December 10 2013, No.570
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World  
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     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼寄稿:「まさかのナショナルダービーへ!」(4)
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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プレミアリーグ、リヴァプールとエヴァトンが好調です。
開幕ダッシュに成功したリヴァプールは現在、9勝3分3敗、30ポイントで2
位。そしてエヴァトンは勝ち星こそ7と少ないものの、引き分け7、そして黒星
がなんとわずか1という成績で28ポイントを獲得し、リーグ5位につけていま
す。
首位はアーセナルで35ポイントですから、リヴァプールもエヴァトンもじゅう
ぶんに射程距離と言えるでしょう。ちなみに2位リヴァプールから7位ニュー
カッスルまでのポイント差は4しかなく、試合毎にころころ順位が入れ代わって
もおかしくない状況。中盤にさしかかっているリーグ戦はますますヒートアップ
しそうです。

それにしても、エヴァトンの戦いぶりはほんとうに素晴らしいです。
前節はアウェイでのアーセナル戦だったのですが、0−1の試合終了間際に同点
ゴールを決めてドローに持ち込みました。もし負けていればアーセナルは2位と
の差を7に広げて独走態勢に入るところでした。リヴァプールもチェルシーもマ
ン・シティもエヴァトンに足を向けて寝られません。

その前の試合も見事でした。
あのマンチェスター・ユナイテッドに勝ったのです。ディフェンディング・チャ
ンピオンであり、監督と主力を引き抜かれたばかりの相手で、しかも7万人以上
の赤いサポーターで埋まる敵地での対戦でした。
これにはエヴァトンのサポーター全員が溜飲を下げたことでしょう。オールド・
トラフォードでの勝利は21年ぶりだったそうです。

そうだ! エヴァトンといえば!!
今年4月2日発行の<NLW No.548>で、僕はこんなことを書いています。
( http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo548.html )

> リヴァプールではこんな言葉が流行るかもしれません。
> 「俺のDNAの二重螺旋にはエヴァトン(リヴァプール)のエンブレムが刷り込
>まれている」
> いや、もっと単純化して、こうなるかも。
> 「俺のDNAの二重螺旋は青色(赤色)だ!」

エイプリル・フールの<Liverpool Echo>の記事から想像をたくましくしたわけで
すが、今年の8月にリヴァプールに行った際、エヴァトンのオフィシャル・
ショップに入ろうとして、思わず「あぁ〜っっ!?」と声をあげてしまいました。
なんとそこには、青い二重螺旋のイラストと「IT'S IN OUR DNA」の文字があっ
たのです。でかでかと。
もしかしてエヴァトンの広報担当者はNLWの読者なのかもしれませんね…って、
んなあほな。

● ● ●

リヴァプールが好調なせいか、最近、アンフィールドでの観戦チケットの問い合
わせが増えてきました。
これから観戦をお考えのかたは、お早めにお問い合わせください。
エヴァトンのチケットももちろん手配可能です。
 http://scousehouse.net/football/stadium2013-14.html 

                         ― Kaz(10/12/2013)


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▼寄稿:「まさかのナショナルダービーへ!」(4)
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「まさかのナショナルダービーへ!」 / Anne

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo570.html ≫

■第9話《リヴァプールのエリさんのお宅で》■

「入国審査も終わったし!」
「スーツケースを受け取ってリヴァプールへ向かうぞ (`O`)」
私のホテルのチェックインは午後です。
それまでエリさんのお宅にご一緒させて頂くことにしていました。

『タクシードライバーさんを見つけなきゃ!』
「わあ! タクシーを予約してあるなんて ヽ(^。^)丿」
「私も楽チン移動が出来ちゃう!」
「なんてラッキー (o ̄∇ ̄o)/」

高速道路をタクシーがリヴァプールに向かっています。
車窓から見える景色は雲が厚くてとても暗い。
「雨かあ (゜゜;)」
「スーツケースで移動だから晴れてくれないかなあ (゜_゜;)」

リヴァプールのエリさんのご自宅にタクシーは到着!
「イングランドのお家にお邪魔するって初めて!」
興味津々だし、ワクワクな私です!
「あっ! リヴァプールは曇りだ (゜o゜)」

「エリさんの御宅では日本のように靴を脱ぐようになっているのね!」
イギリス人のご主人とこれから初対面です。
「ご挨拶どうしよう ('〇';)」
「挨拶って『How do you do?』とか『Nice to meet you.』しか思いつかない!」
「その後はどうしたらいいの (゜□゜)?」
「後はもうエリさんの通訳任せしかないよね!」
「ごめんなさいー (_ _,)/」
お家にお邪魔すると、とっても穏やかそうなご主人です。
「紳士って感じよね (^◇^)!」

「そうだ! スーツケースが玄関だ!」
「これからリヴァプールのナホさんとランチの予定だもの (^-^)V」
「日本からのお土産を渡せるように出しておかなきゃ!」

雨だったのでスーツケースのキャスターに泥が付いています。
スーツケースを開けるために、玄関横の客間でキャスターの泥を拭かせて頂くこ
とにしました。
そんな作業をしていたらエリさんの声が聞こえて来ました。
『お茶をどうぞ ( ^-)_旦』
キッチンから声を掛けてくださっているようです。

キッチンの方に行ってみます。
「ナント (°o°)!」
「ご主人お手製のチョコレートケーキ(⌒◇⌒)」
「凄い ヽ(∇⌒ヽ)(/⌒∇)/」
お手製とは思えない本格的なチョコレートケーキが「ドドーン!」とプレートに
置かれていました。
「このケーキを頂いちゃっていいの?」
まるでプロの方が作ったような立派なチョコレートケーキを頂けちゃうなんて大
興奮!
「ブロガー魂がメラメラ (^.^)>(^.^)>\(^_^)/」
思わず写真を撮りまくりな私でした。

撮影している間にエリさんが紅茶を入れてくださいました。
「紅茶だなんて、やっぱりイギリス!」
「ビターチョコレートがたっぷりであまり甘くなくて美味しい(*^¬^*)」


■第10話《ナホさんと再会》■

この日はライムストリート駅でナホさんと会って、一緒にランチの予定。
手作りケーキを頂きながら携帯電話でナホさんに国際電話です!
「イングランドから掛けているんだけどなあ!」
「これって国際電話になっちゃうんだよね ?(°_。)?(。_°)?」
呼び出し音を聞きながらドキドキな私です。
「ナホさんが出てくれた!」
「良かった (^_^)!」
ナホさんが直接出てくれてホッとしている私です。

「今ね、エリさんのお家にいるよ!」
すぐに11時30分頃ライムストリート駅で待ち合わせる約束が出来ました。
ケーキはとっても大きかったので半分はホテルで頂くように持たせて頂きます。
「エリさん、久しぶりのご自宅でお疲れなのに色々ありがとう (*^o^*)!」
エリさんには、11時30分にライムストリートに到着出来るようにタクシーの予
約もして頂きました。
「エリさんにお世話になりっぱなしね!」
「疲れているときに本当にありがとう ヽ(^○^)/」
ライムストリート駅に向かう支度をしながら窓の外を見ると、うっすら雲にか
かったお日様が見えて来ています!
「ねえ、晴れて来たよ ヽ( ^^)〆」

予約していた時間通りにタクシーがお迎えに来てくれました。
スーツケースを持ってライムストリート駅に向かいます。
エリさんのお宅はリヴァプールジョンレノン空港の方角です。
「この通りは私にも見慣れた景色になったよね!」
心の中でそんな自分が不思議だと感じながら景色を眺めています。

間もなくライムストリート駅に到着して、久しぶりにナホさんに会えました!
「スーツケースを預けたいの!」
旅行前にライムストリート駅でスーツケースを預けられると確認してあるよ!
「それに今はナホさんが一緒だもんね (*^^*ゞ」
ナホさんが係りの方と話してくださってバッチリ預けられましたよ!
「お友達に頼りっきりで楽チン〜 (。^。)」

これから一緒にランチのお店を決めます。
「チョコレートケーキを頂いたばかりだし!」
ランチはサラダなど軽めのものが頂けるお店をリクエスト!
ナホさんが港方面のデパート内のお店に連れて行ってくれました!
「デパートの最上階なんだ! 明るいお店だね (⌒o⌒)」
食べたいものを自分で選ぶビュッフェスタイル!
まずどんなお食事があるのか全部を見て回ります。
「ナホさんはしっかり昼食!」
「私はサーモンがトッピングされたサラダとコーヒー!」
食事を決めてテーブルに付くと、明るい大きな窓から外が見えています。
「リヴァプールは晴れたよ! 青空になった (^O^)/」
「私の晴れ女に改めて驚き (^▽^!」
エリさんのお宅に到着頃には、空はどんよりで、太陽が雲の向こうに少し感じら
れている程度でした。

「雨上がりの青空は爽やか (*^-^*)」
明るい光の差し込むレストランで、久しぶりにお会いしたナホさんとの会話も弾
みます!
「リヴァプールでこんな風にお友達と過ごせる日が来るなんて!」
「初めて訪ねて来た時には思ってもみなかった!」
「私のリヴァプールへの旅はサッカーだけじゃない(⌒^⌒)b」
「どんどん素敵になって行くよね (^^)(^。^)(*^o^)(^O^)」

食事後は雑貨屋さんに行きたいとナホさんにお願いしてありましたよ!
「もちろん可愛い猫ちゃんの雑貨を探しにね!」
「ショップの商品もちゃんと探さなきゃ (^_-)」
ナホさんは可愛い猫の雑貨があるお店をちゃんと探しておいてくださったみたい。
「一緒にお買い物が出来るのって楽しい!」
ナホさんのお宅にも猫ちゃんがいます。
「こんどはナホさんのお家の猫さんにも会いたいなあ (^O^)」
「ヨーロッパって可愛いデザインが一杯で迷っちゃうんだよね!」

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo570.html ≫ 


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寄稿「まさかのナショナルダービーへ!」の写真を掲載しています。Anneさん、
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