February 05 2019, No.709
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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     *** http://scousehouse.net/ ***


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 ▽フロム・エディター
 ▼「ビリ講」アーカイブ
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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NLW No.709です。
ついこのあいだ年が明けたと思ったらもう2月。夏のインターナショナル・ビー
トルウィークまで、あと6ヶ月半です。
2週間ほど前に、鑑賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー」の募集をスタート
しました!
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2019.html

「スカウスハウス・ツアー」は、ツアーとはいってもリヴァプールへの行き帰り
は含まれていません。現地集合&現地解散です。イヴェントチケットと宿泊と現
地サポート・サーヴィスがセットになった、「世界最大のビートルズ・フェスティ
ヴァル」鑑賞パッケージです。スカウスハウスのオリジナル企画のイヴェントや
ツアーにも、オプションで参加していただくことができます。
このツアーのスタートは、西暦2000年でした。ということはえーと、今年は20
年目、ということになるのかな? あれま、いつの間にやら。

「ビートルズファン、音楽ファンにとって天国のようなこのフェスティヴァルを、
たくさんの日本人に体験してもらいたい」
という気持ちで始めたツアー企画でしたが、最初の頃はほんとうにタイヘンでし
た。参加者が集まらなくて。収支は毎年真っ赤っか。よく続けてきたもんだと、
自分でも感心します。

転機になったのは、2007年。ジョニー黒田さんとの出会いでした。
ジョニーさんといえば、日本のビートルズバンドの世界では、超一流のジョン・
レノン・パフォーマーとして当時から有名だったのですが、僕はそのへんは疎く
て、当時は「名前は聞いたことがあるナ」という程度でした。

その年、ジョニーさんは日本代表バンド「ミズワリ」の一員としてビートル
ウィークに初登場。リヴァプールの人々や、世界中から集まったビートルズ・
ファンに大絶賛されたのですが(もちろんジョニーさんだけじゃなくてミズワ
リ全員)、パフォーマンスの素晴らしさ以上に、その男らしいキャラクターに、
僕はすっかりノックアウトされてしまったのでした。
なにしろ懐がワイドなうえに底なしにディープ。決して出しゃばらず我も張らな
いのに、ちゃんと全体を見ていて、いい方向に向かうよう自然なリーダーシップ
を発揮する。ほかのメンバーも黙ってついて行く。まだまだ未熟な(今もだけど)
コーディネーターだった僕を全面的に信用してくれて、「ぜんぶお前に任せる」
と、どーんと構えていたジョニーさん。思いついたそばから不平不満がダダ漏れ
な僕とは正反対で、「うわあこんな高倉健さんみたいな人がほんとにいるんだ」
とびっくりすると同時に、「この人のために全力でがんばろう」と素直に思えた
のです。
(ビートルウィーク2007・スカウスハウス・ツアーのレポートはこちら→
   http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2007_report.html )

で、2007年のビートルウィークが終わって、帰りにご一緒したロンドンでのこ
と。テムズ河のクルーズ船にみんなで乗って、河沿いの夜景を観ながら、ジョ
ニーさんにこんなことを言われたのです。

「カズ、俺が今回ビートルウィークに来たのは、このフェスティヴァルがどんな
ものなのか確認したかったからなんだ。『ビートルズバンドの世界大会』として
存在は知られているけれど、今までパロッツとかごくわずかなバンドしか出てな
くて、いったいこれがどんなイヴェントなのか、どうやったら出られるのか、ほ
とんど誰も知らない。出たやつらはそういうことはしゃべりたがらないからな。
栄光は自分たちのものだけにしておきたいんだろう」

「で、実際に出てみて、よくわかった。これは想像以上にすごいフェスティヴァ
ルだった。そして、カズ、お前に言えばブッキングから現地でのコーディネート
からぜんぶやってもらえる。しっかりサポートしてもらえるってこともよくわ
かった。それを確認したかったんだよ」

「日本に帰ったら、俺はビートルウィークとスカウスハウスを広めるよ。行きた
いと思ってるバンドいっぱいいるよ。日本に窓口があって、限られた優秀なバン
ドでなくても、どんなバンドにも可能性があるってことがわかったら、みんな喜
ぶだろう。いや俺はもういい。1回でじゅうぶんだ。その分、他のバンドにチャ
ンスをつかんでほしい」

「だからカズ、お前は誇りを持ってこの仕事を続けろ。いや、もっともっとがん
ばれ。みんなの夢を叶えてやってくれ」

……ええと今ふと思ったんだけどこの話、前にもいっぺん書いているかも…まあ
とにかく、この時の会話が、今の僕を支えていると言っても過言ではありません。
実はこの2007年までは出場バンドは公には募集してなくて、人づてにコンタク
トをもらったらブッキングをする、という程度だったのです。そりゃみんな知ら
んわな…。
ジョニーさんの励ましのおかげで、翌年からバンドを一般募集するようになって、
今に至っているわけです。

「俺はもういい」と言っていたジョニーさんですが、その後、ミズワリでもう
1回、よく似た名前の「ミズウリ」でも1回、ビートルウィークで演奏していま
す。そりゃまあ、まわりが放っておかんわな…。
そしてなんと! 今年・2019年のビートルウィークにも!
ジョニーさんは前々から、「どうしてもリヴァプールに連れて行きたいメンバー
がいる」と言っていて、今回ようやくそれが実現することになったのです。Down
Beatというスペシャル・ユニットを編成して参上してくれることになりました。
おなじみの「しのポン」さんはじめメンバーみんな超一流ですが、このバンドと
してはまだライヴもリハーサルもやっていません(8月までにやるのかなあ)。
実績というか実態のないバンドをエントリーするなんて前代未聞ですが、スカウ
スハウスの招待扱いとして、主催側にも特別にOKをもらっています。

Down Beat以外にも、B.B.Cats、Strawberry Twins & Friendsというユニークな
バンド(この2バンドもめちゃいいです。おいおい紹介しますね)が出場する今
年のビートルウィーク。スカウスハウス・ツアーもワクワクです。あ、オフィ
シャルでは速攻でSold OutになってしまったHard Days Night Hotelは、スカ
ウスハウス・ツアーではまだ予約可能。でも残りわずか。お早めに!
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2019.html

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「今週のフォト・アルバム」では、2007年のビートルウィーク日本代表バンド
「ミズワリ」の写真を紹介します。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo709.html

                         ― Kaz(05/02/2019)


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▼「ビリ講」アーカイブ
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『ビートルズを愉しむ』講座・アーカイブ ------------

【第55回(2019.01.30)】
テーマ:「ルーフトップ・コンサート50周年!」

ビートルズが最後に公の場で演奏したいわゆる「ルーフトップ・コンサート」は、
1969年1月30日のことでした。ちょうど50年の日なので、やはりこれを特集で
す。

まずは公式リリースされた音源から、ルーフトップで収録されたトラックを。い
つもより高い位置にスピーカーを設置して大音量で鳴らします。
まずは『レット・イット・ビー…ネイキッド』から4曲。「ディグ・ア・ポニー」
「アイヴ・ガット・ア・フィーリング」「ワン・アフター・909」「ドント・レッ
ト・ミー・ダウン」。そして『アンソロジー3』から「ゲット・バック」。『ネイ
キッド』でないオリジナルの『レット・イット・ビー』にも3曲入っているけれ
ど、これはまあ、『ネイキッド』とほぼ同一ということで割愛。
そのあとは、ビートルズのドキュメンタリー映画『LET IT BE』から、最後の
ルーフトップ・コンサートのシーンを観賞。

CD試聴:『LET IT BE...NAKID』『THE BEATLES ANTHOLOGY 3』The Beatles
ビデオ視聴:『LET IT BE』The Beatles
2次会:なし

<次回予告>
第55回講座は、2月6日(水)です。テーマは未定。

<お知らせ>
『ビートルズを愉しむ』講座は、2019年4月より時間を変更して、「毎月第1・
第3水曜日の午後1時からの90分」となります。

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神戸元町・南京町の「よみうり文化センター」で、スカウスハウス代表・山本和
雄が講師を務める『ビートルズを愉しむ』講座(『THE BEATLESと英国リヴァプー
ルを愉しむ』から講座名を変更)が開講中です。
毎月第1・第3水曜日の午後7時からの90分(2019年4月より「毎月第1・第
3水曜日の午後1時からの90分」)。毎回テーマを決めて、ビリ講ならではのユ
ニークな視点で掘り下げます。蔵出し映像や貴重なレコード音源を楽しんだり、
本やインターネットでは知ることのできないディープな情報も。講座のあとには
二次会あり(ないこともあり)。

入会は随時受付中ですので、ご興味のあるかたはぜひお気軽にご参加ください。
お近くのかたも、お近くでないかたも、ぜひ!
 http://www.oybc.co.jp/event_kobe/detail_11519 


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▽スカウスハウス・ニュース
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***  Beatleweek 2019スカウスハウス・ツアー:参加者募集中! ******

今年8月にリヴァプールで行われる「インターナショナル・ビートルウィーク」
観賞パッケージ『スカウスハウス・ツアー2019』の参加者募集をスタートしまし
た。
聖地リヴァプールで開催される世界最大のビートルズ・フェスティヴァル「イン
ターナショナル・ビートルウィーク」。今年も盛りだくさんのイヴェントが企画
されています。
2019年は、カスバ・クラブの60周年やアルバム「アビー・ロード」50周年、
アップル・ビル屋上で行われたビートルズの「ルーフトップ・コンサート」50
周年などなど、例年以上のクォリティです!
そして日本代表として出場するバンドは、Down Beat、B.B.Cats、Strawberry
Twins & Friendsの3グループに決定! 
初めてのかたもリピーターも大歓迎! この夏、ぜひリヴァプールでお会いしま
しょう!
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2019.html 


*** スカウスハウス通販 ******

ビートルズをはじめとする「英国盤レコード」の通販です。
リヴァプールで仕入れたレコードばかり。レア盤けっこうあります。
オーダーをいただけるとうれしいです!
 http://scousehouse.net/shop/records2018.html 


*** 大好評! 現地ビートルズ・ツアー ******

スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポートして
います。リヴァプールでは、17年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ツ
アー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ランチ&
名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツアー
(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予約も承
ります。
ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好評。
イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。
 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html
 http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm 


***  PLAY AT THE CAVERN! ******

スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをアレ
ンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。
ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページをご
覧ください。
ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏
する」という夢をぜひかなえてください!
 http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト
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*** 今週のフォト・アルバム ******

「今週のフォト・アルバム」では、2007年のビートルウィーク日本代表バンド
「ミズワリ」の写真を紹介します。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo709.html


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□■ 第709号 ■□

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