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August 06 2019, No.722
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース ／ News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼スカウスハウス・ニュース ▽今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 昨日、ヴィッセル神戸の公開練習を観に行ってきました。 通常の公開練習ではなく、「抽選に当たった親子ファン50組限定（最大200名）」 という、夏休み特別企画でした。 運よく当選したので、朝６時にチビ助をたたき起こして、JRと地下鉄と神戸市バ スを乗り継いで、練習場所の「いぶきの森競技場」になんとかたどり着いたのが午 前８時。ゲートオープンの15分前だったけど、そこにはすでに50人くらいの親 子連れが並んでいました。みんな早いなあ。 練習開始は午前９時半ごろで、すでに当然ながら気温はほとんどマックス、猛暑の ど真ん中でのトレーニングです（これより遅い開始でなくてよかった）。見学する ほうにとってもかなりリスキーな条件ではあったのですが、ヴィッセル神戸のス タッフのみなさんがテントを張って日陰を作ってくださったおかげで、ずいぶんと 助かりました。 選手たちの練習はというと、ほとんど調整が主眼のリラックスしたトレーニング でありながら、やはりスピードやテクニックはとんでもないレベルですね。間近で 見るとそれがよくわかります。試合ではイニエスタ選手の超絶スキルがどうしても 目立ってしまうんだけど、ほかの選手だって実はみんな一流なのである。そんなす ごいアスリートたちが、ひとつひとつのメニューに、和気あいあいと楽しそうに取 り組んでいる姿が、とっても頼もしく映りました。「暑いにゃあ。早く帰りたい にゃあ」なんて顔をしている選手はひとりもいません。ボールを蹴るのが、仲間と トレーニングをするのが、心底うれしそう。笛の音が聴こえなかったらいつまでで も続けてるんじゃないかと思えてしまうほど。 しかし、です。対照的に、ハードな練習に取り組んでいるグループがありました。 それはゴールキーパー。 GKはフィールドプレイヤーとは別メニューでの練習です。至近距離からコーチ が右に左に蹴るボールを連続してキャッチするとか、ちっちゃいハードルを６つ ７つジャンプしてストップ、間髪入れずに放られるボールを横っ飛びでキャッチ、 とか、それはもう、観ていて同情したくなるような厳しく激しい練習でした。ミ ニゲームが始まると、４人いるうちの２人はゲームに参加したけど、残りの２人 はグラウンドの反対側で相変わらず横っ飛び練習です。楽しそうなミニゲームに 背を向けて、修行のようなトレーニング。ゴールキーパーというのは並大抵の精 神力では務まらないポジションである、ということが、よおくわかりました。 練習のあと、選手たちはクラブハウスに移動してウエイトトレーニング、そのあ とで、いよいよファンサービスの時間です。 （イニエスタ選手だけは、ほかの選手たちがクラブハウスに消えたあともひとり 黙々とシュート練習を続けていました。フィンク監督もコーチとともにそれを見 守っていました） ファンサービスとは、簡単に言えば「サイン会」です。フェンス（高さ１mくら い）越しに、選手１人ひとりがサインや写真に応じてくれました。 よく見学に来るというかたに聞くと、通常は1000人以上も見学者が集まるので、 フェンスのこちら側は何重にも人垣ができて、たいへんな騒ぎになるそうです。 最前列だとサインはもらいやすいけれど、会いたい選手が来てくれるかどうかは 運次第、最前列でなかったら前の人の肩越しにぐいぐいと色紙を差し出して懇願 しないといけません。けっこうな修羅場。時間が限られているし、たとえ時間が あっても全員に応対するのは無理でしょう。ファンの安全、選手の安全を管理しな いといけないスタッフのみなさんもきっとたいへんだろうと想像します。 そこへいくと今回はファンの数はたぶん150人もいなくて、フェンスにずらっと１ 列に並んで選手を１人ひとりお出迎えです。サインはもちろん、ツーショット写真 にももれなく応じてくれました。前述のファンのかたに言わせると、「こんなこと はかつてない、ありえないくらいラッキー」なファンサービスだそうです。スタッ フのみなさんもみんなニコニコ、うれしそう。たくさんの子供たちの笑顔も見られ て、とっても平和なサイン会になりました。 で、目の前で見た選手たちはどういう印象だったかというと、とびきりフレンド リーだったのはやはり小川慶治朗選手ですね。トルステン・フィンク監督も負けじ と笑顔全開。ユーチューバ―の那須大亮選手も優しかったです。３日前のガンバ大 阪戦、１年ぶりに負傷離脱から復帰していきなり同点ゴールでチームを救った増山 朝陽選手にはちょっとオーラを感じた、かな。山口蛍選手は、ピッチの上と同じで やっぱりキュウリのようにクール。前川黛也選手は性格よさそう（GKで精神力を 鍛えられてるから？？）。新加入の飯倉大樹選手（GK）、トーマス・フェルマー レン選手、ジョアン・オマリ選手に会えたのもうれしいことでした。そして、サプ ライズがひとつ。フィールド練習には参加していなかったダビド・ビジャ選手がい きなり登場したのです。もちろんみんな狂喜乱舞（ビジャ様、と呼びそうになって しまった）。ファン全員がお目当てのイニエスタ選手は、やはりとんでもない人気 で、ほかの選手全員がいなくなってもまだ解放してもらえず、せっせとペンを走ら せ、写真に収まっていました。猛暑の中、ほんとに頭が下がる思いです。もちろん、 イニエスタ選手だけじゃなくて、ほかの選手、スタッフのみなさんにも。 波に乗れないどころかほとんど沈みかかっていたヴィッセル神戸ですが、まだまだ これから。13試合も残っています。 どこまで浮上できるか、楽しみに応援したいと思います。 ● ● ● 「今週のフォト・アルバム」では、ヴィッセル神戸の公開練習のもようを。写真３ 枚だけですが…すみません。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo722.html ● ● ● あと２週間ほどで、インターナショナル・ビートルウィークです。 遅れていた出場バンドのギグ・スケジュールも確定、オプションも増やしました。 スカウスハウス・ツアー2019 http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2019.html ● ● ● 前号で発表した「スカウスハウス・インディアツアー2019」は、宿泊ホテルを アップグレード、その分ツアー代金も少しアップになりますが、とってもリーズ ナブルだと思います。参加者募集中！ http://scousehouse.net/india/scousetour_india2019.html ● ● ● ビートルウィークのため、次号・NLW No.723は、９月３日または10日の発行・ 配信とさせていただきます。 みなさんお元気で！ ― Kaz（06/08/2019） ───────────────────────────────────── ▼スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** スカウスハウス通販 ****** ビートルズをはじめとする「英国盤レコード」の通販です。 リヴァプールで仕入れたレコードばかり。レア盤けっこうあります。 オーダーをいただけるとうれしいです！ http://scousehouse.net/shop/records2018.html *** 大好評！ 現地ビートルズ・ツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポートして います。リヴァプールでは、17年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ツ アー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー＋ランチ＆ 名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツアー （Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour）」の代行予約も承 ります。 ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好評 です。サイト掲載が間に合っていませんが、ロンドンでは、「ロンドン・ビート ルズ・ツアー上級編」「UKロック・ツアー」「クイーン・ツアー」もできます （ info@scousehouse.net までお問い合わせを）。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** PLAY AT THE CAVERN! 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