October 04 2016, No.652
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼寄稿:「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」(12) ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ NLW No.652です。 明日・10月5日より、僕が講師を務める『THE BEATLESと英国リヴァプールを知 る』講座が神戸・元町の「よみうり文化センター」でスタートします。 みなさんご存じのとおり、いまちょうど台風18号が日本に接近中です。明日の 神戸市の天気予報はにゃんと「暴風雨」…だったのですが、さっき気象庁の「ピ ンポイント天気」を確認したら、「晴れのち雨」。ありゃ? 午後0~6時の降水確率は80%だけど6時以降は40%、風は「やや強く」とい う予報になっています。台風はちょっとそれてってるのかな。講座は無事に開催 できそうな模様で、ちょっと安心。 そういえば2週間前に「体験講座」をしたのは、台風が通り過ぎた翌日のことで した。前日は「よみうり神戸文化センター」の講座はすべて休講となったらしく、 もし1日早ければ僕のも流れていたところでした。あぶないあぶない。ていうか、 今年は台風が多いですよね。 10月5日は、ビートルズのデビュー・シングル「ラヴ・ミー・ドゥ」がリリース された日です。 ビートルズとリヴァプールがテーマのカルチャー講座を、ビートルズがデビュー した日にスタートする。まるで狙ってそうしたかのように思われるかもですが、 これは100%偶然なのです。 だって、文化センターの担当の人と一緒に開講日を決めたときには、僕自身ぜん ぜん気づかなかったんだもん(おいおい)。だいぶん経ってから「おや!?」と なって、新聞広告やリーフレットのPR文に使ってもらうことにしたわけです。 偶然にしては出来すぎですけど、ビートルズのレコードデビューと僕の講師デ ビューが重なるなんて、なんだか幸先いいんじゃないかいなと、自分では気に 入ってます。 というわけで、明日の第1回講座は、「ラヴ・ミー・ドゥ」についての考察をメ インにしようと思っています。もちろん、英国オリジナル・シングル盤もみんな で聴きますよ。かくれデビューシングル(?)の「マイ・ボニー」も! 受講生のみなさん、明日はいっしょに楽しみましょう! この講座は途中入会も受け付けてもらえます。ご興味のあるかたはぜひお気軽に ご参加ください。お近くのかたも、お近くでないかたも、ぜひ! http://www.oybc.co.jp/event_kobe/detail_11519 よみうり神戸文化センター作成のリーフレット画像はこちらから。 http://scousehouse.net/ycc/2016autumn.html ……台風、ほんとにだいじょうぶかな。 ― Kaz(04/10/2016) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼寄稿:「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」(12) ――――――――――――――――――――――――――――――――― NLW □ 「おともはアプリ! ~ドイチェバーン気ままにひとり旅~」 / Anne ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo652.html ≫ ■第27話《シャルケ04の練習場へ》■ 4月2日。今日はシャルケの練習場に行く予定を入れています。 ホームページで練習があることと練習時間も調べてきました。 練習の公開にこちらの予定を合わせています。 「練習はいつも公開ではないので気を付けてくださいね(^○^)」 練習時間も一定ではありません。 必ずシャルケ04のホームページで確認してから行きましょう! 「日付と時間は数字なのでドイツ語が分からなくても大丈夫ですよ~( ^.^)」 デュッセルドルフ中央駅からゲルゼンキルヒェン中央駅に鉄道で向かうことにし ました。 ICなら30分ちょっと位の距離です。 「RE(快速)なら50分前後なんだって(^0^)」 アパートメントを出発した時にちょうどRE(快速)があったので、のんびりゲ ルゼンキルヒェン中央駅にRE(快速)で向かいました。 50分位の乗車なので駅でブランチのパンを購入して乗車します。 RE(快速)と言っても乗客はまばらで、食事をしている方もいるんです。 「テーブルもありますよ(^O^ )」 「日本の混み方とは違うのよね!」 ゲルゼンキルヒェン中央駅で降りないでそのまま乗っていればドルトムント中央 駅まで行けますよヽ( ^^) /~~~ ゲルゼンキルヒェン中央駅に到着したら302番のトラムに乗らなくてはなりませ ん。 「今回の旅でトラムに乗車するのは初めてなのよね(^。^;)」 トラムの表示に従って進むと乗り場は地下にあるようです。 「チケット売り場は分かり辛いので探しながらホームに向かってくださいね!」 チケットの発券機は日本のようにたくさん並んでいる訳ではありません。 地下に降りる前にチケット売り場がありました。 「自分で買えるかなあ(^。^)」 「マンチェスターのトラムも買えたし!」 「何とかなるんじゃない(^_-)」 発券機の前に立って落ち着きました。 「フー( ̄ο ̄)」 「行先はヴィルティンス・アレーナ駅だよね!」 「まず英語表示にしなきゃ!」 「全然分からない(^。^;」 「どうしよう・・・(-。-;)」 落ち着いて買おうと思ったのに全然分からなくてパニックになりそうでした! 「Excuse me ( ^o^)」 焦っていてドイツ語なんか調べていられません。 行先の書かれた印刷物を見せて操作をして頂くことにしました。 小さな息子さんを連れていた男性はすぐに操作をしてくださいました。 「ドイツ語は覚えられないし発音も無理(/-o-)/」 だから『ヴェルティンス・アレーナ駅』とドイツ語で書かれた資料を見せます。 「言葉に自信のないあなた!こんな時のために印刷して来ることは大切ですよ!」 ヨーロッパでは『片道か往復か』は聞かれるので「リターン」って伝えて、 「キャッシュ」も忘れずに伝えました。 それでキャッシュを渡したら買って頂くことが出来ました。 「とても優しいパパさん、ありがとうm(._.)m」 爽やかな笑顔で私のお願いに対応してくださいました。 「やばい( >`< )! 買って頂いちゃったから手順が分からなかったよ!」 「ドルトムントの観戦は地下鉄に乗らなきゃならないのに!」 「なんとかなるか(´▽`;)」 ゲルゼンキルヒェン中央駅からヴェルティンス・アレーナ駅へは、あいだに11 駅程あります。 平日は10分おきですけれど、土日はグッと少なくなるみたい。 乗車中、駅の数が多いので間違えないように到着までの駅名がある写真を印刷し て持って来ています。 到着までは駅名をつきあわせてチェック! 「試合当日じゃないと郊外の駅は分かり難いです!」 「ほとんど乗降客っていないもの(^^ ;)」 なんとかヴェルティンス・アレーナ駅で無事に降りることができました。 「わあ(^o^) シャルケの04のスタジアムが見えている!」 練習場までのルートが書かれているメモを見ながら進むことにします。 駅を出たら右手にはホームスタジアムがあります。 「本当に駅前なのね!」 スタジアムに沿って歩いて、スタジアムの端まで来た頃に道は二手に分かれてい ます。 「左に曲がるのね( ^‐^)」 道なりに進んでいると大きな駐車場やカフェが見えて来ました。 「シャルケ04のショップやカフェがあるって書いてあるよね!」 カフェらしい建物の先に練習場が見えて来ました。 ■第28話《ウッチーの練習風景とオフィシャルショップ》■ 私が到着するとすでに日本人のファンが一杯! 「さすが人気ねえw(゜o゜)w」 「みんな日本から見学に来ているのかな?」 遠くでストレッチ中の選手に注目しているとウッチー(※編注:内田篤人 選手) が見えました。 夢中で撮影をしていると日本人のファン達の声が聞こえてきます。 「ええっ(°◇、°)」 私ったら全く考えていなかったんですけど、3月31日って日本代表は試合だっ たそうです。 「自分の旅行の準備で手一杯だったのよね(^_^;)」 「ウッチーは代表戦の試合後に夜のフライトでドイツへ戻った(°o°)?」 3月31日の夜のフライトで戻って、今日、4月2日朝の練習に参加だそうです。 もっと驚いたことには、たくさんの日本人の女の子達は、ウッチーと同じ便でド イツに来たらしいということ。 「すごい熱意(@°▽°@)」 「どうやってフライトが分かったんだろう(?_?)」 「いえ、驚きはそこじゃないでしょ\(`へ’)」 「日本で試合観戦して、その足でドイツの練習を観に来ちゃうなんて!」 「驚きはそのバイタリティでしょ(⌒^⌒)b」 中にはウッチーが好き過ぎてデュッセルドルフに留学しちゃっている女の子も! ご両親はどうしてドイツ留学か知らないって話していました。 「でも薄々気が付いているうと思うな( ^^)ρ」 4月に入ったと言っても北海道位の気温のドイツです。 外で練習を見るのにはかなり寒くて、私はパンツの下にタイツを履いたり、厚手 の靴下とブーツ、ホッカイロも衣類の下につけていました。 「それでも寒い{{ (>_<) }}」 「なのにファン達の元気なことにも驚き!」 上着はウッチーのユニフォームを着ています! 「もちろん半袖(((^^;)」 「ユニフォームにサインを頂くためなんだねー!」 長めのユニフォームの下はミニスカートなんです! 「たしかに長めの上着の下はミニスカートが可愛いけど(^。^;)」 女の子達は寒さで震えています。 高校生の女の子にも出会いました。 彼女はお父さんと一緒です。 春休みなのでお父さんが連れてきてくれたようです。 「お父さん、お疲れ様(⌒o⌒)」 その親子さんは私と同じドルトムントVSバイエルンの試合を観戦するそうです。 でも、お嬢さんはウッチーが大好きだからシャルケ04のファンだそうです。 寒さに耐えていると練習が終わりました。 女の子達はカフェの出入り口に移動を始めます。 「これはついて行った方がいいかも(*^-^*)」 「練習が終わったら通るルートが分かっているようです!」 みんなファン同士、お互いにツーショットの写真を撮れるように打ち合わせをし ています。 「ここはライバルでも協力よね( ^^)/\(^^ )」 それにしても他の選手は通るのにウッチーは全く現れません。 女の子達は不思議に感じてはいるもののずっと待っています。 そのうちに女の子達が別の場所に移動を始めました。 「どこに行くの?」 分からないけれど私も移動してみました。 「えっ(°.°;) 女の子たちも分かっていないの?」 どうも現地の他の選手からの情報だとウッチーはさすがに日本から戻ったばかり なので、練習が終わって早々と帰ってしまったようです。 「長距離移動の後だもんね( -_<)」 ここでドイツ留学している女の子の語学力が生かされました。 「助かったわあ! ありがとう(*^。^*)」 「今日はウッチーは帰っちゃったのね・・・」 そんな訳でウッチーに会うのは諦めて、ショップに行くことにしました。 さき程の高校生の女の子の親子さんは、サインをもらうために、先にシャルケ 04のショップでユニフォームを買ってきていました。 ショップの場所を訊くと、練習場からかなり離れているようです。 「カフェに隣接って情報は古かったんだ(""0"")」 情報はこんなこともあるので、情報の時期も確認すると良いと思います。 練習場の手前の駐車場まで戻って、駐車場の中を抜けて下って行くとショップの 「04」マークが見えて来ます。 ここで親子さんとお別れしてショップにお買い物に行きました。 余談:この後6月にウッチーの結婚が発表されましたね! 「ドイツでお会いしたファンのみんな、元気を出してね(っ´ω`c)」 「留学なんだから勉強を頑張ろうねヾ(・ω・`)」 (つづく) ≪ http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo652.html ≫ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** リヴァプール現地ガイドツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの個人旅行をサポートしています。 15年目となったロンドンとリヴァプールの「ビートルズ・ツアー」はいずれも 大好評。 「リヴァプール・ビートルズ・ツアー」は、名所観光とランチをプラスして 「ビートルズツアー+ランチ&名所観光」にすることも可能です。また、「伝説 のカスバクラブ・ツアー」や、2つの「現地英語ツアー(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」など、旅行スケジュールや マニア度に応じたオプションも用意しています。 詳しくはそれぞれの案内ページをご覧ください。 ロンドン・ビートルズ・ツアー http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm リヴァプール・ビートルズ・ツアー http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html *** スカウスハウス通販 ****** スカウスハウス通販「リヴァプールみやげ2015」では、昨年リヴァプールで仕 入れてきたグッズを集めています(一部例外あり)。 Beatleweek関連商品やSteven Gerrard関連本など、ちょっとレアでマニアック なものばかりです。オーダーをいただけるとうれしいです! http://scousehouse.net/shop/2015mo.html ビートルズをはじめとする「英国盤レコード」の通販はこちらから。 リヴァプールで仕入れたレコードたちです。オーダーをいただけるとうれしいで す! http://scousehouse.net/shop/records2015.html *** PLAY AT THE CAVERN! ****** スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをアレ ンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。 ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページをご 覧ください。 ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏 する」という夢をぜひかなえてください! http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** ビートルズ・ガイドツアー ****** リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン ジしています。ロンドンには「ポールゆかりのレストランでランチ」という新企 画も登場。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧くだ さい。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週のフォト・アルバム ****** 「今週のフォト・アルバム」では、Anneさんの連載「おともはアプリ! ~ド イチェバーン気ままにひとり旅~」の写真をご覧いただけます。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo652.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第652号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2016 Scouse House |