July 10 2012, No.513
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World 
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(20)
 ▽「ゴールドフィッシュ・ミニだより」
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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いやあ、たいへんな目に逢いました。
このあいだの土曜日の夜、シャワーを浴びているときに突然、猛烈な腹痛に襲わ
れたのです。
一度トイレに行けば収まるかと思いきや、まったくそんなことはなくて、結局、
次の日の日曜日いっぱい苦しむことになってしまいました。どこにも出かけるこ
とができず、家にこもって、ほとんど寝たきり状態。水は飲めるけれども何も食
べられず、仕事もできませんでした。

原因は自分でもよく…じゃなくて、まったくわかりません。
冷たいものを食べたり飲んだり、あるいは食べ過ぎ飲みすぎでお腹をこわしたわ
けではないし、吐き気はないから悪い食べ物にあたったわけでもなく、そしてお
腹にくる風邪にやられたという感じでもないのです。不思議です。

まあ、「たまにはこういうこともある」ということでしょうか。
日ごろのストレスとか疲れとか、知らず知らずのうちにたまっていたのかもしれ
ません。まったく自覚はなかったんですが…それどころか健康そのものと思って
ました。

昨日の月曜日からはごはんも普通に食べて、ビールやワインやハイボールなんか
も普通に飲んじゃっております(飲みすぎっちゅうねん!)。
今日は日課のジョギングもちゃんとこなしました。バテバテにもならず、タイム
も4日ぶりにしてはそんなに悪くなかったです。
昨日までは考えただけでげんなりした天ぷらだって、今日はお昼ごはんにチャレ
ンジ。無事完食しました。イエーイ!

すっかりもと通り。
もはや「あれはなんだったんだろう…」と過去のことになりつつありますが、脂
汗を流しながら痛みに耐えているときのあの、「普段のカラダに戻りたい」とい
う気持ちは、時々は思い出したいです。もっと大事にしてやらねば、ですね。自
分の体を。

というわけで、健康第一。みなさんも気をつけてくださいね。

● ● ●

お知らせです。
International Beatle Week鑑賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2012」は、
7月6日に募集締め切りになりましたが、しばらくは条件付きで受け付け可能で
す。ご希望のかたはお気軽にお問い合わせください(お早めに!)。

 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2012.html 

                         ― Kaz(10/07/2012)


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▼寄稿:「ハプニングもレベルアップな旅って!」(20)
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「ハプニングもレベルアップな旅って!」 / Anne

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo513.html ≫ 

■第58話《カールトンヒルのお散歩はお薦め!》■

「今朝はカールトンヒルを訪ねることにしますd=(^o^)=b」
「インターネットの口コミでもお薦めが多かったんだもの!」
「駅からすぐ近く!」
「だからかなあ。朝や夕方に訪ねる人々が多いみたい」
「それなら私も気持ちの良い早朝に訪ねることにしましょ!」
「目覚めたらまずお散歩に出発( ^^)/」

いつもとは反対方向に歩き始めます。
新市街側を広い道路に沿って歩いていると今までとは全く違う景色!
数分歩いただけで急に家屋はなくなっちゃいました!
周辺は丘のような自然の風景に変わります。
「左側に門があるよ(°σ °)」
「『カールトンヒル』って書かれている!」
「園内の地図も書かれている!」

「まず地図を撮影!」
「公園内で歩くルートが分からないときに使うためだよ!」
「我ながらこれは名案(^O^)g」
「自由に入れる公園!」
「パンフレットや地図がある訳じゃないもの!」
「『エジンバラ市街を一望出来る』と書かれていたよね」
「何だかどんな景色を目にするのかワクワクしてくるなあ」

入口はちょっと急な階段から始まります。
「いきなりこの急な階段(→.←)」
「登り始めちゃって大丈夫(゜゜)(。。)?」
階段を上がると道は二手に分かれています。
「どっちなの?」
「分からない!前に進むことにしよう!」
「静かで鳥のさえずりしか聞こえてこない」
「あんなに大きな駅のすぐ脇にこんな静かな空間があるなんて(゜-゜)!」

朝の爽やかな空気を吸いながら緩やかな上り坂を歩いていきます。
「キャッ(>。≪)!」
突然大きな黒い犬と茶色い犬が私の脇を走り抜けて行きました!
「私の腰の高さ位あるよ!」
「日本でこんなに大きな犬が放し飼いなんてあり得ない!」
「でもそこは動物好きな私( ̄^ ̄)」
「モーニング( ^^)/!」
声を掛けたら黒い子が近寄ってきて匂いを嗅ぎ始めました。

すぐに後ろから男性の声がします。
その声に反応して黒い子は私から離れました。
「飼い主さんね!」
「流石!きちんと躾けられている(。^。)!」
「じゃれて飛びついたりしない!とても良い子だね!」

飼い主の男性にも朝のご挨拶。
「キュート!」
思わず犬たちを指して言ってみると男性もニコニコ!
2匹の犬たちと飼い主さんは進行方向に走って行きました。

犬達の行く方向に歩いていくと丘の先端に出たよ!
「素晴らしいヽ(´▽`)/!」
「下に見えてるのはエジンバラの街!?」
「街の向こうに海や島が見えるよ!」
「フォース湾が見渡せちゃうなんて!」
「これは私からも絶対お薦めですよ(^o^ )彡」
「口コミって頼れるね!」

そのまま右回りに歩いているとランニングしている方にも出会いました。
2匹の犬たちもボールを投げて貰って嬉しそうに走り回ってます。
「あれは何?」
「丘の上に色々なモニュメントが!」
「不思議な光景ねえ!」
「だって丸いドーム型の天文台やパルテノン神殿ですよ!」
「この丘にはどうしてこんなモニュメントがあるんだろう(゜o゜)?」

海が見える側からこんどは右の方に視線を移します。
下にはホリルードハウス宮殿の全貌が見えています。
そしてその宮殿の背後にはホリルード公園。
「カールトンヒルよりかなり大きな公園だあ!」
「ここは口コミでは手軽に登れないと紹介されていたよね」
「だからプランに入れなかったけど・・・」
「確かに! これは大きい('〇';)」

そしてそのまた右の方に視線を移します。
「下にはエジンバラ駅と線路が見えてるよ!」
「その上を渡る橋も!」
「旧市街の建物のずっと向こうの高台に見えているのはエジンバラ城だ!」
「こちらの眺めも素晴らしいなあ(^O^)!」
「エジンバラ城ってこんなところからでも見えるのね!」

そのまま道なりに歩いていると鳥たちがたくさんいます。
「この辺りは鳥たちが好む木が多いのかな?」
鳥の写真に挑戦しているとなにかガサガサと音が(゜□゜)!
「何だろう!」
「ヤバいよ(O.O;)(o。o;)!」
突然何かが飛び出てきました!
「キャー\( ><)/!」
驚いた私の目の前を走る物体。
「なんだ! リスでした(^。^;)!」
「そう言えばヨーロッパの公園ではリスを見ることが多いですよね!」
「速過ぎてカメラで追えない!」
「可愛いのに残念(-'`-;)」

右回りに元の入り口の階段まで戻ってきました。
「公園を一周したんだね!」
入口の急な階段を下っていると老夫婦の方がゆっくり上ってきます。
「こっちでいいの?」
「私にそう尋ねているみたい( '_')」
「たぶん道順を尋ねてるはず!」
「イエス!」
海の見える丘の先端方向を指して教えてあげました!


■第59話《ニュータウンだって観光しなきゃ!》■

「これは墓地かな?」
帰る途中墓地らしいものがあります。
「外国の墓地?」
「塔のようなものがあるよ!」
「ちょっと見てみたい!」
「日本の墓地とはかなり雰囲気が違うものね」
見学している方が数名います。
一人旅らしい日本人の女性の方にも会いました。

こんどはエジンバラ駅をそのまま左手にずっと新市街を歩くことにします。
駅に沿った公園にはスコットモニュメントがあります。
この公園がプリンスィズストリートガーデンズ。
こんな線路沿いの街中に美しい公園。
「人々の癒しの公園って感じ(*^-^*)」

「この通りには見慣れたマークス&スペンサーやギャップやH&M!」
「これならお買い物も困らなさそう( ^_^)!」
「ショーウィンドゥを眺めるって楽しい!」
「こちらの方のファッションも分かるね!」
「あっ! こちらにもスターバックスがありました!」

「右側に曲がればクィーンズガーデンかあ」
「目指してみよう!」
スーパー近くの公園までは見慣れた景色です。
「ここからは初めて歩く道だね( ^^)σ」
「クィーンズガーデンにたどり着けるかなあ」

「ガーン(☆-◎;)!」
クィーンズガーデンに行くには道をずっと下らなければならないと分かりました。
「交差点から道路が急に下っているんです」
「道の前方の方が見えない!」
「つまりロイヤルマイルに上るのと同じ!」
「急な坂を上らないと戻って来れない(>_<)」
「それってキツイなあ(@_@;)」
「クィーンズガーデンは諦めるかあ」
「まだ観ていないロイヤルマイルの大聖堂や国立博物館や美術館にしよう!」
「急こう配な坂に怯んじゃうなんて!」
「情けない私です(/_<。)」

ホテルの方へ戻りながらいつものスーパーで昼食をゲット!
「この辺で次の観光にはまた充電しなきゃ!」
「カメラの電池と私の充電タイム(^○^)」

「せっかくかだらプリンスィズストリートガーデンズの中を歩いて戻りましょ!」
「本当に緑が美しい公園!」
「線路が下に見えているのにね!」
スコットモニュメントも真下に来ました。
「とても壮大(゜〇゜)!」
「登れるんだあ!」
「こちらも階段がきつそう(°°;)!」
「パスッ!」
「情けない私です(/_<。)」


■第60話《ロイヤルマイル中心の聖ジャイルズ大聖堂》■

昨日のように靴を脱ぎ捨ててランチ!
カメラの電池を充電しながら食事したりテレビを見たり!
「充電が出来たところで出発です!」
もう何度も前を通った大聖堂「聖ジャイルズ大聖堂」に来ました。

初日にKyokoさんから『建物内はとても美しい』と教えて頂きました。
確か£2で写真撮影も可能って言っていました。
撮影代を支払うとシールを腕に貼って頂けるそうです。
「どこで払うんだろう(゜゜;)?」
見回すと右奥におじい様とおばあ様が座っています。
「あそこかも・・・」
お二人の所に行ってカメラを見せます。
£2渡したらOKo(^_-)O

おじい様が茶色いシールを腕に貼ってくれましたよ!
これで堂々と写真撮影をしていいんです。
「やっぱり初日にKyokoさんに会っていて良かった!」
こんどはおばあ様の方がランゲージを尋ねてきます。
「日本語です」
すると日本語の説明書を手渡されましたよ!
「日本語の説明書があるなんて!」
「ビックリ(*^o^)!」
簡素な紙に書かれた大聖堂の説明だけれど日本語も用意されています。
このロイヤルマイルには多くの国から観光客の方が来ると言うことですね。

今も礼拝が行われている大聖堂なので静かに見学させて頂くことにします。
「ステンドグラスがとても美しい!」
「撮影させて頂けるのは嬉しい!」
「パイプオルガンもとても立派(゜ο゜)!」
「広い聖堂だからじっくり見学するにはかなり時間も必要ですよ」
「奥にはまた別の部屋だあ!」
「見学には寄付が必要!」
「入口に寄付の箱があるよ!」

こうしてこのスコットランドを代表する大聖堂は今も守られているのですね。
修復して後世にこの美しさを残す!
観光させて頂いてる私たちの寄付もその費用に充てられる。
この大聖堂の外観は派手さはないんです。
でも中に入るとステンドグラスの美しさにため息が出ちゃいます。
「是非、中に入って見学して欲しい大聖堂!」
「私からのお薦めですヽ(^○^)/」

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo513.html ≫ 


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▽「ゴールドフィッシュ・ミニだより」
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「ゴールドフィッシュ・ミニだより」 / ミナコ・ジャクソン

≪ http://www.facebook.com/scousehouse.net ≫ 

先週のボヤキが天に届いたのか、今週はぼちぼち晴れ間がありました。天気の良
い日にウォーターフロントを散歩したのですが、たまに晴れるとすべてが美しく
見えて、何にもいらないかも、思えてしまうほどのありがたみを感じます。

【Week 12 (10 July 2012); A Fiddler at the Albert Dock】

ピアヘッドからアルバート・ドックを渡す橋を歩きながら、アイリッシュフィド
ルの音が聞こえてきて、とっても絵になる雰囲気で嬉しくなりました。

これが配信される7月10日火曜日は、今年で第五回を迎える「ビートルズ・
デー」( http://www.beatlesday.tv/ )がアルバート・ドックで行われます。

アルバート・ドック: http://www.albertdock.com/

(ミナコ・ジャクソン)


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▼スカウスハウス・ニュース
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スクールLILAとも提携しています。
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旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週のフォト・アルバム ******

連載「ハプニングもレベルアップな旅って!」の写真を掲載しています(Anne
さん、ご提供ありがとうございました!)。ぜひご覧ください!
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□■ 第513号 ■□

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