February 10 2009, No.374
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(1)
 ▽寄稿:「Homecoming for Liverpool 08」(3)
 ▼ゴールドフィッシュだより <No.150>
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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今週のNLWは、実に盛りだくさんの内容になっています。

まず、新連載として、とてもとてもユニークな旅行記「リヴァプールへ行きたい
人! 集まれ!!!」がスタートします。
寄稿してくださったのは東京都にお住まいのAnne(アン)さんです。初めての
海外ひとり旅の顛末を、「個人旅行を不安に思っている人を勇気付けられたら」
というお気持ちで綴ってくださいました。
僕は一足先に全文を読ませていただいたのですが、信じられないくらい面白く
て、5万3000字以上もあるのに一気に読んでしまいました。ほんとうにもう山
あり谷あり、ワクワク・ドキドキ・ハラハラの大長編ストーリーです。
お茶目でチャレンジ精神旺盛なAnneさんのキャラクターがとっても魅力的なん
ですよね。「人生は楽しまなくちゃ!」と励まされているような気分になりまし
た。
今週は連載の第1回目。Anneさんがサッカーに夢中になるきっかけからお話が
始まります。ぜひご覧ください!

● ● ●

第3回となる鹿志村克さんの旅行記「Homecoming for Liverpool 08」は、前回
に続いてフットボールがテーマです。
「Liverpoolの楽しみ方2」として、アンフィールドのミュージアムやスタジア
ム・ツアー、メルウッドにあるLFCの練習場を訪問された時のことを紹介してく
ださいました。
前回同様、鹿志村さんのLFCに対する深い愛着や知識が感じられるレポートに
なっています。なんとご本人もびっくりの嬉しいサプライズつき。とってもラッ
キーでしたね!

● ● ●

ミナコさんの「ゴールドフィッシュだより」には、なんと、あの<スーパーラム
バナナ>の作者、太郎知恵藏さんが登場します。
まさかこのNLWで、太郎さんのコメントや写真を一次情報としてダイレクトに伝
える日が来るとは……感無量です。ミナコさんってすごいなあ。

何とも言えない愛嬌があって、リヴァプールの人々にこよなく愛されているスー
パーラムバナナ。1998年にリヴァプールのために制作された石像です。
10年間のリース期間が切れた後の去就が心配されていましたが、ミナコさんの
レポートにあるように、昨年展開された一連のキャンペーンが実を結んで、リ
ヴァプールへの残留が無事に決まりました。一件落着です。
オリジナルのラムバナナが引退してしまうのは残念な気がしますが、でももちろ
ん、全体的に見ればハッピーエンドといっていいでしょう。

というわけで、これから先もず〜〜〜っと、ラムバナナちゃんはこの街のシン
ボルです。
…ライヴァルはライヴァー・バード?

                          ― Kaz(10/02/2009)


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▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(1)
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「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」 / Anne

■第1話《英語は出来ない、経験もない、それでも一人旅》■

2008年11月4日アンフィールドへついに行っちゃいました(^O^)/
チャンピオンズリーグ、アトレティコ戦です。

初めてのサッカー生観戦! 初めてのイングランド! 初めての海外一人旅!
家族や友人と海外へ観光旅行の経験は有り。
でも、それらは旅行会社のツアーだったり、友人にお任せの旅行だったり、
おまけに英語は大の苦手だから、旅先の会話も家族や友人にお任せ!
そして学生時代の英語の授業からは遠ざかって、記憶なんて昔のこと。

こんな私の観戦記。
リヴァプールの魅力が一杯の観戦記を期待されて読み始めてくださった方。
ごめんなさい・・・m(__)m
これって私が初めてづくしで経験した旅のお話。
だから、個人旅行が不安な方への旅行の準備や
英語が苦手な方への秘策や、
私の旅の失敗談などです。

だって、アンフィールドに観戦に行きたくても、一緒に行ってくれる人って探す
の大変(-_-)
サッカー観戦のツアーだって探してみました。
アンフィールドで観戦を希望だと

「マンチェスター経由でリヴァプール2泊、添乗員なし、観戦以外は自由行動」

この内容に、「燃油代」と「一人参加の追加料金」をプラスしたら、
\(><)/ぎょっ! 30万円超えちゃう。他に食事代や小遣いも必要です。
スタジアムだって自分で行くんですよ!(教えてくれるらしいけど)
市内観光がある訳じゃないし、「これってツアー?」

海外にサッカー観戦に行ってみた〜い!
でも、個人旅行なんて今ままで経験ないし・・・
「英語???」話せないと個人旅行は無理なんじゃない?
おまけに一人旅なんて・・・!

一応「女性」の一人旅です!
もちろん、「スカウスハウス」さんをはじめ、いろいろな方の御世話になりまし
た。
お陰で無事に観戦旅行を楽しんで幸せ一杯です。
ご理解していただけましたか?
この旅のお礼の気持ちを込めて、
「誰かに勇気をお分けしたい!」
そう思って書き上げた訳です。

すでに個人旅行で観戦に行かれたことのある方にも、読んでいただけるとうれし
いです。


■第2話《サッカーに夢中になっちゃいました!》■

「チャオ!」その一言から始まっちゃいました。
ここから先は少しの間、私がサッカー好きになった歴史をお話したいと思います。

商店街のイタリアンレストランに食事に行った時のことです。
ドアを開けると突然振り向いて、「ボンジョルノ!」って笑顔のイタリア人。
一週間後のある日、彼、名前はアントニオ君って言うんですけど、買い物帰りに
バッタリ。
まさか彼が私を覚えているなんて!!!
「チャオ!」って私にニッコリ。
「嬉しい!!!」

でも、イタリア語なんて話せない私。
考えました、、、、、、「イタリア人ってことは・・・」
そう「カルチォ」です~(^◇^)/
ちょうど2002年W杯の年。
イタリア語をカルチォから、「アタカンテ」「ポルティエーレ」etc…
覚えてみたらどうかなあ!
次はアッズーリチェックもしちゃおう。
なんてかっこいい〜アッズーリ達(*^-^*)ゞ
アントニオ君とのコミュニケーションの為だったはずなのに、
たちまちイケ面好きの私はネスタの大ファンです。

ある日、イタリア語会話の本を探しに本屋さんへ行った時です。
ふと隣に気になる「マッサージ」の看板。
お疲れ気味だった私はついついマッサージが気になって施術してもらっちゃいま
した。

こういうのって運命ですよねW(`0`)W
マッサージの先生。私と同じペガサス(動物占いです(^-^))、しかもお酒好き。
たちまち意気投合しちゃって一緒に飲む約束まで。
友達は「調子が悪いからマッサージにいったんでしょ!
何故(`´)? 飲む約束?」なんて言うんです。

いいじゃないですか! 出会いってそんなもの!
お約束通り先生の知合いのバーに連れてって頂くことになりました。
そこで出会ったバーテン君。
バレンシアのシルバ似(その時点ではまだ21番はアイマール)の男の子(現在
はもう男の子なんて言ったら失礼かも)。
しかも!!! 彼ったら中学校卒業後、「ドイツ、ブレーメンのユース」に留学
経験有り。
もちろんプロのサッカー選手を目指してです!
「驚き(^○^)!!!」

気がついていただけたと思いますが、
「運命」はマッサージの先生ではありません。シルバ似のバーテン君です。
アントニオ君とマッサージの先生の出番はここまで。
お二人ともごめんなさ〜い<(_ _)>

さあ始まっちゃいました。ヨーロッパのサッカー漬けの日々。
ネスタファンの私はもちろんセリエAから。
でもJスポーツで観戦を始めると、
リーガエスパニョーラの解説者たちの愉快さはダントツ!
こんな楽しい解説って初めて。
たちまち、バルセロナのサッカーの面白さに夢中になったり、
アイマール、ビセンテ、カニサレスなんてイケ面揃いのバレンシアを応援した
り。

シルバ君はアイマールとラゥールのファン。プレーの質が彼好みだとか。
その頃の私は顔ばっかり。プレーのことはあまり分からないからね。
サッカーなんてしたことないし、少し前に見始めたばかりだしね。
そんな訳で、試合をテレビ観戦、
バーではシルバ君からプレーの説明をしてもらっちゃう。
アフターファイブはサッカーの会話に夢中。
サッカーのプレーをどんどん理解して、選手たちのプレーの個性や素晴らしさを
覚えていく日々。
仕事場にもサッカー好きの男性はいるものの、やっぱり一味違う彼の視点。
さすがヨーロッパでのサッカーの経験者。
戦術のお話や選手たちの個性や、とても信頼して納得出来るお話が一杯。
彼のお話は視点が独特で、面白くて、
まるでスポンジのようにサッカーに関するすべてを吸収していく私。

そんなイケ面好きの私がシャビアロンソを見逃すわけはありませんd=(^o^)=b
その頃強かったレアルソシエダ。青と白の縦縞のユニ着たアロンソ。
たちまち大ファンになっちゃうのは当然のこと。
ネスタ、アイマール、アロンソ、
チャンピオンズリーグではヤングアヤックスの活躍に夢中。
「クリスティアンキブっていいなあ」なんて、少しずつ視点に幅も出てきたり。
リヴァプール? その頃って興味なかったなあ。
プレミアリーグはアーセナルを観てました。稲本選手が在籍してたでしょ?
それにシルバ君がベルカンプとパトリックビエラが大好きだったことも理由です。


■第3話《リヴァプールFCへの愛の始まり》■

そんな日々が続いたある移籍シーズン。シャビアロンソがリヴァプールに移籍。
えっ!!!
それにベニテスがリヴァプールの監督???
私はアイマールのファン。だからバレンシアは好きなチーム。
UEFAカップだって応援してましたよ。ドログバがいたマルセイユとの対戦も覚え
てます。

この移籍の時からリヴァプールFCにちょっぴり興味。
気がつくと私の観戦力もかなりの上達ぶりで、
リヴァプールFCでのアロンソのパスの魅力の虜。
そうして試合を見始めちゃったらジェラードだってすぐに大好きに・・・
いつしか、シルバ君とはリヴァプールFCの試合の会話が中心の日々。

その上その頃のリヴァプールFCってすんなり勝ってくれない。
ファンの方ならご存じですよね。ヒヤヒヤ、ドキドキの試合(; ^_^)
そんな時、決まってジェラードの活躍でエキサイトしちゃう。
チャンピオンズリーグの試合なんか、気がつくとまるで麻薬のよう(◎o◎)

それに、スペインではサポーターがブーイングや白いハンカチを振るシーン。
でも、リヴァプールFCのサポーターは相手チームの選手にも拍手。
負けていてもブーイングどころか聞こえてくる「You'll Never Walk Alone」
だからその頃はシルバ君とはリヴァプールFCの話に夢中。

加えて、シルバ君の仲間達とのフットサルの試合で応援参加をさせていただいたり。
(何と偶然にも彼のユニフォームはアイマールの21! 今はシルバだよね)
初めてこんな近くてみるサッカー。
流石、ヨーロッパで鍛えてきたプロ並みの彼の足元には驚き!!!
近くでその足技を楽しむことも覚えてしまいました。
普段はテレビのライブ中継で観戦しながら真夜中のメールで喜びあったり、
リヴァプールFCが来日の時も一緒に横浜に行ったり。

あの出会った日からず〜っとそんな楽しい日々は続いて、
いつのまにか私にとってサッカー観戦は生活の大切な一部。
そしていつも彼からは、
「ヨーロッパのスタジアムの雰囲気の素晴らしさ」のお話も聞かされてる。

アロンソ好きから入ったリヴァプールFCだけど、ジェラードも大好き、トーレ
スも大好き、カイトだって、キャラガーだってマスチェラーノだって・・・
気がつけばリヴァプールFCにすっかり心は奪われちゃってました。
Jスポーツの解説の皆さんは「アンフィールドは素晴らしい」なんて言ってくれ
ちゃう。
「行きた〜い!」って気持ちがどんどん膨らんでくるのには十分過ぎる日々です。

もうひとつの運命も偶然ありました!!!
オペラ歌手をしている10年来の友人が、実はこの頃、日本代表戦の相手国の
国歌を歌ってたんです。

アテネオリンピック代表戦やジーコジャパンの時の代表戦。
付き人として私もシルバ君も連れてっていただいちゃいました。
もちろん衣装にアイロンかけたりしますよ。付き人ですから(笑)
彼女は国歌を歌うわけですから、選手たちとピッチに上がります。
本番までの待ち時間、同じ通路で過ごす選手たち。
中田英寿! 中村俊輔! 中澤佑二! 川口能活、稲本潤一etc…
オリンピック予選の時は、闘莉王! 田中達也! 鈴木啓太etc…みんな目の前
にいる。

さあ、音楽と選手の掛け声と共に階段を上がれば、
4万人以上の観客の声援が響くピッチ!
ピッチから360°の観客席を感じることが経験出来るなんて。
選手たちと同じピッチという場所で聞くサポーターの歓声。
開会式が終わるとVIPルームで試合を観戦。
こんな運命までが訪れるなんて・・・
これは想像の範囲を超えちゃった経験です( ^.^)/
 
アントニオ君が「チャオ!」って声をかけてくれた時からほんのわずかな間の出
来事です。

(つづく)


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▽寄稿:「Homecoming for Liverpool 08」(3)
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「Homecoming for Liverpool 08」 / 鹿志村 克

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo374.html ≫ 

■Liverpoolの楽しみ方2〜スタジアムツアー、トレーニンググラウンド

時間は少し飛んで、Liverpool滞在3日目の出来事を書きます。
この日の予定は、Anfieldのスタジアムツアーとミュージアムの見学、Stanley
Parkを横切ってEvertonのスタジアムであるGoodison Parkまで歩いてみるこ
と、そしてLiverpool FCのトレーニンググラウンドであるMelwoodに行ってみ
ることです。

スタジアムツアーは、9年ほど前に初めて体験して以来になります。その時は試
合のない日で、特に予約もしないで行ってみたのですが、最近行ってきた人の話
を聞くと、今は申し込みが多いので、予約をした方がよいだろうとのことでした。
でも今回は事前に予約する余裕がなかったので、Liverpoolに行ってから予約す
ることにして、それも試合の日や前後の日は混みそうなので、少し時間を空け
て、試合の2日後に行くことにしました。
それでLiverpoolに着いてからスタジアムツアーの予約先に電話をしてみたので
すが、「もう少しでシステムが変わりますから」というテープの案内ばかりで予
約することができませんでした。そこで今回も直接スタジアムに行ってみること
にしました。

試合に行ったときと同じ、17番のバスに乗って、スタジアムに着いたのが午前
11時でした。試合のない日のスタジアムはさすがに閑散としていますが、それ
でも入り口には20人ほどのファンがいました。ちょうど11時にスタートする
スタジアムツアーの参加者たちでした。
彼らたちを横目に、Kopスタンドの下にあるスタジアムツアーとミュージアムの
受付カウンターに、何時のツアーに申し込めるか聞いてみたところ、次は12時
の回になると言われました。あと1時間ありますが、それまでの時間をミュージ
アムで過ごすことにして12時の回を申し込みました。
やはり試合の前後を除けば、それほど混雑することはなさそうです。もちろん時
間に余裕を持って行動することが必要なのは言うまでもありません。

ミュージアムは、カウンターの脇の階段を上がった2階にあります。このミュー
ジアムにも以前行ったことがありましたが、それは2005年以前のことでし
た。今は2005年にイスタンブールで獲得した、5つ目のヨーロピアンカップ
があるので、今回はそれを見るのが一番の目当てです。

スタジアムと同じように回転扉(turnstile)を通って中に入るとまずはLFC創
設の歴史から始まります。
このAnfieldスタジアムは、もともとはEvertonのスタジアムでしたが、
Evertonが出て行った後でLiverpool FCが出来てAnfieldを本拠地とするように
なりました。そのため、このAnfieldスタジアムは、Evertonが最初に使ってい
た、というEvertonから送られた記念碑がありました。
僕はLFCのサポーターですが、サポーターになる以前に知り合ったLiverpool出
身者の中にはEvertonのサポーターだと言う人もいるので、個人的にはEverton
には何の恨みもありません。他の街の、同じ街を本拠地にするクラブ同士に比べ
れば、LFCとEFCの関係はとても友好的だと思います。

Liverpool FCは、100年を超える歴史のあるクラブですので、クラブ創成期
の展示物は何やら遺跡を見るような感じです。でもやはり華やかになるのは
1960年代からでしょう。名将Bill Shanklyから始まり、歴代監督の名前と
その時代に獲得した栄誉などが次々と登場してきます。以前の立ち席だった頃の
Kopスタンドを再現したコーナーでは、クラブヒストリーのビデオが放映されて
いました。最後のシーンがイスタンブールの映像です。あのときは僕もイスタン
ブールのスタジアムで応援していましたので、当時を思い出して感動の涙が出そ
うになりました。

Kenny Dalglishのコーナーでは、以前見たときには日本のH社のネームをつけた
シャツが展示してありましたが、今回はその展示はありませんでした。
実は僕はそのH社に勤務しています。予備知識もなくそのH社の名前をAnfield
のミュージアムで初めて見たときには大いに驚き、Liverpoolと僕の間に見えな
い糸がつながっていると感じたものでした。今はその展示がないのは、近年たく
さんのトロフィーを獲得しているので、展示スペースに入りきらないからでしょ
う。

だんだん現在に近づいてくると、僕がサポーターになり、日本でもテレビで観戦
していた試合の記念品なども多くなってきました。そうやっていろいろ見ている
うちに、スタジアムツアーの集合時間が近づいてきてしまいました。急いで肝心
のヨーロピアンカップを見なくてはなりません。
ひときわ大きなそのカップは、これまで持っていた4つのカップとは別に、
一つだけ独立して展示されていました。イスタンブールで目にして以来の再会で
した。ここで僕も、展示ケース越しですがカップと並んで記念撮影をしました。
このカップの近くには、Liverpoolがヨーロッパチャンピオンになって、日本で
開催されたトヨタカップに出場したときの記念品もありました。こんなところで
日本語で書かれたプログラムやチケットを見るのも不思議な感じです。

最後は駆け足のようにミュージアムを出て、Bill Shanklyの銅像の前でスタジア
ムツアーの開始を待ちました。12時からのツアーも、約20人ほどのファンが
参加しました。今日のツアーガイドはケリーさんという女性の方です。まずはメ
インスタンドの裏側に回り、選手専用の入り口で話を聞きます。ここでケリーさ
んの一言、「今日の参加者の中でLiverpoolのファンじゃない人は?」という質
問には、みんな笑って周りを見ますが、もちろん誰も手を挙げません。

続いては選手の控え室に入ります。壁沿いにベンチがあって、シャツが壁に直接
かかっているだけ、というとてもシンプルな造りです。他のクラブの、最近出来
たような新しいスタジアムでは個人ごとに仕切りがあったり豪華な設備があった
りするのかもしれませんが、ここAnfieldではそんなものはありません。でも選
手たちはこの狭いロッカールームで肩を寄せ合って着替えたり休憩したりするこ
とで、100年以上も続くクラブの伝統を肌で感じて、LFCが一つのファミリー
だという事をより強く実感できるのではないでしょうか?
ここでもケリーさんはいろんなユーモアを交えて解説をしてくれます。相手チー
ムの控え室は、ここよりも少し狭いだとか、床は少し滑りやすくしているだと
か、どこまでが本当でどこまでが嘘だかよくわかりません。

解説の後は写真撮影タイムです。みんなお気に入りの選手のシャツの前で記念撮
影をします。他には審判の部屋、相手チームのロッカールーム、インタビュー
コーナーなどを自由に見学できました。そしてピッチへと続く、"THIS IS
ANFIELD"と書かれたサインの下をくぐるトンネルのところでは、スタンドの観客
の声援がスピーカーから聞こえてきて、試合当日の選手と同じように気持ちが高
ぶりました。

ピッチには入れませんが、選手が座るベンチで再び解説です。Anfieldはどんど
ん拡張してスタンドが大きくなりましたが、ベンチのあるメインスタンド前列
は、最も古くから存在するスタンドです。ベンチが観客席に埋まるように存在し
ているのもイングランドのスタジアムの特徴です。スタンド全体では4万5千人
ほど入れますが、相手チームのサポーターにはわずかに3000席ほどしか割当
がありません。その分Awayスタンドのサポーターは熱心だという事にもなるで
しょう。
ケリーさんから、監督のRafaがいつも座るという席を教えてもらったので、そ
こでも記念撮影をしました。また、この日が誕生日だと言うファンがいて、同行
の人が事前に連絡してあったのでしょう、ベンチ前でクラブからバースデイカー
ドが贈られて感激していました。他にももう一人誕生日という人がいて、その人
は後でカードを送るから、と言われていました。

ツアーの最後は最も熱心なホームサポーターが集まるゴール裏のスタンド、The
Kopです。スタンドの最前列はピッチよりも少し低いレベルなので、選手よりも
低い目線で試合を見ることになります。また、選手たちがスタンドに向かって攻
めるときは選手と一体になって戦う気分になります。
1994年まではこのスタンドも座席がなくて立ち見席でした。その当時は今よ
りもたくさんの観客がスタンドに入ることができましたが、そうなるとトイレに
行くのもままなりません。そこで新聞紙を盾にしてその場で済ましてしまう、な
んていうこともあって、そのせいでKopスタンドは別名イエローリバーマージー
(黄色いマージー川)とも呼ばれていたそうです! Liverpoolの選手がKopの
前でゴールを決めて興奮してスタンドに駆け寄ったとき、そこには黄色い川が流
れていた、という話を聞くと、みんな大笑いです。

イングランドのスタジアムが立ち見席から椅子席に代わったきっかけは、
Liverpoolの歴史でもあります。シェフィールドのHillsboroughスタジアムで
行われた1989年のFA cup準決勝で、2チームに対するチケット配分のミス
と、スタジアムの稚拙な群衆管理によって、試合が始まってもスタンドに入りき
れないサポーターがスタジアムの入り口に押し寄せて、結果的に96名もの
Liverpoolサポーターが亡くなるという悲劇が起こりました。その悲劇を繰り返
さないように、立ち見席を廃止して適切な数の観客を入れる、というのが悲劇か
ら得た教訓の一つでした。

Anfieldは古いスタジアムで周りが住宅地のため、これ以上の観客席を増やす事
が困難だ、ということで、新しいスタジアムを作る計画がありますが、今回
Anfieldを訪れて驚いたことに、スタジアムの周りの住宅が取り壊されて空き地
になっていた事でした。
これはもしかして新スタジアムを作るのをやめて、現在のスタジアムを拡張する
のではないか、と思ってケリーさんに質問してみましたが、それは否定されてし
まいました。スタジアムの周りは再開発地域になるそうです。ただし新スタジア
ムの計画の方も2011年完成という話でしたが、財政問題の影響でその通りに
進むかどうかはわからない、とのことでした。
新スタジアムにせよ拡張にせよ、観客席を増やして収入を増やすことはクラブの
悲願なのですが、一ファンとしてはもう少しはこの伝統あるAnfieldでの試合観
戦ができることはうれしいです。

約1時間のスタジアムツアーはここで終了しました。次はAnfieldスタジアムの
すぐ近くにあるStanley Parkに行きます。スタジアムに近いところは駐車場に
なっていて、その隣はなだらかな広い芝生が広がっています。新しいスタジアム
はこの公園の中に作る、という話ですが、まだ何の建設工事も行っていませんで
した。
公園の木々に阻まれてはいますが、この公園に立つと視界の両側に二つのスタジ
アムが目に入ります。公園を横切ると今度はGoodison Parkスタジアムが見えて
きました。こちらのスタジアムは外観だけ見て引き返し、今度は道路沿いに再び
Anfieldスタジアムの方に向かって歩きます。

Everton Valleyの、AnfieldとGoodison Parkの分かれ道のサインを写真を撮っ
た後、Anfieldに向かうWalton Breck Roadでタクシーを捕まえて、Melwoodを
目指しました。タクシーの運転手は、Melwoodと聞いただけで、Liverpool FCの
トレーニンググラウンドね、と理解してくれました。時間にして10分くらいで
しょうか、AnfieldからMelwoodまではタクシーで7ポンド40ペンスでした。
City Centreから直接Melwoodに向かう場合はバスの便もあるようなので、バス
の方が安く済みます。

MelwoodはLiverpool FCのトレーニンググラウンドですが、練習を行う場所は
塀に囲まれていて直接は見ることができない、と聞いていたので、選手を見るこ
とができるとかの過大な期待も持たずに、練習時間なども特に調べていませんで
した。でも門の周りには数人のファンがいました。
門から中の風景を見た後、塀に沿って歩いていると、ところどころ塀に穴があい
ているので、穴をのぞいてみると、芝生のグラウンドが見えました。この時間は
練習はしていないようです。塀の側にゴミ箱が置いてありましたが、きっとこの
ゴミ箱に上って中を見る人もいるんだろうなあ、と思いました。

再び門に戻ると、先ほどのファンたちが何やら叫んで集まりだしました。何だろ
う、と思っていると、中から車が出てくるところでした。そうです、ファンは選
手が練習を終えて帰るところを待っていたのでした。
この時出てきたのはAlvaro Arbeloaでした。Arbeloaはわざわざ車を止めて窓を
開けて、ファンにサインをしたり、写真を撮らせていました。僕も念のため持っ
てきたWest Ham戦のマッチデイプログラムを差し出して表紙にサインをしても
らい、写真を撮りました。

その後数分おきに、Fernando Torres!, Dirk Kuyt!, Sami Hyypia!の車が出てき
ましたが、彼らは窓を開けることなく去っていってしまいました。あっという間
に出て行ってしまうので写真を撮る暇もなかったのが残念でした。

次に出てきたのはAlbert Rieraでした。彼は車で帰るところではなくて、取材
か何かで外に出てきたところらしかったのですが、取材が終わるとそのままファ
ンの待つ門の方まで歩いてきました。
彼からもプログラムにサインをもらうことができました。マッチデイプログラム
だけではなく、West Ham戦限定のペナントも持っていったのですが、それにもサ
インをもらいました。そしてファンとも気軽に写真撮影に応じてくれるので、僕
も一緒に肩を並べて写真を撮ってもらいました。
一緒に立つと彼はとても背が大きく、でもファン思いの男でした。実はWest
Ham戦ではRieraが一番よく見える席だったのですが、あまり彼の動きはよくな
いなあ、と思っていたのです。それなのにMelwoodではこんなにファンサービス
をしてくれるのを見て、彼もスペインから移籍してきていろいろ苦労もあるだろ
うに、とてもいい人だなあと思いました。

Rieraが中に戻ると、もうほとんどの選手が残っていないのか、常連とおぼしき
ファンたちも帰って行きました。僕もそこでMelwoodを後にしました。
今回はふらりとやってきてほんの30分ほどいただけなのに、選手を間近に見る
ことができたばかりか、サインまでもらうことができました。もし今度
Liverpoolに来て時間に余裕があるときは朝からMelwoodに行ってみようかなと
思いました。

(つづく)

 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo374.html ≫


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

 ― 第150号 / 雪−タイル−ラムバナナ−レジェレンド! ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish150_photo.html ≫

先週のイギリスは、18年ぶりという記録的な大雪に見舞われました。
各地で交通機関が麻痺、学校やビジネスにも支障を来したというニュースが日本
でも伝えられたと思います。
ところがリヴァプールはというと、本格的な雪景色となったのはほんの一晩程度。
外出不可になることを想定して事前に食料を大量に買いこんでスタンバイしてい
ましたが、すっかり肩透しで、週の後半は何ごともなかったように晴れ間も覗く
ほどでした。
まあ混乱や事故が起こるよりはましですので、良しとしましょう。ホープ・スト
リート近辺の写真を送ります。

今週は、まずはセント・ジョージズ・ホール、グランド・ホールのタイル床の話
題から。2007年4月のセント・ジョージズ・デー以来の公開となりました。
3000枚ものミントン・タイルが敷き詰められた豪華なこの床ですが、1852年にこ
れらのタイルが敷かれるのにかかった費用は当時3000ポンド、そして現在、木
製の保護パネルを安全に取り外してタイル床を公開するだけで、一回につき
20,000ポンドかかるという噂です! どうりで頻繁に見せられないわけですね。

何度見に行っても新しい発見のあるデコラティブな床タイル、2月15日まで
一般公開されます。入場料は£1です。
詳細はArtinliverpool.comから。
http://www.artinliverpool.com/index.php/maingalleries/st-georges/1266-st-g-tiled-floor

♪ ♪ ♪

リヴァプールで最も知名度が高いアート作品といったら間違いなく、スーパーラ
ムバナナでしょう。
アート好きや文化団体だけでなく、学校、地域コミュニティー、企業やセレブリ
ティーまで幅広く巻き込んだ2008年の<Go Superlambananas>パレードの大成功
は、2008年の欧州文化首都のハイライトのひとつとなりました。
スーパーラムバナナは、紛れもなくリヴァプールのマスコットです。これほどま
で市民に深く浸透したパブリック・アートは稀なのではないかと思います。

そんな中、リヴァプール市と交わされた10年間のリースが2008年の終わりに満
期となり、リヴァプールを離れてマンチェスターに売りに出されるかもしれない
という話が浮上しました。
「マンチェスター? それはありえない!」
とリヴァプールではメディアが中心となって「スーパーラムバナナを救え!」
キャンペーンが繰り広げられ、リヴァプール市議会と作家・太郎知恵藏氏と代理
人の間で半年にわたり交渉が続けられたようです。

最終的な結論としては、オリジナルのスーパーラムバナナは作家本人がキープし、
リヴァプール市が太郎知恵藏さんに同じサイズのレプリカの制作を依頼するとい
うもの。
新しく作られるレプリカは、現在の石膏よりも耐久性のある素材で作られ、80年
のディスプレイ・ライセンスが結ばれると発表がありました。

2月4日(水)、オリジナルのスーパーラムバナナの前にウォーレン・ブラッド
リー市議会リーダーとフィル・レッドモンド氏とともに太郎知恵藏さんが姿を現
しました。

太郎知恵藏さんから、リヴァプールの意外なつながりも伺いました。
お父様が、浅井慎平の写真集「ビートルズ東京」のアート・ディレクターだった
こともあり、幼少のころに、何とお父様に連れられて、武道館でビートルズの日
本公演を鑑賞したそうです!
ご本人も認めるビートルズ・ファンということもあり、リヴァプールには親近感
を感じているとのこと。

ラムバナナの制作にあたっては、当時、リヴァプールについてくまなくリサーチ
をし、タコや鳥などの数パターンのデザインを試みた後、スーパーラムバナナに
至ったそうです。
ラムではなくタコだったらどんなだったでしょうか?

リヴァプールでのラムバナナ・フィーバー現象については、全く予期しなかった
だけに、驚き、嬉しく思っている。
パブリック・アートは人々のためのもの。アーティストのためでも美術史のため
でもない。
アートの未来は人々にとってよりオープンなものだと思います。
かつてはアーティストは宮廷に仕えて、王様に肖像画を描いていましたが、現在
はアーティストは、人々のためにアートを創る。そういった意味で、リヴァプー
ルの人々がこの彫刻を気に入ってくれたことを嬉しく思う。

と、太郎知恵藏さんは語っていました。

ラムバナナのレプリカ制作のために今後またリヴァプールを行き来することにな
るようですが、ニューモデル・ラムバナナの到来を楽しみにしています!
そしてオリジナルの行方はいずこへ。。。??

♪ ♪ ♪

スーパーラムバナナを後にした後、ウィリアムソン・スクエアを通りかかると、
真っ赤なトレーラーが。
その日のダービー・マッチに合わせて、FAカップのスポンサーE.On主催の「FA
カップ・トロフィー・ツアー」なるイベントが開催されていました。

観客は、ウェンブリーのヒーローがFAカップ・ファイナルでとどめのゴールを
決めるまでの足取りを辿り、最後に本物のトロフィーを掲げることができ、その
姿がミニ・ビデオクリップに収められるというもの。

そうこうしているうちに、スペシャルゲストが登場。
元リヴァプールFCのプレイヤーで、初のダービー戦となった1986年のFAカッ
プ決勝戦で、エヴァトンを3−1で下したゴールのうちの2点を決めた張本人で
す。さて、誰でしょう? (答えは写真ページをご覧ください)

この日のスコアもこうなるのかな、などと想像していましたが、延長戦のラスト
ぎりぎりでエヴァトンの勝利となりましたね。残念。 
The FA Cup Trophy Tour:
http://www.facuptrophytour.co.uk./the_experience.php

♪ ♪ ♪

翌日の2月5日には、もう1人のフットボール・レジェンドを見かけました。
テート・リヴァプールで行われた、<Lever Prize Award>の授賞式でのことです。
これは、北西イングランドにおいて世界レベルの文化団体に贈られる名誉ある賞
です。2006年にはリヴァプール・バイエニアルが、昨年はテート・リヴァプー
ルが獲得しました。

今年は、タットン・パーク・バイエニアル(チェシャー:彫刻主体の芸術祭)、
フューチャーソニック(マンチェスター:ニューメディア/音楽フェスティバル)
とナショナル・フットボール・ミュージアム(プレストン:フットボール博物
館)が最終選考に残り、フットボール・ミュージアムが大賞と賞金20,000ポン
ドを獲得しました。

ミュージアム代表者のなかに、トム・フィニーの姿が。
サー・トム・フィニーは、プレストン・ノース・エンドでキャリアのほとんどを
過ごし、1950年代に2度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤーに輝いた大物です。
しかもプレストン市では、3月26日を<Sir Tom Finney Day>とし、今年は同日に
ナショナル・フットボール・ミュージアムで《Sir Tom Finney展》が開催される
とのこと。
今回の受賞で、ミュージアムの展示の更なるグレードアップが期待できます。

Lever Prize Award: http://www.nwblt.com/content.asp?id=247&cat=1&type=1
National Football Museum: http://www.nationalfootballmuseum.com/

それではまた再来週!

ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish150_photo.html ≫


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