January 18 2011, No.445
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「日々の暮らしが変わる旅もある!」1
 ▽「利物浦日記2010」2
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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今週から、旅行記の連載「日々の暮らしが変わる旅もある!」がスタートします。
書いてくださるのは、このNLWでおなじみのAnneさん。3回目の連載となりま
す。

昨年のゴールデン・ウィークに行かれた、アンフィールドでのフットボール観戦
&オランダ・アムステルダムの旅の記録です。
僕の手元にはすでに最後まで完成した原稿が届いているのですが、今回もまた
Anneさんらしさ満載で、楽しさとスリルのあるワン&オンリーな旅になっていま
す。これからしばらくの間、Anneさんの旅にお付き合いください。

ご存じのかたもいらっしゃると思いますが、Anneさんは去年の夏に、「猫と旅の
アルバム」というブログを開設されました。

タイトルのとおり、旅のお話と、ネコの圭佑くんの日常が紹介されているのです
が、この圭佑くんの写真がとにかく素敵なんです。信じられないくらいにカワイ
イです。添えられた文章も可笑しくて、いつも笑ってしまいます。こんなに和ま
せてくれるブログもなかなかないんじゃないかと思います。
ネコ好きのかたはもちろん、リヴァプールの街やLFCがお好きな方は、ぜひ訪れ
てみてくださいね。
 http://blog.goo.ne.jp/eikor18mu

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                          ― Kaz(18/01/2011)


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▼寄稿:「日々の暮らしが変わる旅もある!」(1)
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「日々の暮らしが変わる旅もある!」 / Anne

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo445.html ≫ 

■第1話《こんなに早く航空券の手配!》■

2009年11月。アロンソに会いにバルセロナへ旅立ったのもつい先日。
戻ったらすぐに次回の観戦旅行の準備がはじまりました!
リヴァプールvsチェルシー戦です。

「えっ(=∵=)!だってその対戦は2010年5月1日じゃないの?」
「そうなんですよ〜!」
その試合、日本ではゴールデンウィーク。
「格安航空券どころか航空券が手に入らなかったら・・・(-'-;)」
ピーク時の航空券やホテルの予約って経験もないし!
それに英語が出来ない私には「複雑な経路で目的地へ移動」なんて考えられな
い( -.-)( _ _)

そこで旅慣れた方に聞いてみました。
教えて頂いたのは「2009年内に航空券を押さえること!」
スペインから戻ってきたらもう12月。
早速KLMオランダ航空のサイトをチェックです。

サイトで具体的に日付を入力してみて驚きです。
「w(゜o゜)w おお-!」
2010年のゴールデンウィークは4月29日木曜日から始まっています。
4月29日を入れてみると
「高〜い(@_@;)」
前日の28日と中日30日では雲泥の差!!!

試合は5月1日土曜日だから、シーズン後半は日程の変更も考えてリヴァプール
に5/1〜3は滞在するようにと、サポーターズクラブの方からも指示がありまし
た。

そうなんです(。^_^。)
今回は、私の予定とLFCサポーターズクラブの観戦ツアーが偶然同じカードだっ
たので、アンフィールドの試合をご一緒させて頂くことにしたのです。

「う〜ん(_ _,)/ 28日出発か30日出発か・・・」
結局、格安航空券はキャンセル料が高いので、仕事の影響が少ない安全日を優先。
その結果、4月30日金曜日出発に決めました(^-^)/
長い連休を前に28日の平日もお休み出来るか不安だったのです。
何だか試合の前日でギリギリだけど、試合は土曜日の昼過ぎキックオフだから大
丈夫だよね(^v^")/


■第2話《ずっと気になってたあのことも実現?》■

4月30日に出発して5月1日〜3日はリヴァプールに滞在。
ゴールデンウィークは9日日曜日までお休みする予定。
「4日からはどうしよう・・・」

実は実現させたいことが2つあったんです(*^-^*)

一つ目はKLMオランダ航空を利用でスキポール空港経由。リヴァプールにある
ジョンレノン空港を目指すこと。
成田から出発する航空会社でジョンレノン空港に行けるのはKLMだけ。
それも2009年4月から就航が始まったばかりですよ( ^^)σ

前回の旅ではまだ就航されてなかったから、ロンドンからリヴァプールへの移動
で苦労したお話、思い出していただけましたか?
その過程でコーチなんて言う長距離バスも経験しちゃいましたけれど(^-^)

KLMを利用すると、昼に成田を出発して、その日の夜にはもうリヴァプール!
それにスキポール空港は「とても利用し易い空港」として、毎年空港ランキング
で高い評価を受けてるらしいね(「^^)
空港内にはカジノや国立美術館もあったり(゜゜)

これまでの旅で空港をチェックしているうちに、気がつくと憧れの空港になって
ました(*^_^*)


■第3話《もうひとつ実現させたい場所》■

そして春でなければ実現出来ない場所があるんです。
それはオランダにあるキューケンコフ公園。
「ピンときましたかσ(^_^)?」
「そうです!」
みなさん必ず何かで目にしたことがあると思います。
一面にチューリップが咲いている有名な公園ですね。
この公園がオープンしているのは「3月中旬から5月中旬までの2ヶ月間」だけ。
別の時期にオランダへ旅をしても決して訪ねることが出来ない公園です。

以前、友人がイングランドで暮らしていた時に訪ねたこの公園の写真を見せて
くれました。
一面に咲く見事なチューリップには驚き<(゜。゜) 
1年の内で2ヶ月間しか見ることの出来ないチューリップの公園。
友人はヨーロッパで暮らしていた頃訪ねた観光地で一番印象深かった場所だと
お話してくれてたんですよ!

春の2ヶ月だけの開園だったら
「今だ\(`O´/!」
ここは決心の時です!
5月4日以降はオランダに決まり。
アヤックスのスタジアム「アムステルダムアレナ」も見たい。
ビール好きの私には、ハイネケン・ビールのミュージアム「ハイネケンエクスペ
リエンス」だって興味ありあり(*^¬^*)

そうと決まったら早く航空券を取らなきゃ( ̄^ ̄)
でもゴールデンウィークの旅は予算オーバーになりそう・・・★(#’3’)痛っ!

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo445.html ≫ 


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▽「利物浦日記2010」2
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「利物浦日記2010」2 / Kaz

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo445.html ≫

【8月26日(木)】

相変わらずどんよりと曇っていて肌寒い。
今日からいよいよ、スカウスハウスの<ビートル・ウィーク>がスタートする。

午前10時、フェスティヴァルのメイン会場<ブリタニア・アデルフィ・ホテル>
へ。
ラウンジに特設されるインフォメーション・デスクは、今日この時間にオープン
なのだ。フェスティヴァルのパッケージの受け取り場所はここだけなので、予約
をしている人は、みんなここに来なければならない。

ラウンジにはすでに10数人のビートルズ・ファンというかビートルウィーク・
ファンが到着していた。主催者<キャヴァーン・シティ・ツアーズ>のスタッフで
あるレイさんやイアン、ヴィッキーに挨拶して、僕も列に並んだ。

ぼんやり待っていると、後ろに並んでいたおじさんに声を掛けられた。人懐こい
笑顔。Tシャツに半パン(寒いだろー!)。はて、どこかで見たような…。
「やあ、君は去年アスプレイズやブルーマーガレッツを連れてきてたよね。おれ、
たくさん通ったよ。ハリーの友達。ゴードンって言うんだ」
ハリーというのはブルーマーガレッツのお友達で、去年のツアーに来てくれた日
本人。カッコイイけどひょうきんな男性だ。
「ああ、ゴードンさん、思いだしたよ。いっぱい写真に写ってたから」
「今年もバンド連れて来た?」
「うん、ブルーマーガレッツは今年も来るよ。そのほかに2つ」
「3つも!? どんなバンドなんだい?」
…とかなんとか、そんな話を延々。ゴードンさんはリヴァプールに住んでいて、
毎年、日本からやって来るビートルズ・バンドを観るのを楽しみにしているんだ
そうだ。過去のバンドもよく知っていて、「リッキーは素晴らしかった」と言っ
ていた。リッキー廣田さん。2006年だ。懐かしいなあ。たしかに最高に素晴ら
しかった。

僕の順番になった。
僕の顔を見たヴィッキーが、後ろのストックから大きなボックスを出してきた。
黒のマジックインキで僕の名前がでっかく書いてある。
「ハイ、カズ。あなたのはこれ。はいどうぞ」
「これ?」
「スカウスハウスとバンドのぶん、この中にぜんぶ入ってるから」
「あ、そう。オッケー、どうもありがとう!」
「どういたしまして」

すごい! たったの30秒で終わってしまった!
毎年、この受け取りには10分か15分くらいかかっていたのに…。
しかし待てよ、である。
いつも時間がかかっていたのは、必要なものが揃っていなかったり、間違って
入っていたりしたからだ。箱に入っているからといって、今年はミスがないとい
う保証はない。まったくない。

ラウンジのソファに座って、中身をチェックすることにした。
箱の封を開けて、ひとつひとつ取り出してみる。
案の定、いろいろなものが足りない。やれやれ。

デスクへの列はさっきよりも伸びて、もう20人は軽く超えている。
他の人には悪いけれど、また並ぶのはうんざりだし、並び直す理由もないので、
そのままデスクへ行った。タイミングを見てイアンに声をかける。
「イアン、これチェックしたけど、フィルモニックのチケットが入ってないよ。
あとバンドのパッケージがまーるまる抜けてる」
「すまんカズ! バンドのは別に置いてたんだった! …えーとこれこれ、はい。
それとえーと、フィルモニックか、何枚だっけ? …オーケー、これでいいか
な? ほかには?」
「うん、これでいいよ。ありがとう!」
「また何かあったら遠慮なく言ってくれ」
「もちろん。イアン、君が無事に生きてたらね」
「まったくだぜ。君もグッドラック!」

今日から3日間、イアンたちにとっては修羅場が続くことになる。連日、何百人
ものクライアントを捌かなくてはならないのだ。ほとんどのクライアントはお馴
染みでフレンドリーだが、やはりミスやアクシデントはつきもので、シリアスな
クレームも大量に押し寄せる。その大波小波をかき分けて、なんとか溺れずに無
事に向こう岸まで泳ぎきってほしい。グッドラック!

パッケージを無事に受け取ったあとは、僕の今日からの宿となる<マリオット・
リヴァプール・シティ・センター>にチェックイン。10年くらいこのツアーを
やっているけれど、いつも学生寮を利用していた。ちゃんとしたホテルに泊まる
のは今回が初めて。しかも4ッ星である。部屋のあまりの豪華さに少したじろい
でしまった。

昨日リヴァプール入りしたお客さんOさんと落ち合って、Oさんの宿となる学生
寮<アポロ・コート>へ。
部屋へ案内し、ついでに共同で使えるランドリーを借りて、洗濯をさせてもらっ
た。学生寮にはランドリーがあるが、ホテルにはない。この点は、学生寮滞在の
大きなメリットである。

続いて、スーパーマーケット<テスコ>で白ワインを買って、バンドメンバー宿泊
用の学生寮<グレート・ニュートン・ホール>へ。今回スカウスハウスがエント
リーしたバンドでは、チェルシーがここに泊まることになっているのだ。
レセプションで全員分の予約を確認して、ワインを預ける。チェルシーへのウェ
ルカム・ドリンクだ。「あんた飲んじゃだめだよ」とレセプションのおっちゃん
に釘をさす。もちろん冗談で、そこにいるみんなが笑ってくれた。リヴァプール
ではこういうやりとりが気持ちいい。

お腹が空いたので、Oさんと一緒に<ヴィクトリア・ギャラリー&ミュージアム>
へ。
アストリッド・キルヒヘルさんの回顧展が今日からスタートしている。
ギャラリーのカフェ・レストランでパスタとケインズ・ラガーを注文。美味しく
食べて飲んだ。
ふと見ると、2つ向こうのテーブルになんとアストリッドさんが! 声を掛けよ
うかと思ったが、ギャラリーの責任者とミーティング中だったのでやめておいた。

午後3時。
Oさんと別れて、ひとりで街のスポーツ・ショップを回ってスニーカーを探した。
このツアーのためにスニーカーを新調して来たのだが、どうも足に馴染まず、
ちょっと普通に歩けないほどに痛いのだ。クッション抜群のナイキのエアマック
スなんだけどなあ…。長年スニーカーを履いているけど、こんなことって珍しい。

リヴァプールには驚くほどたくさんのスポーツ・ショップがあるので、すぐに代
わりのものが見つかるはず…と思っていたのだが、どのお店も似たり寄ったりで、
なかなかこれはというものがない。少々デザインがカッコ悪くても足さえ痛くな
ければいいや、と選択の基準を落としてみても、結果は同じだった。

結局、昨日と今日の2日間で3時間以上も費やしたというのに、スニーカー問題
は解決せず。
きっと僕の好みは、今のトレンドからはまったく外れているのだろう。ついて行
けてない、ということなのかな。足の形もノーマルじゃないみたいだし。すみま
せんね、ふん!
それにしても足が痛い…。

4時20分。
大阪から来るバンド、ビートライブス一行の出迎えのために、ライム・ストリー
ト駅横のスケルホーン・ストリートのバス停から、ジョン・レノン空港行きの
シャトル便に乗る。30分に1本出ていて、運賃は片道で£2.60だ。

空港には5時に到着。カー・パークには、バンドの移動用に手配していたミニ・
コーチが待機している。予定どおりだ。ドライヴァーに挨拶をして、到着ゲート
へ急ぐ。もう出てくる時間だ。
しかし待てど暮らせど誰ひとりとして姿を見せない。フライトは4時半にオンタ
イムで到着している。入国審査と荷物の受け取り時間を考えても、遅すぎる。
もしかしてオレ、日にち間違えた? …と心配になってきたころ、ジョン・レノ
ン役のゼインさんが出てきた。

「カズさ〜ん、サイアク〜!」
なんとも不吉な第一声だ。こっちも挨拶抜きでどうしたんですかと尋ねると、な
んとロスト・バゲージだった!
ギターが1本と、スーツケースが1つ。どちらもゼインさんのもので、スーツ
ケースにはステージ衣装も入っているそうだ。あれま。

まあ、あり得ないことではないし、航空会社にはロストバゲージの申請を済ませ
ているということだったので、僕はそれでオッケーだと思ったのだけど、ゼイン
さんの奥さまに、「カズさんからも早く戻って来るようになんとか言ってもらえ
ませんかあ?」と言われてしまった。ややオフェンシヴな口調である。
僕が何を言ったところでなんともなるわけないじゃないか、と思ったけど、それ
を口にする勇気はなかったので、いちおうKLMのカウンターに行ってみた。もう
みんな帰ってしまったようで誰もいない。ちょっとホッとした。

時間がない。ビートライブス組10名をミニ・コーチに案内した。
いきなりのアクシデントでみんな元気がない。あーあどうしよう、えらいことに
なったなあ、と暗い表情でつぶやきあっている。足取りは重いし、荷物を積み込
む動きも鈍い。
1時間近く待たされたドライヴァーは少しいらだっているし、僕もちょっと腹が
立ってきた。僕だって忙しいのだ。
「あのねえ、くよくよしてもしょうがないでしょ。とりあえずは無事に戻ってく
ると信じましょうよ。そのうえで、ギグに間に合わなかったらどうするかを考え
ときましょう。とにかく早く積み込んで!」

ビートライブスの最初のギグは、明日の午後2時。それまでに荷物が届けば問題
ないが、もし間に合わなくてもギグはできる。ゼインさんのギターはもう1本あ
るし、衣装が揃ってないことでお客さんや主催者に怒られたりはしない。だから
僕は何とかなると思っているのだけど、彼らとしてはやはり切実な問題で、真剣
に心配している。それだけこのフェスティヴァルに懸ける意気込みが大きいのだ。
軽い気持ちで「なんくるないさー」なんて励まそうとしても、かえって反感を買
うだけだから、黙って見守ることにした。
とにかく間に合うように戻って来てほしいし、そうなることを信じていよう。

6時にアデルフィ・ホテルに到着。ビートライブスとブルーマーガレッツはこの
ホテルが宿泊先となる。フェスティヴァルのメイン会場に泊まれるなんていいな
あ…って、僕が主催者に手配したんだけど。
ビートライブス一行のチェックインもそこそこに、僕はライム・ストリート駅に
急いだ。これから6時13分発の鉄道に乗って、マンチェスター空港にブルー
マーガレッツとチェルシーを迎えに行くのだ。

7時半にマンチェスター空港駅に到着。ターミナル3を目指して走っていると、
久保さんから電話が入った。無事に着いて、出迎えのコーチも分かったからみん
なで乗って待ってます、とのこと。さすが久保さん、慣れたものである。去年、
おととしとアスプレイズとして来ていて、今年で3年連続だから、僕の段取りは
すっかりお見通しなのだ。頼もしいなあ。

コーチに乗り込んでドライヴァーとバンド&ファミリーに挨拶をして、出発。
ターミナル3を出て、ターミナル2に寄ってスカウスハウスのお客さん2名(K
さん&Tさん)をピックアップして、リヴァプールへ向かう。

コーチの中では、いつものようにフェスティヴァルの注意事項や最新情報を伝え、
リストバンドを配った。ブルーマーガレッツ組は全員おなじみだし、KさんTさ
んはスカウスハウスのリピーターなので、チェルシー組だけが初対面ということ
になる。可愛らしい女性ばかりなので少し緊張してしまった…というのはウソで、
足の痛みと車酔いでそれどころじゃあなかった。ごめんね。

リヴァプールに入った。
グレート・ニュートン・ホール、アデルフィ、マリオットの順に停車し、それぞ
れの宿泊者を降ろし終わったのが8時50分。そして9時30分にアデルフィ・ホ
テルに集合して、みんなで夜の街へ繰り出す。
まずはチッピー<ロブスター・ポット>でテイクアウトご飯を立ち食い。そしてマ
シュー・ストリートへ。このパターンも毎年恒例になっているなあ。

<ホワイト・スター>パブで乾杯。ブルーマーガレッツもチェルシーも、そして
ビートライブスも、みんな楽しそうにビールを飲んでいる。おしゃべりが止まら
ない。さすがに女性が多いとにぎやかである。ビートライブスもすっかり元気に
なったようだ。よかったよかった。

さあ、いよいよ、これからだ。これから始まるのだ。
明日からハードな日々が続くけど、みんなでがんばろう!

(つづく)

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*** Beatle Week 2008 紹介ページ ******

ウェブサイトに、2008年の<ビートル・ウィーク/スカウスハウス・ツアー>の
紹介ページを作りました。今は2011年ですが…遅くなってすみません。
これを機に、メールマガジン連載作品のアーカイヴ化を進めて行きます。お楽し
みに!
http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2008.html


*** タンペレ・ビートルズ・ハプニング ******

2011年1月28&29日、フィンランド第2の都市タンペレで<Tampere Beatles
Happening>が開催されます。この大きなフェスティヴァルに、関東で活躍する女
性ビートルズ・バンドThe BlueMargaretsが出場します。スカウス・ハウスでは
この演奏ツアーをサポートするとともに、一緒に応援に行っていただける方を募
集しています。ご興味のあるかたは、info@scousehouse.net まで、どうぞお気
軽にお問い合わせください。


*** スタジアムへ行こう! ******

リヴァプールでのフットボール観戦をご希望の方は、ぜひお任せください!
フットボール・ファンのためのプライヴェート・ツアーもご用意しています。
詳細は、ウェブサイトの「スタジアムへ行こう!」ページをご覧ください。
http://scousehouse.net/football/stadium2010-11.html 


*** 新ガイドツアー「ロンドン特別編」スタート ******

好評のビートルズ・ツアーに加えて、ロンドンでのウォークツアーを2コース、
新しくスタートさせました。シャーロック・ホームズゆかりのスポットを案内す
る「ホームズ・ツアー」と、ちょっと怖い「ロンドン・パブ・ツアー」です。
ディープなロンドン体験をぜひ!
http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html 


*** リヴァプール語学留学 ******

スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学
スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間
を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ
フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後
のサポートについても安心してお任せください。
http://scousehouse.net/study/index3.htm 


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm 


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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*** 今週のフォト・アルバム ******

新連載「日々の暮らしが変わる旅もある!」と「利物浦日記2010」に関連した写
真を掲載しています。
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo445.html 


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□■ 第445号 ■□

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 ◇編集 山本 和雄
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