April 28 2009, No.382
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(8)
 ▽ゴールドフィッシュだより <No.154>
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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リヴァプールFCのチャンピオンズ・リーグの戦いが終わりました(少し前の話
ですみません)。
2点のビハインドで臨んだアウェイの第2戦。最初から最後まで攻め続けて、何
度突き放されてもあきらめずに必死になって立ち向かって行くレッズに対して、
チェルシーも意地を見せて強烈に反撃。両軍一歩も引かない、とんでもなくアグ
レッシヴな攻防が繰り広げられました。

まさに死闘だったと思います。点差や残り時間ばかり気にしている自分が恥ずか
しくなるような、「これぞフットボール」と言いたくなるような、素晴らしい勝
負でした。
2年連続でチェルシーに敗れてしまったことは悔しいですけど、多くのファン
が、「やるだけやった。今回は運がなかった」とすんなり納得できる試合内容
だったのではないでしょうか。

監督のラファも、試合後にこう語っています。
「実力は出し切った。自信を持っていいと思う。選手たちは素晴らしい仕事をや
り切った。ファンのみんなも満足してくれるだずだ」
「負ければ落胆するものだが、今日のような負け方ならば、堂々と胸を張ってい
い」

この試合の1週間前、第1戦がアンフィールドで行われました。
スカウス・ハウスでチケットがあまってしまったので、おなじみのアーティスト、
スー・ミルバーンさんに頼んで写真を撮って来ていただきました。
ウェブサイトの「NLW フォト・アルバム」ページに掲載しておきます。ぜひご覧
ください。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo382.html 

スーさんからは、リーグ戦の対ブラックバーンの写真も送っていただいています。
トーレスの2ゴールなどでレッズが4-0で快勝した試合ですね。
こちらも素晴らしいショットばかりです。
来週以降に掲載したいと思っています。どうぞお楽しみに。

                          ― Kaz(28/04/2009)


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▼寄稿:「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」(8)
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「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」 / Anne

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo382.html ≫ 

■第27話《非常事態です!!!》■

オフィシャルショップを出て、「落ち着いて、落ち着くんだよ」って自分に言い
聞かせながら歩く私。
頭の中はパニックになりそう。
私の心の会話を聞いてください/(-_-)\・・・

「どうして試合当日にこんなこと~?」
「大丈夫! 試合は夜なんだから・・・」
「どこかでスリにあったのかなあ~」
「でも、現金も免許証も他のカードもあるんだよねえ(-。-;)」
「じゃあ、どこかに入れ忘れ?」
「それとも、どこかに置き忘れ?」
「いつからカードが無いんだろう・・・」
「最後にカードで買い物したのっていつ?」
「今朝はまだお散歩しかしてないし、もしかして昨日のアルバートドック…?」
「あの栓抜きを買ったお店だ(;゜〇゜)!!!」
「ほら、クッキーと黒蜜きなこチョコを交換した時?」
「あっ! 暗証番号を入力してカードを抜き忘れたかも!」
「あれって日本だったらお店の店員さんが抜いて返してくれるよね。イギリスで
は自分で抜かなければならないから戸惑ったよ(?_?)!」

「アルバートドックのあのお店に行ってみようか?」
「でも、行っってみても、昨日のおじさんがレジにいるか分からないよ~!」
「そうだよね。別の人だったら説明出来ないよね。私の英語力じゃσ(TεT;)」
「それより、カードの使用をストップしなきゃ!」
「そうだ!!! それがまず最初!」

「ホテルに帰ろう!」
「今夜は試合だよ。その前にしておくことは?」
「もしかしたら紛失の手続きとかで、アンフィールドに行く時間がギリギリに
なっちゃうかもしれないよ!!」
「だったら、いつものM&Sで試合を観戦後のビールを買って帰ろう!!!」
「そうだねV(^0^)! 」
「きっと無事にチャンピオンズリーグを観戦出来るよ!」
「うん、ホテルに戻ったら美味しいビールで乾杯出来るはずだよね(^O^)/C□☆」
「決まってるよ!!! 今夜の試合のためのリヴァプール旅行なんだから~。」
「そうだ(^o^)/観戦出来ないなんて絶対ありえな~い!!!」


■第28話《こんな時ってどうするの?》■

今夜のビールはホテルの窓の外へ置いて・・・こうしておくと夜、冷えたビール
が飲めるからね。
今回のホテルの部屋に冷蔵庫はないし、ビールとかジュースとか買って置いたら
保存場所にいいですよ。冬場だけだけど・・・(落ちないところにね)

昼食をいただきながら、クレジット会社から送られてきたカード番号の控えを用
意。
これも旅行の時の大切な持ち物。
財布の中を整理して、昨日使ったアルバートドックのお店のレシートも用意。
「これかも・・・」14時30分頃で£14と書かれてるレシート。

これから電話をする場所は日本だし、安心して携帯電話で電話しましょ。
日本を出る時、必要かもしれない場所や連絡をとる必要のある電話番号を登録し
てあります。
こうしておいたら電話すればいいだけで~す(*^.^*)。
ということは・・・「携帯電話だけは絶対に失くせない」ですねえ。
「携帯電話の紛失には気をつけましょうね( ^‐^)」

もちろん24時間対応だから、時差も大丈夫。
掛けてみるとちょっと困ったことが(゜゜;)!
クレジット会社の方ったら、親切にコレクトコールの番号を教えてくれるんです。
でも、コレクトコールって携帯電話からは掛けられないんです。
「ホテルで電話を借りてください」だって!!!
「無理! 無理! 無理で~す(;_; )( ;_;)!」
上手く借りられなかったらまた余計な時間が掛かっちゃう。
今日は試合がある日だから、のんびりしてられないんですよ。
それにせっかく通じた電話だもの。
「正直な気持ち、切りたくないで~すc(>_<。)/!」
「国際通話料? 心配しないで! こちらで払いますから、このままでお願~
いm(._.)m!」

と言う訳で、私の掛けた電話のままでクレジット会社の方に事情を説明させてい
ただきました。
参考までに帰国後の私の電話料金。
友人に送った写メールや友人との通話料金も含めて、いつもの月より4,000円程
多かっただけでした~。
正直、請求書が届くまでドキドキしてました。これくらいでホント! 助かっ
た(^_^)ヾ

それにしても、電話した時にはすでにクレジット会社に昨日の午後の買い物の情
報が届いているんだ~。
さすが、翌日には届いちゃっているんですかあ。
このことにも驚かされます!
「一致しました!」
私が最後に買い物したレシートとクレジット会社に届いてる記録。
「良かった(^v^")/」
誰かに使われてしまった形跡はないみたいです。

それに、その記録を最後にクレジットを使用不可にする手続きも終了。
あとは使われてもカードには盗難保険が付いてるから大丈夫。
「あ~、ひとまずこれで安心だあ!」

でも、実はしなければならないことがもうひとつ。
これが不安(-、-)丿出来るかなあ。
それは、「紛失証明書」の発行のお願い。
警察署に行って証明書を発行してもらわないといけないんですよ。
「しなきゃいけないんだろうなあ(°_°;)」
ってことは知ってはいたんですけど・・・
クレジット会社の方に甘えてみました~。
「私、英語ダメなんです!!!」
「あ~ん(>_<")」やっぱり甘えてもダメ。

一難去ってまた一難?
「そうだ!」
去年のオーストリア旅行での、ウィーン警察のことを思い出そう。


■第29話《オーストリア旅行で予習済みです!》■

2008年12月1日~9日、10名程でザルツブルグ、グラーツ、ウィーンの
クリスマスを味わう素敵な旅行に行ってきました!
第3話《リヴァプールFCへの愛の始まり》で紹介したオペラ歌手の方に連れ
てって頂きました。
他のメンバーは彼女の歌の生徒さん達。といっても大学生からおばあちゃんまで
というバライティに富んだ年齢層。
彼女はオーストリアに留学経験もあるし、友人もいるし、もちろんドイツ語も
バッチリヾ(^^ゞ)

まさか、ここでの経験が役に立つなんて!
もし、こんなことが自分に起きていたら!!! そんな経験ばかりです。
「危機管理?」この経験があったからこその準備だったんですよ。

「経験その1」です。
オーストリアに向かう機内で隣の席のおばあちゃん。
初めてお会いした方で元気なおばあちゃんでした。
そのおばあちゃん、ザルツブルグではスキーを楽しみにしていました。
私はモーツァルトの生家とか、
サウンドオブミュージックの舞台になった草原を見学とか芸術を味わう組でした。

楽しい観光も終わり、ホテルに戻るとスキー組にアクシデント!
なんとw(`o`)w! 私の隣だったおばあちゃんがスキーで膝を骨折Y(>_<、)Y
ザルツブルグの病院で診察していただくと翌日手術だなんて!!!

おばあちゃん大丈夫かしら?
手術の費用ってどうするの? 健康保険は使えないよね。
言葉が通じない国で、入院や手術なんて・・・
帰国するときはどうするの?
御家族が現地に来る旅行費用は?
この旅行の初日のアクシデント!この先の旅行はどうなるんだろう・・・
不安をあげたらキリがない・・・(゜_゜;)

でも、ご安心をd(-_^)good!! 旅行保険に加入していたおばあちゃん。
早速、保険会社のパリ支店に連絡。
「まあ、素晴らしい~(^0^)!」通訳の方を紹介!!!
病室は特別室!!!(通訳の方が24時間一緒に過ごすからです)
無事に帰国が出来るまでに回復すると、英語の出来る看護婦さんが日本からお迎
え(日本の病院に無事に送ってくださるんですね)。

そして足の骨折ということで、
ビジネスクラスでゆったり日本へ帰国!!!
回復後のおばあちゃんのコメントは
「痛い思いしたけど、通訳の方が24時間付き添っててくれるし、心強くて結構
いい経験だったわあ」なんて!
やっぱり元気良すぎる~(*^o^)
お陰で私たちは旅行も予定通り楽しめました~。
現在、おばあちゃんはリハビリも終え、めでたしめでたし・・・(^_^)∠※PAN!
もちろん費用はすべて保険で賄われてますよ。

保険会社への連絡、手続き、そして旅行保険のサービス内容をこんなに近くて見
ることができたんです。
改めて「旅行保険の大切さと対応の親切さも知ることが出来たかな・・・」って
感じた貴重な経験でした。

「経験その2」です。
ウィーンで自由行動の日です。
ホテルで朝食の時、同席したご夫婦。御主人が彼女の生徒さんです。
ご夫婦のその日の自由行動は、ウィーンで暮らしてる御主人の友人の案内で街を
観光する予定。
奥様が何も計画を立ててない私を誘ってくださったんです。
連れてって頂く旅なんて、他人任せが多くなっちゃいますね(^人^)
な~んにも考えてなかった私ですから喜んでお伴させていただくことに。

さあ、大聖堂や宮殿、美味しいお食事やカフェ(´▽`)/
そして一番賑やかな市庁舎前のクリスマス市。私にはありがたすぎる市内観光。
クリスマス市を楽しんで市電に乗って、オペラ座辺りでぶらぶらしていた時です。
奥様が御自分のバッグの口が開いてるのに気付きました(/_<。)!

もうお分かりですよね。
12月です! クリスマス市です!
その上混み合う夕方と言ったら、まさにスリの季節です!
バッグの中をかき回して財布をさがす奥様。
「ありませ~ん(/_-。)」
「落ち着いて、奥様!」
「現金以外にすられたものは・・・?」
「クレジットカード、それに健康保険証も・・・」
健康保険証? 奥様・・・海外で健康保険証は使えないんですけど・・・(;^_^A

こういう時何故か落ち着いてる私。
「クレジット会社に連絡しましょ!」
「カード番号が分からない・・・」って奥様。
「御主人と家族会員なら御主人のカード番号を伝えましょ!」
「この近くにクレジット会社のウィーン支店がありますよ」って頼もしいウィー
ン在住の御主人の御友人。
もう夕方5時近く!
「じゃあカード会社の支店に行っちゃいましょ!」
ってことで、クレジット会社の支店へ直行。

さすがに首都・ウィーンだったから支店がありました。今回もロンドンなら支店
があったんですけど。
支店に到着すると日本人の女性スタッフが笑顔で対応してくれました。
日本語での対応は「ホッ(*^。^*)!」とする瞬間ですね。
状況説明をして、カードはその場でストップしていただいて、
他社のクレジットカードをストップさせるためのお電話まで拝借。

「これでお終い」って安心したのもつかの間、
「警察に盗難届を出して証明書を発行してもらってください!」って言われまし
た<(゜。゜)
警察署は支店から5分位の場所。
地図を書いて頂き、警察署で発行していただくものをメモφ(゜_゜)
掏られた場所や品物も、メモにドイツ語で書いて頂いて4人で警察へ。
ウィーンだからドイツ語ですね。
幸いウィーンで暮らしてらっしゃる御友人がドイツ語で伝えてくださったので、
無事に警察署で証明書も発行していただくことが出来ました。

この手順や証明書の発行に必要な事項、第三者としてしっかり経験出来ちゃいま
した。
このご夫婦も現金以外には大きな被害もなく、今では旅の思い出の一つになっ
ちゃってます。

神様は予習させてくれたの・・・('◇')?
一人旅の前にこんなに経験させてくれるなんて!
お陰でこの後の証明書を発行していただくのに大変お役にたたせていただきまし
たよ。

ヨーロッパのクリスマスもステキな体験だったんですけど、
この2つの出来事は違った意味でとっても貴重な体験になりました(^0^*

「経験その2」を思い出しながら、さあ警察署へ行く準備をしましょ。
「落ち着いて、落ち着いて」こんな時の呪文です。
慌てるとアイデアは浮かんでこないよ。
今夜はアトレチコ戦。時間のロスだけは避けたいです。


■第30話《マージーサイドポリス!!!》■

ウィーン警察で必要だったことって何だったっけ?
「あっそうだ(^O^)v」旅行のための英会話の本を確認してみよう!!!
必ず、「すられた」「失くした」「忘れた」って場合の会話があるはず。
メモメモφ(.. )
伝えることは・・・「失くした」ロストだよね。
「証明書がほしい」って言わなくちゃ。
「これだ! アクシデントレポート!」
「クレジットカード番号」「失くした場所」「日時」
「あっ、そうだ!」
アルバートドックで栓抜きを買った時のレシートを持って行こう。
最後に使ったって言えば「場所」と「日時」は解決!
私の名前、TEL、アドレス、パスポート番号もメモメモ・・・
連絡用にここのホテルの住所やTELも必要だね。
次々メモメモφ(.. )
書き忘れは絶対ダメだよ!
「完成\(^^\)(/^^)/!」
これで英会話が出来なくても伝わるよね。あら、まだ15時前だよ。余裕じゃ
ん!

「あっ、警察署って何処だろう、、、」
ホテルのフロントに聞こうかなあ、、、でも、説明は聞き取れないし・・・
「そうだ!」スカウスハウスさんのホームページにあった!
トラヴェルガイドのインフォメーションに確か警察署の場所や住所があったは
ず!!!
あのページって印刷してきたよね。
ほらっ! こんな準備も役にたっちゃってる(^^)v
「あった~!」コーチステーションの近くなんだあ。
でも、どうやって行こう。
シティセンター辺りの地図からは、はみ出ちゃってるから場所が分からない
よ~(゜゜;)

「そうだ!」ホテルの前にはタクシーが待機してるんだ!
「タクシーかあ。。。」
「まだ乗ったことないなあ。。。」
ガイドブックには、「まず窓から行き先を告げて「OK」なら乗車する」って書い
てあったよ。
「やるしかないかあ・・・」
行き先のミスも許されない!
時間のロスなんて絶対ダメ(`´X)
「よし!」
警察署の住所が書かれた印刷物を持って、
メモももちろんバッグに入れて、
このままアンフィールドに直行出来るようにしとこう!!!

観戦ように着替えて、マッチマフラーも巻いて、チケットも忘れないように!
「さあ、準備は出来た!」
なんだか、警察署に行くのに自信が出てきちゃった私( ̄^ ̄)
この勢いで出発!!!

まず、タクシー!
窓を「コンコン」って叩くと開けてくれるんだよね。
ドライバーさんに印刷された警察署の名前と住所を見せて、
「ここへ行きたい!」って言ってみる。
これなら発音を間違えられるミスはないはず。
そして初めてのイギリスのタクシー。
何だかとっても広い車内にドキドキ(゜ο゜)
補助席が隠れてるなんて知らなかったしね。

警察署は近かったよ! すぐに到着。£5位だったかな。
チップにもう£1。
日本人にはチップの計算って面倒だよね。慣れてないもの。
だから£1コインを他の場所に分けてあるんだ。
いつでもすぐに渡せるようにね。
こうして用意してあると、気も楽ですよ~(*^-^*)ゞ

さあ、警察署だ。緊張の一瞬。中に入るとまたドア。
いきなり入れないように簡単なカギ?
奥に座ってた人が入り方を手振りで教えてくれてる。
扉が開いた・・・

目の前のカウンターに制服を着たきれいな女性のお巡りさん。
カウンターに進んで、お巡りさんにメモを見せる('◇';ゞ
「クレジットカードを失くした」「アクシデントレポートがほしい」って言って
みる。
そして忘れちゃダメだよ! 「英語が苦手です」って言わないと・・・
お巡りさんはうなずいて、私のメモを見てる。
そこで、次にクレジットカードを使って買い物した最後のレシートも見せる。
ニコニコと頷きながら、すぐに用紙を取り出して記入を始めてくれまし
た_ρ(^^ )/

「フーッ! うまくいったみたいV(^0^)!!!」
すらすらと私のメモやレシートを見ながら記入してくれてる。
途中、英語で質問をしてくることもない。
私のメモで足りたみたいだ~。
やっぱりウィーンでの経験が生きてたね。

15分程で無事に証明書を手渡されたよ。
用紙をみると「LOST PROPERTY」って書いてある。
「Merseyside Police」だって\(^O^)/!!!
「マージーサイド・ポリス」って書かれてるのみたら何だかとっても嬉しくなっ
ちゃいました。
「すごーく素敵な思い出とお土産が出来ちゃった」って感じ!

実は、カードが不正に使われなければ、この証明書を提出する必要がないんです。
私の手元で保管しておけばいいんですよ。

時間はまだ16時前だし、カードはストップされてるしから、実害はなかったし~。
そして、「マージーサイド・ポリス」の証明書なんて頂けちゃって、
「宝物になっちゃいそうo(^^o) (o^^)o!!!」
だから私って「めちゃくちゃ前向きだよね~」って言われちゃうんだなあ。
反省も少しはしないと・・・(;´д`)

本当はちょっぴり不安だったから、
今朝、ティケットを届けてくれた方の優しいお言葉、
「何かあったら遠慮しないで連絡してくださいo(^-^ )」
失くしたことがわかった時から、こうして解決する間に、
幾度となく思い出しては「甘えちゃおうか・・・」って思いましたよ。
でも、その度に
「自分でしなきゃ!」
って、甘えたい思いを振り払っていたんです。

さあ、これでクレジットカードの処理も終了! いざアンフィールドへ!
…で、どうやって行くの? ここはどこ(・・ )?

(つづく)

 ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo382.html ≫


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▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          ~ Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson ~

 ― 第154号 /
     Liverpool Art Prize - SCCC@Rockscape - Ye Cracke ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish154_photo.html ≫

こんにちは。
4月前半は2年半ぶりの日本帰国で、ご無沙汰していました。
久しぶりに家族、親戚、友人と会い、桜、筍、タラの芽など春を目で舌で楽しみ、
アートフェアや展覧会、ライブを鑑賞し、バタバタしているうちに、ばっちり風
邪を引いてリヴァプールに戻ってきました。

今回は、ちょうどKLMがリヴァプール・ジョン・レノン空港から就航になったの
で、早速利用しましたが、旅が本当に楽になりました!
早めに予約をすればリーズナブルな値段のフライトがある時期もありますので、
是非是非チェックしてみてください。

KLMオランダ航空: http://www.klm.com/travel/jp_ja/index_default.html

♪ ♪ ♪

今週は、まずはサクッと《Liverpool Art Prize》の続報から。
4月22日(水)に授賞式を行いました。
当日の夕方に、審査員として昨年の受賞者のImogen StidworthyとSingh Twins、
BBC Radio MerseysideのClaire Hamiltonとスポンサーからの代表者が集まり、
ディスカッションの末、大賞Overall Prizeが決まりました。
来客者からの投票によるPeople's Choice Prize も集計が済み準備万端です。
今年は、1000を超える票が集まり、一般からの関心の高さが伺われました。

授賞式の会場は昨年より少しグレードアップして、センター内のWake Theatre
を借り切っての開催。
気になる結果は。。。

People's Choice(£1,000)は、インスタレーション・アーティストの
Elizabeth Willowに。
大賞(賞金£2,000)は、ビデオ・インスタレーションのAL & ALに決定。

あまりにもシャイなElizabethは、これまでラジオのインタビュー依頼があって
も拒否するほどでしたが、この日ばかりは頑張ってくれて、マイクに向かって短
いですが、言葉を選んで静かに、喜びと感謝の念を述べてくれました。

対照的にAL&ALは、スタンドアップ・コメディーかのようなユーモアたっぷり
なスピーチを長々と披露。
彼らが受賞したにもかかわらず、彼ら自身以上に、主催をした私達Art in
Liverpoolへの祝辞と化していて、嬉しいやら照れくさいやら。

授賞式当日は、BBC Radio Merseysideからの中継が入り、翌日のDaily Postに
は、AL & ALのインタビューが掲載されました。

今年も、去年と同様に素晴らしいアーティストに恵まれて、質の高い展覧会を開
催することができました。
来年のラインアップはいかに??

Liverpool Art Prize展覧会は、5月4日(月)まで続きます。
<Liverpool Art Prize 2009>
 会場:Novas CUC (Contemporary Urban Centre) 3F Aghafar Gallery 
 住所:41-51 Greenland Street, Liverpool L1 0BS
 電話:0151 706 6900
 オープン:水~土 11.00~18.00、日曜日 11.00~16.00
   (月曜・火曜閉館。ただし、5月4日月曜日はオープン)
 ホームページ: http://www.liverpoolartprize.com 

♪ ♪ ♪

4月25日(土)、昨年のリヴァプール・バイエニアルのために日本のアトリエ・
ワンが設計した野外シアターが再オープンしました。
この日は、The Seal Cub Clubbing Club(以下SCCCと略します)という舌を噛
みそうな名前の5ピース・バンドのニュー・アルバム発表を引っ提げてのプロ
モーション・ギグ。

メンバーは自他共に認める本の虫で、曲のインスピレーションは読書からきてい
るそう。ステージ上にも何冊か転がっていて、ライブの合間や曲のイントロでも
一冊拾い上げて、ボソボソと朗読をしていました。
また、このイベントは、The Reader Organisationとタイアップをして、脚本家・
小説家のFrank Cotterell Boyce、ホラー作家のRamsey Campbell、短編小説作
家Zoe Lambertなどの作家を招いた朗読も行われ、このイベントは、バンドのア
ルバムのプロモーションのみならず、来た人々に読書や創作の楽しみにも親し
んでもらおうという趣旨も含まれています。

SCCCは、マージー川向こう岸のウィラルはウェスト・カービー出身で、結成から
わずか数年の間に、The Fall、British Sea Power、Field Music、Black Wire、
Idiot Pilotなどのサポーティング・アクトをこなし、昨年はグラストンベリー・
フェスティヴァルにも出演しています。

サウンドはRadioheadのようなポストロック色が強いかと思いきや、時には
Talking Headsを彷彿させるような神経質でシュールなひねくれ具合が炸裂して
います。
いわゆるマージービートなサウンドとはまた異なるタイプのバンドで、どこへ飛
んでいくか未知数なバンドだけに、今後が楽しみです。

新しいアルバム 'Super Science Fiction'は、ロンドンのレーベル<jack to
phono records>から5月4日発売予定。5月20日には<Liverpool Sound City>
の一環で、リヴァプール大学Victoria BuildingのLeggate Autopsy Theatreに
て、Clinicとともにライブを行う予定です。

SCCCマイスペース:www.myspace.com/thesealcubclubbingclub

♪ ♪ ♪

久々に今週のYe Cracke。
ここ10日ほど、からっと晴れた初夏のような陽気に恵まれました。
先週末、Ye Crackeのガーデンで新聞でも読みながら一杯飲もうか、と思いたっ
て行ってみると、友人たちがたまたまいて、サンデー・ローストを注文していた
ので、ついつい私達も便乗してしまいました。
悪天候の多いイギリスで屋外でこうやって食事をすることは最高な贅沢です。

友人のうちのひとりはCracke in the Summerという名前のエールを飲んでいま
した。味見をさせてもらったら、サマーエールらしく爽やかで、コクがあり美味
しかったので、次回はパイントでお願いしてみようと思います。

ガーデンは、相変わらず素朴ですが、新緑と花で生命力に溢れていて、頭上の枝
からは、ブラックバードのかわいらしい声がきこえました。今年こそは夏らしい
夏が長続きしてほしいものです。

それではまた次回。

ミナコ・ジャクソン♪

≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish154_photo.html ≫


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** Beatle Week 09:ツアー参加者募集中! ******

毎年恒例、International Beatle Week鑑賞パッケージ「スカウスハウス・ツ
アー2009」の詳細をウェブサイトにアップしました。
今年も日本代表のビートルズ・バンドをエントリーし、おなじみのオプショナ
ル・ツアーもご用意。例年以上に盛りだくさんの内容になっています。
この夏、ぜひぜひリヴァプールでお会いしましょう!
http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2009.html


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リヴァプールでのフットボール観戦をご希望の方は、ぜひお任せください!
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium.htm


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スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学
スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間
を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ
フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後
のサポートについても安心してお任せください。
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リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。
ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

今週も、特派員ミナコさんから素晴らしい写真が届いています。
ウェブサイトの「NLW ゴールドフィッシュだより」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish154_photo.html


*** 今週のフォト・アルバム ******

今週の「NLW フォト・アルバム」ページには、Anneさんに提供していただいた
「リヴァプールへ行きたい人! 集まれ!!!」の写真と、スー・ミルバーンさ
ん撮影の「LFC vs Chelsea」の写真を掲載しています。ぜひご覧ください!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo382.html 


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