December 16 2008, No.369
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「Liverpool-Fulham観戦記」
 ▽ゴールドフィッシュだより <No.147>
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

2008年が暮れようとしています。
ヨーロッパの「文化首都」を務めたリヴァプールのこの1年、ほんとうに
いろんなイヴェントがありました。
みなさんご存じのようにNLWでは、「ゴールドフィッシュだより」で、特派
員ミナコさんにリヴァプールで起っていることをほぼ毎週レポートしても
らうことができました。

今ざっと1年分のゴールドフィッシュの写真ページ
( http://scousehouse.net/goldfish_lpool_updates.htm からどうぞ!)を
見てみたんですが、よくもまあこれだけヴァラエティに富んだイヴェント
があったもんだと、今さらながら驚いてしまいました。1つの都市の、
1年間分の出来事だとはとても信じられません。
もちろんミナコさんはリヴァプールでの催しを全部チェックできたわけで
はないので、実際にはこの何倍ものイヴェントが行われていたことにな
ります。まさにお祭り三昧の1年でした。

リヴァプールは普段から音楽やアート、エンターテイメントのイヴェント
やフェスティヴァルの多い、活気に溢れる街です。
「08イヤー」が終わったからといって、急におとなしい静かな街になるは
ずもありません。「祭りのあと」の喪失感などどこへやら、来年もその先
もずっと、同じように我々を楽しませてくれることでしょう。

リヴァプールとスカウサーたち、それからもちろん特派員ミナコさんに
も、2009年も引き続き期待したいと思います。

● ● ●

今週は、久しぶりにフットボールの観戦記をお届けします。プレミア
リーグで首位を走るリヴァプールFCのホームゲームです。
スカウス・ハウスで観戦チケットを手配させていただいたM.K.さんに、観
戦記をお書きいただき、写真も提供していただくことができました。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo368.html

観戦記は、ワクワクする気持ちや、新鮮な感動がストレートに伝わって
きますし、一眼レフで撮影した写真は臨場感抜群で、実に美しいです。
編集しながら、僕もまたアンフィールドに行きたくなってしまいました。
レッズ・ファンのみなさんもきっと同じように感じられることと思います。
M.K.さん、ありがとうございました!

● ● ●

通販のお知らせです。
先週の金曜日に、「LFC通販」ページを更新しました。
今年最後のLFC通販です。おなじみのLFCマガジン&マッチ・プログラ
ムのほか、イングランド代表のレプリカ・ユニフォームなども新入荷。す
でにソールド・アウトになってしまったアイテムもいくつかありますが(す
みません)、オーダーをいただけるとうれしいです!
http://scousehouse.net/shop/lfcgoods2008_06.html

ビートルズ・ファン、レコード・コレクターの方には、「英国盤レコード通
販」もよろしくです!
http://scousehouse.net/shop/records2008.html


● ● ●

このNLWは、来週から2週間または3週間、お休みとさせていただきま
す。
次号No.370は、1月6日または13日の配信です。ご了承ください。
(「スカウス・ハウス」ウェブサイトのほうは、随時更新していきます)

NLW読者のみなさん、寄稿してくださったみなさん、特派員ミナコさん、
今年1年間、ありがとうございました。
ハッピーなクリスマスとお正月を。みなさんにとって素敵な2009年になり
ますように!

                           ― Kaz(16/12/2008)


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▼寄稿:「Liverpool-Fulham観戦記」
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

「Liverpool-Fulham観戦記 / M.K. 」
 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo369.html ≫
 
2008年11月22日(土)LIVERPOOL−FULHAM

初めてのアンフィールド!
朝8時、ロンドン・ヴィクトリア・コーチステーションからリバプール行き
のコーチに乗車。大人気の路線みたいで2台体制だった。
なかには今から準備万端リバプールのユニフォームを着込んだレッズ
ファンや、同じように観戦目的の日本人の方を見かけたりと、レッズの
人気を感じてテンションがあがりつつバスは定刻に出発。
5時間のバスでのリバプールの旅は1回の休憩を挟み、予定時刻より
30分早く12時30分リバプールに到着。

電話でミナコさんとチケット受け取りの場所の確認し、まずは宿に
チェックインして荷物を預けてからアンフィールドに向かうことにしまし
た。
しかし、地図を片手にストリートの名前を頼りに宿に行こうにも、道にス
トリートの名前があまり書かれていない! それにスーツケースは石畳
にひっかかってなかなか進まず、横断歩道では派手に転んだり(おば
さんが助けてくれて到着早々人の温かさに触れた)と、宿に向かうまで
が一苦労。結局15分くらいで着くはずの距離を30分もかかってしまっ
た。

すっかりお待たせしてしまったミナコさんから大事なチケットを受け取り、
バス乗り場やグッズショップ売り場、そしてキャラガーのレストランの
場所を教えてもらい、荷物も宿に預けて(ドミトリーで予約していたので
すが他の宿泊者の都合によりシングルにグレードアップという嬉しいサ
プライズがありました。ラッキー! 転んだかいもあったような気がしま
す。笑)、とうとうアンフィールドに向けて出発です。

とその前に、WilliamsonSquareのLFCショップへ。ユニフォームはプリン
トしてもらうと時間がかかるので泣く泣くパスして、スカーフだけは絶対
との思いで急いで買い込み、バス乗り場へ向かう。
バス停にはレッズファンがいっぱい。その人たちについてバスに乗り
(1.6ポンド)、降りるときもファンの人たちに合わせて付いていくと、そこ
には見えたー! The Kop!!!! 

この時点で時刻は2時を過ぎています、わー選手たちのアップが始
まっちゃうよ! と興奮もそこそこに急いで自分の席にいかなくてはと
ゲート入口を係員に聞きつつ進み、途中マッチデイプログラムとイギリ
スっぽい食べ物と思い売店でミートパイを購入してゲートSに急ぐ。

一眼レフを持っているので荷物検査をちょっと心配していたのですが、
リバプールのグッズショップの袋をパンパンとちょっと叩いて他のバッ
グの中を見ることなくそれで終了。えっこれだけ!? とちょっと拍子
抜け。

そしてブロックMX36列305番の座席にたどり着く。
席の第一印象、狭い。隣の方との密着度高いです。たまたまわたしの
両隣の方はそこまで大きい人じゃなかったけど、大きい人だったら圧
迫感がすごいかもしれません。
ピッチに目をやるとそこにはもう選手たちが!! て目の前はフルハ
ムの選手じゃないかとちょっと残念。ちょっと遠いけど反対サイドには
レッズの選手たちがいるーとひとり感激。もっと近くでみたいと思ったの
ですが、席も埋まってきていて動くのも大変そうだったのでおとなしく自
分の席から観察。

まずはトーレス発見。きゃー! わー! カイトもいるー。とひとりひとり
選手を確認しつつ写真を撮りながら見ていくもジェラードがいない・・な
ぜに!? と理由もわからないまま(リバプール前はドイツを旅してい
たのでネットなし生活をしていて事前情報がなかったのです)、その上
シャビ・アロンソが先発にいないことにショックを受けているなか「You'll
Never Walk Alone」の合唱が始まる。
これだよこれ! テレビで見て毎回凄いなーと思っていた中に自分が
参加しているなんてと感激しつつスカーフを掲げて歌います!

そしてキックオフです。試合展開はレッズが押しつつも得点決まらず、
やきもきした。
チャンスの度にみんな立ち上がってボールがゴールポストからはずれ
る度に悲しんだり、レイナのファインセーブに拍手したり、そうやって観
客の一員として参加できたことが楽しかった。
寒さを忘れそうなほどその場にいて観戦できていることを嬉しく感じて
いた。

後半に入るとシャビ・アロンソのチャントが頻繁に聞こえてくるようにな
る。
後半20分、ついにシャビ・アロンソが途中交替でピッチに入ってくる。う
れしいー! しかし後半残り少なくなってきても決定的チャンスが生ま
れてこない・・帰り始めるファンの人がちらほら。
そして試合終了を告げる長い笛が鳴る。0-0のドローゲーム。得点シー
ンが見たかったなと本当に思いました。得点が入ったときの盛り上が
り、勝ったときの盛り上がりを体験したかったです。そればかりは運な
のでどうしようもないことだがやはり残念に感じた瞬間です。

帰り道、もう外は暗くなっています。The Kop(新聞)を売っているおじさ
んがいたので記念に買ってバスに乗り込むもなかなか進まない。
時間かかりそうだなーとふとお隣を気にするとどうも日本人な感じがし
たので思い切って話しかけてみたら、やはり日本人の方でそのまま話
し込んで駅まで戻ってきた。

その方はアンフィールドが3回目でジェラードファン6年というベテランさ
んだった。そこでジェラードは怪我での欠場だったようですよと教えて
いただいた。
その方はその日のうちにリバプールから北部の方に移動するとのこと
で駅の手荷物の預け所の場所を教えてもらい(次の日利用するつもり
だったので)お別れした。
結局お名前も聞かないままだったけど、これも旅の出会い。ファンの方
と話せて楽しいひと時でした。

夕食はキャラガーのレストランでと思ったのだが満席で入れず・・同じこ
とを考える人は多かったようです。
他に行きたいところもなかったので宿に帰る道すがらフィッシュ&チッ
プスのお店があったのでテイクアウトして、部屋で今日のニュースをみ
ながらの夕食。
アーセナル負けちゃったよと他の試合結果をチェックしながらアン
フィールドでの1日を振りかえって撮ってきた写真をチェックしてみたが
ブレてる写真が多くて・・スポーツ写真の難しさを感じつつ気づいたら
寝ていました(笑)。

これでわたしのアンフィードへの1日は終わりです。
初めてのアンフィールド。ファンになって1年の未熟者ながらここにきて
しまった。
レッズファンになるきっかけでもあったトーレスが生でみれたこと、ユル
ネバを歌えたこと、本当に嬉しかった。日本に帰ってきてテレビ放送を
見返してみて改めて遠くまで行ってきたことを感じます。

ただやはりジェラードが欠場だったこと、引き分けだったことは残念で
仕方ないです。これはもう一度アンフィールドへ行け! という暗示か
な〜といつかまた訪れられる日を楽しみに毎週の試合をテレビで応援
していこうと思っています。

(おわり)

 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo369.html ≫


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▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
       〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

 ― 第147号 / ラスト・スパート・リヴァプール ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish147_photo.html ≫

こんにちは。
今年一年走り続けていたからか、もしくは夏らしい夏がなく季節感がな
いまま12月になってしまったからか、年の瀬という実感が湧きません
が、地元のメディアは2008年の総まとめの時期に入っています。
地元紙Echoの付録で、《Our Great 08》という36ページの特集が組ま
れました(ウェブ版はこちらから)。
http://issuu.com/liverpool/docs/ourgreat08?mode=embed&documentId=081211154439-e28fa7681b22480d8e8f96b9b3e64418&layout=grey
写真を眺めながら、本当にいろいろあったなあと思い返しています。
大小の規模のアート、音楽、文学、舞台、ストリートカーニヴァル、コ
ミュニティー・イベント、国際イベント、巨大なスパイダー、トールシップ
やQEIIの寄港など、本当にハイライトだらけでした。

街のランドスケープも賑やかになりました。
Echoアリーナ&コンヴェンション・センター、巨大ショッピング・ストリー
ト<リヴァプール・ワン>のオープン、英国最古のアート・センター<ブルー
コート>も再オープンしました。
ピアヘッド近辺では、2010年オープン予定の<ミュージアム・オブ・リ
ヴァプール>の建物も着々と形をなし、<リーズ・リヴァプール・カナル
(運河)>がピアヘッド前の広場まで延長され、水を臨む新風景が完成
しつつあります(写真を送ります)。

The Leeds and Liverpool Canal
http://www.britishwaterways.com/liverpool-canal-link

リヴァプール・カルチャー・カンパニーの発表では、リヴァプールの欧州
文化首都がもたらした経済効果は、今年だけで8億ポンド。
国内および海外から初めてリヴァプールを訪れた旅行者の数は350万
人(旅行者全体の25%)に登り、欧州文化首都の公式イベントを目的
にやってきた旅行者は520万人、08効果で美術館や博物館などの文
化施設や文化イベントへの動員数も前年比平均30%アップ。

テート・リヴァプールやマリタイム・ミュージアムはそれぞれ100万人の
入場者をマークし、前年比なんと65%アップ!

リヴァプールの欧州文化首都は、国内メディアだけでも12000以上の
記事が掲載され、国内外の新聞のヘッドラインも「今年はリヴァプール
が輝くとき」、「プール・オブ・タレント」、「リヴァプール・アイ・ラヴ・ユー」、
「文化革命、始まる」という分かりやすいものから、「リヴァプール、次な
るバルセロナ」というピンと来にくいものまでいろいろです。

このほかにも、様々な統計が発表されていますが、一番大事なのは欧
州文化首都がリヴァプールの人々や旅行者の人たちに何を残したか、
そして来年以降どうなるのか? が気になるところです。

今年一年を回顧するのは、年明けにとっておくことにして、今週の出来
事に移ります!

♪ ♪ ♪

<ワールド・ミュージアム・リヴァプール>に、新しく常設の古代エジプト・
ギャラリーがオープンしました。
リヴァプールは、イギリス国内でもエジプト考古学研究の中心ということ
で有名だそうです。
1300点あまりという世界でも有数の貴重な所蔵品を通じて、ファラオ
(古代エジプトの君主)たちの生活ぶりやピラミッドやスフィンクスを建
設した優れた文明を探ります。

古代の楽器、5体の人間ミイラに加え、動物のミイラ、ミイラを収めるた
めの装飾された棺の数々が展示されています。
棺のひとつには、古代エジプトの人々が考えていた死後の世界や、ミ
イラの保存方法を描いているものもありました。

目玉の所蔵品のひとつとしては、ラマセス3世が着用していた軍服の
一部の帯が、3000年の時を越えて驚くほどの良いコンディションで展示
されています。必見です。

 < World Museum Liverpool >
  William Brown Street, Liverpool L3 8EN
  Tel: 0151 478 4393
  開館時間:毎日午前10時〜午後5時まで 入場無料
    (※12月25,26日、元旦は休館。クリスマスイブは午後2時まで)
  http://www.liverpoolmuseums.org.uk/wml/humanworld/ancientworld/egyptian/gallery/index.aspx

♪ ♪ ♪

木曜日の晩は、FACTにて《Ding >> Dong》展、オープン・アイ・ギャラ
リー(フォトギャラリー)にてデヴィッド・ゴールドブラット《Intersections
Intersected》展、ブルーコートにてリヴァプールのアーティストをショー
ケースした《Next Up:Liverpool Art Now》展が、土曜日には14名の国際
的にも活躍するアーティストとリヴァプールのコミュニティーとのコラボ
レーションプロジェクト《The Fifth Floor》展がテート・リヴァプールにて
軒並みスタート。バイエニアルが戻ってきたくらいの勢いです。
オープニングは人でごった返していたので、年末年始にゆっくりまた見
に行こうと思います。

金曜日、リヴァプール・ホープ大学のエヴァトン・キャンパスにあるコー
ナーストーン・ギャラリーにて、《Pre-Paid Post Card Auction》 が行わ
れました。ハンマーを打つのは、リヴァプールのアート・オークションの
雄、Dr.ポール・オキーフ。またまたハイパーなオークションを展開してく
れました。

これは、アーティストや地元のセレブリティーなどが描いた絵葉書を競
り落とすチャリティー・オークションで、収益金はThe Artists' General
Benevolent Institution (AGBI)へ寄付されます。

我が家にも、白紙のポストカードと切手のついた返信用封筒が届き、
私と旦那は非アーティスト、非セレブリティ部門(?!)で参加しました。
有名どころで話題になったのは、サー・ピーター・ブレイク、ホリー・ジョ
ンソン(元フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)、マイク・マッカートニー、
2006年のジョンムーア賞大賞を受賞したマーティン・グリーンランド。
しかし、これは「ブラインド・オークション」なので、どれが誰の作品かは
明かされません。誰もが、ピーター・ブレイクがどの作品か探っていた
ようです。
最初は私もそうでしたが、結果的にはどうでもよくなって、純粋に気に
入ったものだけを選んで入札しました。

£10スタートなのですが、運よく私が選んだ3点は競う相手もいなく、3
点落札で各10ポンド、合計30ポンド分購入しました。

私と旦那が書いた絵葉書は、ロット番号44番・45番。
自分の描いた不慣れな絵を人様に見せる上に売るなんて、おこがまし
さ極まりないのですが、チャリティーということで許していただきましょう。
それぞれ£10の売り上げでした!

80点のオークションが終わると、最後に作品の作家名が明かされまし
た。
月と星とデブ猫の下に 'weird' という文字の本当にヘンテコなドローイン
グのマイク・マッカートニー氏の絵葉書が最も高値の£110で競り落とさ
れました。
クオリティー的にはどうかな、と思いましたが、まあチャリティーというこ
とで勘弁しましょう。

そしてピーター・ブレイクの絵葉書は、まさかのまさか、星とターゲットと
ハートが描かれたこちらも簡素なドローイング。
ターゲットがピーター・ブレイク風だけれども、まさかこのドローイングは
ないでしょ? と思った人が多数だったようで、名前が明かされたとき
は、会場にどよめきがおきました! 
落札価格は£30。バーゲンで、競り落とした人は本当にラッキーです。

驚いたことに、私が£10で購入した赤い椿のような花のモノプリント版
画、これがホリー・ジョンソンの作品でした! しかも直筆サイン付き。
今年の思わぬクリスマスプレゼントとなりました。

それぞれの絵葉書は、こちらのホームページからご覧になれます。
Pre-Paid Postcard Auction:
http://www.hope.ac.uk/cornerstonegallery/postcards

♪ ♪ ♪

【今週の告知】
《Transition》
リヴァプールの2008年欧州文化首都は終わりますが、スカウサーは
フィナーレやクロージング・イベントは行いません!
その代わりに、「Transition (=移り変わり、遷移、過渡期)」と題した、
08年の「文化の年」から09年の「環境の年」へのハンドオーバー・イベン
トが開催されます。
08のオープニングイベントから一年後にあたる2009年1月10日の夕方
から夜にかけて、リヴァプール市内各地で様々な催し物が予定されて
います。
ハイライトは、午後6:15から、新しく整備されたピアヘッドの広場にて、
光と音と映像で綴るリヴァプールの70億年前から現在までの歴史のプ
ロジェクション、そして午後7:00からは、マージー川より花火が打ち上げ
られます。
7時以降はストリートパフォーマンスや音楽、ダンスのパフォーマンスが
行われ、この他にも美術館や博物館は通常よりも延長して開館する予
定です。
詳細はこちらから。
http://www.liverpool08.com/streets/Transition/index.asp

2008年のゴールドフィッシュだよりは今週で書き収めになります。
ブルーコートで見つけた、面白いクリスマスツリーの写真を送ります。
学校の古い机を積み上げて作ったツリーで、穴を覗くとキラキラとした
デコレーションが綺麗でした。

それでは皆様、楽しいクリスマスとすばらしい新年をお過ごし下さい!

リヴァプールより
ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish147_photo.html ≫


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▼スカウスハウス・ニュース
―――――――――――――――――――――――――─ NLW □

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LFCグッズ通販ページを更新しました!
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*** Beatle Week 09:出場バンド募集中! ******

スカウス・ハウスでは、2009年の<インターナショナル・ビートル・ウィー
ク>に、日本代表として出場するビートルズ・トリビュート・バンドを募集
しています。プロ・アマは問いません。
出場を希望されるバンドは、 info@scousehouse.net までお問い合わ
せください。折り返し詳細をご案内いたします。
(メール本文には、バンド名と簡単なプロフィール、代表者のお名前・
住所・電話番号をご記入ください)


*** スタジアムへ行こう! ******

リヴァプールでのフットボール観戦やスタジアムツアーをご希望の方は
ぜひおまかせください!
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium.htm


*** リヴァプール語学留学 ******

スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の
語学スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった
期間を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を
持つスタッフが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前
はもちろん、入学後のサポートについても安心してお任せください。
http://scousehouse.net/study/index.htm


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアー
をアレンジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm


*** 原稿募集中 ******

「リヴァプール・ニュース」では、読者のみなさんからの投稿を募集して
います。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、ある
いは英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

今週も、特派員ミナコさんから素晴らしい写真が届いています。
ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish147_photo.html


*** 今週のフォト・アルバム ******

今週の「NLW フォト・アルバム」ページでは、M.K.さんに提供していただ
いた<LFC vs Fulham>の写真を掲載しています。ぜひご覧ください!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo369.html 


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 ◇編集 山本和雄 & ミナコ・ジャクソン
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 ◇Eメール info@scousehouse.net

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