October 29 2013, No.567
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼寄稿:「まさかのナショナルダービーへ!」(1) ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 今週より、Anneさんの新連載「まさかのナショナルダービーへ!」がスタートし ます。 「ナショナルダービー」とは、イングランドのプレミアリーグで最も注目される 2チーム、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドが対決する試合を指し ます。めったにないカップ戦での対戦をのぞけば、1年間でわずか2試合、それ ぞれのホームで1試合ずつリーグ戦が行われるのみ。どちらも超人気チームです からチケットの確保はおそろしく困難で、ナマで観られれば、それはそれは貴重 な体験となります。 今回のAnneさんの旅行は、そのナショナルダービー観戦がテーマなのですが、 そのきっかけはなんと、衝動的に口から出た「えりさんと一緒に帰る!」という 言葉でした。 「思いつき」というか「ひらめき」というか、はたまた「天の啓示」だったので しょうか…とにかくそこからいつものように、Anneさんならではというか、 Anneさんにしかできないようなユニークなひとり旅がスタートしたのです。 楽しみですね。これからしばらくおつきあいください。 ● ● ● ポール・マッカートニーの日本ツアーまであと2週間ですね。 「カズさんはポール行くの?」と何人かのかたに尋ねられました。 はい、行きますよ、大阪ドームに! わざわざポールが大阪まで会いに来てくれるのに知らんぷりもできないので…と いうのは冗談ですが、実際、もし東京だけだったらチケット買ったかなあ…う〜 ん……。 それで、今確認してみたのですが、僕が行く日は12日の火曜日で、NLW配信日で した。うわあ。 今日みたいに夜の10時にこれを書いているようじゃだめですね。がんばって早 めに準備して、コンサートに遅れないようにしないと…。 ● ● ● 「今週のフォト」は、来日記念ということで、ポール・マッカートニーのリヴァ プールでのライヴ写真を。 スカウス・ハウスで観賞ツアーを組んだ、2003年キングズ・ドックと2008年ア ンフィールドでのコンサートで写したものです。あのキングズ・ドックからもう 10年とは…。 そしてもう1枚、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの楽屋口前でのポー ルもオマケで。1997年、ジョージ・マーティンが呼びかけてスーパースターたち が大集合したチャリティ・コンサート《Concert for Montserrat》のときの ショットです。こっちは16年前だ……。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo567.html ― Kaz(29/10/2013) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼寄稿:「まさかのナショナルダービーへ!」(1) ――――――――――――――――――――――――――――――――― NLW □ 「まさかのナショナルダービーへ!」 / Anne ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo567.html ≫ ■第1話《私も一緒に帰る!》■ 2012年11月。 パリ旅行が終わって間もないのに、次の旅行の予約に取り掛かることになりまし た。 「今回はイングランド!」 『ナショナルダービー』と言われる「マンU vsリヴァプール」の試合観戦です。 「サッカー好きならご存じの通り、プレミアリーグで最も注目される対戦ですよ ね d=(^o^)=b」 それを体験できるチャンスは突然やって来たのです。 2012-2013シーズンはパリ旅行があったのでリヴァプールFCの観戦は諦めてい ました。 ちょうどパリ旅行の準備中にアンフィールドで「リヴァプールvsマンU」の試合。 「シーズン開幕後のこんな早い時期にマンUと対戦なんて早過ぎ(∋_∈)」 そうは思っても気になってスカウスハウスさんのホームページを覗くと! 「『1枚だけチケットがあります!』と書かれているじゃないですか!」 「悔しい (>_<。)」 だって、こういうチャンスには「行きます!」ってすぐに名乗りを上げて観戦に 行きたいです。「でも・・・」 「サラリーウーマンの私には突然の海外旅行なんてほぼあり得ない!」 仕事仲間に迷惑をかけることを考えると簡単には休む訳にいかないですよね。 「しかもすぐ後のタイミングでパリ旅行 (;^_^A」 10日程仕事を休んでしまうことが決まっています。 「その前にさらに有休をとるなんて無理です!」 「ナショナルダービーが観たいよ〜 (;´д`)」 マンU戦を観戦してみたい気持ちが強くなって来ちゃいました。 「しかもマンUには香川も(⌒∇⌒)」 「パリへはショップの買付の旅です!」 パリから戻ってからは買い付けて来た品物1つ1つを撮影しなければなりません。 「ショップのサイトに商品をアップする作業もあります!」 やっとそんな作業が終わろうとしていた11月末のことです。 「一通のメールが届きました(^0^)!」 それはスカウスハウスさんを通してお世話になっているエリさんからのもの。 「エリさんは12月から1月初旬まで日本で過ごすの?」 ご実家でお母様とクリスマスやお正月を過ごされるとのことでした。 「年明けに成田空港からパリ経由でリヴァプールに帰国するんだあ!」 エリさんのメールには「夜の便で帰国なので昼間ランチはいかが?」とありまし た。 「エリさんが成田からリヴァプールへ帰国 (゜o゜)?」 「ランチじゃないでしょ! 私も一緒にリヴァプールに帰るヽ(´▽`)/」 エリさんからのメールを受け取って、すぐにそんなメールを送ってしまいました! 「ランチを一緒に楽しんだ後リヴァプールに帰るエリさんを送るの?」 「そのまま送るなんて (゜O゜;)」 「ありえない (>_<)ゞ」 「私も一緒にリヴァプールに帰りたい!」 エリさんにはすぐに帰国の便を尋ねました! 「同じ便を確保しなくちゃ (`´)」 すぐにエールフランスのホームページにアクセスして調べてみます。 「空席がまだあった!」 「でも、もし勘違いだと意味ないよねえ (-。-;)」 もう一度その便名など詳細をエリさんにメールして再確認してみることにします。 「確かに木曜日の夜の便でパリに向かうのね!」 この週は日本では週末から三連休になっています。 「成人の日ですね!」 アンフィールドでマンU戦の試合があった時にオールドトラッフォードでの日程 をすぐにチェックしていました! 1月13日の日曜日はマンチェスターでナショナルダービーだと記憶にあったん です。 「オールドトラッフォードって7万人近く収容出来るよねえ!」 「試合観戦が出来る可能性があるかもしれない (^。^)!」 「期待しちゃう(*^o^)」 帰りは一人でフライトだから、いつものKLMの航空券を取りました。 「同じ航空会社だからどちらのホームページでも取れるんだけどね ( ^^)σ」 帰国は月曜日で日本には火曜日到着です。 「仕事があるからだけど、弾丸だなあ・・・」 ■第2話《ナショナルダービーのチケットは?》■ 「航空券の予約が出来ましたよ \(^O^)/」 「次はナショナルダービーのチケットをどうして手に入れるかが問題だよね!」 オールドトラッフォードの試合だからスカウスハウスさんにはお願い出来ません。 「マンチェスターで暮らしいてるTakaさんに相談してみようかな (^-^)」 実はマンチェスターで暮らす日本人の方とSNSで知り合いになっていました。 「彼女はマンチェスターで暮らしているけどリヴァプールFCファンなんです!」 アンフィールドに観戦に行っては選手を撮影したり、サインを頂いていたり! そんな羨ましくなる楽しい写真をSNSのサイトで見せて頂いていました。 驚いたことに、彼女のお宅はオールドトラッフォードの年間チケットを持ってい らしたんです。 「マンチェスターで暮らしている方だからあり得るかあ (; ^_^)」 「ご主人はイギリス人だもの!」 SNSでは「マンチェスターに来る時には声を掛けてね!」と言われていました! 「でもまさかナショナルダービーは無理だよね (-、-)」 「ダメ元で行くことをメールしてみようかな!」 悩んでいても仕方ないので、早速SNSのダイレクトメールで連絡をしてみました。 「なんと驚きのタイミング d(-_^)good!!」 1枚なら観戦チケットは手に入るとの返信メールが届きました。 「しかも一階のサイドライン o(^^o)」 「前から7番目 (o^^o) (o^^)o」 エリさんのメールから始まって思いもよらなかった方向に物事が進んで行きまし た! 「o(^^o) (o^^o) (o^^)o きゃあ♪ 嬉しい!」 SNSではアンフィールドの近くにお住いの友人も出来ました。 「こんどはマンチェスターで暮らす方との出会い (^◇^)」 マンチェスターに行ったら会ってお話が出来る日本人がいるだけでも嬉しいです よね。 「まさかダービーのチケットを譲って頂けるなんて ( ^^)人(^^ )」 年間パスを持っているので日本名の彼女のカードを貸してくださるとのことなん です。 「本当に私達って良い時代に生きていますよね (^_-)!」 「こんな風に思いが叶うなんてd(^-^)」 こうして「私もリヴァプールに帰る!」の一言から思わぬチャンスまで! 「初めてのオールドトラッフォード!」 「そこでまさかのナショナルダービーを観戦出来ることになりました (*^^*ゞ」 (つづく) ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo567.html ≫ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** スカウスハウス通販 ****** ウェブサイトの「英国盤レコード」通販ページを更新しました。この夏にリヴァ プールで仕入れてきたアイテムを追加しています(レア盤けっこうあり!)。 オーダーをいただけるとうれしいです! http://scousehouse.net/shop/records2013.html *** PLAY AT THE CAVERN! ****** ウェブサイトに新ページ「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」を アップしました。 「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏する」というビートルズ・コピー バンドの夢を、スカウス・ハウスがサポートします! http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** フットボール・ツアー ****** スカウスハウスでは、リヴァプールFCおよびエヴァトンFCのホームゲーム観戦 チケットの手配を承っています。 また、スタジアムツアーや練習場見学をアレンジするツアーもご用意。マニアッ クなフットボール・ファンはもちろん、初心者の方も大歓迎です。ぜひご利用く ださい! http://scousehouse.net/football/stadium2013-14.html *** 「カスバクラブ・ツアー」スタートです! ****** 「ガイドツアー/リヴァプール」のラインナップに、新しくカスバクラブ・ツ アーが加わりました。カスバはビートルズがクォリーメン時代から演奏していた 伝説のクラブです。今現在もほとんど当時のままの状態で、まるで50年前にタ イムスリップしたよう。若き日のジョンやポールやジョージがふと顔を出しそう な空気があります。 http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm *** リヴァプール語学留学 ****** スカウス・ハウスは、リヴァプールへの語学留学をサポートしています。 公立のリヴァプール・コミュニティ・カレッジに加えて、今年より、私立の語学 スクールLILAとも提携しています。 長期でじっくり学べる学生の方にはコミュニティ・カレッジを、まとまった期間 を留学に充てられない社会人の方にはLILAをおすすめします。 スカウス・ハウスには、リヴァプール留学に関する専門知識や経験を持つスタッ フが、日本とリヴァプールの両方に常駐しています。入学前はもちろん、入学後 のサポートについても安心してお任せください。 http://scousehouse.net/study/index3.htm *** ビートルズ・ガイドツアー ****** リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン ジしています。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧 ください。 http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週のフォト・アルバム ****** 来日記念! ポール・マッカートニーのリヴァプールでのライヴ写真を掲載して います。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo567.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第567号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ◇めろんぱん http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=000917 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2013 Scouse House |