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January 19 2021, No.774
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース ／ News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼リヴァプール・ニュース ＜１月14日～18日＞ ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽フロム・エディター ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 今週の「ニュース」の中に、「リヴァプールで、これまでやってないことで2021 年にやってみたいこと」というトピックがあります。「リヴァプール・エコー」の 記事を翻訳したものなのですが、これがなかなか面白いのです。詳しくは本文を 読んでいただくとして、「では、自分はどうなんだろう？」と、ちょっと考えてみ ました。今年、リヴァプールでやってみたいこと。 これが、結構難しいんですよ。「これまでやってないことで」という条件があるか ら。「入ったことのないパブに入ってビールを呑む」とか、「泊まったことのない ホテルに泊まる」とかだと、答えとしてつまらないですよね。ぜんぜん新年の抱 負っぽくないし。で、う～んと考えて、「マージー河を源流までさかのぼる」とい うのを思いついたんですが、これだとリヴァプールじゃおさまらない。大きくは み出してしまいます。しかも結構大掛かり。 あとは、「セフトン・パークでキャッチボールをする」というのもひらめいて、こ れはまあ気軽にできそうかな、と思ったんですが、よく考えたらイギリスの人は まず野球をやらないというか知らないので、キャッチボールの相手を見つけるの は無理かも。グラブもボールも持って行かなくちゃだし。 「これまでやってないことで」という条件を外して、単に「リヴァプールで2021 年にやってみたいこと」ということだったら、どうでしょう？ う～ん…。 「お気に入りのパブでビールを呑む」 …やっぱりというかなんというか…結局これかいな。 あなただったら、何と答えます？ もしよかったら教えてくださいね。 ● ● ● 「今週のフォト・アルバム」は、昨年・2020年に紹介した写真の中から選んでお 届けします（パート２）。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo774.html ― Kaz（19/01/2021） ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼リヴァプール・ニュース ＜１月14日～18日＞ ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** １月14日（木） ******************************* 【イングランド・プレミアリーグ 2020/2021】 エヴァトンは、１月12日火曜日にウォルバーハンプトン・ワンダラーズ（ウルヴ ズ）とアウェイで対戦し、１－２（前半：１－１）で勝利を収めました。 ウルヴズのゴール・スコアラーはルベン・ネヴェス（14分）、エヴァトンはアレッ クス・イウォビ（６分）とマイケル・キーン（77分）でした。 エヴァトンのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後にこう語っています。 「ここでの試合が難しいものになることは覚悟していた」「リシャルリソンとカル バート＝ルーインを欠くために我々は違ったアプローチをすることになった。イ ウォビとディニューを使ってサイド攻撃を仕掛けたわけだが、それがうまく機能 してくれた。ファンタスティックなコンビネーションでファースト・ゴールが決 まったね」 「キーンのヘディングはアンビリーバブルだ。彼のゴールのおかげでリーグでの グッド・ポジションに留まることができた」 「アウェイでのほうがいいパフォーマンスができるのは、ホームでは現時点で ファンのサポートを得られないからだ。ファンはほんとうに重要な存在だ。2,000 人のサポーターが来てくれたチェルシー戦で勝てたのもそのおかげだ」 ウルヴズのヌーノ・エスピーリト・サント監督はこうコメントしました。 「ファースト・ハーフはグッド・ゲームだったと思う。でもセカンド・ハーフは 両チームともが非常にオーガナイズされていた。我々に足りなかったのはほんの 小さなディテイルだ。ボックスの中での集中。それがゲームの明暗を分けてし まった」 「グッド・ゴールを決めてから、ファースト・ハーフでの我々はボールをより持 てたしうまく戦えていたと思う。しかしセカンド・ハーフは非常にタイトだった。 試合を決めようと前に出たその時にゴールを奪われてしまった」 「（チームの状態については）非常に心配だ。もっと調子を上げていかなければな らないのは確かだ。それと同時に、今何が起きているのか、これからのために何 をしなければならないかを自覚しなければならない」 エヴァトンの次節（第18節）は続いてのアウェイ・マッチで、17日・日曜日の ランチタイムにアストン・ヴィラと戦います。 *** １月15日（金） ******************************* 【2021年にやってみたいことは？】 2021年１月10日付けの「リヴァプール・エコー」紙に、読者から集めた「新年 の抱負」が紹介されました。以下に翻訳して紹介します。 ＜「リヴァプールで、これまでやってないことで2021年にやってみたいこと」 19選＞ 2021年に入って１週間あまり。新たなナショナル・ロックダウンが発令されたこ とで、私たちの多くにとっては難しさのある新年のスタートとなっています。 それでも、まだ１年の部分が残っています。有意義な年にする決意をあきらめて いない人たちもいるはずです。 ニュー・イヤーというものは伝統的に、決心をする時期です。何か悪い習慣を止 める、新しい趣味を始める、あるいは、自分に自信を持てるような何かにチャレ ンジする。 新年を迎えるにあたって私たちは、読者に「リヴァプールで、これまでやってな いことで2021年にやってみたいこと」を尋ねました。読者からは驚くほど多く の素晴らしい回答が寄せられています。 何人かにとっては、計画を実行に移すにはロックダウンの解除を待たなくてはな らないでしょう。そうだとしても、今年ほど「何かを楽しみにする」ことが私た ちにとって切実に感じられることはないのではないでしょうか。 ―― リヴァプールで、あなたがこれまでやってないことで2021年にやってみた いことは？ ―― 「セント・ジョージズ・ホールだな」（ニコル・スーザン・フラナガン） 「ライヴァー・ビルディングにのぼる」（ローレン・チェスター＝ジェーン・アン カーズ） 「パブでバンドの演奏を聴くこと。ずっと恋しくて」（リンダ・テンプルトン） 「ロタリー（宝くじ）を当てて、アデルフィを買う。そしてかつてのような、こ の街が誇れるようなホテルに戻す」（ジュリー・フラー） 「そりゃもちろん、サイトシーイング・バスに乗ること。５年近く住んでるけど まだなの。えへ」（ジュリー・マクヘイル） 「ウィリアムソン・トンネルね」（ウエンディ・ジェラード） 「ビートルズ・ツアーよ」（メルバ・シャノン） 「セントラル・ホールに行ってみたい。お店が入ってた時は行ったことがあるけ ど、改装してからはまだだから。楽しみだわ」（マリオン・グリーン） 「ホテルでのんびり過ごしたい」（アニタ・ハリスン） 「ルーフトップ・バーのはしご」（ジュディス・ティミンズ） 「マージー河で泳ぐ」（カリン・ヒューイット） 「大聖堂の屋上展望に上がってみたい」（クレア・リグビー） 「サイトシーイング・バスに乗ってみたい」（マンディー・ドナルドソン） 「セント・ジョンズ・ビーコンに上ること。何度か計画したんだけど、決まって 悪天候とかで実現してないのよ。あの上から景色が見てみたい！」（ジェイン・シ ムズ） 「ジェイムズ・ストリート・ホテルに泊まること。2020年に予約してたんだけど、 COVIDのおかげでキャンセルになっちゃったから」（レベッカ・ショウ） 「タイタニック・ホテルのスパに行ってみたいわ」（スージー・リグビー） 「アンフィールドでのホームゲームを観たい」（ジョディ・ジョンソン） 「リヴァプールのプレミア2021の優勝を見たいね。そして今度こそパレードだ」 （マーク・フォックス） 「僕は2015年にリヴァプールを離れて、2017年に戻った。でも2018年の終わ りにまた離れることになったんだ。自分のキャリアのためにね。でも、離れるた びに恋しさが募ってしまうんだよ。今年帰りたいし、帰ったら永遠に住み続けた いって本気で願ってる」（ダニエル・ジェイムズ・フィンドレー＝ベルフィールド） 19 things people want to do in Liverpool in 2021 that they've never done before - From going to the top of the cathedral to swimming in the Mersey By Amy Browne, Liverpool Echo, 10 Jan 2021 *** １月18日（月） ******************************* 【イングランド・プレミアリーグ 2020/2021】 １月17日・日曜日にアンフィールドで行われた首位攻防「リヴァプール対マン チェスター・ユナイテッド」は、０－０の引き分けに終わりました。 この結果により、ユナイテッドはリーグ首位をキープ、リヴァプールはマンチェ スター・シティとレスターに抜かれて４位に後退しています（順位はいずれも暫 定）。 マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は試合 後、こうコメントしました。 「相手は強いチームだが、怪我人の問題を抱えている。とはいえ私たちはその弱 点をつく戦い方をしたわけではない」 「ゲームの中でチームがより強く、強く成長して行ったように感じた。もう少し で勝てるところまで」 「決定的なチャンスはあったけど、生かせなかった。ただ、強豪相手の試合だっ たわけだから、がっかりではあるけれども、１ポイントを獲れたのはOKだ。次 のゲームに勝てばいい」 「いま我々は良くなっているし進化している。結果を見てがっかりと言っている わけではなくて、パフォーマンスのいくつかにがっかりしている。うちのボーイ ズたちはもっとできると思っているから」 「パフォーマンスには少しだけ不満がある。結果がどうこうではなくて。ファー スト・ハーフはあまりうまく行かなくて、彼らに問題を引き起こすことができな かった。だがディフェンスはしっかり出来ていたし、相手にもあまりチャンスを 作らせなかった」 「ただ、やはり私は前半の出来は誰が見ても少しがっかりするものだと思う。と はいえ、（リヴァプールを相手に引き分けという結果で）我々のほうががっかりし ているというのは、いい感じではあるね」 リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はこうコメントしています。 「パフォーマンスはグッドだった。前半は特に素晴らしかった」 「試合前にも言ったことだが、今ユナイテッドは絶好調で、うちは苦労している 状態だ。それなのに彼らはああいった戦い方（引いて守る）をして来た。私とし てはうれしく思うね」 「セカンド・ハーフでも何とかしようとトライしたんだが、ユナイテッドを90分 間抑えつづけるのは至難の業だ。恐ろしいカウンターアタックがあるからね。そ れで彼らは２つの大きなチャンスを作った。ただ、我々のほうにもセカンド・ ハーフではチャンスがあった」 「パフォーマンスはじゅうぶん良かったと思う。でもゲームに勝つには得点が必 要で、それができなかった。そしてこの結果になったということ」 「点を取ろうとトライしたのであって、点を取るまいとトライしたのではない。 結果を気にしすぎないことも大事だろう。また良くなってくるはずだ」 「ゲームを理解するやり方、ゲームを感じるやり方、そして瞬間を読むやり方。 どれもうまく出来ていたよ。でも期待していた結果にはならなかった。というこ とは、まだまだ上達の余地はあるということだ。引き続きこれからも取り組んで 行く」 マンチェスター・ユナイテッドはこの試合の引き分けで、リーグ戦におけるア ウェイ・マッチでの連続不敗を16に伸ばし、1999年に記録したクラブ・レコー ドの「17」にあと１ゲームに迫っています。 リヴァプールは、リーグ戦におけるホーム・アンフィールドでの不敗記録を68に 更新しました。しかし、無得点に終わったことでホームでのリーグ戦連続試合得 点記録が42でストップしています。 次節、マンチェスター・ユナイテッドは水曜日にフルアムとアウェイで、リヴァ プールは木曜日にバーンリーとホームで対戦します。その後の日曜日（24日）、 マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは、マンチェスター・ユナイテッ ドのホーム、オールド・トラッフォードでFAカップの４回戦を戦います。 ● ● ● １月17日に予定されていたアストン・ヴィラ対エヴァトンは、アストン・ヴィラ の新型コロナ感染拡大により延期となっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽スカウスハウス・ニュース ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ *** スカウスハウス通販（１） ****** スカウスハウス通販「シルバー・アクセサリー」を更新しました。永らく品切れ になっていたLennon-NYペンダントが入荷しています。チェーンの太さ＆長さ にいくつかのヴァリエーションがあって、お好みのタイプをお選びいただけます。 現在、アクセサリー全アイテムを対象に、お手入れ用磨き布（研磨剤入り）をプ レゼント中。オーダーをいただけるとうれしいです！ https://scousehouse.net/shop/silver.html *** スカウスハウス通販（２） ****** 新しく「Beatleweekグッズ」の通販ページを作りました。品ぞろえはこじんま りとしていますが、オフィシャル・プログラムやTシャツなど、これまでのビー トルウィーク会場で仕入れたアイテムばかりです。 ほとんど１点ものの限定販売。オーダーいただけるとうれしいです！ http://scousehouse.net/shop/bwgoods.html *** スカウスハウス通販（３） ****** 英国盤レコードの通販です。「ビートルズ」「ビートルズ（ソロ）」「ビートルズ関 連」「ブリティッシュ・ロック」「シングル＆EP」の５カテゴリー。リヴァプール で仕入れたアイテムばかりです。オーダーいただけるとうれしいです！ http://scousehouse.net/shop/records2019.html ※2020年４月１日より、「全アイテム30％オフ」のキャンペーンを開催中です。 （商品ページおよびオーダーフォームでは、割引前の価格が表示されていますが、 オーダーいただたあとの確認メールにて、セール適用価格をご案内いたします） *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英 国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼今週のフォト ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ 「今週のフォト・アルバム」は、昨年・2020年に紹介した写真の中から選んでお 届けします（パート２）。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo774.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース ／ News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第774号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE （スカウス・ハウス） ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C） 2001-2021 Scouse House |