February 17 2009, No.375
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(2)
 ▽寄稿:「Homecoming for Liverpool 08」(4)
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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先日の日曜日の行われたFAカップ5回戦で、エヴァトンはアストン・ヴィラを
3−1で下し、準々決勝進出を決めました。ベスト8です。

リヴァプールとの死闘となった4回戦でヒーローとなったのは、弱冠18歳の
ミッドフィルダー、ダン・ゴスリングでした。延長戦もあと2分で終了となった
118分での決勝ゴールは、リヴァプール・ファンのみなさんの記憶にも新しいこ
とでしょう。

そして今回の5回戦。この試合でも、ティーンエイジャーのヒーローが誕生しま
した。
来月に18歳の誕生日を迎える、ルーキーのジャック・ロドウェルです。開始4
分に見事な先制ゴールを決めたのです。

とにかく気合いっぱいのフットボールが身上のエヴァトンは、その激しいプレイ
スタイルが災いしてか、今シーズンは主力選手に怪我人が続出、苦しいやりくり
での戦いが続いています。
それでも選手たちのモチベーションが下がることはなく、全員が絶対にあきらめ
ないプレイをして、強豪を相手にしても互角以上に渡り合っている。実に立派だ
と思います。
チームとしてのまとまりは、リーグ屈指なのではないでしょうか。こうやって若
いヒーローが立て続けに生まれるのも、決して偶然ではないような気がします。
エヴァトンのチームカラーのブルーが、根性の色に見えてきました。

チェアマンのビル・ケンライトも、一丸となった現在のチーム状態を喜んでいる
ようです。
「もしも選手たちが、着ているジャージーへの誇りの度合いでジャッジされるの
なら、今のウチのチームはどこにも負けないだろうな。まったく大した結束だ。
何かぶつけてごらん。倍になって返って来るよ」

エヴァトンがFAカップのベスト8に駒を進めるのは、優勝した1994-1995年
シーズン以来、7年ぶりのことだそうです。
その時の決勝の相手は、マンチェスター・ユナイテッドでした。ユナイテッドも
同じく、今回のベスト8に残っています。
7年前の再現になったらいいなあ…なんてことを言うのはまだ早すぎますよね。
まずは次の試合に全力を尽くしてもらいましょう。

準々決勝は、ウェスト・ハムとミドルスブラの勝者(引き分けたために2月24
日に再試合)を相手に、3月7日または8日に行われます。ホーム、グッディソ
ン・パークでのキック・オフです。楽しみですね!

                          ― Kaz(17/02/2009)


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▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(2)
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「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」 / Anne

■第4話《どこから始めよう・・・》■

2008年が明けた頃、どうしても行きたい気持ちが湧きあがってきちゃって、
そう思ったら、まずはツアーの検索。
この時はまだひとり旅なんて全く考えてないですから。
あるにはありました。でも、添乗員のつかないツアーです。
スタジアムや空港への移動もぜんぶ自分の力で?
なのにツアー? 一人参加だと追加料金はこんなに? 

誰かいないのかなあ・・・観戦経験ある人。観戦に行く予定の人。
リヴァプールFCファンの方と出会いたい。
その思いを知るとシルバ君からのアドバイス。
「リヴァプールFCファンの集まるクラブが存在してるはず!」

その存在を探しにサッカーグッズショップに行こう!
ショップの店員さんなら知ってるかも!!!
思い立ったら我慢が出来ない私。早速、渋谷のお店に出かけて(もちろん初めて
のお店)
「アンフィールドに行きたい!」「情報がほしい!」と尋ねちゃいました。
親切な店員さんから「サポーターズクラブ」の存在のお話。
「ありました〜!」入会するしかありません。
始めから「観戦に行きたい!」って意思表示。
もうまっしぐらな私でした(笑)

こうして経験者の方に出会えたのは春。
さあ、経験のある方が何人もいらっしゃいます。具体的になってきました。
「いつ観戦旅行に行きたいのか?」ってところから少しずつ具体化していく日々
のスタートです。

リーグ戦ももうすぐ終わり。だから目標は08-09シーズンのプレミアリーグか、
チャンピオンズリーグ。
もう一つ、私にとって行きたい時期は、今年中で、月の上旬の試合。
全く個人的理由なんですけどね。
ヨーロッパへの旅行ですからお仕事をさぼっちゃえる時期じゃないとね。
結局、その日程が「誰かと一緒に行けたらなあ」なんて甘〜い考えを捨てなきゃ
いけないきっかけになりました。

「自分の仕事の都合や、是非観戦してみたい試合に行きたい! って考えるな
ら・・・一人で行くって決心しなきゃ!」

始めにお知らせしたとおり、
初めてづくしで英語もダメダメ。
決心なんて言っても不安だらけ。
でももうツアーの参加も、観戦予定の方に連れて行っていただく考えも捨てるし
かない。
ここから個人旅行の一人旅を前提の準備が始まり。季節はもう夏です。
08-09プレミアリーグの日程の発表を待ちました。

次は月の上旬で、アンフィールドで行われるゲームのチェック。
一方で「海外激安航空券」サイトでちょっと日程や目的地を入れてみたり、
ホテルの予約サイトでもリヴァプールのホテルに日程を入れたり。
だって、予算はとっても大切だもの。
ブログや口コミもたくさん読みましたよ。
有難い情報、楽しいお話、随分助けていただきました(^^)

ブリティッシュエアウェイズはロストバゲッジがかなり多いみたい・・・
ヒースロー空港は飛行機の遅延も多いらしい・・・
乗継が違うターミナルだったりすると空港内移動は大変だよ・・・

もちろん悪いことばかりじゃなくて、
ロンドンの地下鉄は簡単!迷ったらタクシーが確実!
コーチと呼ばれる長距離バスは物価の高いイギリスでとっても安く移動出来る
よ!

ロンドンから鉄道でリヴァプール行きが便利なの?
それとも乗継便でマンチェスター空港が便利なの?
アンフィールドへはバスだよね。
英語が苦手で、初めての街でバスなんて乗って移動出来るの?

本気で考え始めたら、次々出てきます。
「分からないこと」「不安なこと」「知りたいこと」


■第5話《シミュレーションで勇気を!》■

少しずつ疑問が増え始めた頃、「スカウスハウス」さんの存在を教えて頂きまし
た。
初めて聞く「スカウスハウス」さん。早速ウェブサイトをチェック。
ウェブサイトを読ませていただいて、
ティケットをお願いするのはスカウスハウスさんに決まり!
「信頼出来る!」って感じました。

よ〜し、航空券やホテルを調べよう! 旅行会社へ行ってプロに聞いちゃ
え(*^o^)!
プレミアリーグの日程で「仮の観戦ゲーム」を決めて旅行会社へ。
一軒目は面倒くさそうに、「はっきり決めてないとシミュレーションは出来ませ
ん」って冷たいお言葉。
二軒目もダメなんだあ。
何だかガッカリしながらの三軒目。某有名旅行会社の女性社員さん。
仮なのにシミュレーションを「大丈夫ですよ。出来ますよ」って優しい笑顔。
私の希望や不安に答えてくださいました。
ドキドキですね。答えが出てきます。
なんだか行けそうな気持が湧いて、
そのお陰で日程の大まかなところを決めることが出来てきました。

この時点ではっきり決まったこと。
英語が苦手な私はロストバゲージや遅延のリスクを避けなきゃ!
だからヒースロー空港への直行便。
迷子になっちゃうのも不安だし、明るい時間に到着する便。
宿泊は、
リヴァプールとロンドンを結ぶナショナルレイルのユーストン駅から
すぐ近くのホテル。
これも迷子にならないため。
リヴァプールでもライムストリート駅に近くなきゃ。

旅行会社の優しいお姉さんはアドバイスと一緒にテキパキと航空便、ロンドンの
ホテル、往路のナショナルレイル、リヴァプールのホテル、復路のナショナルレ
イルの順に次々と印刷。
シミュレーション完了(=^-^=)
観戦ティケットやロンドンの地下鉄。アンフィールドへのバス代以外の費用。
旅の行程が簡単に出来ちゃいました!
すご〜い!!!
まだ、具体的に観戦する試合も決めてないのにありがとう、おねえさん。

「スカウスハウス」さんを紹介していただいたこと。
旅行会社で具体的に飛行機やホテルを仮設定していただけるシミュレーションが
可能だったこと。
もうこの時点でかなりその気になって嬉しい私です。
あとはチャンピオンズリーグの抽選を待って、
プレミアリーグかCLか、自分自身が生で観戦したいゲームを決定しな
きゃp(^^)g


■第6話《チャンピオンズリーグの抽選結果は?》■

リヴァプールFCの対戦相手はマルセイユ、PSV、アトレチコ。
だったらやっぱりアトレチコ戦!!!
日程をチェックすると、嬉しいことにホームでの対戦は11月4日。
希望通りの月初めじゃないですか〜( ^_^)/
即、決まりで〜す。「スカウスハウス」さん、ティケットをお願いしま〜す。
ドキドキ・・・お返事待ちです。肝心のティケットが手に入らないと動けない〜。
正直ちょっと待ち遠しかった。
それって私の気持ちが焦ってたからなんですが・・・

「スカウスハウス」さんからのメールが届きました。嬉しい〜!!!
ここでちょっぴり欲張りな私。
「ロンドン経由なんだからロンドンのチームのスタジアムも行ってみたいよね」
ほら、11月1日はチェルシーはホームでサンダーランド戦。
サポーターズクラブの方からはリヴァプールFC以外の観戦ティケットの購入方
法も教えていただいてたし、チェルシー戦も予約してみよう。
そんな訳でチェルシー戦のティケットもゲット。

チェルシーのファン?
いえいえ(-o-) 私にとってはロンドン観光の一つです。
ロンドンに行くのだって初めてですもの。ちょっぴり観光したい。
地下鉄に乗るのは楽チンって聞いてるし、一人で観光出来るよね。
この数ヶ月間でちょっぴり付いちゃってますよ、「自信!!!」。
だってティケットが確認出来るまで、ロンドンの地下鉄路線図やナショナルレイ
ルの時刻表をよく眺めてましたからね。
YouTube見て乗車したつもりになったり、
「便利な時代ですね〜!」
なんてしみじみ感じちゃいました。


■第7話《こんどこそ本気で予約》■

ティケットの予約が完了したから、航空券やホテルを予約する番がきました。
こんどはシミュレーションじゃない。
ちょっぴり緊張しながら、あの優しいおねえさんのところへ。
観戦するのは11/1(土)ロンドンでチェルシー対サンダーランド戦。
11/4(火)リヴァプールでアトレチコ戦。
だから旅行期間は10/31(金)〜11/8(土)。土日2回で祝日があるから有給は5
日。
企業にお勤めしてる方なら理解していただけちゃうかしら。
休日の利用を上手にするってのも大切。

さあ、10/31(金)は明るいうちにヒースロー空港到着で、もちろん安い航空券。
ブリティッシュエアウェイズに決まり!

ロンドンの宿泊先。シミュレーションの時はユーストン駅から歩いて3分位のホ
テルでした。
でも、チェルシーのホーム、スタンフォードブリッジで観戦が追加されてます。
スタジアムはディストリクトラインでフルハムブロードウエー駅下車ですぐ。
ロンドンだったらアーセナルのエミレーツスタジアムだって見た〜い。
エミレーツスタジアムはピカデリーラインなんだ。

ディストリクトライン、ピカデリーラインだったら「地下鉄アールズコート
駅!」。
治安がよくて夜中まで営業のコンビニがあるらしい情報もブログや口コミで見つ
けたよ。
ヨーロッパはスーパーの閉店時間が17時頃で速いのが日本人には不便だよね。
去年、オーストリア旅行の時、ホテルでシャワー後のビールを購入するのに不便
だったもの。
「私にはシャワー後のビールは外せませ〜ん( ^_^)/□☆」
空港を結ぶのはピカデリーライン。
だったら帰りのロンドンもアールズコートが安心。
アールズコート駅から徒歩2分のリーズナブルなホテルに決定!
10/31(金)11/1(土)11/5(水)11/6(木)のお宿です。

「な〜んだ。簡単じゃない!」
ここまでは順調な滑り出しでしたが・・・( ̄□ ̄;)!!

(つづく)


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▽寄稿:「Homecoming for Liverpool 08」(4)
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「Homecoming for Liverpool 08」 / 鹿志村 克

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo375.html ≫ 

■Liverpoolの楽しみ方3〜世界遺産

Liverpoolは2004年に、ユネスコの世界遺産に指定されました。
ヨーロッパの世界遺産と言うと、宗教的な建物や中世の街並が残るところ、とい
うイメージが強いかもしれませんが、我らがLiverpoolはもう少し時代が新しく
なって、18世紀、19世紀の海運貿易都市としての繁栄を残す街、ということ
で指定されています。

具体的に言うと、
 The Pier Head
 Albert Dockとその周辺
 Stanley Dockとその周辺
 Castle St, Dale St, Old Hall St地域
 William Brown St地域
 Duke St エリア(倉庫と商業家屋)
の6つとなりますが、ごくおおざっぱに言えば、City Centreとその周辺に残る
古い建物が世界遺産になっている、と思えばいいでしょう。

実際、これらの地域はごく普通に街の中を歩いているとたどり着けます。そんな
身近なところに、世界中を支配した大英帝国のイメージが色濃く残る建物が数多
く残ります。
これまでのLiverpool訪問でも行ったことがある場所も多いですが、今回は欧州
文化首都にもなったことで、世界遺産の街、という視点でも改めて見てみようと
思いました。

The Pier Headには、マージー川に向かって、てっぺんに2羽のLiver Birdが誇
らしげに立っているRoyal Liver Building、その右側に四角いCunard Building、
さらにその右側には丸いドームの屋根が印象的なPort of Liverpool Building
があります。

Royal Liver Buildingは1911年にオープンした保険会社のビルで、1965年まで
は街で一番高い建物でした。
Liver BirdはLiverpoolのシンボルにもなっている伝説の鳥で、街のあちこちで
見ることができます。もちろんLiverpool FCのエンブレムにも現されています。
Liver Birdの下の大きな時計は、ロンドンのBig Benよりも大きいそうです。
今でもこれらの建物は、オフィスビルとして使われています。

Cunard Buildingは、1914年から1917年にかけて建てられて、かつては大西洋を
横断する客船を運航する会社のCunard社の本社ビルでした。ちなみにCunard社
はSouthamptonに本社を移して現在も存在しています。豪華客船として知られた
クイーンエリザベス2世号もこのCunard社の所有です。

Port of Liverpool Buildingも1904年から1907年にかけて建てられた建物で
す。
これらの3つの建物は総称して、Three Graces(3人の貴婦人)と呼ばれていま
すが、マージー川の方から見るこれらの建物の美しさは、他に類を見ません。
Pier Headから出ている、Gerry & the Pacemakersの歌でも有名なMersey
Ferryに乗って、大西洋横断客船の乗客の気分で川からその美しさを確認するの
もよいでしょう。ただし、フェリーに乗った場合はもちろん、川沿いから見ると
きも、Pier Headのあたりはいつも強い風が吹いていますので、防寒には注意し
ましょう。

もっとも、これらのビルが出来た後は船の時代から航空機の時代に移り変わって
しまい、それに伴ってLiverpoolの繁栄にも陰りが出てしまいました。
しかし1990年代になって、隣接するAlbert Dockの再開発が見事に成功した事
で再びLiverpoolは文化の中心になったようです。
Albert Dockは1846年に使用を開始した、イギリスで最初に木材を使わず、鋳
鉄、レンガ、石で作られた倉庫群ですが、1972年には一旦倉庫としての役目を終
えました。
再開発で生まれ変わった現在は、博物館、ギャラリー、ショップ、レストラン、
ホテルなどができて、ここだけで一日過ごすことも出来る場所になりました。

1年間に4百万人もの人が訪れ、ロンドン以外で、最も多くの人が訪れた多目的
施設にもなったことがあるのも、このAlbert Dockです。ロンドン以外で、とい
う但し書きがつくのはちょっと悔しいですが、一国の首都にはさすがにかなわな
くても、首都に次ぐものがこのLiverpoolにある、というのはうれしいもので
す。
Albert Dockにある博物館は、Merseyside Maritime Museum(海洋博物館)と、
併設するInternational Slavery Museum(奴隷博物館)です。これらの博物館
を訪れた話は、別の項で紹介します。
また、ビートルズ博物館Beatles StoryがあるのもここAlbert Dockです。

Stanley Dockは、Pier Headを北側に少し行ったところで、世界最大のれんが造
りの建物があるところですが、歩いて行くにはちょっと距離があるので、今回は
行きませんでした。

続いては、The Castle St, Dale St, Victoria St とOld Hall St地域です。
このあたりも19世紀から20世紀初頭にかけて栄えた地域で、現在でも市の経
済の中心地でもあります。当時建てられた建物が今でも現役で使われているのは
すごいですよね。
今回僕が泊まったHard Days Night Hotelもそのような建物の一つなのでしょ
う。外観は変えずに、中だけ近代的にして使う、というのがごく普通に行われて
います。
Liverpoolは、第二次世界大戦のときにはドイツ軍による空襲(The Liverpool
Blitz)によってだいぶ被害を受けたのですが、それでも古い建物がたくさん
残っています。

Dale Streetに立ってマージー川の方を見ると、市庁舎(Town Hall)の向こう側
にRoyal Liver BuildingのLiver Birdが見えるのが、Liverpoolでのお気に入
りの場所の一つです。
Town Hallのすぐ近くに第二次世界大戦当時の秘密作戦基地"Western
Approaches"があって見学できるという話を事前に聞いていたのですが、"Top
Secret"と書かれたポスターや誘導の掲示などはあったものの、入り口がどこだ
か見つけることができませんでした。
滅多な事では人を近づけさせない、まさにTop Secret(極秘事項)だったので
しょう。

続いての世界遺産関係は、William Brown Stです。
鉄道でLiverpoolにやってきた場合、Lime Street駅を出るとすぐ正面にある大
きな建物がSt. George's Hallです。
この建物は19世紀中頃に建てられた、人々が集まるホールであり、裁判所であ
り、囚人を閉じ込めておく牢屋だったりします。中は一般にも開放されていて、
中の様子を見学できる他、ホールとしては現役で使用されています。
St. George's Hallは昔も今も、人々が集まる場所になっています。最近では、
Liverpool FCがヨーロピアンカップを獲得してLiverpoolの街をパレードしたと
きに、たくさんの市民が集まったことが記憶に新しいことでしょう。

St. Georges Hallの北側には、Walker Art GalleryやWorld Museum Liverpool
があって、文化的な施設が集中しています。
World Museum Liverpoolでは、興味深い展示があったので見てきましたが、その
様子についても別項で報告します。

世界遺産の最後は、Duke Streetです。これまで紹介してきたエリアに比べると、
ちょっとマイナーかもしれませんが、小さなショップやレストラン、パブなどが
あるので侮れません。古くさいものばかりでなく、モダンなナイトライフを過ご
すには欠かせないエリアです。ただし、週末になれば酔っぱらった若者も増えま
すので、多少の緊張感を持つ事もお勧めします。

(つづく)

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お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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今週の「NLW フォト・アルバム」ページには、鹿志村克さんによる「Homecoming
for Liverpool 08」の写真を掲載しています。ぜひご覧ください!
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□■ 第375号 ■□

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