October 14 2014, No.593
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼寄稿:「クリスマスはリヴァプールで!」(3) ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 悲しいニュースです。 2日前の日曜日、アンダーテイカーズのジェフ・ニュージェントが亡くなったそ うです。 リヴァプール最古のロックン・ロール・バンドのリーダーで、今も現役でバリバ リ活躍していたジェフさん。オンステージでもオフステージでもいつもイキイキ としていて、エナジーに溢れていました。ライヴをちょっと観ただけで、あるい はイヴェント会場などでちょっと話をしただけで、こっちのエナジー・バッテ リーもあっという間にフルに充電されしてしまうほど強烈にパワフルな人でした。 原発一基ぶんくらいはジェフさんひとりで賄えちゃうんじゃないかと思えるよう な、並はずれて豪快で陽気なロックン・ローラーでした。 ジェフさんとは毎年、《インターナショナル・ビートルウィーク》で挨拶を交わ していたのですが、今年はタイミングが合わなくてついに会えずじまいだったこ とが残念です。ジェフさんと最後に話したのは、去年8月のキャヴァーンのオ フィスで偶然に会ったときでした。そのとき話題になったのがアンダーテイカー ズの盟友、ジャッキー・ロマックスさんの病状でした。それからほどなくして ジャッキーが亡くなり、その1年後にジェフさん本人が続くことになるなんて、 信じられないとしか言いようがないです(バンド名がバンド名だから…なんて冗 談は言わないように!)。 これは公表されているのかどうかわかりませんが、自宅で就寝中に起きた心臓発 作が原因だったそうです。 アンダーテイカーズは今週末にハンブルグに渡り、伝説のライヴハウス<カイ ザーケラー>の55周年記念イヴェントで演奏する予定でした。 老いも枯れもせず、病に倒れることもなく、現役のロックン・ローラーのまま亡 くなったのは、ジェフさんらしいと言えるかもしれません。 ジェフさんのご冥福をお祈りします。 ● ● ● このNLWでは、これまで2度、アンダーテイカーズのライヴのことを書いていま す。 NLW No.402(利物浦日記2008) http://scousehouse.net/magazine/magazine402.html NLW No.538(BW2012 おぼえがき) http://scousehouse.net/magazine/magazine538.html ジャッキー・ロマックスが亡くなったときのNLWバックナンバーはこちらです。 NLW No.564(フロム・エディター) http://scousehouse.net/magazine/magazine564.html ● ● ● 「今週のフォト」ページでは、ジェフ・ニュージェント追悼の気持ちを込めて、 アンダーテイカーズのライヴ写真を掲載します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo593.html ― Kaz(14/10/2014) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼寄稿:「クリスマスはリヴァプールで!」(3) ――――――――――――――――――――――――――――――――― NLW □ 「クリスマスはリヴァプールで!」 / Anne ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo593.html ≫ ■第5話《もう一度思い込みをやめて》■ 「年内のアンフィールドのビッグマッチ?」 これは8月のマンU戦しかないから不可能です。 「年が明けてからは仕事上やっぱり無理よね(-。-;)」 「だったら( ¨)( ‥)( ..)?」 「観戦はアンフィールドじゃなくても良くない?」 「アウェイのリヴァプール戦は・・・」 「エミレーツとエディハドスタジアムの試合だv(^o^)」 「ちょっと!」 「12月26日でしょ?」 「シティ戦はもしかしてBoxing Dayだよね(゜o゜)」 「Boxing Day・・・」 プレミアを観戦されているかたならその意味は知ってらっしゃると思います。 「クリスマス翌日の12月26日!」 クリスマスに働いてくれた人たちにプレゼントと休日をあげる日ですね。 「Boxing Dayって初めて聞いた時不思議だったよね!」 「日本人にとってクリスマスはプレゼントとご馳走やケーキの日でしょ( ^.^)?」 「どちらかといったらイヴの方がメインで楽しむ日(^O^ )」 宗教や歴史が違うからかなりの驚きでした。 以前訪ねたオーストリアのクリスマスマーケットのことを思い出しました。 「素晴らしかったなあ(*^_^*) クリスマスマーケット!」 「街中がクリスマスのイルミネーションで飾られてキラキラ:*:°★,。:*:°☆」 日本のクリスマス気分とは全く違っていました。 『待ちわびたクリスマスが来たよ〜(^o^ )彡』 人々の笑顔からはそんな喜びが伝わって来ました。 その素晴らしい雰囲気を味わったのは、まだ12月初旬のことでした。 「それなら?」 「クリスマス当日ってどんなだろう・・・」 「ヨーロッパでクリスマスってなんか素敵じゃない(*^^)?」 しかもプレミアリーグはクリスマスとお正月前後は試合が続いています。 「選手にとっては休日も無くて大変なんだけれどね(´▽`;)」 「遠くから観戦に行くファンにとってはちょっとラッキー!」 この時期はチャンピオンズリーグが無くても気になりません。 「一週間待たなくても次の試合観戦が出来ちゃうもの(*^.^*)」 「決めました(/^^)/」 「Boxing DayにエディハドスタジアムでマンC戦を観戦しよう!」 「あとはその前の試合を観戦(゜゜)?」 「その後のお正月の試合を観戦(。 。 )?」 チェルシー戦が続けてあるようです。 「でもロンドンってことは両方ともアウェイ?」 チェルシーの試合はスタンフォードブリッジでもアンフィールドでも観戦したこ とがあります。 「2試合共アウェイはちょっと寂しいよね(^。^;)」 「やっぱりアンフィールドでの試合も行きたい!」 予算を把握するためにまずは航空券を調べてみることにします。 「思った通りだ!」 「この時期は運賃の差が大きい(゜□゜)」 年内に帰国するのと、お正月の試合を観戦して帰国するのを調べてみます。 「まさか(゜O゜; 」 「運賃ってこんなに違うの?」 航空券は日本の冬休みに合わせた運賃になっているようです。 「こんなに運賃に大きな差があるなら年内往復に決まりだよね!」 アンフィールドでカーディフ戦、エディハドスタジアムでシティ戦ということで 落ち着きました。 ■第6話《シティ戦のアウェイチケット》■ アンフィールドのチケットはスカウスハウスさんにお願いすることは決まってい ます。 「当然( ̄^ ̄)」 「早速メールで問い合わせてみましょ!」 問題はアウェイのシティ戦のチケットです。 「マルコポーロさんに確認してみるのがいいかなあ(゜゜)(。。)」 以前、チェルシー戦やパリでパリサンジェルマンの観戦チケットをお願いしたこ とがあります。 「そうだ!」 「マンチェスターで観戦だからTakaさんにメールで知らせよう!」 「マンチェスターに行くから会えたら嬉しいよね(^。^)/」 そう思っていると偶然にもTakaさんからメールが届きました! 「Takaさん、ドイツに行ってバイアレーナで試合観戦(゜ο゜)?」 私が行きたかったバイアレーナでレバークーゼンを観戦したそうです! 「そうかあ! TakaさんはマンU戦の観戦だったんだね!」 「わあ! ドイツまで行ったんだあ(⌒o⌒)」 「バイアレーナで監督をしているヒーピアも見たんだね!」 TakaさんはトーレスがリヴァプールFCに移籍して来た時からのサポーターです! そのカッコ良さに惚れ惚れしたのがリヴァプールファンのキッカケだったそうで す。 「ヒーピアのことは以前リヴァプールの選手だったのを知っていたんだ(^_^)」 そして私がドイツに観戦に行きたいと言っていたのでメールをくださったようで す。 「羨ましい〜o(^o^)o」 メールの返信ではBoxing Dayのシティ戦を観戦したいことを伝えました。 するとTakaさんから、またすぐにメールが届きましたよ! 「キャー(^○^)! Takaさんもシティ戦に行く予定なの?」 しかもTakaさんの分と一緒にチケットを購入してくれると言うのです。 「示し合わせたわけじゃないのにこの偶然は凄く嬉しいヽ(´▽`)/」 もちろんチケットをお願い出来るのはラッキーだけど、一緒に観戦に行けるのも 楽しいですよね! 「エディハドスタジアムで観戦だけど・・・」 「お互い同じリヴァプールFCの応援だものね\(o ̄∇ ̄o)/」 「えっ(゜o゜)? カーディフ戦も観戦するの?」 驚いたことにリヴァプール出身のご主人と一緒にカーディフ戦も観戦するんだそ うです。 それならば、Takaさんとはアンフィールドでも待ち合わせをすることにしまし た。 Takaさんはアンフィールドで、色々な方のサインを頂いているんですよ! 「大好きなトーレスのサインは当然!」 「何だか、試合当日に向けて強い味方が出来たみたいですよd=(^o^)=b」 (つづく) ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo593.html ≫ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** スカウスハウス通販 ****** スカウスハウス通販の「英国盤レコード」ページを更新しました! 今夏、リヴァプールで仕入れた新入荷アイテムを追加掲載しています。在庫品は すべてプライスダウン。オーダーをいただけるとうれしいです! http://scousehouse.net/shop/records2014.html *** フットボール・チケット&ツアー ****** スカウスハウスでは、2014-2015シーズンも、リヴァプールFCおよびエヴァト ンFCのホームゲーム観戦チケットの手配を承ります。 また、スタジアムツアーや練習場見学をアレンジする「フットボール・ツアー」 もご用意。マニアックなフットボール・ファンはもちろん、初心者の方も大歓迎 です。ぜひご利用ください! http://scousehouse.net/football/stadium2014-15.html *** PLAY AT THE CAVERN! ****** ウェブサイトに新ページ「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」を アップしました。 「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏する」というビートルズ・コピー バンドの夢を、スカウス・ハウスがサポートします! http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** 「カスバクラブ・ツアー」スタートです! ****** 「ガイドツアー/リヴァプール」のラインナップに、新しくカスバクラブ・ツ アーが加わりました。カスバはビートルズがクォリーメン時代から演奏していた 伝説のクラブです。今現在もほとんど当時のままの状態で、まるで50年前にタ イムスリップしたよう。若き日のジョンやポールやジョージがふと顔を出しそう な空気があります。 http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm *** ビートルズ・ガイドツアー ****** リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン ジしています。ロンドンには「ポールゆかりのレストランでランチ」という新企 画も登場。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧くだ さい。 http://scousehouse.net/beatles/guide_liverpool.htm http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週のフォト・アルバム ****** 「今週のフォト・アルバム」には、ジェフ・ニュージェント追悼の気持ちを込め て、アンダーテイカーズのライヴ写真を掲載します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo593.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第593号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ◇めろんぱん http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=000917 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2014 Scouse House |