September 14 2010, No.430
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」 <No.182>
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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リヴァプールから帰ってきて10日ほど経ちました。
すっかり元どおりの、家事と育児と仕事にバタバタと追われる毎日に戻ってし
まって、あのBeatle Weekのスリルと興奮と歓喜の日々が、なんだか遠い昔のよ
うに思えます。

そんななか、ツアーに参加していただいた方や、フェスティヴァルに出場したバ
ンドのみなさんからメッセージがちょくちょく届いて、そのたびに幸せな気持ち
になります。

「夢のような体験でした。今でも夢のようです」
「一生の思い出になりました」
「素敵な出会いがたくさんありました」
「人生で最大級の経験になりました」
「来年の旅行のための積み立てを始めました!」

なんていう言葉をいただいて、「ほんとうによかったなあ」とあらためてホッと
したり、「よおし、来年もがんばろう」とちょっと気の早いガッツポーズを作っ
たりしています。

来年の<International Beatle Week>フェスティヴァルは、8月24日(水)〜8
月30日(火)に行われます。
スカウス・ハウスでは、例年どおり鑑賞パッケージを企画しますし、ビートル
ズ・バンドのエントリーもします。

鑑賞パッケージの募集はまだまだ先になりますが、出場バンドの募集は今月末ご
ろにスタートすることになりそうです。
詳細が決まり次第、ウェブサイトで告知しますので、エントリーをお考えのバン
ドのみなさん、今しばらくお待ちくださいね。

今週の「ゴールドフィッシュだより」では、僕がじっくり観ることのできなかっ
た<Mathew Street Festival>(Beatle Weekとの連動企画で同時開催)の模様を、
ミナコさんが伝えてくれています。写真もぜひご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish182_photo.html

今週の「NLWフォト・アルバム」ページでは、僕が写した<Mathew Street
Festival>を掲載しています。クォリティがミナコさんの写真とはまったく比べ
物にならなくてちょっと冷や汗ものなんですが…よろしければご覧ください。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo430.html

                          ― Kaz(14/09/2010)


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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

 ― 第182号 / Mathew Street Festival〜Beatle Week
                 & A half-day trip to Hilbre Island ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish182_photo.html ≫

こんにちは。
7月後半から8月中旬にかけて連日20℃を軽く割る肌寒くグズついた天候が続い
ていたのですが、8月の下旬には青空に恵まれました。
今年のマシュー・ストリート・フェスティバルおよびビートル・ウィークも、
「ひょっとして大雨にやられるのでは」との心配から一転、賑やかでハッピーな
夏のイベントとして大盛況に終わりました。

18回目を迎えたマシュー・ストリート・フェスティバルは、勢いを失うことなく、
新たなステージやフリンジ、そしてさらにバラエティーに富んだアクトを用意し
て、発表によると観客動員数も32万人を記録しました。

今年も世界各国から様々なトリビュートバンドが集結するとともに、地元の
ミュージシャンも負けじと技を披露しました。

メインステージであるTunnel Stageでは、生粋のスカウサーであるMike Nearyが、
たくさんのオーディエンスを前にElvis Costelloのトリビュート・パフォーマン
スを見せました。
さすがミュージシャン兼舞台俳優もこなしているだけあって、ちょっとした仕草
がとってもよく似ていて脱帽でした。

通常トリビュートバンドは、ビートルズや70年代から90年代のビッグネームが多
いのですが、今年はちょっと違った切り口のジャンルでのステージが構成されて
いました。
なかでもSuperlambanana Stageでは、今年の秋にリヴァプールで開催されるMOBO
アワードにちなんだラインアップで、モータウンからプリンス、そしてBlack
Eyes Peasのトリビュートバンドが登場し、このときにはティーンエイジャーが
もみくちゃになりながら大合唱して盛り上がっていました。

トリビュートバンド以外では、Williamson Squareに設置されたNew Band Stage
では、地元の新しいバンドが紹介されました。
私が観にいったときは、The Rialto Burnsがニューウェーブを彷彿させる音を披
露していました。

一方ベテランのオリジナルアクトでは、Bay City RollersのEric Faulknersが
Exchange Street Stageに登場しました。

ステージは市内中心地各所に点在していましたが、ステージとステージのあいだ
の通りも人でいっぱいで、ただただ音楽と太陽を楽しんでいる満足そうな表情が
あちこちでみられて、素晴らしい雰囲気でした。

今年のビートル・ウィークには、The Beatribes、The BlueMargarets、The
Chelsea がエントリー。それぞれ異なる持ち味をもった3バンドで、今年もリ
ヴァプールのクラウドを唸らせたことは間違いありません。
残念ながらBeatribesの演奏は見られませんでしたが、はっぴ姿でキャヴァーン
のステージを踏んだ初々しいChelsea、ますます実力と貫禄をつけてカムバック
したBlue Margaretsが素晴らしいステージを披露していました。

日本人のビートルズバンドの評判は非常に高く、私の周りの人達でも熱狂的な
ビートルマニアな人もそうでない人も、バンド名ごと覚えていました。
人々の記憶に残るパフォーマンス力やキャラクター性がものを言っているんです
ね。またのリヴァプールでの出演を楽しみにしています。

彼らの活躍ぶりや舞台裏のエピソードは、カズさんの「利物浦日記」でいずれ詳
しく明かされますので、ご期待ください!

Mathew Street Festival: http://www.mathewstreetfestival.org/
International Beatle Week: http://beatlesfestival.co.uk/

♪ ♪ ♪

今年の夏の締めくくりに、リヴァプールのシティーセンターからちょっと離れて、
半日ほどハイキングに出かけました。
6月のゴールドフィッシュだよりでご紹介したばかりのウェスト・カービーです
が、前回のマリーンレイクでは飽き足らず、もっと本格的な自然を楽しもうと、
今回は自然保護区に指定されているヒルブリー・アイランドに行ってきました。

ウェスト・カービー沖には、リトル・アイ(Little Eye)、リトル・ヒルブリー
(Little Hilbre)、ヒルブリー・アイランド(Hilbre Island)の3つの小さな島が
浮かんでいます。
干潮時になると、それまで海で分断されていた島は岸から陸続きとなり、なんと
歩いて渡れてしまうのです。

ウェスト・カービーの岸からリトル・アイまでは、砂地が続いているのですが、
思いのほか地面が湿っていたため、とても歩きやすいルートでした。
私達のほかにも、家族連れや犬の散歩をする人たちなどが歩いていました。

リトル・アイは、まるで草の生えた小高い丘のようで、丘を越えると島の周囲に
はのっぺりとした赤砂岩が広がっています。海底を歩いているんだな、と思いな
がら歩くと不思議な感じです。

カモメが水溜りで水浴びをする様子を見ながら、さらに砂地を進んでいくと、リ
トル・ヒルブリーに到着します。こちらは入り組んだ地形をしていて、砂岩層が
見事な模様を作り出しており、また洞穴もありました。
青々と茂る草地の丘を登っていくと、険しい断崖も見られ、劇的な風景を目の当
たりにしながら、もうヒルブリーまでいかなくても十分ここで楽しめるんじゃな
いかなどと思ったりもしました。

しかし、その先のヒルブリー・アイランドは、やっぱり凄かったです。
ダイナミックに隆起した砂岩、ハイキングルートから望めるキラキラとした河口、
そして何といっても見逃せないのが、アザラシ。
この島近辺には、推定200頭もの野生のハイイロアザラシが生息しているといわ
れています。
近寄ってみることはできませんが、ボランティアの方々が用意した望遠鏡越しに、
対岸の砂地に日向ぼっこをしているアザラシの大群が見られます。

さらに島の先端まで歩いていくと、苔が生えていて地面がツルツルしていて足元
を気をつけなければいけませんが、そこからの眺めがまた素晴らしかったです。
アザラシが砂地を離れてスイスイ泳いで、愛嬌たっぷりに頭を覗かせる様子も頻
繁に見られ、感激しました。
またここは野鳥の宝庫でもあり、バードウォッチャーにも人気のスポットとなっ
ています。双眼鏡を持参して是非足を伸ばしてみてください。

 <ヒルブリー・アイランド(Hilbre Island)>
  アクセス:リヴァプールのシティーセンター各駅からWirral LineでWest
       Kirby Station下車。
       プロムナードのDee Lane Slipwayからヒルブリー・アイランドま
       では片道約2マイルですので、所要時間は早足で45分、ゆっくり
       見ながら歩いて一時間が目安です。
  注意:潮の満ち引きは毎日異なります。潮汐表を確認の上お出かけください。

Friends of Hilbre: http://www.deeestuary.co.uk/hilbre/
Visit Wirral: http://www.visitwirral.com/site/coast-and-countryside/coast/hilbre-island

♪ ♪ ♪

【今週の告知】
芸術の秋到来で、イベントも目白押しです。
今年もLiverpool Biennial(リヴァプール・バイエニアル)が9月18日から11月
28日まで開催されます。
今年のテーマは《Touched》。
「触れる」あるいは「感動する」といった意味を含むこのキーワードがどのよう
に解釈され表現されるかが楽しみです。

メインの<International 10>、恒例の<John Moores Painting Prize>、
<Bloomberg New Contemporaries>に加え、今年は地元のアーティスト集団による
<The Cooperative>、空き店舗や公共スペースを乗っ取る<S.Q.U.A.T>、海外の都
市が参加する<City States>などの新しい部門が作られました。
また主に地元のアーティストによるフリンジ的イベント<Independents>も期間中
130もの展覧会を展開します。
Liverpool Biennial: http://www.biennial.com
Art in Liverpool: http://www.artinliverpool.com

9月には19日(日)に《Hope Street Feast》、26日(日)に《Bold Street
Festival》がそれぞれ開催されます。

それではまた次回!

ミナコ・ジャクソン♪


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▽スカウスハウス・ニュース
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*** 業務再開のお知らせ ******

<インターナショナル・ビートル・ウィーク>フェスティヴァルのため、9月5日
(日)までお休みさせていただきました。
9月6日(月)より通常業務を再開しています。お休み期間中にいただいたお問
い合わせ等には、順次お返事をさせていただきます。
もしも8日(水)まで待っても返事が届かない場合は、お手数ですが再度ご連絡
いただきますよう、お願いいたします。

<インターナショナル・ビートル・ウィーク>は、今年もたいへんな盛況でした。
鑑賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー」にご参加くださったみなさん、あり
がとうございました。そして出場バンド「The Beatribes, The BlueMargarets,
The Chelsea」のみなさん、本当にお疲れさまでした。日本代表に相応しい、素
晴らしいパフォーマンスでした!


*** スタジアムへ行こう! ******

リヴァプールでのフットボール観戦をご希望の方は、ぜひお任せください!
フットボール・ファンのためのプライヴェート・ツアーもご用意しています。 
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium2010-11.html 


*** 新ガイドツアー「ロンドン特別編」スタート ******

好評のビートルズ・ツアーに加えて、ロンドンでのウォークツアーを2コース、
新しくスタートさせました。シャーロック・ホームズゆかりのスポットを案内す
る「ホームズ・ツアー」と、ちょっと怖い「ロンドン・パブ・ツアー」です。
ディープなロンドン体験をぜひ!
http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html 


*** リヴァプール語学留学 ******

スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学
スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間
を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ
フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後
のサポートについても安心してお任せください。
http://scousehouse.net/study/index3.htm 


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm 
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm 


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト
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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

ミナコさん撮影による素敵な写真をたくさんたくさん掲載しています。ぜひご覧
ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish182_photo.html


*** 今週のフォト・アルバム ******

今年の<マシュー・ストリート・フェスティヴァル>の写真を掲載しています。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo430.html 


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