June 25 2019, No.719
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼「LFC CL2019優勝記念」Anneさん特別寄稿
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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NLW No.719です。
今号は、LFCチャンピオンズリーグ優勝記念第2弾、というか、Anneさんスペ
シャル第2弾、ですね、前号に続いてAnneさんワールドです!
今回は、超プラチナチケットが舞い込んで来たいきさつや、それを実際に手にす
るまでのハラハラドキドキなあれやこれやを文章に綴ってくださっています。
じっくりお楽しみください。

と、その前に、前号のインタヴュー内容に関しての追加情報がAnneさんから寄
せられています。
クエスチョン10番「帰りの地下鉄とかもたいへんな騒ぎだったのでは?」に対
して、「私の乗車した地下鉄は静かでしたよ。スタジアムの駅は始発ということ
もあってスムーズで、乗り換えもあったので割とみんなちゃんとしていまし
た。(後略)」と答えてくださったAnneさんですが、前号配信後に追伸がありま
した。とても貴重な情報なので、以下に掲載しますね。

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Anne: 試合が終わった後は、スタジアム周辺に留まる事は許されず、係員の誘導
  で次々地下鉄に乗車になりました! 最初の乗換え地点は5号線との乗り換
  えで、私はそれで郊外の方向に乗車しました!
  5号線の反対方向は、直ぐに2号に乗り換えてFUN ZONEがあった駅です。
  そのまま乗り換えなければオペラ駅で、ビッグイヤーがあった庭園や、サ
  ポーターが集まっていたマヨール広場も近いです!
  
  ホテルが高額で駅で過ごしているサポーターも多いと聞きましたし、だから
  きっと、5号線に乗り換えた私と反対方向、FUN ZONEのあった広場やオペ
  ラ界隈、大きなアトーチャ駅などでは、サポーターがお祭り騒ぎだったか
  も( *´艸`)

  セントロのホテルはあまりに高額で郊外のホテルにした私は、試合後はとに
  かく早く安全に戻る事が重要事項だったから、サポーターのお祭り騒ぎに遭
  遇してないのよね!

  5号線で郊外の方に向かっている人はみんな静かだったし( ̄◇ ̄;)
  トッテナムサポーターも乗っていたし…
  
  なんか優勝したのに終わり方が地味すぎるよね!

  というわけで、試合後の地下鉄が静かに思えたのは、私がセントロ方向に行
  かず、地味にホテルに戻ったからですΣ( ̄。 ̄ノ)
------------------------------------------------------------------------

ということでした。にゃるほど。
Anneさん、重ね重ねありがとうございます。

「今週のフォト・アルバム」では、前号に続いて、Anneさんに提供していただい
た写真を掲載します。今週は決勝戦の写真を。そして次号では試合直後に行われ
たセレモニーの様子を掲載します(ひっぱるなあ)。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo719.html 

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<Beatleweek 2019スカウスハウス・ツアー:参加者募集終了>
インターナショナル・ビートルウィーク観賞パッケージ「スカウスハウス・ツ
アー2019」は、オフィシャルでの全パッケージがSold Outとなったため、参加者
募集を終了しました。
…が、もしも「どうしても参加したい!」というかたがいらっしゃいましたら、
問い合わせフォームにてご連絡ください。なんとかします(たぶん)!

スカウスハウス・ツアー2019
 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2019.html 

問い合わせフォーム
 http://scousehouse.net/beatleweek/bwenquiryform.html 

                         ― Kaz(25/06/2019)


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▼「LFC CL2019優勝記念」Anneさん特別寄稿
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「LFC CL2019優勝記念」Anneさん特別寄稿 ------------

NLWに数々の旅行記を連載してくださっているAnneさんが、『UEFAチャンピオン
ズリーグ・ファイナル2019』を観戦されました。
前号ではインタヴューに答えていただきましたが、今回は、決勝戦が行われたマ
ドリード、ワンダ・メトロポリターノ・スタジアムにたどり着くまでの「ミラク
ルないきさつ」について、特別に寄稿してくださいました。ぜひご覧ください。


★★★ミラクルの始まりからチケットを手中に収めるまで★★★
 (3回の「ε-(´∀`; )フー!」について)

最初のミラクルはバルセロナに逆転勝ちした時でした。
感動と喜びで泣きました(>ω<、) 多くのサポーターが同じ気持ちを共有してい
たと思います。

「決勝戦に行きたいなあ(´・ω・`)」
漠然と思いながら旅行会社やチケットの値段の検索をしたりしました。
「チケットは100万円以上?」
「だよね・・・( ;∀;)」あきらめのため息が!
だから航空運賃とかホテル代とか調べるまでには至りませんでした。

ところが・・・
令和になって初めての私の誕生日の前日のことです(゜д゜#)
リヴァプールの友達からメールが届いたのです!

彼女は決勝戦前日はパリでコンサート!
決勝戦のあと、次の次の日がロンドンでコンサート。
2つのコンサートの間にマドリードに行こうと、クラブの用意したチケットを申
し込んだそうです。チケットは抽選でした。
そうしてチケットを手に入れる権利に当選したので、初めてフライトを調べてみ
ると、どうしてもパリ→マドリード→ロンドンの移動は無理と分かったのだそう!

規定を読むと他の方に譲るのがOKだったので、ダメ元で私にメールをしてみて
くれたようです。
私にしたらそれはミラクルヾ(≧▽≦)ノ

でものんきに喜んでいる場合じゃありませんでした。
私は日本から行くので、チケットを譲り受けるためには、その日の夕方までにパ
スポート番号、マドリードへのフライト、マドリードの宿泊先までも、リヴァ
プールのクラブに提出しなくてはならないのです。
マイレージを貯めているいつものエールフランスとKLMを見るとマドリード往復
30万円超え( ;∀;)
エクスペディアでマドリードのホテルを検索すると、軒並み1泊30万円超
え( ̄□ ̄lll)

自分で決めることは出来ず、仕事を早退してHISに駆け込みました。
HISにはスポーツデスクがあって、チャンピオンズリーグ決勝戦のチケットの販
売もされていたので話が早いと思ったからです。

航空券はマイレージを貯めなくて良いとお願いして別の航空会社で半額程になり
ました。
「それでも15万円!」
ホテルはマドリード市街はやはり30万円超えなので、空港近くの郊外のホテル
で何とか少しでも安く抑えました。
「それだって通常の20倍30倍は変わりないし!」
「厳しい((+_+))」

でもとにかくこれでフライトとホテルのめどがついて、日本時間の夕方、リヴァ
プールでは友人が私の名前でシートを申し込んでくれました。

シートはカテゴリー4からどんどん無くなって行きました。
「KOPの席辺りがカテゴリー4だから当たり前よね!」
私の分は何とかカテゴリー3に決まりました!

申し込むためにフライトやホテルを伝えましたが、この時点でまだ予約はしてい
ません。
何故ならフライトもホテルも高額だけじゃなくてキャンセルも出来ないように
なっているんです( ̄ω ̄;)!!
シートが決まって初めて、フライトとホテルを正式に予約しました。
リヴァプールと時差があるので日本はもう夜!
HISの担当の方は、営業時間を過ぎたあとも快く待ってくれ、その晩に予約をし
て下さいました。

驚きから長い長い一日が終わりました!
ここでやっと1度目の「ε-(´∀`; )フー!」です。

★★★★★★

こうして次の日の誕生日はチケット、フライト、ホテルが揃って迎えられるとい
う「令和最初のミラクル誕生日」になったのでした(*^▽^*)

これでホッとしたのもつかの間(;´Д`)

リヴァプールからは5月28日以降に予約番号のメールが届くとのこと!
そのメールを印刷して、メールに書かれているマドリードの指定場所にチケット
を取りにいかなければならないとのことです。

私の日本出発日は30日朝! 早い時間のフライトなので、29日夜に成田に行く
予定です。
28日夜メールは届きません(´ε`;)
「時差があるので夜中かもしれないよね!」
落ちついて眠れません(;´д`)トホホ…
29日朝になってもメールは来ていません。
「夜は成田に行かなきゃならない…(;´Д`)ウウッ…」

日本にいるうちなら何とか印刷をするのは可能です。
でもスペイン到着後になると、そのメールを印刷するとか、言葉が出来ない私に
は急にハードルがあがります。
午前中、仕事場でもそれを考えるとドキドキでした(´;Д;`)アゥア

29日の夕方にメールが来ました!
成田には夜移動すればいいので、印刷して、大切なことを日本語に訳して、リ
ヴァプールの友人に間違いや見逃しをしていないか確認をして頂きました。
彼女はすでにパリなのに、大事な部分を抜粋してLINEで知らせてくれました。
成田に行く前にグーグルで指定場所も検索。
「間違いが無いように印刷をしておかなきゃ( `・ω・´)」

メールと地図の印刷をして手荷物に入れて・・・
これが2度目の「ε-(´∀`; )フー!」。

★★★★★★

こうして30日の夜にマドリードに到着!
31日にはクラブの指定場所にチケットを引き換えに行きました。

申し込みの時、友人は、名前やパスポート番号は私のもので、住所、電話番号、
メールは友人のもので申請してくれていました(リヴァプールから私に連絡が来
ても対応出来ないことを考慮してくれていました)

チケット交換に必要なものは、クラブから届いた予約番号と、名前が書かれた
メールの印刷、そして本人確認のパスポートです。
もしかしたら受け取る時には住所を書くことになるかもしれないので、友人の住
所を書けるように用意して行きました。
スタッフはみんな笑顔。親切に迎えてもらえたのですが( ´゚д゚`)

受け取りのためにメールのプリントとパスポートを見せたところで、住所を聞か
れました。
住所は書けるようには用意しているけれど、リヴァプールの通り名とか読めな
い(;’’∀’’)
しどろもどろの私ヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
ついにスタッフは奥の男性の所へ!

「ここまで来てチケットがもらえないのかΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン」

緊張して待っていると、スタッフがチケットを渡してくれました。
名前やパスポートが申し込みと一致しているし、規約で権利を譲ることが出来る
となっていたので大丈夫だったのかもしれません!

担当の女性から私の手元にチケットが渡されました!
3回目の「ε-(´∀`; )フー!」

★★★★★★

これで初めて、神様からのミラクルプレゼントが現実になったのです!
今までの私の旅のように、目的にたどり着くまでが一番の思い出になってしまい
そうな2週間でした(´ε`;)

「嬉しいのにドキドキバクバクで長かった2週間!」
「そして弾丸で一瞬のマドリード!」

ミラクルな日々のあとに華やかな決勝戦。そして最後にあの優勝セレモニーが
あったんですヽ(*´∀`)<♪>(´∀`*)ノ

(おわり)


Anneさんに提供していただいた決勝戦の写真はこちらをどうぞ。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo719.html 


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▽スカウスハウス・ニュース
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***  Beatleweek 2019スカウスハウス・ツアー:参加者募集終了 ******

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アー2019」は、オフィシャルでの全パッケージがSold Outとなったため、参加者
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わせフォームにてご連絡ください。何とかできるかもしれません。

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ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏
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旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト
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*** 今週のフォト・アルバム ******

「今週のフォト・アルバム」では、Anneさんに提供していただいた写真を掲載し
ます。今週はチャンピオンズリーグ決勝戦の写真です。
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