November 26 2019, No.729
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼スカウスハウス・ニュース ▽今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ NLW No.729です。 「佐野元春 & THE COYOTE BAND」のコンサートに行ってきました。 いや、コンサートというのは違うな……ライヴ、いや、ギグ、と呼ぶのがぴった り。『ソウルボーイへの伝言 2019』と題されたクラブ・サーキット・ツアーの 一環で、会場は神戸・メリケンパーク近くにある小ぶりなライヴハウス「Harbor Studio」。オーディエンスは500人くらいかな。オールスタンディングです。 整理券番号が300番台の後半だった僕はかなりうしろのほうだったけど、それで もステージの近さにびっくり。すぐ目の前じゃん。会場の空気も、佐野さん&バ ンドのアティテュードも、ホールでのコンサートとまるで違っていて、とっても 新鮮。音のひとつひとつ、言葉のひとつひとつが、ダイレクトに、ソリッドに、 むき出しでグリグリと突き刺さってくる感じ。佐野さん自身もシャープで若々し くて、でも自然でリラックスしていて、シックにバンドをドライヴして行きます。 コヨーテ・バンドとレコーディングした近年の楽曲が中心のセットリストは(な んと新曲も!)、そのほとんどがゴキゲンなロックンロール。リリックに込められ たメッセージがビリビリと伝わってきます。駆け引きも飾り気もなしの、シンプ ルで親密な空間。でも押し付けがましさや汗臭さとは無縁。まさに「Sweet Soul, Blue Beat」(『君が気高い孤独なら』)なギグでありました。 ● ● ● 神戸マラソンは今年も残念な結果になりました。またもリベンジならず。 25キロあたりで左膝が壊れてそこからボロボロの走りになってしまうという、去 年と同じようなパターンで、タイムも去年とほぼ同じ。たくさんトレーニングを して仕上がりはよかったはずなのに……なんでやねん。 でも、膝が駄目になるまでの走りは去年よりよかったかというと、全然そうでは なくて、かなり不調でした。半分も走らないうちに「もうやめたい」という気持 ちになったのは、フルマラソン7回目にして初めてのこと。たぶんコンディショ ニングにも失敗していたんじゃないかと思います。もしかしたら貧血気味だった のかな。ランナーは練習すればするほど鉄分不足になりやすいのです。 前号のこの欄で、「思惑通りスムーズに事が運んだためしなんて、ただの一度もな いんですよね。計算違いもアクシデントも、さらには自滅もつきものなのがマラ ソンレース」と書きましたが、またしてもリピートです(なんべん繰り返したら ええんじゃろ?)。なかなかうまく行かないものですね。さすがに気分はずぶず ぶと沈んでおりますが、結局は取り組み方がまだまだ甘い、ユルい、ということ なのでしょう。左膝が25キロしか持たないのなら、それまで超高速で走って貯金 をつくっておけばいいのです。あるいは、膝のひとつくらい痛んでも普通に走れ るようになればいいのです。もっともっと練習してレベルアップして、次のレー スに臨みたいと思っています。 で、その、次のレースは、来年2月23日の姫路城マラソン。3年ぶり、3回目に なるんだけど、過去の2回は、人生初マラソンと、現時点での自己ベストタイム。 つまりいいイメージしかありません。ギアを入れ直して練習がんばります。 あ、そうだ、神戸マラソンのことでぜひ書いておきたいこと。 大会のボランティアのみなさんや、沿道のみなさんの応援には、ほんとうに感動 しました。もう、気持ちの入り方が、尋常じゃないのです。家族や友人など大切 な人を応援するように、真剣に、心の底から、見知らぬランナーひとりひとりに 熱いアツい声援を送ってくれるのです。ドリンクやフルーツや消炎剤などでのサ ポートもたくさんありました(冷やしパイナップル美味しかったです)。痛みに耐 えながら走るのに精いっぱいでほとんどレスポンスできなかったんだけど(申し 訳ない…)、心強かったし、ありがたかったです。 神戸マラソンのボランティアのみなさん、沿道のみなさん、ありがとうございま した。来年こそは、みなさんの声援に見合うようなランニングを。 ● ● ● 気がつけば11月ももうすぐ終わりですね。 29日はジョージ・ハリスンの命日です。あれからええと、18年ですか。うわ。 「今週のフォト・アルバム」では、イングランド、オックスフォードシャーのヘ ンリー・オン・テムズの写真を掲載します。 ジョージのお屋敷(フライアー・パーク)や、ジョージがよく顔を出していたパ ブ、テムズ川、街の風景、などなど、2年半前に撮った写真です。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo729.html 日本ではあまり知られてないようですが、ヘンリーはイギリスのカントリーサイ ドではたいへん人気のある街です。個人的にはコッツウォルズより好きですね。 景色もいいし、テムズ川もあるし、街自体が可愛らしいし、美味しいエールビー ルが呑める、風情のあるパブがたくさんあるし、ウォーキングやトレッキングの コースもあるし(ウォーキングもトレッキングもしないけど)、世界的に有名なレ ガッタ・レースもあるし(見に行ったことないけど)。 ビートルズ・ファン、ジョージ・ファン以外のかたにもおすすめです。ロンドン・ パディントン駅から鉄道で1時間くらい(乗り換え1回)なので、アクセスも便 利ですよ。 そういえばスカウスハウスで、ビートルウィークのあとでヘンリーを案内するツ アーを何度かやったことがあるなあと、いま思い出しました。来年のスカウスハ ウス・ツアーで復活させてみようかな…。 ● ● ● 前号のこの欄で「第3回KEIBOKU書道作品展inリヴァプール」のことを書いた のですが、にゃんと、その中で、けいこ先生の名前を間違って記載しておりまし た。平賀敬子先生です。けいこ先生、ごめんなさい。 今回のKEIBOKU書道作品展は、2020年3月28日(土)、ワールド・ミュージ アム・リヴァプールでの開催です。 KEIBOKUウェブサイト(作品展ページ): http://r.goope.jp/keiboku/free/liverpool 現在参加者募集中。書道作品を出品せずにイヴェントだけの参加もOKです。 お問い合わせは、 keiko.hiraga130723@docomo.ne.jp または info@scousehouse.net まで、お気軽にお寄せください(メール件名は「書道作品展ツアー」としてくだ さい)。 ● ● ● 先月更新した英国盤レコード通販ページです。 ビートルズの60年代オリジナル盤を中心に、面白いレコードをそろえています。 オーダーいただけるとうれしいです。 http://scousehouse.net/shop/records2019.html ― Kaz(26/11/2019) ───────────────────────────────────── ▼スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** スカウスハウス通販 ****** レコード・コレクターのみなさん、お待たせしました! スカウスハウス通販の英国盤レコードを更新しました。「ビートルズ」「ビートル ズ(ソロ)」「ビートルズ関連」「ブリティッシュ・ロック」「シングル&EP」と、 すべてのカテゴリーを一挙に更新です!。今夏リヴァプールで仕入れたアイテム をたくさん並べました。そして在庫分はすべてプライスオフ。原価割れのアイテ ムもけっこうあります。オーダーいただけるとうれしいです! http://scousehouse.net/shop/records2019.html *** 第3回KEIBOKU書道作品展inリヴァプール ****** 今回のKEIBOKU書道作品展は、2020年3月28日(土)、ワールド・ミュージ アム・リヴァプールでの開催です。 ご都合にあわせて現地集合・解散でもいいのですが、ツアー(の、ようなもの) も用意します。出発は3月24日(火)成田から、帰国は3月31日(火)。ロン ドン2泊、リヴァプール4泊の旅程となります。KEIBOKUのパフォーマンス・ ガールグループも一緒です(みんな美人です)! ロンドンでは、ナショナル・ミュージアム、大英博物館、大英図書館を巡るアー ト&カルチャー・ツアーを企画。リヴァプールでは、中世の面影が残る町チェス ターへの日帰りツアーを催行します。 書道作品展では、作品を展示するだけではなく、シアタースペースでイヴェント を開催。ライヴ・パフォーマンスやワークショップなどを通じて、現地の人々と の交流を楽しんでいただけます。まだ確定ではないんですけど、北海道の歌姫グ レースのライヴも現在調整中です。書道作品展だけじゃなくてキャヴァーンでも 演奏してもらうつもりです。 KEIBOKU書道教室主催、協力スカウス・ハウスで、このNLWでもおなじみの 平賀敬子先生はもちろん、僕も一緒に行きます。 KEIBOKUウェブサイト(作品展ページ): http://r.goope.jp/keiboku/free/liverpool 現在参加者募集中。書道作品を出品せずにイヴェントだけの参加もOKです。 お問い合わせは、 keiko.hiraga130723@docomo.ne.jp または info@scousehouse.net まで、お気軽にお寄せください(メール件名は「書道作品展ツアー」としてくだ さい)。 *** 大好評! 現地ビートルズ・ツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポートして います。リヴァプールでは、17年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ツ アー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ランチ& 名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツアー (Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予約も 承ります。 ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好評 です。サイト掲載が間に合っていませんが、ロンドンでは、「ロンドン・ビート ルズ・ツアー上級編」「UKロック・ツアー」「クイーン・ツアー」もできます ( info@scousehouse.net までお問い合わせを)。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** PLAY AT THE CAVERN! ****** スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをアレ ンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。 ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページを ご覧ください。 ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演奏 する」という夢をぜひかなえてください! http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** 今週のフォト・アルバム ****** 「今週のフォト・アルバム」は、ジョージ・ハリスンのおうちがある街、ヘン リー・オン・テムズの写真を紹介します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo729.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第729号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス) ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2019 Scouse House |