November 04 2014, No.596
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World  
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール「オールド」ニュース <2008年6月24日>
 ▽寄稿:「クリスマスはリヴァプールで!」(6)
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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NLW No.596です。
11月2日付けのリヴァプール・エコー紙によると、2010年に閉店したルイシズ・
デパートの1階と地下階が、スーパーマーケット・チェーン「リドル」になるそ
うです。
リドルはドイツのディスカウント・スーパーマーケットで、なんと世界におよそ
8000店舗を持っているのだそうです。英国には現在568店舗で、これは本国ドイ
ツ(約3000)、フランス(1350)に次ぐ多さです。

といっても僕自身はこのリドルにはぜんぜんなじみがなくて、何かを買ったこと
も、店に入ったこともありません。ロゴマークを見て、「ああそういえば見たこ
とあるなあ」くらいの認識なのですが、でも、あの立派なルイシズがディスカウ
ント店になっちゃうのにはとても違和感があります。
たとえてみれば、明治時代に建てられた神戸・旧居留地のビルに「ドン・キホー
テ」が出店するような感じでしょうか(ドン・キホーテにも入ったことないんだ
けど…)。

…なんてことを思っていたら、翌日の「エコー」には早速、記者による賛否のコ
メントが掲載されました。抜粋して紹介しますね。

ドーン・コリンソン記者
「ルイシズにたくさんの良き思い出を持つ人々にとっては、リドルは理想的なテ
ナントとは言えないかもしれない。セルフリッジやハウス・オブ・フレイザーな
ら過去の栄光にもっと釣り合うんでしょうけど」
「でも、空白の時間があまりにも長すぎるわ。パーフェクトなテナントがやって
来る日をひたすら待ってるわけにはいかないじゃないの」

パディ・シェナン記者
「ルイシズのビルディングはリヴァプールで最も愛される歴史的なランドマーク
のひとつなんだぞ。何世代にもわたってリヴァプール・ライフを支えてきたんだ」
「壁の中に誰が入り何を売ろうと、これからもルイシズの建物と呼ばれ続けるだ
ろう。だから建物同様、中身も大事なんだよ。スーパーマーケット(どんなスー
パーマーケットであろうと)が似つかわしいわけないだろう」
「シティ・センターの貴重な商業スペースを空けておくのはもったいないって言
う人間もいるが、ちょっと待ってくれ、ここはルイシズなんだぞ。スーパーマー
ケットにするよりもっといい方法はある。そうだろう?」

このルイシズには、ビートルズに関係するエピソードがいくつかあります。
メイン・エントランスの大きな裸像の下はカップルの待ち合わせスポットとして
よく使われていて、ジョン・レノンとシンシアもよくここで落ち合っていたそう
です。
ポール・マッカートニーは短期間ですがルイシズで働いていました。助手として
配達のヴァンに乗っていたそうです。
ビートルズはデビュー直後の1962年11月に、このお店のダンス・パーティーの
ためにライヴを行っています。

そしてもうひとつ、ポール・マッカートニーは2008年にこのルイシズでネクタ
イを買いました。
このNLWに掲載した「ニュース」を再録しますね。エコー紙の記事を元にしてい
ます。ぜひご覧ください。

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「今週のフォト」ページには、閉店前のルイシズの写真をいくつか掲載していま
す。2007年と2010年に撮影したものです。ポールが訪れたネクタイ売り場の写
真も!
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo596.html 

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<Beatleweek 2015:出場バンド募集について>
第2次募集です!
スカウス・ハウスでは、2015年のインターナショナル・ビートルウィークに、日
本代表として出場するビートルズ・トリビュート・バンドを募集しています。
出場を希望されるバンドは、info@scousehouse.net までお問い合わせください
(件名は「BW15バンドエントリー希望」とし、メール本文には、バンド名と簡単
なプロフィール、代表者のお名前・住所・電話番号・PCメールアドレスをご記入
ください)。
お問い合わせをいただいてから2日以内に、Eメールで募集要項を添付送信いた
します(募集要項をご検討のうえ、あらためてお申込みいただきます)。
※募集締め切りは11月5日(水)です。お問い合わせはお早めに!

                         ― Kaz(04/11/2014)


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▼リヴァプール「オールド」ニュース <2008年6月24日>
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*** 2008年6月24日(火) *******************************

【お札にサイン】
リヴァプールのデパートで偶然サー・ポール・マッカートニーに会って、お話を
して、サインまでもらったラッキーな人の話です。

3児の母リンゼイさんは5月1日、20ヶ月の赤ん坊ヴィニーくんを連れてルイシ
ズ・デパートに買い物に行きました。
そしてサー・ポールは、同じデパートのネクタイ売り場にいました。その日は彼
のクラシック作品《Ecce Cor Meum (Behold My Heart) 》プレミア公演が行われ
ることになっていて、会場のリヴァプール大聖堂へ行く途中、たったひとりでデ
パートに寄ってその日につけるネクタイを選んでいたのです。

リンゼイさんの話です。
「ルイシズはあんまりお客さんが入ってなくて、その売り場にいたのは私たちと
その男の人だけだったの」
「すれ違った時にその人は赤ちゃんにハローって言って、私にも微笑みかけてく
れたんだけど、最初私は母の家の裏に住んでるおじさんだと思っちゃったのよね」
「『あの人何て名前だったっけ?』って歩きながら考えてて、やっと気がついた
のよ。あら、ポール・マッカートニーだわって」
「それで彼のところに引き返して行って、サインいただけますかって訊いてみた
の」

でもリンゼイさんはサインをもらうのに適当な紙を持ち合わせていませんでした。
「それで、私は財布から20ポンド札を出して、これにお願いしますって言った
のよ。彼はそれを見て笑って、こう言ったの。きっと君は僕よりお金持ちなん
だろうねって!」

もちろんサー・ポールは、女王陛下の肖像の入った紙幣に快くサインしてくれた
そうです。
「ほんとに、ほんとにラヴリーでフレンドリーな人だったわ。ヴィニーを抱っこ
してくれて、ホワイト・チョコレートも分けてくれたのよ」
「ずいぶん長いこと私たちだけのためにおしゃべりしてくれたの。なんていい人
なんでしょう」

その時サー・ポールが選んだのは、1本11ポンド99ペンス(約2500円)のネク
タイだったそうです。
もちろん大聖堂でのプレミア・ショウにはそのネクタイで臨みました。

              ― NLW No.347(2008年6月24日発行)より ―


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▽寄稿:「クリスマスはリヴァプールで!」(6)
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「クリスマスはリヴァプールで!」 / Anne

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo596.html ≫

■第11話《いよいよクリスマスを過ごす旅へ出発!》■

いつものように保険の加入やペットシッターさんに圭佑をお願いする準備も済ま
せました。
リヴァプールに到着した翌日はもうカーディフ戦です。
「今回、Eriさんは日本に帰国中なんです(^_^;)」
観戦チケット代わりの「メンバーズカード」の受け取りは、ミナコさんとリヴァ
プールライムストリート駅で待ち合わせることになりました。
「懐かしいなあ(^。^)」
初めてアトレチコ戦の観戦に行った時は、ミナコさんが宿泊しているホテルを訪
ねてくださいました。
「あの時以来なんだよね!」

出発の朝は小雨が降っています。
いつも通り、通りに出てタクシーを捕まえようとします。
「ダメだ(+。+) 空車が来ない!」
「地下鉄で新宿に行こうか・・・」
「バスで新宿に行く( ¨)?」
もう決心が必要なギリギリな時間です。
タクシーを待っている私の左方向には地下鉄の駅が見えています。
そして右方向に見えている信号を左に曲がればバスの停留所です。

地下鉄だと地下に下りて、新宿駅で地上に上がらなければならない。
「リムジンの乗り場は地上だから上り下りが必要だよね( ¨)( ‥)( ..)」
バスは地上を走るので、リムジンの乗り場まで階段もエレベーターも必要ありま
せん。
「でも、バスは朝の通勤時間は渋滞が心配!」

「渋滞が心配だけれど・・・」
「エレベーターを探して移動が必要な地下鉄よりは楽なはず(`´)」
右側の停留所に向かって歩き出しました。
新宿行きのバスも5〜10分間隔で来るのでとても便利です。
「バスも便利だけど、時間の正確さを考えると普段は地下鉄なんだよね!」
停留所で待ちながら硬貨を探します。
「海外旅行はICカード乗車券パスモは家に置いているから現金で乗車だっ
た(→o←)ゞ」
パスモだけじゃなくて免許証や健康保険の保険証なんかは置いて行きますよね。
「代わりにパスポートや旅行保険の保険証は忘れないようにしなきゃ!」

「硬貨が出て来ない(TεT;)」
タクシーを想定していたのでクレジットカードはすぐに出せるところに入れてあ
ります。
「予定通りタクシーに乗れていたら支払はカードです!」
「なぜかってρ(^^ )?」
余談ですけれど、旅行で利用するクレジットカードの中の1枚は、当日国内で利
用したらカード付帯の旅行保険が有効になるからです!
「これは重要な注意点ですd(゜ο゜) 使わないと保険が有効になりませんよ!」
「だからリムジンバスだってカードで支払います!」
「空港到着したら搭乗前に買うお水だってカードでOK!」
お水もクレジットカード決済だから日本の硬貨は必要がありません。
「バスや地下鉄に乗る位の硬貨はすぐに出せるようにしておくんだった!」
「まだ自宅を出発した直後なのに、こんな反省が必要なんて(--、)ヾ(^^ )」

こうして通勤で混んでいるバスに遠慮がちに乗車して新宿駅に到着。
新宿駅ではバス停から横断歩道を渡って、デパート沿いに歩いたらリムジンの乗
降場。
これが意外に楽だと初めての利用で分かりました。
「自宅からも停留所は徒歩1分位だし(^。^)」
「バスの本数もあるし(^○^)」
「今どきのバスってノンステップだから、スーツケースがあっても楽チ
ン(⌒-⌒)」
「新宿は終点までの乗車だから慌てる必要もないしねd(^-^)」
小雨でタクシーを拾えなかったことで、バス移動が意外に便利なことを発見!
「リムジンのチケットをクレジットカードで支払ったら旅行保険有効( ̄ο ̄)」
(各カード会社の付帯海外旅行保険の有効条件を確認しておきましょう!)


■第12話《初めてWi-Fiのルーターを受け取ります》■

空港に到着したらまずやらなければならないことはWi-Fiルーターの受け取りで
す。
「スーツケースは移動には邪魔だから、まずは荷物を預けてからね!」
「さすがにクリスマス前!」
ヨーロッパ行きのチェックインカウンターが混んでいます。
「こんなに並んでいるのって珍しいなあ(^。^;)」
「インターネットでチェックインしている私は待つ必要がなくて良かった!」
空いている別のカウンターに案内されました。
「ネットでチェックインしましょo(^_-)O」

チェックイン済のカウンターは並んでいる人がいません。
「不安の一つの乗り継ぎを聞いてみることにしよう!」
「パリシャルルドゴール空港の乗り継ぎって分からな過ぎ( -_-)」
一応下調べでは、今回の乗り継ぎはターミナル2の5E到着で5Eの出発。
「なんだ! 同じじゃない(*^o^*)」
「ターミナル間の移動がなくて良かった!」
「そう思っているあなたは甘い(`へ´)!」
搭乗口のナンバーがめちゃくちゃ多いんです!
「しかもEはサテライトまであるしヽ(。_゜)/」

エールフランスのスタッフの方に確認します。
「5Eから5Eだからフロアの移動だけですよねー(^_^")?」
普通に考えると到着フロアから出発フロアの移動だけのはずです。
スタッフの方は「もちろん!」って笑顔で答えてくれます。
「マンチェスター行きってサテライトじゃないですよねー(°σ °)?」
またまたスタッフの方は「そんなことないですよー」な応対。
「良かった(^O^")」
ちょっと安心して、次は初めてのルーターの受け取りです。

受け取り場所は南ウィング!
「受け取り場所はプリントアウトしてきました!」
「レストラン街の向こうだよね!」
KLMを利用するようになってからは、南ウィングの辺りをウロウロすることが無
かったので久しぶりで新鮮です。
北ウィングから南ウィングへの通路は、携帯やネット関係の会社や銀行が並んで
います。
地図とカウンターの写真を頼りに歩いていると見つけました。

これから初めて海外用のWi-Fiルーターを借ります。
「説明を聞くのも真剣になるね( ̄ο ̄)」
マンチェスターに到着後すぐにスマホが使えるようにと聞き逃さないようにしま
す。
「絶対にイギリス以外ではスィッチをONにしないでください!」
つまり試しにここでスィッチを入れてみる訳にもいきません。
「これはちょっと緊張するなあヽ(°_°>)」

北ウィングに戻る途中、銀行に寄って少しだけ両替します。
「いつも新宿で両替していた同じ銀行だからレートも同じだね!」
私はいつも殆どカードで支払います。
「だから使わなかったポンドが手元にあったんだよね!」
久しぶりに少しだけ両替をして補充をしました。
「キャー! 何? このレート(;´д`)」
アベノミクスとか自分にはあまり関係ないと思っていました!
「めちゃくちゃ関係ありです(;`O´)o」
「こんなにレートが違うなんて(* ̄0 ̄*)」
銀行の方も最近の円安にちょっとすまなそうな苦笑いをしていました。

(つづく)

≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo596.html ≫ 


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▽今週のフォト
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「今週のフォト・アルバム」には、閉店前のルイシズの写真をいくつか掲載して
います。2007年と2010年に撮影したものです。ポールが訪れたネクタイ売り場
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