January 10 2012, No.489
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  リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World   
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         *** http://scousehouse.net/ ***        


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼「予定は未定!? 〜 スカウスハウス・ツアー2011同行記」(9)
 ▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」 <No.203>
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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新年最初のNLWです。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

年初なので、ミナコさんにお願いして、これから1年のリヴァプールではどんな
イヴェントがあるのかをまとめてもらいました。「ゴールドフィッシュだより」
で紹介しています。
予想通りといえば予想通りなのですが、今現在決まっているだけでも面白そうな
企画がたくさんあって、やっぱり今年もリヴァプールは元気だなあと、うれしく
なりました。読者のみなさん、ぜひリヴァプールを訪ねてみてくださいね。

全編が告知になってしまったために関連写真がなくて寂しいので、ミナコさんに
「なにか正月らしい写真ない?」とリクエストをしてみました。今朝のことです。
すると、朝焼けに輝くホープ・ストリートを撮影して送ってくれました。絵葉書
にでもできそうなくらいに素敵な写真です。さすがミナコさん! 
ゴールドフィッシュの写真ページをぜひご覧ください。

ちなみにですが、「早起きごくろうさま」とお礼を言ったら、「早起きといっても、
8時ですよー。ちなみに日の出は午前8時24分です」との返事が。緯度的には
北国ということをすっかり忘れてました…。

● ● ●

僕は来週の木曜日からフィンランドです。
《タンペレ・ビートルズ・ハプニング》にブルーマーガレッツと行ってきます。
去年に続いての参加なのですが、今年は彼女たち、大きなコンサートホールで演
奏することになっています。あの伝説のトニー・シェリダンさんともたぶん競演
することになりそうで、今から「うわ〜えらいこっちゃ、どうしよう〜」状態。
ほんとどうしよう…と、僕が冷や汗を流してもしょがないんですけど。

ブルーマーガレッツには、トニーさんに失礼のないように、頼むから機嫌を損ね
るようなことだけはしないように、とお願いをしました。
…というのはまるっきりのウソで、なんにも気にせず思いっきりパフォームして
目立ってハジけて大ウケしてほしいです。トニーさんが「すんません参りました」
と脱帽して、そのはげ頭をなでなでしてあげるくらいに。
みんな、がんばろうね。でもなでなではほんとうにやるなよ。

去年はタンペレのフェスティヴァルだけで帰国したのですが、今年は首都ヘルシ
ンキも観光することになりました。なんと6年に一度の大統領選挙の日だそうで
す。

えーとそれから、ヘルシンキのあとには、僕だけハンブルグにちょろっと寄って
きます。いちおう仕事のような仕事でないような、でも仕事になるといいなあ、
という旅です(なんのこっちゃ)。
初めてのハンブルグ、というか初めてのドイツ。どんな出会いがあるのか、今か
らとても楽しみです。

                          ― Kaz(10/01/2012)


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▼寄稿:「予定は未定!? 〜 スカウスハウス・ツアー2011同行記」(9)
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「予定は未定!? 〜 スカウスハウス・ツアー2011同行記」(9) / ちかこ

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo489.html ≫

■クローバー・ギグ5■

無事に楽器も届き、The Cloverさんがどうにかギグに間に合って一安心。
メンバーとカズさんがステージでセッティング中、カメラマンのKさんと楽屋に
いると一人の男性客が乱入してきました。どう見ても酔っ払ってます。
「イェーイ! 一緒に写真撮ろうぜ!」
と言われて、Kさんと、私と、それぞれ2ショットを撮りました。ところが私た
ちがバンドメンバーではなくメンバーの友人だと知ると、
「君達はバンドのメンバーじゃないの? 友達? そうなんだー」
と彼はちょっとテンションが下がり、楽屋を後にしていきました。今頃あの写真
は消去されているかも(笑)。

予定より10分遅れて、14時10分からThe Cloverさんのギグがスタートしまし
た。
タクシーを降りてからダッシュで走ってきたので息が上がっているのでは? と
心配していましたが、メンバーみんな声も出ています。やっぱり若いのね〜、と
感心。
カズさんと一緒に楽器を運んでくれたYさんは、客席からビデオ撮影、と引き続
き大活躍。カズさんはステージでビデオを撮っています。

ステージ前では、先ほど楽屋に乱入してきたお兄さんが激しく盛り上がっていま
す。子供を連れたお客さんも踊っています。みんな楽しそう。日曜日の午後でも
あり、フェスティヴァル真っ盛りなCavern Backです。

残念だったのは、演奏を途中で打ち切られてしまったこと。ラストの曲「Hey
Baby」に入ろうとしたところで、突然BGMを流されてしまったのです。時計を見
ると14時45分。確かに終了時刻です。1バンドの持ち時間は45分で、ギグの
スタートから35分しか経っていませんが、バンドの事情でスタートが遅れたの
ですから仕方ありません…。


■ギグの合間に■

この後は15時50分からアデルフィのDerby SuiteにてNow Hereさんのギグがあ
り、その30分前には会場に集合です。
カズさんと私はCavern Backを早々に後にし、「ビートルズ・コンベンション」
が行われているアデルフィへ向かいました。
Dealers’Roomでは広い部屋中でビートルズグッズが売られています。ゆっくり
見ている時間はありませんでしたが、お宝もいっぱいありそう!
Derby Suiteへ着くとスペインからのバンドが演奏中でした。私は観客の一人か
ら突然ばんばんと腕を叩かれびっくり! よくよくお顔を見ると先ほどまでの
「Mendips & 20 Forthlin Road Tour」に一緒に参加していたおじさんでした。
ステージを指して「アミーゴ、アミーゴ」と言っています。お友達のバンドだっ
たのですね。

15時50分頃、Now Hereさんのセッティングが始まったのを見届けて、後はカズ
さんにお任せして私はホテルの部屋に戻りました。17時30分からのThe
Beatribesさんのギグも同会場。こちらもカズさんにお任せです。

ホテルの近くのウイリアムソンスクエアにはマシューストリートフェスティヴァ
ルの野外ステージがあり、そちらも見に行ってみたかったのですが、とりあえず
休みたい〜! 
部屋に戻って、前日会えなかった友人に連絡をしてみました。残念なことに今日
も会えそうもありません。私は明後日早朝にはリヴァプールを発たなければなり
ません…滞在中に無事会えるのか不安になってきました。

カズさんに電話をして、今夜これからのギグも手伝えることを伝えると、カズさ
んはやっぱり嬉しそう。
夜は3バンドのギグが集中していて、時間が重なっているものもあります。この
日はお休みしていたえりさんにも急遽来てもらうことにして、打ち合わせのため
20時にHard Days Night Hotelのロビーに集合することにしました。

それまで3時間ほどフリーです。Walker Art Galleryで見たいエキシビション
があったので行ってみるとすでに5時過ぎていて閉館。それなら、とリヴァプー
ル滞在中には必ず訪れるリヴァプール大聖堂へ行くことにしました。
のんびり歩いて到着。中へ入って5メートルくらい進むと、みんな出口へ向かっ
てきます。その一番後ろには警備員さんが…6時で閉館とのことで、こちらも見
学することができませんでした。
あまり時間を気にせず思いつきで行動していた自分のせいですが、なんともタイ
ミングが悪いこと続きです。

そろそろどこかで落ち着いてビールを飲みたいなぁ。でもマシューストリート
フェスティヴァルの人出でどこへ行っても賑やかです。結局テスコでビールを
買ってホテルに戻り、部屋でテレビを見ながらまったりとビールを飲みました。
BBCニュースではBeatle Weekについても取り上げていて、一瞬ですがCavern
前でのNow Hereさんとカズさんの映像も流れました!


■ビートライブス・ギグ6■

20時前にホテルを出てHard Days Night Hotelへ向かいます。
マシューストリートフェスティヴァルのステージが終わったあとで、歩行者天国
になっている通りはゴミでいっぱいです。このゴミの量がすごい! 例えるなら、
街中がお花見で、花見客が飲み散らかしたごみがそのまま…と言うよりそれ以上
です! これを清掃車がかき集めて、翌朝にはもとどおりのきれいな街になるの
です。 
帰国してから見たテレビ番組で知ったのですが、日本では小学校から生徒が自分
達の教室の掃除をしますが、イギリスではそういう習慣がないそうです。番組に
出ていたイギリス人のゲスト曰く「誰が教室の掃除をしているのか知らない。多
分業者が入っているんだと思う」とのことでした。それを聞いた私は、あのゴミ
だらけの通りを思い出していたのでした。

時間通りにHard Days Night Hotelのロビーに着くと、えりさんは来ていました
がカズさんはまだのよう…やっぱり。
カズさんが揃うのを待って、今夜のギグの担当を決めます。カズさんは21時40
分からアデルフィでのThe Cloverさんにつき、21時からのCavern Backでの
The Beatribesさんはえりさんと私、私は途中で抜けてCavern Frontへ移動し
て22時からのNow Hereさんにつくことになりました。

すぐに全員でCavernへ行き、カズさんも時間の許す限りCavern BackでのThe
Beatribesさんについています。予定より少し押して、The Beatribesさんが
セッティングに入ります。見るとメンバー全員が衣装の上にJALの法被を着てい
ます! これは演奏が始まったら是非写真を撮らなくちゃ! と意気込んでいた
のですが、本番では皆さん法被を脱いでしまいました…。
同行のAさん曰く、「あの法被着てるとすごく暑いんですよ」とのこと。写真撮
り損ねてしまいました…。

演奏が始まる前から、満員の会場はすごい熱気! 演奏が始まった途端に客席も
大合唱です。カズさんは1曲目が終わったところでアデルフィへと移動していき
ました。
私も21時30分になったところで、あとはえりさんにお任せしてFrontへ移動。
The Beatribesさんの演奏が続く中、後ろ髪を引かれる思いでBackを後にしまし
た。


■ナウヒア・ギグ7■

Frontの楽屋へステージドリンクを届けに行くと、Now Hereさんは既に待機して
いました。
Now Hereさんの前の出演者はカナダのHal Bruceさんというおじさん。大人気で
す。アンコールが1曲終わるたびに、「出番かな?」と楽屋から出てみますが、
また次のアンコールの演奏が始まるということを何度か繰り返し、やっとNow
Hereさんの番になりました。
時間が押しているので持ち時間が短くなるのでは? と心配しましたが、MCのお
じさんが「45分演奏していいよ。次のバンドを40分にするから」とのこと(笑)。
前のステージからの盛り上がりもそのままに、店内の熱気も冷めることがありま
せん。その頃にはThe Beatribesさんのギグも終わり、えりさんも来てくれまし
た。

演奏が始まるとこちらの客席も大合唱です。ステージ正面だけでなく横のスペー
スのお客さんも踊っています。そのうちの一人に「一緒にステージで踊りましょ
うよ!」と腕を引っ張られ、ステージに上げられそうになるのを必死に抵抗して
回避しました。ほっとしたのも束の間、今度は別の女性が「写真撮りましょう
よ!」とステージ横で記念写真撮影大会になりました。Now Hereさん、演奏中に
ステージほったらかしでごめんなさい。

そろそろ仕事に戻らなくちゃ! ステージを正面から見渡せる位置までお客さん
の間をぬって行き、腕を伸ばしてカメラを頭上に上げてシャッターを押しました。
すると隣にいた背の高いおじさんが「カメラ貸してみな」と、代わりに撮ってく
れたのです。高い位置から撮ったので確かに写ってはいるのですが、ピンボケで
した…。でもおじさんの気持ちが嬉しかったので、そのショットは消去せずに
とってあります。

「Please Please Me」でハーモニカを吹いたメアリーちゃんも大人気で、アン
コールで再登場。初めから終わりまで熱気に包まれたギグでした。
ギグを終えて、澤江さん、町田さんは先に引き上げ、私は山田さんとKさんと
一緒にホテルに戻りました。カズさんに「Now Hereさんギグ終了」の連絡をする
と、まだThe Cloverさんとアデルフィにいるとのこと。これからアデルフィで
はオールナイトのパーティーがあります。疲れてはいましたが、山田さん、Kさ
ん、私とで再集合。山田さんはギグを終えた直後なのに元気だなぁ。やっぱり若
いのね〜(こればっかり)。
アデルフィに向かい、The Cloverさん、Yさん、カズさんと合流しました。


■オールナイト・パーティー■

夜中の0時30分から、オールナイト・パーティーがスタートしました。迷路の
ような通路と階段を通って地下に降ります。特別に用意された3つの会場で、朝
までギグが行われるのです。このホテルはほんとうに広い!
私たちは2番目に広いFormby Suiteにテーブルを確保。ビールを飲みながら
ゆっくり聴きました。偶然にもジョンの妹ジュリアさんもいて、私たちと一緒に
楽しんでいます。
クローバーさんとは顔見知りで、すでにお友達(?)のようです。
1時30分からのイタリアのバンドThe Brothel Creepers。このバンドがごきげ
んなロックンロールバンドでした! The Cloverさんのシェリーちゃんはス
テージ前で踊りまくっていました。私も気に入って、ギグ終了後CD購入。

パーティーは朝まで続きますが、私たちは2時30分頃にアデルフィを後にし
ました。ホテルに戻ったのは2時45分。さすがに眠い!
明日はいよいよ3バンド、ラストギグです。

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo489.html ≫


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▽特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ミナコ・ジャクソン
          〜 Goldfish Liverpool Update / Minako Jackson 〜

 ― 第203号 / 2012 Highlights in Liverpool ―

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish203_photo.html ≫

謹賀新年
 皆様にとって健康で明るく幸福な一年となりますように。

2012年のリヴァプールは、比較的温暖でしたが強風に吹かれてのスタートとなり
ました。
風の影響でペニーレーン地区で家の前に置かれているゴミ箱が吹き飛んだり、庭
の木が折れたり、ショッピングセンターLiverpool ONEの公園に冬季限定でオー
プンしているスケートリンクの構造が壊れたりという話も聞いて驚きました。
それ以外はこれといったこともなく、年始の風情が感じられない日常に戻ってい
ます。

♪ ♪ ♪

今号では、2012年のハイライトをお知らせしたいと思います。

豪華客船タイタニック号の処女航海および沈没から100年を迎える今年、「タイ
タニック・シティーズ」と題した記念イベントがヨーロッパ5つの都市で行われ
ます。
北アイルランドのベルファストで建造されたタイタニック号は、イングランド南
部のサウサンプトンを出港しニューヨークへと向う途中の1912年4月14日に氷
山に衝突して沈没し、乗員乗客合わせて1513名が犠牲となりました。

リヴァプールがタイタニック号とどのように関連しているかというと…。
この船は実際リヴァプールの港を訪れることはありませんでしたが、船を所有す
る海運会社のホワイト・スター・ライン社の本社がリヴァプールに置かれていた
ことから、タイタニック号の船籍港はリヴァプールと登録されています。また、
乗員の一割がマージーサイド出身者だったともいわれています。

リヴァプールではこの春、記念式典やツアー、記念ミニクルーズ、音楽、舞台、
展覧会などが企画されています。イベントのリストはこちらから。
Titanic Cities: http://titaniccities.org.uk/liverpool/events/

4月20日(金)から22日(日)の週末にはハイライトとなるイベント、「シー・
オデッセイ」が繰り広げられ、フランスのストリートシアター集団ロワイヤル・
ド・リュクスによるプロデュースの巨大マリオネット「リトル・ガール・ジャイ
アント」が登場します。
2008年のラ・マシンによる巨大スパイダー「ラ・プリンセス」に続いて、今度は
巨人の女の子がリヴァプールの街を出現するとあって、今からとても楽しみです!
http://www.giantspectacular.com/

余談になりますが…。
リヴァプールは2004年に海商都市としてユネスコ世界遺産に登録されています
が、そのタイトルが剥奪されるかもしれないという危機が囁かれています。
都市開発事業団ピール・ホールディングスが、リヴァプール中心街からやや北に
位置するドックエリアを対象とした「リヴァプール・ウォーターズ
( http://www.liverpoolwaters.co.uk )」という再開発計画を掲げているのに
対し、昨年の11月にユネスコからの調査団が入り、難色を示したためです。

この都市計画が実現すれば、その規模を考えると、比較的開発の遅れている北リ
ヴァプールにとっては願ってもない投資となるだけでなく、特にこのご時世、リ
ヴァプール市にとってこの計画がもたらす経済効果は無視できません。
でもその計画を見ると50階建ての「シャンハイ・タワー」を含むモダンな高層
ビルが数多含まれています。

確かに現状は廃墟もたくさんあって寂れていますが、巨大なタバコウェアハウス
跡地や六角形の時間台などタイムスリップしたようなドックの風情が私は好きな
のですが、背に腹は変えられないのも分かります。
現在の景観を維持して歴史をとるか、未来のために投資や雇用の活性化をとるか、
妥協案はありうるのかが注目されるところです。

♪ ♪ ♪

今年7月、ロンドンではオリンピックが行われます。
北西イングランドではロンドンほどの盛り上がりは今は見られませんが、オリン
ピック開催に向けてリヴァプールでも関連イベントの開催が予定されています。

8月1日(金)には聖火リレーがリヴァプールに到達し、ピア・ヘッドでは記念
イベントが行われ、巨大な聖火台に点灯される予定です。
http://www.london2012.com/games/olympic-torch-relay/where-is-the-olympic-flame-going/liverpool.php

また日時は未定ですが、オリンピックの文化プログラム、カルチュラル・オリン
ピアッドの北西イングランド部門のアート作品が、川向こうのバーケンヘッド・
ドックのイースト・フロートで展開されます。
アーティスト、アンソニー・マッコールが、水面からマージー川の上空1マイル
に向かって細長く曲がりくねって回転しながら伸びる『コラム(柱)』を創りだ
します。水蒸気でできたこの彫刻は、晴れた日であれば、100キロ先からでも見
えるそうです。
Cultural olympiad Column by Anthony McCall
http://www.artscouncil.org.uk/funding/funded-projects/case-studies/artists-taking-lead-north-west/

そういえば、つい先日、オリンピック記念コインコレクションのうちの一つに、
フットボールのオフサイドのルールを解説する 50ペンス硬貨のデザインが発表
され、話題になっています。
逆に分かりにくいという意見もちらほら聞かれますが、実用的かどうかはさてお
き、おもしろいアイテムだと思いました。
http://www.royalmint.com/store/BritishBase/LUK50FTB.aspx

♪ ♪ ♪

オリンピックに加えてもう今年のイギリスのハイライトに、エリザベス女王の即
位60周年記念日(ダイヤモンド・ジュビリー)で、ロンドンを中心に6月2日
から5日まで祝賀行事が行われます。現時点でリヴァプールでのイベントの告知
はありませんが、6月4日と5日が祝日になって長い連休となるため、おそらく
関連イベントなどが企画されるのではないかと思います。

♪ ♪ ♪

日程が確定していない恒例のイベントが多いのですが、アナウンスのあった分だ
けリストアップしてみたいと思います。

●1月22日チャイニーズ・ニュー・イヤー/チャイナタウン
 http://liverpool.gov.uk/leisure-parks-and-events/Events/Chinese-New-Year-2012/

●2月10〜12日スレシュホールド・フェスティバル/バルティック・トライア
 ングル地区
 http://www.thresholdfestival.co.uk/

●3月14日〜4月14日タイタニック・シティーズ/市内各地
 http://titaniccities.org.uk/liverpool

●4月12〜14日グランドナショナル/エイントリー競馬場
 http://www.aintree.co.uk/pages/grand-national/

●4月27日〜6月9日リヴァプール・アート・プライズ/メタル@エッジヒル
 ステーション
 http://liverpoolartprize.com/

●5月17〜19日リヴァプール・サウンド・シティ/市内各地
 http://www.liverpoolsoundcity.co.uk 

●6月1日ロンドンオリンピック聖火リレー記念イベント/ピア・ヘッド
 http://www.london2012.com/games/olympic-torch-relay/where-is-the-olympic-flame-going/liverpool.php 

●6月3〜4日スピーク・ホール・コンサーツ/スピーク・ホール
 http://www.spekeconcerts.co.uk/

●6月21〜24日リヴァプール・インターナショナル(テニス)/カルダース
 トーン・パーク
 http://www.liverpooltennis.co.uk 

●6月22日〜10月28日ターナー・モネ・トゥオンブリー展/テート・リヴァ
 プール
 http://www.tate.org.uk/liverpool/exhibitions/TurnerMonetTwombly/default.shtm

●6月23〜24日アフリカ・オイェ/セフトン・パーク
 http://africaoye.com/

●7月13〜15日ブラジリカ・サンバ・フェスティバル/市内各地
 http://www.brazilicafestival.com/ 

●8月4日リヴァプール・プライド・フェスティバル/市内各地
 http://www.liverpoolpride.co.uk/

●8月22〜28日インターナショナル・ビートル・ウィーク/市内各地
 http://www.cavernclub.org/beatles-festival-2012

●8月26〜27日マシュー・ストリート・フェスティバル/市内各地
 http://www.mathewstreetfestival.org/ (←サイトはまだ2011年版のままで
 す)

●9月15日〜11月25日リヴァプール・バイエニアル/市内各地
 http://www.biennial.com/

●9月16日(TBC)ホープ・ストリート・フェスティバル/ホープ・ストリート
 地区
 http://www.hopestreetfeast.com/

2011〜12年リヴァプールFC試合日程:
 http://www.liverpoolfc.tv/match/fixtures

2012年クルーズカレンダー予定表/リヴァプール・クルーズ・ターミナル
 http://liverpool.gov.uk/leisure-parks-and-events/information-for-tourists/cruise-visits-to-liverpool/index.aspx

また何か発表があった際は、その都度お伝えしたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ミナコ・ジャクソン♪

 ≪ http://scousehouse.net/goldfish/goldfish203_photo.html ≫


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** LFCチケットあります ******

スカウス・ハウスでは、以下のLFCマッチ・チケットをキープしています。
購入ご希望の方は、こちらまでお問い合わせください(件名は「LFCチケット希
望」とし、本文に「お名前」「ご住所」「希望マッチ」「希望枚数」をお書きくだ
さい)。折り返し、在庫の有無やチケット代金をお知らせいたします。
どのマッチも確保枚数はとても少ないです。お早めに!
LFC VS Everton (Feb 25 2012)
LFC VS Arsenal (Mar 03 2012)
LFC VS Chelsea (May 05 2012)


*** スカウスハウス通販:UK盤レコード ******

ビートルズを中心とした英国オリジナル盤をそろえています。すべて1点もので、
中にはなかなかお目にかかれないようなアイテムもありますので、オーダーはぜ
ひお早めにどうぞ!
http://scousehouse.net/shop/records2011_02.html


*** ガイドツアー「ロンドン特別編」 ******

好評のビートルズ・ツアーに加えて、ロンドンでのウォークツアーを2コース、
実施しています。シャーロック・ホームズゆかりのスポットを案内する「ホーム
ズ・ツアー」と、ちょっと怖い「ロンドン・パブ・ツアー」。ディープなロンド
ン体験をぜひ!
http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html 


*** リヴァプール語学留学 ******

スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。
公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学
スクールLILAとも提携しています。
長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間
を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。
スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ
フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後
のサポートについても安心してお任せください。
http://scousehouse.net/study/index3.htm 


*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧
ください。
http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm
http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm 


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週の「ゴールドフィッシュ」フォト ******

ミナコさん撮影による写真を掲載しています。ぜひご覧ください。
http://scousehouse.net/goldfish/goldfish203_photo.html


*** 今週のフォト・アルバム ******

連載「予定は未定!? 〜 スカウスハウス・ツアー2011同行記」の写真を掲載して
います。ぜひご覧ください!
http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo489.html


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□■ 第489号 ■□

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 ◇編集 山本 和雄&ミナコ・ジャクソン
 ◆Eメール info@scousehouse.net
 ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/
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 ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。
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