March 15 2016, No.635
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼寄稿:「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」(1) ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ Anneさんが帰ってきました! このNLWの名誉ライター、Anneさんの旅行記の連載がスタートです(なんと今回 が通算8シリーズ目!)。 リヴァプールおよびイギリスをのぞけば、スペイン、アムステルダム、フランス とひとり旅を敢行してきたAnneさん。今回の行き先は念願のドイツです。もち ろんAnneさんですから、旅のメインはフットボール観戦なのですが、いつもの ように、旅行の計画を立てるところからお話は始まります。そしてこれまたいつ ものように、旅に出る前も出た後も、偶然やらひらめきやら思い付きやら、ある いは何かの導きとしか思えないようないろんな出来事が起こります。 僕はすでに全文読んだんですけど、今回もほんと何から何までAnneさんらしい 旅になってます。乞うご期待! というわけで、これからしばらくAnneさんといっしょに旅をしましょう。 面白いですよ~~! ● ● ● 先日Anneさんの原稿を編集しているときに、「あ、そういえばおれもドイツ行っ たことあるぞ」と気がつきました(…すっかり忘れてた)。 2012年の1月のことです。フィンランドのタンペレで行われたビートルズ・ フェスティヴァルに招待されたブルーマーガレッツに同行したあと、せっかくだ からついでにと、ひとりでスカンジナビア航空に乗ったのでした。ヘルシンキか ら。 コペンハーゲンで乗り継いで(カールズバーグが美味しかった)、着いたところ はハンブルグ。もちろんビートルズの足跡を訪ねるのが目的です。夜遅くに着い て翌々日の早朝に飛び立つという、2泊だけど正味1日だけの滞在。あわただし いというかせっかちな旅でした。冬で寒いし暗いしおまけに雨だしでちょっと辛 かったけど、でもやはり行ってよかったです。実際にその場に立ってみて初めて、 ヤング・ビートルズのハンブルグ時代に思いをはせることができたような気がし ました。 アストラビールも美味しかったし、とても充実した2泊1日の旅でした(…っ て、すっかり忘れてたけど)。 「今週のフォト・アルバム」には、そのときにハンブルグで撮った写真を何枚か 掲載します。ビートルズ関連スポットばかりですが、ファンのかたにはきっと喜 んでもらえるのでは…。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo635.html ● ● ● 僕が原稿を書き、スカウス・ハウスが写真を提供したアルクさんのビートルズ本、 何人かのかたからオーダーをいただきましたが(ありがとうございました!)、 まだ在庫があります。 先週書いた紹介文を以下に再掲載しますね。オーダーはお気軽にどうぞ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 少し前の2月19日に、語学教育をメインとする出版社「アルク」さんから、CD つき書籍『改訂版 英語で歌おう!ビートルズ編』が発売になりました。 2000年に刊行された同書の改訂版です。オリジナル版と同じく、スカウス・ハウ スとして写真を提供し、僕が楽曲の背景解説を書いています。改訂にあたっては、 写真は1枚を除いてすべて差し替え、原稿には情報のアップデートといくらかの 文言修正を行いました。 改訂版の担当編集者は、熱意と良識と粘り強さを兼ね備えたかたで、おかげで僕 のオリジナル版原稿にあった大きな(かつ恥かしい)ミステイクを発見すること ができました。ほんと助かりました。どんなミステイクだったかはここでは披露 しませんが…。ああ恥かしい。 この本は、ビートルズの10曲をジョンやポールが歌っているように歌えるよう、 発音実技的な教則本の体裁をとっていますが、ビートルズが何を歌おうとしたの か、それぞの楽曲にはどのような歴史や意味があるのかを深く掘り下げた研究本 であるともいえます。じっさい僕も、カン・アンドリュー・ハシモトさんの歌詞 解説に、目からうろこぼろぼろでした。カラオケに行かないビートルズファンの かたにもおすすめです。 『改訂版 英語で歌おう!ビートルズ編』は、アルクさんのサイトよりオンライ ンで購入できます。 http://ec.alc.co.jp/book/7015068/ もちろん、アマゾンさんや紀伊国屋さんなど、ほかのオンライン書店でも購入可 能。というか、全国の書店でも並んでいるはずです。ぜひぜひ。たくさん売れる といいなあ。 あ、スカウス・ハウスにも何冊かストックがあります。もしももしも、著者サイ ン本(…って、僕のサインですが)をご希望のかたは、info@scousehouse.net までメールでオーダーしてください。タイトルは「英語で歌おうサイン本希望」 とでもしていただいて、本文でお名前・ご住所・希望冊数をお知らせくださいね。 定価販売となり、お振り込みの手数料もかかってしまいますが、送料は国内無料 でお届けします。 「欲しい人いるのかな??」という気はしますが、オーダーをいただけるとうれ しいです(とっても)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ― Kaz(15/03/2016) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼寄稿:「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」(1) ――――――――――――――――――――――――――――――――― NLW □ 「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」 / Anne ■第1話《アロンソのドイツ》■ 2014-2015シーズンのサッカー観戦旅行を考えた時に、最初に気になっていたの はドイツ! 「最近のドイツって強いし~( ^^)」 「シャビアロンソがプレーしているし(^o^)」 前回、宿泊先の予約が叶わなかったことで、尚更私の気持ちはドイツに誘われま す。 しかもウッチーのシャルケ04の本拠地はゲルゼンキルヒェン。 「宿泊するつもりのアパートメントのあるエッセンからすぐ近くなのよね!」 「イケメン好きな私としてはウッチーに会いに行きたいわあ( ´艸`)」 今回の観戦旅行はこんな思いからスタート。それがさらに希望になって! 「準備を始めなきゃ~」 観戦旅行を前にマイレージがそろそろ貯まっていることに気が付きました。 マイレージって利用したことがないので「どこまでいけるのか?」とか疑問です。 「いつ利用出来るのか?」も全然分からない私。 しかも私のマイレージって「フライングブルー!」 「日本の航空会社はグループに無いから海外旅行しか利用出来ないの?」 「国内旅行の利用が出来ないってことは、かなり貯まるまで使えないってことよ ねえ・・・( '_')」 「頻繁に海外に行かないから使えるほど貯まっていないよね!」 調べていると日本の国内線はJALなら利用出来ることが分かりました。 「それなら国内線だから利用出来るかも(〃'▽'〃)」 「国内旅行で必要なのは何マイルかしら?」 「ヨーロッパまではいったい何マイル必要なの?」 マイレージのことなんて気にしたこともなかったから調べるのもたいへん! 「マイレージ初心者はわからないことを一つずつ調べるしかないね(-_-;)」 ■第2話《マイレージでヨーロッパに!》■ KLMのサイトに「マイレージを利用する」と書かれたページを見つけました! 「一か八か進んじゃえ(^^;)/」 「最後の決済をしなきゃいいもんねー!」 「分かったd(⌒o⌒)b」 「80,000マイル以上位あれば希望の日にフライトが出来そうみたい!」 「ハイシーズンをのぞいたらね(^_^;)」 なんと! 私のマイルってそれならまだ余ります! 「国内線のマイルを調べなきゃ!」 調べてみると、日本国内はコールセンターに電話するしか無いみたいです。 コールセンターに電話をしてみました。 「国内はどこでも25,000マイル?」 日本国内のチケットだけど、KLMの方でJALチケットを予約してくれるとのこと! 「わーい! 国内旅行も出来ちゃいます(o´∀`)b」 実は前年の初夏に知り合いが沖縄に引越をしたのです。 「だから秋には沖縄に行きたいと思っていたのよね!」 「沖縄まで行ったら、大好きな小説家、森瑶子さんの眠る与論島も訪ねたいし!」 夏の終わり頃にサッカー観戦の旅を思い、試合のスケジュールを調べていました。 マイレージも調べてスケジュールが決めやすくなりました! 「今年はサッカー観戦より沖縄旅行を優先しよう(*^o^)」 秋には沖縄・与論島の旅を実現させることに決めました! 「サッカーはその日程を避けて探すことにしましょ(*^.^*)」 ■第3話《観戦したいのは? 観光したいのは?》■ 「さて、ドイツの観戦旅行はいつ?」 ヨーロッパの観戦旅行は仕事の都合で沖縄旅行と続けては無理です。 一番気になっていたのは、前回ドイツで予約が出来なかったエッセンにあるア パートメントの予約が可能かどうかです! 「このことがあったから、最初にドイツが思いついちゃったのよね!」 人気らしいけれど、早目に観戦する試合を決めて予約したら宿泊が叶うかもしれ ません。 「まず宿泊先の予約状況を確認することにしましょ!」 「わー((((*゜▽゜*)))) 来年(2015年)の春ならまだ予約が可能らしい!」 「急いで試合の日程を調べなきゃ!」 「エッセンだから近いのはシャルケ04やドルトムントだね!」 ハノーファーやケルンも観戦範囲のようです。 「ヒーピアが監督しているレヴァークーゼンも観戦可能(^o^)?」 「ドイツだったらやっぱりウッチーが観たいわあ」 香川選手はマンチェスターUの時にナショナルダービーで観戦しました。 「シャビアロンソはバイエルンだよね('-'*)」 「ミュンヘンは遠すぎ?」 「南の方だけど会いたいなあ(*^。^*)」 「ヒーピアの監督姿ならレヴァークーゼンだね!」 「ドイツで観光してみたいとすぐに思いつくのはブレーメン!」 私にたくさんのサッカーを教えてくれたシルバ君がブレーメンのユースだったこ と! 「初めてリヴァプールに行った時のお話で紹介させて頂たのよね!」 「だからブレーメンは行ってみたい(*^o^*)」 シルバ君からはハンブルグがとても美しい港町って教えていただいたことがあり ます。 「さすがにハンブルグはちょっと遠いかなあ・・・」 「もう北欧に近い都市だしねヽ(~o~ ;」 「以前、長谷部選手がいたヴォルフスブルグは車の街だよね!」 「ドイツと言ったらベルリンは外せない?」 「シャビアロンソに会いにミュンヘンも行ってみたいけど南だし!」 「ドイツ観光の一番人気のノイシュヴァンシュタイン城も南だヾ(・ω・`)」 ドイツは国土が広いので、エッセンに宿泊だと北側に絞らないといけないことが ちょっと気になりました。 ■第4話《ドルトムントでアロンソに会える!?》■ 仕事に影響が出にくい月初めを中心に試合の日程を調べます! 「ラッキー! ドルトムントvsバイエルンが初旬だ!」 「バイエルン戦ならシャビアロンソに会える(⌒◇⌒)?」 「私のシリーズ物みたい(≧∇≦*)」 覚えていらっしゃいますか? シャビアロンソに会いにスペインに観戦旅行に行ったこと! 「あの時はバルセロナに行ってみたくてクラシコを観戦!」 カンプノウでレアルマドリーのシャビアロンソに会うことにしました。 「ドルトムントでシャビアロンソに会うのはありだよね~d(^-^)」 「有りと言うよりシリーズでしょ★☆(*´з`*)☆★」 そう決めたらリヴァプール戦以外でお願いしているマルコポーロさんにチケット のことを聞いてみます! 「ガーン(゜o゜;)」 「もう無い・・・( ´ρ`)」 急いで色々なサイトでチケットを検索しても見つかりません。 「来年の4月のチケットだよ!」 やっと見つけても1枚10万円以上のチケットです。 「クラシコ並みだ・・・」 「そうだよね~! ドルトムントvsバイエルンだものね!」 「ブンデスリーガを甘くみてたわ(´-ω-`)」 シャビアロンソにドイツの旅でも会えるって喜びは立ち消えになって行きました。 (つづく) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** Beatleweek 2016 スカウスハウス・ツアー:参加者募集中! ****** 毎年恒例、インターナショナル・ビートルウィーク鑑賞パッケージ「スカウスハ ウス・ツアー2016」の参加者を募集中です。聖地リヴァプールで開催される世界 最大のビートルズ・フェスティヴァル。今年も盛りだくさんのイヴェントが企画 されています。毎年好評のオプショナル・ツアーももちろんやります。 この夏、ぜひリヴァプールでお会いしましょう!! http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2016.html *** リヴァプール現地ガイドツアー ****** ウェブサイトの「リヴァプール・ビートルズ・ツアー」ページをプチ・リニュー アルしました。15年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ツアー」、名所観 光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ランチ&名所観光」、 「伝説のカスバクラブ・ツアー」、そして2つの「現地英語ツアー(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の、それぞれに案内ページ をつくりました。リヴァプール旅行の際にはぜひご利用ください。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html *** スカウスハウス通販 ****** スカウスハウス通販に新コーナーができました。「リヴァプールみやげ2015」で す。 今年リヴァプールで仕入れてきたグッズを集めています(一部例外あり)。 Beatleweek関連商品やSteven Gerrard関連本など、ちょっとレアでマニアック なものばかりです。オーダーをいただけるとうれしいです! http://scousehouse.net/shop/2015mo.html ビートルズをはじめとする「英国盤レコード」の通販はこちらから。 リヴァプールで仕入れたレコードたちです。オーダーをいただけるとうれしいで す! http://scousehouse.net/shop/records2015.html *** フットボール・チケット&ツアー ****** スカウスハウスでは、2015-2016シーズンも、リヴァプールFCおよびエヴァト ンFCのホームゲーム観戦チケットの手配を承ります。 また、スタジアムツアーや練習場見学をアレンジする「フットボール・ツアー」 もご用意。マニアックなフットボール・ファンはもちろん、初心者の方も大歓迎 です。ぜひご利用ください! http://scousehouse.net/football/stadium2015-16.html *** PLAY AT THE CAVERN! ****** スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをアレ ンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。 ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページをご 覧ください。 ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏 する」という夢をぜひかなえてください! http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** ビートルズ・ガイドツアー ****** リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン ジしています。ロンドンには「ポールゆかりのレストランでランチ」という新企 画も登場。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧くだ さい。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週のフォト・アルバム ****** 「今週のフォト・アルバム」では、ドイツ・ハンブルグのビートルズ関連スポッ トを紹介します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo635.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第635号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2016 Scouse House |