May 22 2012, No.506
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World 
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     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <5月22日>
 ▽寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(13)
 ▼寄稿:「Match Review: LFC vs Chelsea」
 ▽寄稿:「Footballの旅」(28)
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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NLW No.506です。
今週はノアさんの連載はお休みなのですが、その代わりに、下村えりさんの
「Footballの旅」の第28回をお届けします。
5月8日、リヴァプールの今季ホーム最終戦となったチェルシー戦のマッチ・レ
ヴューです。FAカップ決勝での悔しい敗戦からわずか3日後に行われたこの試合、
レッズは見事にリベンジを果たすことができたのでしょうか…って、結果はみな
さんもうご存じですよね、すみません。

えりさんからは先週の掲載にも間に合うように原稿をいただいていたのですが、
編集の都合で今週となってしまいました。もうプレミアリーグも終わってしまっ
てますが、今のところレッズのいちばん新しい「勝ちゲーム」です。もうしばら
く余韻を楽しみましょう(…と、苦しい言い訳)。

そしてさらにもうひとつ、同じ試合のレヴューを掲載します。寄稿してくださっ
たのは、えりさんの親しい友人であり、観戦歴ウン十年の謎のフットボール・
ファン、Albert Dockさんです。えーと言うまでもないと思いますが、お名前は
ペンネームです。

Albert Dockさんにいただいたのは英文の原稿で、ちょっと迷ったのですが、翻
訳せずにそのまま掲載することにしました。
ちょっと長いですけど、とても読みやすいです。日ごろ英語の文章を読み慣れて
いないかたも、ぜひチャレンジしてみてください。

読んでいただくとわかると思いますけど、まるでプロのライターのようなクォリ
ティ。ディテイルやファクトが正確で、ロジカルかつするどくこのゲームと今
シーズンのレッズを分析してくださいました。すばらしいです!

Albert Dockさんには、来シーズンも登場していただけたらうれしいなあと思っ
ています。
あ、もちろんえりさんも! えりさんはレギュラーですよ、今後ともよろしくで
す(これはえりさんへのフォロー)!

Anneさんの連載「ハプニングもレベルアップな旅って!」は、これからいよいよ
スコットランドへ入ります。待っていたのはいきなりの大ハプニングでした。詳
しくは本編をぜひ!

                         ― Kaz(22/05/2012)


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▼リヴァプール・ニュース <2012年5月22日>
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*** 5月22日(火) ***************************************************

【さようならキング・ケニー】
リヴァプールFCのケニー・ダルグリッシュ監督の解任が発表された翌日(5月
17日)、地元紙<リヴァプール・エコー>には、ファンたちによる疑問の声が掲載
されました。いくつかを翻訳して掲載します。

リヴァプールのシーズンチケット・ホルダーで、ワラシーに住む26歳のアレッ
クス・ケネディさん;
「もう少しケニーに時間を与えてあげてほしかった。これでクビにするなんて、
マネージメントとしてもお粗末なんじゃない?」
「彼の名声を台無しにしてほしくないのよ。彼にはたったの1年半しか時間がな
かったのよ。それでも彼はカップをひとつ獲得して、もうひとつ私たちをファイ
ナルまで導いてくれた。しかもヒックスとジレットがめちゃくちゃにしたあとの
チームを立て直しながら。すごくショックだわ。ラファに戻って来てもらえない
かしら」

コップ・スタンドのシーズンチケット・ホルダーであり、ロックバンド<ザ・
ファーム>のピーター・フートンさん;
「リヴァプールにまたひとつ悲しいエピソードがもたらされたわけだ。フット
ボールのことに無知な人間に任せてるとこうなるってことだな。おれたちファン
のことなんてまったく無視で、勝手に決めちまいやがった。ほとんどのファンの
目には、ダルグリッシュになってからの成長が見えているっていうのに」
「彼は監督としての仕事以上のことをやってくれていたよ。どん底のクラブを引
き継いで、最初の半年でしっかり結果を出した。このシーズンは3つのカップを
戦って2つでファイナルに残り、1つ勝った。ファンはみんな、彼にもう1年や
らせるべきだって言うよ」
「リヴァプールは船頭のいない船のようだ。アメリカ人たちは何ひとつ約束して
ない。クラブに穴が空いただけだ。ファンはちゃんとした答えを聞きたいんだけ
どね」

バーケンヘッド在住のシーズンチケット・ホルダー、ジョン・ウィリアムズさ
ん;
「ブリリアントなゲームはいくつかあったね。でもだいたいはアイデアのかけら
もないような戦いぶりだった。クリスマス(の移籍解禁期間)にローンで選手を
連れて来るべきだったんだ。まだ4位に入る望みがあったんだから。あそこで補
強しなかったのが敗因だと思う」

カークデール生まれのシーズンチケット・ホルダー、エイドリアン・キレンさ
ん;
「来年もう1年やってこの順位なら、おおかたのファンは納得するよ。監督の交
代をね。このタイミングはばかげてる」
「結果は負けでもブリリアントな試合はいくつもあった。ホームでの対ウエス
ト・ブロムとか対アーセナルとか。結果のすべてがケニーの責任ではない。素晴
らしいパフォーマンスが正当に結果に反映されないこともあるんだから」

リヴァプールのサポーター・ユニオン<スピリット・オブ・シャンクリー>のコ
ミッティ・メンバー、ロイ・ベンサムさん;
「とても悲しい結末だ。シーズンの展開には満足しているわけではない。でも彼
を辞めさせたいとは思っていなかった。がっかりだし、このクラブがどこに向か
おうとしているのか、心配になる。これで、3年で4人目の監督を迎えることに
なるわけだ。まったくリヴァプールにふさわしくないことだね」
「先行きは不透明だけど、これから数週間でオーナーたちが正しい選択をするよ
う、ただただ祈るばかりだね。うまく行けば、気を取り直して次のシーズンに向
かって行ける」


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▽寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(13)
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「ハプニングもレベルアップな旅って!」 / Anne

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■第38話《鉄道を乗り継いでエジンバラへ》■

今日は鉄道でエジンバラに向かう日ですよ!
スコットランドへの旅です!
「もちろんスコットランドは初めて(^-^)」
「乗り継いで目的地に行く鉄道の旅も初めてですよ(^^;)」
「だからちょっと不安!」

旅の計画はナショナルレイルのホームページを利用。
検索で見つけた運行情報は
「ウィガンで一回乗り継いで昼頃にエジンバラ到着!」
「乗り継ぎの時間は8分!」
「プラットホームはリヴァプールから到着列車と同じ5番線!」
「何だか簡単そう!」
「これなら私にも出来るw(`o`)w」
「この列車に決定d(-_^)good!!」

第14話でお伝えしたとおり、乗車チケットをスカウスハウスさんにお願い。
現地で購入してくださいました!
ライムストリート駅で電光掲示板を確認します。
「ありましたー(^◇^)」
「私が乗車する8時57分発はブラックプール行きなんだあ。」
プレミアリーグのチーム名にあったから聞いたことある地名ですね。
途中の停車駅には「ウィガンノースウエスタン」と書かれているよ。
「乗り継ぎ駅ってこれだ!」
「1番ホームで乗車だね!」

ロンドンに行くためのヴァージントレインとは逆側のプラットホームです。
1番のプラットホーム側はカフェやスーパーの後ろだから通路から見えていない。
「初めて中の様子を見るんだよね!」
「確かスカウスハウスさんはかなりのローカル線と言っていたなあ」
「ウィークディの朝だから通勤の人で混んでいるかも!」

「列車がホームに入って来た(^_^。))!」
ライムストリート駅は始発だから折り返します。
「なんと2両しかないよ!」
乗客の方がみんな降りてから乗り込みます。
「もう通勤時間は過ぎたのヾ('_' )?」
「とても空いている!」
お掃除のおじさんのごみ回収後、折り返し方角に走り出しました。

「外の風景はかなり田舎だなあ」
「小さな駅に到着!」
「周りには殆ど何もないよ!」
「それに降りる人も殆どいない。」
「乗車してくる人もちらほら('' )( '')」
「私、降りる駅分かるかなあ」
ちょっと不安になってきました。
「確か30分位で乗り継ぎ駅に到着だよね。」

30分位すると乗客の方が降りる準備を始めたよ!
「きっとウィガンだ!」
私も降りる準備をして出口に立っている方にチケットを見て頂きます。
「チケットには乗り継ぎ駅が書かれているからね!」
チケットを見て頷いてくれました。
「よし、ここでいいんだ<(`^´)>」


■第39話《エジンバラ行きに乗車したはずなのに!?》■

ホームに降りて見回します。
「駅の周りにも何もない!」
ウィガンのスタジアムはこの駅からは少し離れているみたいです。
辺りを見回しても自然が一杯な駅だけど、たくさんの人々がホームで列車を待っ
ています。
「これから乗るのはロンドンのユーストン駅発の列車!」

「降りたホームで8分待ち!」
「これはスーツケースを持っていても余裕だよ(゜-゜)」
暫くすると見慣れたデザインの赤い列車が入って来ました!
「ヴァージントレインだ!」
ホームのたくさんのお客さんが一斉に乗車を始めます。

「まずチケットの指定席の番号の車両を探そう!」
「D、D、D・・・ヽ('_' ) ( '_')/」
Dの車両を見つけて乗車。
次々乗り込んで来るお客さんが後ろに並んでいます。
「スーツケースを棚に収めてる余裕がないよーヽ(。_゜)/」

狭い通路なので後ろの乗客の方に私を追い越して頂きます。
「スーツケースの場所は空いてるかな?」
「上の段しか空いてない(>_<)!」
「仕方ない! 何とか乗せなきゃ!」
そしてチケットに書かれているシートに着席。
「これから3時間位の鉄道の旅だね♪ d(⌒o⌒)b♪」
「湖水地方の景色なんかを楽しめたら嬉しいなあ」

ひたすらイングランドの田舎の風景を眺めています。
「もうすぐ到着時間!」
「車窓も少し街の風景に変わって来たよ!」
「スピードも落ちて来ました!」
「いよいよエジンバラ~(^○^)」
ここでも周りに座っている方にチケットを見せて確認してみます。
「終着駅だから確認の必要はないんだけどね( ̄ο ̄)」

「が~ん(゜O゜;)!」
「なぜ?」
「後ろの席の男性は頷いてくれない・・・」
「困ったような顔をしているよ!」
そうしているうちに乗客の方は皆、降りる準備を始めました。
「終点ではあるみたい(-_-;)」

スーツケースを急いで下そうとしたら近くの男の子達が手伝ってくれました。
「サンキュー!」
ついでに聞いてみます。
「エジンバラ?」
やっぱり首を横に振っています。
そしてみんな降車!
「どうしよう(T.T )( T.T)」
どうして皆さんが首を横に振るのか理由が分からないまま、出口に立ってプラッ
トホームを見ます!
「ガーンo(”>_<)!!! ここはグラスゴー!」
「なぜ? なぜよ~!」

「さあ、どうしよう!」
「何も浮かんでこない(>o<"")」
咄嗟にプラットホームを歩いているサラリーマン風の男性に声をかけてみます。
「エクスキューズミー」
そしてエジンバラ行きのチケットを見せて
「この電車、エジンバラ行くの?」
わずかな望みをかけて今乗車している列車がエジンバラへ行くか尋ねてみます。

「ロンドンに戻ると思うよ!」
彼はそう言っているように聞こえます。
そしてついて来るように促してくれてるみたい!
「頼みの綱だ! 降りよう!」
一緒にホームを歩くと彼は駅員を呼び止めてくれます。
そして私の代わりにエジンバラ行きを聞いてくれたみたい。


■第40話《グラスゴーからエジンバラへ!》■

駅員さんが電光掲示板を指して説明してくれてます。
「これなら私も分かるヾ(´▽`;)ゝ」
電光掲示板には13番のプラットホームに「エジンバラ」と書かれています。
サラリーマン風な優しい男性に丁寧にお礼。
「サンキュー」だけじゃ足りない!
「ソーマッチ!」とかまで付けて言ってみます!
彼は最初からずっと穏やかな笑顔です。
「ノープロブレム!」
「わあヽ(∇⌒ヽ)(/⌒∇)/!!!」
もうその優しさに感激!

13番のプラットホームでエジンバラ行き列車を待って無事乗車です。
こんどは行先を何度もチェック!
「かなりのローカル線だ!」
「草原や森しか見えないよ!」
そしてその景色を眺めながら色々なことが頭の中を過ぎります。
「どうしてグラスゴーに着いたの('' )?」
「確かにウィガンでヴァージントレインに乗車したよ!」
「5番線だったし、9時38分発だったよ!」
「ネットで調べた通りヴァージントレインが5番ホームに来たよね!」
チケットを何度も見直してみます。
「出発時間も正しいよね!」
「ブツブツブツ・・・ヽ(。_゜) ヽ(。_゜) ヽ(。_゜)」

自問自答の繰返し! 
「全く理由が分からない(/_-、)」
「乗務員さんの検札だ!」
「次は私の順番!」
堂々と「リヴァプール→エジンバラ」のチケットを手渡します。
すると乗務員のおじさんは何か私に言っています。

「何(°◇、°)/?」
「エジンバラに行きたい!」
エジンバラ行きのチケットを持っているから主張してみます。
でも納得してないみたいな乗務員さん。
「エジンバラに行きたい!」
こんどはチケットを指してまた言ってみます。
乗務員さんは英語が通じないと理解したらしい。
「君はノーチケット(`´)!」
流石に私にも分かる英語で怒り始めました(>0<)

「もう何が悪いのか分からない!」
「どうして私は乗務員さんに叱られているの?」
乗務員さんは通じないと分かって乗務員室に戻っちゃいました。
「どうして?」
「エジンバラ行きのチケットを持っているんだよ!」
「ノーチケットってどういうこと?」

スコットランドの景色も楽しめないまま必死で考え続けます。
「思いつきました!」
「確か乗車券を検索したのはナショナルレイル!」
「観光用にスコットランドの鉄道を検索したのはスコットレイル!」
「ひょっとして別会社?」
「乗車券は別?」

だんだん冷静になってくると「ノーチケット」の意味を思いついてきまし
た(。_゜)
「確かに一度グラスゴーに到着したし!」
「グラスゴーとエジンバラ間のチケットを買ってないよなあ。」
「エジンバラに到着したら鉄道警察とかに逮捕されたらどうしよう(;O;)」
「グラスゴーとエジンバラ間の料金位払おうよ!」
「捕まるのやだよ(T-T)」

心の会話は不安でいっぱいになってきました。
次の駅で誰かが乗車してきたら乗務員さんは検札に来るはずです。
そうしたら運賃を払おう!
「エジンバラまでいくら?」と聞けばいいんだ。
「よし! そうしようd(゜ο゜)」
「捕まるよりいいよ!」

乗務員さんが検札に来ました。
「戻る時に呼び止めなきゃ!」
「エジンバラまでいくらですか?」
緊張ぎみに呼び止めると乗務員さんはこんどは穏やかに
「いいよ!」
「えっ(゜o゜)?」
運賃を取らずに戻ってしまいました。


■第41話《エジンバラ駅って構内に車?》■

「ふうー(´へ`;)!」
乗務員さんが許してくれました。
そうは言ってもエジンバラに到着して改札の外に出るまでは不安ですよね。
「初めて乗車したスコットレイルを楽しめる余裕が無かった(/°°)」
「ちゃっかりグラスゴーの駅の写真は撮影したけどね。」
「ホント! 私ってちゃっかりしているよね(^◇^;)」

1時間30分程でエジンバラに到着。
「早めの列車を選んでいて良かった!」
「こんなトラブルがあっても待ち合わせ時間にはまだまだ余裕だよ!」
「ギリギリな予定を立てないことは大切ですよね」
最後の難関は改札です。
「無事通れるかなあ」

列車を降りると改札があります。
「乗車券の回収はしないのにねえ\(?。?")」
「チェックだけなんだよねえ!」
そして何も言われることなく通過。
「やっと到着したよ! エジンバラ(^○^)!」

「大きな駅!」
「広い構内にはショップもたくさん!」
「構内に道路ヽ(。_゜)/!?」
「駅の中を車が走ってますよー!」
「構内にタクシーだ!」
広い構内を行き来するには道路を渡るんです!

この駅は地下です。
ホテルに行くのには緩やかで長いスロープを地上まで上がって行きます。
スーツケースを引きながら上がると、駅の上を渡るように通ってる道路に出ます。
この道路にはタクシー乗り場やバス停があって賑やか。
下を覗くともちろん線路。
「駅と線路の上を渡っている橋なんですね(^◇^)/」

この橋は駅の上で旧市街と新市街を繋いでいます。
私が宿泊するホテルは新市街側。
こちらは18世紀以降の貴族たちのお屋敷が並んでいる街だそうです。
ホテルもその当時のお屋敷だった建物らしいです。

そして駅を挟んで反対側の旧市街の方はそれ以前の街。
駅から急な坂を山の尾根に向かって登ります。
この尾根の上に「ロイヤルマイル」と呼ばれる道があるんですね。
ロイヤルマイルはエジンバラ城とホリルードハウス宮殿を結んでます。
ホテルは新市街側の方がお薦め!
スーツケースを引きながらのあの急な坂道を上るのは大変そう(>_<)!
それにカフェやコンビニやスーパーが並んでいるのも新市街側。
駅の近くなら殆どの観光地も徒歩圏内で便利な街ね(*^^)v

(つづく)

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▼寄稿:「Match Review: LFC vs Chelsea」
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「Match Review; LFC vs Chelsea」 / Albert Dock

LIVERPOOL 4 -1 CHELSEA
Tuesday 8th May 2012
Anfield
Attendance: 40,721

There were a number of reasons that this match was unlikely to be a
routine end-of-season kickabout.
For Liverpool, it was their last home game of the season, a game every
team wants to win to send their fans home happy, looking forward to next
season. It came just three days after Chelsea had beaten them 2-1 in the
FA Cup Final, so the home side were keen to show they were more than a
match for the visitors.

As for Chelsea, they came into this game with a (slight) chance of
achieving a Champions League position if they won their remaining two
games. However, they had played eight games in the previous twenty-five
days, including a cup final and two semi-finals, and were still facing
another league game five days later and then, a week after that, the
Champions League Final in Munich against...Bayern Munich. This led
Chelsea manager Roberto di Matteo to make eight changes from the team
that started in the FA Cup Final and to hope against hope that they were
strong enough to take the points.

Liverpool made just four changes, perhaps the most significant being
that Andy Carroll started the game after making such a positive
contribution as substitute in Saturday's final.
Liverpool badly needed a home win as before this game they had won only
five of their eighteen home games and had scored just twenty home goals,
their lowest total in the Premier League up to this point. Chelsea had a
rather weak away record for a top six team, but they had conceded just
eighteen goals, only the two Manchester sides having conceded fewer away
from home.

And, indeed, the match was no kickabout. There were five goals, both
teams hit the woodwork twice in the first half, and there were over
thirty attempts at goal, twenty three of these by Liverpool. The Reds
played 4-4-2 and were keen to get the ball up to the front pairing of
Suarez and Carroll. Chelsea played 4-3-3, with the much-booed Torres
largely on his own and Sturridge and Malouda supporting when necessary.

Liverpool's attacking zest, coupled with uncharacteristically poor
defending by Chelsea, meant that the game was effectively settled after
just half-an-hour, with Liverpool 3-0 up. The first goal was actually an
Essien own goal but this bare fact does little justice to the dribbling
skills of Luis Suarez. In the 19th minute he received the ball on the
right touch line midway inside the Chelsea half, where he skipped over
the full-back's challenge, raced to the by-line, approached the goal
along the line, where he nutmegged Terry before pulling the ball back
from inside the six-yard box, and Essien, racing back to block the cross,
played it into his own net. Suarez has the surprising ability to control
the ball and deceive defenders in very confined spaces, and it was this
that made the opening goal his as much as Essien's.

The second, which came in the 25th minute, was started by Henderson from
outside his own box and involved some neat interplay near the half-way
line before Maxi, out on the left just inside the Liverpool half, played
a low ball through the gaping Chelsea defence towards Henderson, who was
now suddenly bearing down on the Chelsea box. The pass was close enough
to Terry for him to intercept but, like others throughout the game, he
slipped on the well-watered pitch (there had been no rain), leaving
Henderson free to run in on goal and fire the ball low, early and
confidently past the oncoming Turnbull.

For years Terry has been the mainstay of the Chelsea defence but this
evening must have been one of his weakest performances for the club. His
partner in central defence, Ivanovic, who is usually very reliable, also
had a poor game, often being caught out of position or giving the ball
away.

At this point Liverpool sensed the vulnerability of the Chelsea defence
and continued to press forward. In the 28th minute, Carroll,
unchallenged at the far post, headed a corner from the left back across
the six-yard box, where it actually bounced before Agger, from a
standing position, had the simple task of nodding the ball home.

Chelsea were now close to collapsing and a rout seemed a distinct
possibility. Liverpool could indeed have further extended the lead right
on half-time as they were awarded a penalty when Ivanovic elbowed
Carroll in the chest (three of the four Chelsea bookings were for fouls
on Carroll), but Downing, who had not scored a league goal all season,
hit the base of the post. Liverpool have now had six penalties and this
was their fifth miss, making them the first Premier League club to miss
that number in a season. Downing probably felt that luck was not on his
side as he had only minutes earlier sent a lob onto the top of the bar
from twenty yards.

Chelsea had to try harder in the second half, and they did. After 5
minutes, Ramires, from close range, forced in an Essien free-kick taken
from just outside the right-hand corner of the penalty area.

There followed a brief spell where it seemed possible the visitors might
just rally, but another defensive blunder restored Liverpool's three
goal advantage. On 61 minutes, Chelsea keeper Turnbull, on the left side
of his penalty area, tried to clear a square back-pass with his weaker
left foot and sent it straight to Shelvey in a central position
thirty-five yards out. Before Turnbull could get back into goal, Shelvey
immediately half-volleyed the ball as straight as an arrow into the
empty net. Not only would there now be no comeback for Chelsea, but in
the remaining half hour it was Liverpool who could have scored even more.

There were two flashes of outstanding skill in the game which deserve
particular mention. In the first half, with the score at 3-0, Torres, in
the inside-right position just inside the Liverpool box at the Kop End,
ran onto a headed Agger clearance. With just one perfectly calibrated
touch, he both controlled the ball and played it forward past the
unsuspecting Skrtel. Taking those long, loping strides with which
Liverpool fans used to be all too familiar, he glided past the
stationary defender and from a narrow angle thundered a shot onto the
underside of the bar past a flailing Reina, only to see it rebound to
safety. All of this happened in the blink of an eye.

In the second half, with the score at 4-1, Chelsea substitute Lukaku had
a free header from a central position in the Liverpool six-yard box,
which Reina astonishingly got a hand to and pushed away, with some of
the Chelsea supporters at that end already raising their arms in
celebration of a goal.

All-in-all, this game was a comfortable and satisfying way for the Reds
to end their season: they resoundingly beat their Cup Final victors,
their previously disappointing record signing, Carroll, demonstrated
that he has ability, and Kenny Dalglish has now managed Liverpool in
twelve games against Chelsea and not lost a single one. However, this
cannot hide the fact that overall there is a feeling that this has been
a disappointing season in the league. Last year they finished 6th with
58 points and after this game they could not finish higher than 7th with
a possible maximum of 55 points.

Perhaps the greatest concerns lie in their lack of goals and their
inconsistent midfield. Suarez is top scorer with a mere eleven league
goals. Compare that to Arsenal's van Persie with thirty or Rooney's
twenty-six for Man Utd. Cisse has scored thirteen since joining
Newcastle only in January, Lampard has scored eleven from midfield, and
even relegated Wolves' striker Fletcher has scored eleven. Carroll may
be finishing the season in good form, and this may propel him into the
England squad for the UEFA European Championship, but he has scored only
four league goals. A season's total return of just fifteen league goals
from a pairing which cost £55 million is wholly inadequate. Grant Holt,
playing his first season in the Premier League for newly-promoted
Norwich, has himself scored fifteen league goals.

It could be argued in mitigation that Liverpool have had great
misfortune in front of goal; depending on which source you read, they
have hit the frame of the goal over thirty times this season. It might
be added that the service from midfield has been lacking; most would
agree that only Gerrard would be guaranteed a place in the midfield of
other teams competing for the title. And it is that - the league title
- which is the spectre that haunts Anfield. A whole generation of
Liverpool fans have grown up without seeing their team achieve it and it
clearly remains the prime target for Dalglish. He will undoubtedly ask
for money in the summer for new signings, but he needs to spend it more
wisely than he has over the last eighteen months if he is not to end up
with a team of expensive underachievers.

<Postscript>
On Wednesday 16th May, Liverpool's American owners, Fenway Sports Group,
sacked Manager Kenny Dalglish. At the time of writing no-one has been
appointed in his place.
Liverpool lost the last game of the season 1-0 away to Swansea. This
meant they finished 8th with 52 points, which is two places and six
points lower than last season. It was also thirty-seven points behind
the champions, Manchester City, seventeen points behind a Champions
League place, and four points behind city rivals Everton, who finished
7th.

Andy Carroll, Stewart Downing and Glen Johnson are the Liverpool players
who have been selected for the England squad for the UEFA European
Championship, which takes place in June in Poland and the Ukraine.
Everton have one player in the squad - Leighton Baines.

Report by: Albert Dock


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▽寄稿:「Footballの旅」(28)
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「Footballの旅」 / 下村 えり(Eri Shimomura)

 ~ Vol.28 Premiership - Liverpool VS Chelsea, 08 May 2012 ~

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo506.html ≫

【Introduction:はじめに】
5月のバンク・ホリデイを終えたばかりのリバプールはクールな冬に逆戻り。今
日も最低6度、最高12度の気温です。ポカポカ陽気だった4月が懐かしく感じ
られます。
それに反比例するかの様に、次週に最終戦を残すばかりとなったプレミアリーグ
のボルテージは、ピークを迎えています。
今回は、5月8日にアンフィールドで行われた、Liverpool今季最後のホーム
ゲームであるChelsea戦をお伝えしていきます。最後までお付き合い下さい。

【Preview:今日の見所】
FAカップの決勝を戦ったのは3日前。わずか中2日でウェンブリーでの勝者と
再び対決とはなんだか皮肉な話。
不思議な事に、このリーグ戦は元々5月5日に予定されていた。しかしこの日は
FAカップ決勝の日であり、両チームともに決勝に進出したために、本日に延期
されたのである。
FAカップのあの日はどちらにしてもチェルシーと対戦しなければいけなかった
運命であった。
リバプールは果たして、悔しい結果となったFAカップの屈辱を最後のホーム戦
で晴らすことができるのだろうか。

そして2年ぶりにFAカップを手にしたRoberto Di Matteo暫定監督率いるチェ
ルシーは、レッズとのリーグ再会においても気を抜くわけには行かない。トップ
4入りの望みがまだ残っている。さらにはミュンヘンで行われるチャンピオンズ
リーグの決勝も19日に控えていて、クラブの緊張感はピークを迎えている。
もちろんワイドチョイスの選手を持つチェルシーとしては、レギュラー選手を数
人は休ませる方針だろう。ローカルの新聞によると元リバプールのエースFW
Fernando Torresは今回はスタメン入り。アンフィールドでのブーイングに耐え
られるか。

リバプールサイドも今日は怪我人が多そうだ。シーズンも終盤なので良くある話
ではあるのだが。MF Charlie AdamとMF Lucas Leivaは膝の怪我でアウト。そし
てどうやらMF Steven Gerrardも怪我か? ウォーミングアップで彼の姿がない。
3日前に活躍したFW Andy Carrollがスターティングメンバーに入るようだ。
マージーサイドのライバルEvertonにも現時点で4ポイント遅れをとっている
レッズ。名門リバプールとしてのプライドをリーグテーブル上でも示さなければ、
今シーズン応援してくれたファンにも申し訳ないと監督のKenny Dalglishも
語っている。


【Match Review:マッチ・レヴュー】

<前半>
定刻15時、アンフィールドのピッチにホイッスルが鳴り響き、チェルシーの
キックで試合が開始された。
ミッドフィールド・エリアでの域でせめぎ合いが続き、ボールの所有権が左右に
割れる。前半17分過ぎにチェルシーがコーナーを取った。フリーマークのDF
Branislav Ivanovicが鋭いへダーを叩きつけるが、ゴールポストを直撃。アン
フィールドに大きなどよめきが起きる。

が、その1分後に早くも先制点のチャンスがリバプールに訪れた。
右サイドでボールを持ったFW Luis Suarezがスムーズなドリブルで中央へ切れ
込み、ひとりでペナルティーボックスまで運ぶ。ゴール右でキーパーと向かい
合ったところで彼の一撃がネットに収まった!
しかしどうみてもタイトなアングル。遠方過ぎてどうやって押し込んだのか理解
できなかった。会場のアナウンスではSuarezのゴールと紹介されたのだが、試
合後に確認したところ、Suarezの蹴ったボールがチェルシーMF Michael Essien
に当りゴールとなった様子。ゴールもその後訂正され、Essienのオンゴールと
なっていた。
何はともあれ1-0。リバプールの幸先よいスタートにアンフィールドのスタン
ドが揺れる。

24分、またもやリバプールにビッグチャンス。ハーフラインから蹴ったMF Maxi
Rodriguezの前線へのロングパスが、チェルシーDF John Terryが芝に足を取ら
れた隙に、MF Jordan Hendersonへとフリーで渡る。チェルシーのEssienのカ
バーも及ばす、Hendersonのシュートは美しくネットに収まった。2-0。

さらに29分、MF Jonjo Shelveyの左コーナーからのキックをCarrollが頭で受
け、ゴール前ノーマークのDF Daniel Aggerに落とす。Aggerが頭で押し込んで、
お見事3-0。わずか10分あまりでアンフィールドが3度も揺れる。

対するチェルシーは35分、Torresが単独で強烈なシュートを放つがバーを叩き、
ゴールには結びつかない。アンフィールドに敵陣として戻ったTorresは案の定
ボールを持つ度にスタジアムから稲妻のようなブーイングを浴びせられる。
チェルシーは焦りも出てきたか、本来のプレーを見せられないジレンマから危険
なファウルも目立ち、リバプールのファンの怒りを買う。

ハーフタイムを迎えたアンフィールドはご機嫌ムードが漂う。
このブレイクタイムでは、チャリティーの一貫でなんとレッズ・レジェンドJohn
BarnesとRobbie Fowlerがピッチにお出まし。目隠しをしてゴールを決めるとい
うトリック付き。Fowlerの息子Jacobまでご披露となった。
やはりシーズン最後のホームゲームは演出も豪華である。

<後半>
後半に入って5分、チェルシーが反撃を見せる。
FAカップ決勝で先制点を挙げたMF FN Ramiresがフリーキックのボールを上手く
合わせて押し込み、2点差とした。3-1。

がしかし、またしてもチェルシーにミスが出て、リバプールの追加点に結びつい
た。
Petr Cechの代行として今日出場となった控えGK Ross Turnbullが蹴ったクリア
ボールが、ゴール正面でフリーのShelveyへの絶妙のパスとなる。Shelveyはワ
ントラップして無人のゴールに豪快に蹴り込む。彼のリバプールでのリーグ戦初
ゴールが見事に決まり、レッズはリードを再び3点差とした。4-1。


【Ending:試合終了】
結局、最後までチェルシーが目覚めることはなく、リバプールのスキルとチーム
ワークにやられっ放しのまま試合は終了。
チャンピオンズリーグの決勝を優先して、Drogba、Cech、Lampard、Mata、Cole
らをベンチに温存したツケは大きく、雪辱に燃えるリバプールに3日前のリベン
ジを許すこととなった。

しかしながらリバプールは、シーズンを振り返るとカーリングカップ優勝、FA
カップ準優勝を成し遂げたものの、リーグではまったく振るわず、ホームでの勝
ちはたったの6(19試合中)という情け無い成績に終わった。監督自身もインタ
ビューでそれを認める言葉を残している。さて来シーズンもDalglishはこのク
ラブに留まり、リバプールをリーグ上位に浮上させることが出来るのか? この
街に住むFootballファンの一人として非常に興味をそそられる。


【Dispatch : 速報】
17日付けで入ってきたニュースによると、リバプールFCのKenny Dalglish監督
が解雇された。
話によると前日わざわざアメリカのオーナーより呼び出され、アメリカまで出向
いた上での解雇通知だったそうだ(涙)。

まあ、昨年夏に約5500万ポンドもの大型補強をしたものの、それをまったく結
果につなげられなかったことが一番の原因であるのは誰もが認めるところだろう。
名門リバプールの監督として次にAnfieldのピッチを踏むのは誰になるのだろう
か? 

Fin


≪マッチ・データ≫
 Premiership 11-12
 LIVERPOOL 4 - 1 CHELSEA
 Anfield Stadium, Tuesday 08 May 2012 20:00
                 
            リバプール          チェルシー
 ゴール          4             1(Ramires50)
  (Essien(og)19, Henderson25, Agger28, Shelvey61)
 ターゲットショット    23             9
 コーナーキック      7             4
 ファウル         15             13
 オフサイド        3             0
 イエローカード      2(Henderson65 Agger71)  4
             (Ferreira15, Terry22, Essien44, Ivanovic47)
 レッドカード       0              0
 ポゼッション       48%            52%
 
 Team Line-ups
 Liverpool: Reina, Johnson, Agger, Carragher, Skrtel, Maxi(Kuyt83),
       Henderson, Downing(Sterling83), Shelvey, Suarez, Carroll.
 Subs Not Used: Doni, Coates, Spearing, Kelly, Bellamy.
 Booked: Henderson, Agger.
 Goals: Essien(og), Henderson, Agger, Shelvey.

 Chelsea: Turnbull, Ivanovic, Ferreira, Terry, Bertrand, Essien, Romeu,
      Ramires, Malouda, Torres, Sturridge(Lukaku68).
 Subs Not Used: Cole, Lampard, Hutchinson, Mata, Hilario, Kalou.
 Booked: Ferreira, Terry, Essien, Ivanovic.

 Attendance(観客数): 40,721

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スカウスハウス・ウェブサイトのトップページに、「リヴァプールの今」を伝え
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今週の写真は、みなさんご存じのリヴァプール大聖堂です。相変わらず巨大で、
実に威厳のある姿ですね。
撮影したミナコさんによるコメントをどうぞ。

> 夏至に向けて日照時間が延びています。9時近くでも明るいので、夕食後にぶ
> らぶら散歩するのにいい季節になってきました。このリヴァプール大聖堂の写
> 真は、8時47分に撮りました。

> 10月25日までの毎週木曜日、リヴァプール大聖堂では「トワイライト・タ
> ワー・ツアー」を開催していて、通常よりも遅い時間に展望台に昇れます。
> 終了時間は日没に合わせて決められているので、5月31日から7月19日まで
> は午後10時半までオープンしています。
> しかも、第一木曜日のみ特別に、グレート・ジョージという14.5トンの重さ
> の鐘のある釣鐘室にも入れるそうです。天気の良い日を選んで行ってみようと
> 思います。
http://www.liverpoolcathedral.org.uk/404/section.aspx/403/late_night_tower_tour_season_launches__with_bells_on

> ちなみに鐘といえば、6月1日に行われるリヴァプールでのオリンピックの聖
> 火リレーを記念して、午後5時から5時半までのあいだ、リヴァプール大聖堂
> とメトロポリタン大聖堂の鐘が奏でる「ベル・リレー」が行われるそうです。
http://www.liverpoolcathedral.org.uk/401/section.aspx/400/two_cathedrals_bell_relay


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