー閉鎖後は長らく放置され、近年に取り壊しが決まっていると
ころに、アーティストRichard Wilsonによってパブリックアートとして生ま
れ変わり、正式公開されたのが今年の6月(ゴールドフィッシュ95号を
ご参照ください)で、今でも多くの人々を驚かせています。

ホコリっぽい階段を上がり、円形に切り取られた壁の一部を回してい
る機械仕掛けを見ました。
あまりにインダストリアルすぎて仕組みも分からず、そしてお世辞にも
美しい光景とは言えませんでしたが、窓の隙間から見える道路から写
真を撮ったり、ポカーンと口を開けて見ている通行人を上から眺める
のはなかなか興味深かったです。
おそらく来年、またこのようなツアーを行うらしいので、情報が入りまし
たらお知らせします。
20/08 デイ: http://www.liverpool08.com/Events/2008/index.asp

♪ ♪ ♪

8月23日は "Slavery Remembrance Day"。
英国における奴隷貿易廃止から200周年を迎える記念日であるこの日
に、アルバート・ドックのマリタイム・ミュージアム内に 'International
Slavery Museum' がオープンしました。
奴隷貿易について私は、学校の歴史の授業で教科書に書いてあった
こと程度の知識でしたが、リヴァプールという街を知れば知るほど、イ
ギリスの社会や経済に大きな変化をもたらしたことに実感を覚えます。
リヴァプールは、西アフリカから強制的に運ばれてきた奴隷と引き換
えに、西インド諸島からの砂糖、綿花、タバコ、コーヒーなどの交易の
中継点として、巨大な富を得ました。
今も、Penny LaneやRodney Streetといった道の名前に、奴隷貿易を
推進した人々の名前が残っています。

今では、人権がある一定のレベルまで守られるようになり、人を所有
することや売買することは許しがたい過ちであることであることは誰も
が知っていることです。
しかし、労働搾取については完全に消滅したわけではありません。こ
の博物館では、過去の奴隷貿易のみならず、現在でも続く「奴隷」にも
焦点を当てています。

 < International Slavery Museum >
  住所:Albert Dock, Liverpool L3 4AQ(マリタイム・ミュージアム内)
  電話番号:0151 478 4499
  開館時間:毎日 10.00am 〜 5.00pm
  ホームページ: http://www.liverpoolmuseums.org.uk/ism/

そういえば、先週Church Streetに、激安ファッションチェーン 'Primark'
のリヴァプール店がオープンしましたが、お客さんが長蛇の列をなして
いるところに、人権擁護団体がショップがに対して、第三世界で強いて
いる非倫理的な賃金や労働条件に反対する運動をしていました。
ショップ側はあくまでも公正なポリシーのもとに運営しているとのことで
すが、実のところはどうなんでしょうか。ぜひPrimarkの経営陣にも
ミュージアムに足を運んでもらいたいですね。

♪ ♪ ♪

8月28日は、リヴァプールという街の誕生から800周年のバースデー。
市長をはじめ、リヴァプール市および国内外からのゲストが行進して
Castle Streetのタウンホール前に到着。
Radio CityのパーソナリティーPete Priceによる司会…というよりワン
マンショーが続きます。
正直なところこの部分は少しがっかりでした。観客を巻き込んでウェイ
ブ(順々に両手を挙げて波型をつくるウェイブ)をさせたのですが、いま
ひとつ乗せきれず。
ポリスバンドによる演奏に合わせてビートルズの 'Hey Jude' が流れた
ときに、観客が大合唱をするように煽ってはいるのですが、仕切ってい
る本人が歌詞を覚えていなかったようでリードしきれず、一体感に欠け
ました。

気をとりなおして、Pagent(パジェント:歴史や地域性を表現した山車や
パフォーマンスを盛り込んだパレード)がスタート。これは素晴らしかっ
たです!
まず は、サンバドラム隊のリズムに合わせて女の子の形をしたジャイ
アントの 'Jude'、その後ろには1207年に憲章を出してリヴァプールに自
治権を与えたジョン王が登場。
Castle Street には色鮮やかな紙ふぶきが吹き上げられて空を舞い、
華やかなパーティーが始まりを飾りました。その後はライヴァー・バー
ド、オクトパス・ガーデン、イエロー・サブマリン、ヴィクトリア女王などの
コスチュームを着たパフォーマー、そして海運をイメージした山車など
が練り歩き、マージーサイドの3つのサッカーチームであるリヴァプー
ル、エヴァトン、トランミアのユニフォームを着た男の子たちが大きな
ボールを転がして歩きました。
そしてBatalaによるブラジリアン・ドラム。いろいろなドラムバンドがいま
すが、やっぱりBatalaが一番、音がタイトでビシッと決まっていて、元気
がでてとても好きです。

最後に再びPete Priceが登場。締めくくりの曲がなぜか 'New York,
New York'。
「海外からのお客さんも一緒に歌えるように」と言っていましたが、リ
ヴァプールの800年記念をする後世にも語り継がれるべき式典であっ
たにもかかわらず、この100年間に生まれたリヴァプールにかかわる
曲は沢山あったはずで、しかも何よりも市民が親しんで歌える曲を優
先して選択すべきだったんじゃないか? と、いまでもクエスションマー
クです。単にPete Priceが自分の18番を歌いたかったとしか思えませ
ん!

そんな感じで、リヴァプール800年バースデーの公式イベントは終了し
ましたが、その後も街のあちこちでこの日を祝う催しものがありました。

写真家のMark McNultyが率いる 'Eight Hundred Photography
Project'。
8名の写真家がこの日、リヴァプール各地を回って、各100名ずつ合
計800名の街の人々を写真に収める、というもの。ちなみに私と旦那も
写っています!
その 後アルバート・ドックで展覧会があり、見に行ってきたのですが、
さまざまな場所で、普通の人々の普段着の姿が写し出されています。
とってもいい企画だと思いました。
いっそのこと800枚をタイムカプセルに入れて、100年後の人々に見て
もらえたら面白そうですよね。人々の服装、街の様子などを見て、どう
思うのでしょうか。。。
展覧会は終了しましたが、写真はネット上でご覧になれます。
Eight Hundred ホームページ: http://www.popcultured.co.uk/eighthundred.html

この日はバースデーとはいっても平日なので普通に働いている人たち
が殆どだったと思うのですが、ビジネス街であるOld Hall Streetでは、
ビジネスマンのお昼休みを利用した運動会が行われ、二人三脚やバ
ウンシング・ボール乗り競争などで盛り上がりました。
また、ちょっとしたフード・ストールができていて、バースデーケーキ・コ
ンテストなどもあり、試食をしている人たちもちらほら。
このほかの場所では、ツーリスト・インフォメーションセンターの '08
Place' でもケーキが飾られていました。

夕方ごろにWiliamson Squareへ向かうと、仮設ステージがあり、ローリ
ング・ストーンズのトリビュートバンドRock Offがホットなパフォーマンス
を披露で、オーディエンスを湧かせていました。
忠実なコピーで凄かったです。スクエアにある建物の窓に、バース
デー・メッセージが貼られていましたのも印象的でした。

夜10時からは花火大会が行われました。
打ち上げられる場所が、ピアヘッドと2つの大聖堂ということで、どこで
見ようか悩みました。結局Duke Streetのリヴァプール大聖堂の入り口
付近で張り付くことにしました。
2007年ということで、20分07秒にわたる花火のショーは華やかでした。
きっとマージー川の向こうから見たら、全体的に見渡せてキレイだった
んだろうなとも思います。
リヴァプールの写真家、Pete Carrがマージー川のボートの上から撮っ
た写真がとてもよかったので、こちらに拝借します(Thank you Pete!)。

大聖堂からの帰りにHope Streetを通って帰宅途中、LIPAのスーツ
ケースの前から再びBatalaのドラムのビートが聞こえてきました。とて
もいい夜でした。

自治体、民間レベルでさまざまなお祝いがされた一日でした。市民に
こんなにも愛されるリヴァプールという街は本当に幸せものだと思いま
す。
この100年はもの凄いスピードで変貌を遂げ、新しい技術や文化が生
み出された一世紀だったことと思います。
100年後のリヴァプールがどのように変化し、どんなバースデーを迎え
るのかが気になります。 
改めて、Happy Birthday Liverpool!

♪ ♪ ♪

【今週の告知】
9月22日と23日、リヴァプールから電車で30分ほど離れたサウスポー
トのビーチにて "Southport Airshow" が開かれます。
イギリス空軍のRed Arrowsをはじめ、軍用機、民間機、ジェット機、ヘ
リコプターなどの展示やアクロバット飛行、パラシュート・ディスプレイが
楽しめるとのこと。
会場オープンは、両日とも午前9時から6時まで、飛行パフォーマンス
は午後1時から5時ごろまでの予定。
チケットは当日券大人子供ともに7ポンド(7歳未満は無料)。
詳細は以下のホームページから。
Southport Airshow: http://www.visitsouthport.com/airshow/home

それではまた来週!

ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish101_photo.html ≫


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▽「利物浦日記2007」
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「利物浦日記2007」 2 / Kaz
≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo312.html ≫

【8月24日(金)】

(つづき)
午後4時14分、リヴァプール・ライム・ストリート駅から鉄道に乗る。
途中、マンチェスター・ピカディリー駅で乗っていた列車が動かなくなり、
20分くらい待たされた挙句、別の列車に乗り換えさせられるというアク
シデントがあった。

なんとかマンチェスター空港駅に到着したのが、午後5時45分。そのま
ま空港のターミナル3へ走る。
水割りさんたちの前にお客さんが1組到着することになっていて、その
フライトの到着時間が5時45分なのだ。

Kさん&Tさんのカップルが到着ゲートに出てきたのは、6時10分ごろ。
長旅おつかれさまでしたの挨拶もそこそこに、2人を連れて、今度は
水割りさんが到着するターミナル1へ移動。鉄道駅をはさんでいちば
ん端のターミナルから、反対側の端のターミナルまでのロング・ジャー
ニー。しかも時間がない。水割りさんのフライトの到着時間は6時15分
なのだ。
Kさん&Tさんには申し訳なかったけれど、この長距離を早足で移動。
普通に歩くと20分くらいかかりそうな距離だが、10分そこそこで無事に
到着した。しかし…。

しかし、水割りさんたちの乗ったフライトは大幅に遅れていた。どうやら
あと2時間以上はかかるようだった。ありゃー。
Kさん&Tさんに事情を説明し、おふたりだけでリヴァプールに向かって
もらうことにした。さっき通り過ぎた鉄道駅まで戻り、列車が出るまでの
時間、しばらくおしゃべりをした。

このおふたり、なにからなにまで対照的だった。Tさんはいつ見ても笑
顔で、とにかくいろんなものに興味津々。ストレートに好奇心を発散さ
せるかたで、お茶目な女子高生がそのまま大人になったような可愛ら
しいキャラクターだ。
男性のKさんはどちらかというと仏頂面が得意(?)のようで、いつも何
かをじっと考えている様子だ。Tさんがちょっと暴走気味になるとたしな
めたりしている。でもTさんによると、ビートルズやロックに「アツい」の
はまぎれもなくKさんで、今回の旅もKさんの言われるままに来ることに
なったということだ。
おふたりの掛け合いは、はたで見ていても気持ちがいいほどだった。
少し話しただけで、仲の良さはじゅうぶんに伝わってきた。

水割りさん御一行は、結局、2時間遅れで到着した。
さらに数十分待ってリヴァプール行きの列車に乗る。この1時間強の
移動の間は、なかなか有意義な時間だった。みなさんとコミュニケー
ションを取り(実際に会うのはこれが初めてなのだ)、フェスティヴァル
のことやライヴのことについて、詳しく案内することができた。なにより、
バンドのみなさんひとりひとりのキャラクターを、大まかながら掴むこと
ができてよかった。
予想はしていたけれど、なかなか個性的なかたばかりだった。これか
らが楽しみだ。

リヴァプール・ライム・ストリート駅に到着したのは、午後11時半。それ
からタクシーで宿に向かった。
ひととおり部屋の使い方を説明して、じゃあお疲れさまでした、お休み
なさ〜い…と言いたいところだけど、それはできない相談だった。彼ら
にはこの後、午前1時半から最初のライヴが待っているのだ。
シャワーをして一息ついた0時半に迎えに来ることにして、僕は一旦宿
に戻った。しかし荷物をおいてすぐに出発。アデルフィ・ホテルのイヴェ
ント会場をチェックする。どの会場のライヴも、どうやらほぼ滞りなく進
んでいるようだ。

シャワーを浴びてさっぱりした水割りさんたちは、いくぶん元気を取り
戻しているようだった。ゆっくり歩いてアデルフィ・ホテルへ案内する。
会場はホテル内のバー「ウェイヴス」。水割りのギグは、予定通り午前
1時半にスタート。そう悪い演奏ではないけれど、本調子ではないのは
明らかだった。
そりゃまあ無理もない。ほとんどのメンバーは50歳を過ぎていて、およ
そ20時間の移動の末にリヴァプールに着いたばかりなのだ。バリバリ
の演奏を披露しろという方が間違っている。

お客さんの入りは4〜5割といったところだ。まあまだ金曜日だし、この
時間だし、仕方がない。コンディションが良くないことや最初のギグで
あることを考えると、むしろその方が助かるというものだ。少々ミスして
もいいから、このギグをウォーミング・アップとして有意義に利用して、
次につなげてもらいたい。

…なんてことを考えながら見守ってたのだが、途中、とんでもない状況
になっていることに気がついた。
いつの間にか、主催者であるキャヴァーン・シティ・ツアーズの重役で、
バンド・ブッキングの責任者でもあるビルさんが来ていたのだ。奥の方
のテーブルで、スタッフと一緒に楽しそうに話をしている。
ビルさんに演奏を聴いてもらえるなんて、最高にラッキーだ。しかしそ
れがこのタイミングでやって来たのは、どちらかというとアンラッキー
だったかもしれない。できればいいコンディションでの演奏を聴いても
らいたかった…。

水割りのファースト・ギグ終了。バンマスのドン田中さんやジョニー黒
田さんは「ぜんぜんダメだった…」と言っていたが、しかし、オーディエ
ンスの反応は決して悪くなかった。ギグの終了と同時に、何人もの人
から、バンドの名前や次のギグの予定を尋ねられた。「フェスティヴァ
ルのベスト・バンドだ!」などと嬉しいことを言ってくれる人もいたが、で
もフェスティヴァルはまだ始まったばかりだ。まったく、気が早いにもほ
どがある…。

とにかく、これであと4本。
一足飛びにとはいかないだろうけど、これから徐々に調子を出して
行ってほしい。グッドラック!

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo312.html ≫


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手配を承っています。
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium.htm


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リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
詳細については、ウェブサイトの「語学留学案内」ページをご覧くださ
い。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー
をアレンジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm
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にちなんだ写真を掲載しています。
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