February 07 2017, No.661
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World  
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 ▽フロム・エディター
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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NLW No.660です。
今年・2017年の《インターナショナル・ビートルウィーク》のプログラムが発
表になりました。
今年もスカウスハウスでは、日本のみなさん向けの観賞パッケージを企画しまし
た。まさに今日、募集をスタートしたところです!
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2017.html

今年はジョン・レノンとポール・マッカートニーが出会って60周年を迎えます。
それを記念して、2人が出会った場所であるセント・ピーターズ・チャーチで
大きなイヴェントが開催されます。
60年前に行われたお祭りのステージを再現し、ほんもののクォリーメンが演奏
することになっています。みんな元気かな。

さらに今年は、キャヴァーン・クラブのオープン60周年でもあります。
この60年間にキャヴァーンのステージを彩っていった数々の名バンドの演奏が、
格式あるフィルハーモニック・ホールでよみがえります。

別の日のフィルハーモニック・ホールでは、英国が世界に誇るビートルズ・トリ
ビュート・バンド「ザ・ブートレッグ・ビートルズ」のコンサートが行われるほ
か、「サマー・オブ・ラブ」から50年となるのを記念して、ビートルズの「サー
ジェント・ペパー」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」などをフィー
チャーしたコンサートも企画されています。

恒例の「ビートルズ・コンヴェンション」は今年も盛大に行われますし、その晩
のオールナイト・パーティーも健在。超ハイレベルのライヴが朝までノン・ス
トップで続きます…僕は朝まで付き合ったことはありませんが。さすがに。

それからもちろん、例年通り、スカウスハウスのオリジナル・イヴェントもあり
ます。

毎年大好評の「カスバクラブ・ツアー」は今年も木曜日の夜に開催。現役のライ
ヴハウスでありながら、ビートルズの時代から時間が止まってしまったかのよう
なヴィンテージ感にひたっていただけます。日本代表バンドにも特別に演奏して
もらうことになっています。

もうひとつの伝説のクラブ、「ザ・ジャカランダ」でも、毎年恒例のライヴ・イ
ヴェントを開催します。日本代表バンドが勢ぞろいする「ライヴ・アット・ザ・
ジャック」。集まるオーディエンスは90%以上が地元の人々。キャヴァーンとは
ぜんぜん違う雰囲気でのライヴを楽しんでいただきます。

……といった具合で、今年も派手に開催される「世界最大のビートルズ・フェス
ティヴァル」なのですが、残念なニュースがひとつ。
なんと、来年からフェスティヴァルの規模を縮小することになったのです。
詳しいことはこれから詰めることになるそうですが、おそらく、今年のセント・
ピーターズ・チャーチでのイヴェントや、フィルハーモニック・ホールでのコン
サートなど、大きな企画はなくなってしまうはず。
ということは、今年・2017年は、ビッグなビートルウィークの見納めになる、
ということですよね。

ほんとに寂しいですが、主催側の負担とか苦労を考えると、仕方がないことなの
かもしれません。原点に戻って、コアなビートルズ・ファンのためのホームメイ
ドなフェスティヴァルとして再出発するのにいい時期なのかな……と、思わずも
の分かりのよさそうなコメントを書きそうになりましたが、僕はイヤだなあ。同
意したくないです。
「派手にやってこそのビートルウィークだぜ!」と、やっぱり思います。なので、
なんとか最小限の縮小で済ませるよう、いや、スケールダウンの方針そのものを
撤回させるべく、これからがんばって働きかけて行こうと思っています。

最後になりましたが、日本代表バンドの紹介を。今年は4グループを選びました。

まずは5度目の出場となるThe Clover。パワフルかつ繊細な演奏が特徴の、女
性3人組です。
思えばクローバーはビートルウィークのために結成されたバンドなのでした。あ
れはたしか2011年。5回出場というのは、日本のバンドとしては最多記録です。

あとの3バンドはいずれも初エントリー。
The Reunionsは、ファンキーなヴォーカリストに骨太なバッキングの組み合わ
せが魅力的な5人組。ビートルウィークでは、メンバーをさらに増やして望む
とのこと。楽しみです。

THE QuarryBEATは、活きのいい若手4人組のこだわりコピーバンド。元気です。
将来性を買ってエントリーしました。

最後にThe Belittles。ビリトルズ、と読むんですが、「Be Little」、小さくあれ、
というバンド名とはまったく正反対というか、あつかましさやふてぶてしささえ
感じさせる(ごめん)ステージが人気のおじさん4人組。ほんといい味だしてる
んですよす。その「ニッポンのおじさんテイスト」がリヴァプールの、世界の
ファンにどう受け止められるか、めちゃ不安…じゃなかった、楽しみです。がん
ばりましょう。

というわけで、例年以上にユニークなバンドが集まりました。というか、集めた
のは僕なんですが。とにかく、この4バンドで勝負です。
各バンドには、ビートルウィークのステージが5本から8本、用意されることに
なっています。
これから担当者と相談して決めて行きます。決定次第、ウェブサイトのスカウス
ハウス・ツアー案内ページにアップしますね。

しつこいようですが、ツアー案内ページのリンクをもう一度。
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2017.html

来年から規模縮小のアナウンスの効果なのかどうか、今年は予約の動きが早いよ
うです。
スカウスハウス・ツアー、たくさんのみなさんのご参加をお待ちしています!

● ● ●

リヴァプールFCが好スタートを切った今シーズンのイングランド・プレミア
リーグ。大晦日に行われたマンチェスター・シティとの大一番を制し、リーグ
2位で新年を迎えたところまではよかったのですが、2017年になった途端に絶不
調になってしまいました。リーグ戦では今年まだ勝ち星がありません。順位もず
るずると下がって今日現在5位。首位チェルシーとは13ポイントも離され、6
位マンチェスター・ユナイテッドとはわずか1ポイント差。おお~い、早く目を
覚ましてくれ~。

というわけで、「今週のフォト・アルバム」では、アンフィールドの写真を紹介
します。
スカウスハウスで観戦チケットを購入してくださったBenayutaさんから提供し
ていただきました。
Benayutaさんが観戦された試合は、現時点ではレッズ最後の輝きとなっている
マン・シティ戦(写真はその日に撮影されたもの)。そしてなんという巡り合わ
せか、次節のトテナム戦も観戦されることになっています。がんばって応援して
くださ~い!

                         ― Kaz(07/02/2017)


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▼スカウスハウス・ニュース
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*** ビートルズ&リヴァプール講座 ******

神戸元町・南京町の「よみうり文化センター」で、スカウスハウス代表・山本和
雄が講師を務める『THE BEATLESと英国リヴァプールを知る』講座が開講中です。
毎月第1・第3水曜日の午後7時からの90分。本やインターネットでは知るこ
とのできないディープな内容ばかりですが、なぜかマニアにも初心者にも好評な
んですよね(自分で言うな)。蔵出し映像や貴重レコード音源も楽しめるのもお
トクです(プレイヤーとアンプ、新調しました)。講座のあとには二次会あり。

入会は随時受付中ですので、ご興味のあるかたはぜひお気軽にご参加ください。
お近くのかたも、お近くでないかたも、ぜひ!
 http://www.oybc.co.jp/event_kobe/detail_11519 

よみうり神戸文化センター作成のリーフレット画像はこちらから。
 http://scousehouse.net/ycc/2016autumn.html 


*** 大好評! 現地ビートルズ・ツアー ******

スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポートして
います。リヴァプールでは、16年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ツ
アー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ランチ&
名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツアー
(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予約も承
ります。
ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好評。
イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。
 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html
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ビートルズをはじめとする「英国盤レコード」の通販です。
リヴァプールで仕入れたレコードばかり。レア盤けっこうあります。
オーダーをいただけるとうれしいです!
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***  PLAY AT THE CAVERN! ******

スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをアレ
ンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。
ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページをご
覧ください。
ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏
する」という夢をぜひかなえてください!
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*** ビートルズ・ガイドツアー ******

リヴァプール&ロンドンのビートルズゆかりの地を訪ねるガイドツアーをアレン
ジしています。ロンドンには「ポールゆかりのレストランでランチ」という新企
画も登場。ツアーの詳細は、ウェブサイトの「ガイドツアー」ページをご覧くだ
さい。
 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html
 http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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*** 今週のフォト・アルバム ******

「今週のフォト・アルバム」では、昨年大晦日に撮影されたアンフィールド・
スタジアムの写真を紹介しています。提供してくださったBenayutaさん、あり
がとうございました!
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo661.html 


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       *** 隔週火曜日発行 ***


□■ 第661号 ■□

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