Jul 30 2013, No.561
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World  
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 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「憧れのアパルトマン生活の旅!」(15)
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 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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「猫ちゃんはだいじょうぶですか?」
と、何人かのかたに尋ねられました。
前々回のこの欄で書いた、黒い仔猫ちゃんのことです。

ご安心ください。無事に生きています。
今はもう瓦屋根から降りて地上で生活していて、2〜3日に一度くらい姿を見せ
てくれます。といってももちろん僕に慣れているわけではなくて、たまに見かけ
るだけなのですが。

まだまだ体はちっちゃいです。すごく痩せています。それでもなんとかひとりで
がんばって生きているようで、その姿を見ると胸がきゅっとなります。
親もきょうだいも友達も先生も飼い主もいない、ひとりぼっちの仔猫ちゃん。厳
しい猛暑も続いていてたいへんだろうけれども、たくましく乗り越えて立派なノ
ラ猫に育ってほしいです。

…といいながら、やっぱり心配なので、昨日も今日もこっそりとキャットフード
をあげてしまいました。だってかわいいんだもん。

● ● ●

ニューヨーク、ヤンキースタジアムで行われた松井秀喜選手の引退セレモニー、
ご覧になりました?
メジャーリーグであんなことが行われるなんて、ほんとにびっくりでした。
その日1日だけ選手契約を結んで(マイナー選手として)、セレモニーで引退の
書類にサインする、というのが最初は不思議に感じたんですが、観ているうちに
「ああ、なるほどなあ」と納得しました。
おそらくこんな意図があったんではないかと思うのです。

「引退式をするからには、まずは現役のプレイヤーに戻ってもらわないと」
「ヤンキースで引退するには、その前にヤンキースの選手でいてもらわないと」

確かにそれはそうですよね。でも、こんなことがイヤミなくできるのはヤンキー
スだけでしょう。さすがです。誰もが納得する、実にイキな演出だなあ、と心底
感心してしまいました。夜中までがんばって起きてTVを観た甲斐はじゅうぶん
にありました。

ひとつだけ残念だったのは、松井選手が引退の書類にすんなりとサインをしたこ
と。
あそこでちょっと抵抗を見せてくれたら面白かったのになあ、と思いました。
「せっかくヤンキースと契約したんだから1試合くらいプレイさせろぉ!」
とかなんとか言ってゴネてみせたら、きっとウケたんじゃないかなあ…なんてこ
と考えたのは僕だけでしょうか?

                         ― Kaz(30/07/2013)


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▼寄稿:「憧れのアパルトマン生活の旅!」(15)
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「憧れのアパルトマン生活の旅!」 / Anne

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■第41話《いよいよモンサンミッシェルへ!》■

「これからモンサンミッシェルを目指します (^^))((^^)v」
ホテルに到着後、夕食はフランス料理!
「夜、ライトアップされたモンサンミッシェルを見学なんだ!」
パリ旅行に決めた当初はモンサンミッシェルだけを考えていました!
「ツアー会社さんからのお薦めメールで、他の世界遺産が組み込まれているツ
アーに変更!」
お蔭で他の世界遺産にも注目出来てラッキーでした。
「ロワール地方の古城はまた訪ねたい (*^o^*)」

「個人でモンサンミッシェルを訪ねたいあなた ヽ( ^^)〆」
パリからはモンパルナス駅からTGVで2時間のレンヌ駅へ。
そしてそこからバスで1時間半!
「パリからかなりの長旅になりますよ!」
旅行の日程を考えると、私はモンサンミッシェルだけにあまり時間を費やせな
い!
「だからツアーにしました!」
「ツアーを探す時に譲れないもの (`へ´)」
モンサンミッシェルの観光敷地内に宿泊と、夜のモンサンミッシェルの見学です。
環境保護工事中と言うことで島内はシャトルバスか徒歩での移動です。
「一般車両が入れるところから島内はとても遠くて大変らしい (-。-)!」
そこで徒歩でも島内に移動できる対岸宿泊のツアーを探しました。

モンサンミッシェルとは、「聖・ミカエルの山」という意味。
悪魔の象徴だった竜と戦いそれに打ち勝った大天使ミカエルのお告げに従い、
708年司教オベールがこの島にミカエルを奉る聖堂を建てたのが始まりとされて
いるらしいです。
聖堂ができてまもなくモンサンミッシェルは大規模なキリスト教の巡礼地となっ
たそうです。
「この観光でも修道僧に会えましたよ ( ^^)/」

14世紀のイギリス・フランス間で起きた百年戦争のための要塞化工事、ロマネス
ク様式の内陣のゴシック・フランボワイアン様式への変更。
増改築が繰り返されたそうです。
「それで内部は迷路のようになっているんだって (゜O゜)!」
「18世紀末のフランス革命で修道院が廃止されて1863年まで監獄として使用さ
れてたんだ!」

ノルマンディ地方に来ると遠く海の向こうに小さく見えて来ました。
海上にボコンと突き出した島の上にモンサンミッシェルが見えて来ました。
「わあ ヽ(∇⌒ヽ)(/⌒∇)/」
みんなバスの中で興奮です。
「日本人に大人気の世界遺産だもんね」
「慌てない! 慌てない!」
まずホテルにチェックインです!
「フランス料理を頂かなきゃ d(⌒o⌒)」
島内は暗いので懐中電灯をお借りしてから夜の島に渡るそうです。
「ライトアップと言っても島内は懐中電灯が必要なのね!」


■第42話《夜のモンサンミッシェル!》■

「ホテルに到着です!」
私たちが今夜宿泊するのは「ホテル・ルレデュロワ」。
ホテル裏手からは対岸のモンサンミッシェル美景写真が撮影出来るとのこと。
添乗員さんが部屋番号と鍵を渡してくれます。
「ツアーのチェックインは楽チン (。^_^。)」
「鍵を頂いて部屋を教えて頂くなんて癖になっちゃいそう (∩_∩;)」

ツインのとても広い部屋でした。
「私は一人で参加だからこの広い部屋を独り占め!」
いつも選んでいるホテルって便利だけどリーズナブルなホテルばかり。
「豪華ホテルにかなり感激 \(^o^)/」
「洗面やバスルーム、トイレ、何もかもが広くて綺麗!」
ホテルに感激でもうこの部屋でゆっくりバスタブに浸かりたい気分です。
「まだ落ち着いちゃダメダメ (^_^")/\(^_^")」
「これからディナーですよ (^〜^)」

島内散策用の支度をしてレストランに下りて行きます。
一人旅でもちゃんと奇数で参加の方々と組み合わせてテーブルが用意されていま
す。
「さすがベテラン添乗員さん (*^^)/」
ここまでの観光でも細かなところまで行き届いている添乗員さんでした。
食前酒にまず紹介されたのは「カルバトス」。
フランスの北西部ノルマンディ地方はもう海峡の向こうはイギリス。
「ノルマンディはぶとうではなくてリンゴの産地なんですね」
「だからお酒はワインではなくてカルバトス!」
「もちろんストレートで頂きます(*^¬^*)うぃ〜!」

「せっかくだからモンサンミッシェルのビールを頂きましょ!」
ボトルのラベルにモンサンミッシェルが描かれています。
前菜には優しい舌触りのテリーヌ。
「これはやっぱりワインと一緒じゃなきゃね (°-° )/」
海沿いの街らしくメイン料理は白身魚のソテーでした!
「お野菜もたっぷり! しっとりした身の白身魚は嬉しい!」
「デザートは何だろう!」
「プディングだ ヽ(^。^)/」
コーヒーと頂いてお腹も大満足で何だか寛いじゃっています!

「夕食をゆっくり頂いている場合じゃないですよ!」
食後は島内でライトアップのモンサンミッシェルを見学する予定。
「シャトルバスは12時頃まで運行しているっていいね!」
「えっ ヽ(。_゜)/? 」
「運行スケジュールがある訳じゃない??」
「人が集まったら出発 ?(°_。)?(。_°)?」
とてもアバウトな運行なんですね。

皆さんと一緒に出発します。
ホテルでは懐中電灯が配られました。
「3〜4人に1個なのね!」
夕食のテーブルでご一緒させて頂いたご家族と私に1個用意して頂きました。
「これってはぐれられないぞ (`へ´;)ゞ」
ホテルから少し歩いた停留所からシャトルバスに乗車。
「いよいよモンサンミッシェルの島だ!」

バスの前方に乗車しているとライトアップされた修道院が見えて来ます。
「わあ (゜o゜)! もう感動!」
シャトルバスに乗車したらもうあっという間に停留所です。
そこからバボル門を潜って島内に入ります。
城壁に沿って英仏戦争時代の大砲を横目に進むと二つ目の門があります。
最初に目につくのはやっぱり有名すぎるオムレツ屋さん「ラ・メール・プラー
ル」。

島内は暗くて個人で行かれる方も懐中電灯はあった方がいいと思いますよ。
「人の顔が分からない o(><)O」
ただでさえ以前からの知り合いではないのではぐれたらもう分かりません!
写真撮影をしている間に添乗員さんたちはもう先の方へ!
「待って〜 .....( /^^)/」
心の中で叫びながら追いつくように走ります。
そんな暗い島内でも名物ラ・メール・プラールが参道脇で大きなスペースを占め
ているのが分かります。
「これは目立つからすぐに分かるよね!」

狭い石畳の道を暗い中歩きます。
「ついに添乗員さんを見失っちゃった!」
シャトルバスでホテルに戻れば良いので取りあえず問題はありません。
懐中電灯はご一緒させて頂いているご家族の方が照らしてくれています。
島内にはお土産屋さんが並ぶ狭い坂道。
海側の階段を上がると岸壁の上の道が修道院の方まで続いているのかな。
「わあ! ここからはお土産屋さんの通りが幻想的 (。 。 )」
色々な通りがあるので短い時間では楽しめない場所もいっぱい。
このライトアップを楽しみながら島内を見学できるのは10月末までらしいんで
す。
それで買付の旅の時期が決まったんです。

12時位までとシャトルバスの最終運行時間もアバウトなので戻ることにします。
ご一緒させて頂いているご家族と停留所に向かいます。
ちょっと小さ目のバスが来ましたよ。
「あれ (?。?") 乗れないの?」
少し小さ目のシャトルバスは島内で働いている従業員用らしいですね。
夜だからかこの小さ目のシャトルバスは結構通過!
「観光客用がなかなか来ない!」
暫くしてやっと来ました!
でもお客さんがある程度集まるまで発車しません。
「念願のモンサンミッシェルのライトアップも楽しむことが出来た!」
シャトルバスで無事ホテルの部屋に戻って大きなバスタブに浸かって就寝。

「あっ! 大切なこと忘れてた \(゜□゜\)」
このホテルからはモンサンミッシェルを楽しめると聞いていました。
「ホテルからの夜のモンサンミッシェルの眺め〜!」
「見忘れて眠っちゃうなんて ( -_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)」

(つづく)

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