メルマガ購読・解除
 
January 26 2021, No.775
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <2021年1月22日>
 ▽NLWアーカイヴ:#12「リヴァプールでイルカと泳ぐ?」(2004)
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽フロム・エディター
――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □

ウルトラマラソンを走っています。
ウルトラマン、じゃなくて、ウルトラマラソン、です。
ご存じかもですが、ウルトラマラソンとは、「100kmを走るマラソン大会」です
よね。
現在、「Japan Ultramarathon Challenge Series - ONLINE ULTRAMARATHON
2021」という大会が進行中なのです。オンライン、つまりヴァーチャルの大会で、
参加者は自分の走りたい時に、それぞれの場所で走ります。全員が指定のランニ
ングアプリを使用して、距離や時間の計測、集計はすべてアプリ上で行われます。
そして面白いことに、普通ウルトラマラソン・レースと言ったら、100kmをいっ
ぺんに走るものなんですが、このレースは普通じゃなくて、「10日間で100km
走ってください」という大会なのです。

どう思います?
「10日かけていいんであれば、100キロ、走れちゃうんちゃう?」と思う人、多
いんじゃないかなあ…??

はい、僕もそう思っちゃったので参加することにしたわけです。1日10キロ、
それを10日続けることができればオッケーですもんね。僕レベルだと、楽勝と
はとても言えない。でも、めちゃ難しいというわけでもない。「キツそうだけど
ヤリガイありそう?」と思えてしまう。つまり、ハードル具合がナイスで絶妙
なのです。

で、今日・火曜日は開始から5日目。ちょうど半分です。僕のラン距離はという
と、48.5km。ほぼ半分ですね。雨が降ったりなんだりで毎日走れるわけではない
けど、なんとかイーブンなペースです(ちょっと筋肉痛…)。後半はもっとギア
を上げなくちゃ。

このオンラインレースの参加者は2022人…だったかな。全国規模だからさすが
に多いです。アプリでは全参加者の記録が共有されるので、自分の順位(走行距
離のランキング)が常にわかるようになっています。これが結構モチベーション
になるんですよね。僕の順位は、走った直後はベスト500くらいに上がるんだけ
ど、次に走るときまでにばんばんと容赦なく抜かれて行って、1000位くらいま
で下がってしまったり…みんながんばってるにゃ~(すでに100kmをクリアし
ている人が30人以上も!)。

いつもひとりで走っているので、ヴァーチャルとはいえ2000人以上ものラン
ナーと同じレースを走るのは、とてもとても新鮮。走りながら、なんだかほんわ
かした気分になってしまいます。
これは100kmのレースですが、ほかにもいろいろな企画があるようなので、今
後もちょくちょく参加してみたいと思います。
興味のあるかたは、ぜひどうぞ。
 https://runnet.jp/runtes/tattarun/ 

● ● ●

NLWアーカイヴ第12回として、NLW No.132(2004年1月13日発行)に掲載
した「ニュース」をひとつ、紹介します。リヴァプールを訪れたツーリストたち
の爆笑ギャグの数々…といっても本人たちはぜんぜん真面目(たぶん)。旅行に
出られる日が早く戻って来ることを願って。

● ● ●

「今週のフォト・アルバム」は、昨年・2020年に紹介した写真の中から選んで
お届けします(パート3)。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo775.html

                         ― Kaz(26/01/2021)


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼リヴァプール・ニュース <1月22日>
――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □

*** 1月22日(金) *******************************

【イングランド・プレミアリーグ 2020/2021】

1月21日木曜日、ホーム・アンフィールドにバーンリーを迎えたリヴァプール
は、終盤のPKにより0-1(前半:0-0)での黒星となりました。
バーンリーのゴール・スコアラーは、アシュリー・バーンズ(83分・PK)でし
た。

リヴァプールの、アンフィールドでのリーグ戦無敗記録は68でストップとなり
ました。リーグでの順位は暫定で4位に下がっています。

試合後のユルゲン・クロップ監督の話です。
「タフな試合だった。説明するのは簡単じゃない」
「うちのボーイズたちは、7-0で勝った途端に『俺たちってこんなもんさ』と
うぬぼれるような人間ではない。今夜もハードワークをしてくれたよ。でもひっ
くり返せなかった」
「何かがうまくいかなければ、もっとハードにトライしなくてはならない。もっ
とたくさん、もっと長く。負けるような内容のゲームではなかったが、そうなっ
てしまった」
「今ここに座って、バーンリーに負けた上に4試合も点が取れていない状況で、
タイトルレースについて私が語れば、なんともマヌケに見えるだろうね」
「(モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノを57分までベンチに置いたこと
については)私の失敗だ。だからこういうことになった。我々はよりベターな決
断をしないといけないし、正しいことをしなければならない。ことある毎にね」
「うちのボーイズだちはそれが出来ないわけではない。だが、しばらくゴールか
ら遠ざかっているために自信満々という状態ではなくなっている。見てのとおり。
『なんで自信なくすなんてことになるんだ? 去年はがんがん勝ってたじゃない
か』と言う人はいるだろう。でも自信というものは小さな花といっしょのような
ものだ。誰かにふんずけられることもある。今の現状では、我々はまた新しく自
信をつけていかなくてはならないし、そうなるはずだ。ただ、今夜に限ってはま
だじゅぶんではなかった」
「相手陣内寄りの3分の1でのデシジョン・メイキングが、あるべき形にはなっ
ていなかった。誰もがそれを言い立てるんだろうが、そのことで問題はより大き
くなりはするが、小さくはならない」

バーンリーのショーン・ダイク監督は試合後にこう語りました。
「最高のパフォーマンスだった。こういう場所では常にやらなければならないこ
とだが、我々は非常にハードに戦わなければならないし、根気強く仕事を全うし
なければならない。動きはよかったし、エナジーもグッドだった」
「ゴールデン・チャンスを得ることができた。ずっとそれを探し続けていた。し
かしそれもベーシックがあってこそ。うまくやり遂げることができたと思う」
「昨年は非常に惜しかった。あれでどう戦えばいいか感触はつかめていたから、
選手たちにはこう言った。『君たちはもう相手のことはわかっている。ボールの
ないところでたくさん走るんだ。チャンスは必ずやって来るから、それをモノに
するんだ』。バーンジーはあそこでそれを実行してつま先を出した。(GKアリソ
ンがキャッチする直前にボールに触れ、アリソンに倒されたことで)ペナルティ
を取って、自分で見事に決めてくれたね」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽NLWアーカイヴ:#12「リヴァプールでイルカと泳ぐ?」
――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □

過去のNLWからピックアップしてお届けするアーカイヴ・コーナーです。
第12回は、NLW No.132(2004年1月13日発行)に掲載した「リヴァプール・
ニュース」より。
リヴァプールを訪れたツーリストの名言集です。旅行に出られる日が早く戻って
来ることを願って。

「リヴァプールでイルカと泳ぐ?」(2004年) -----------------------------------

≪≪≪ NLW No.132 - January 13, 2004 ≫≫≫

2004年1月8日(木) -----------------------------------------------

【リヴァプールでイルカと泳ぐ?】
リヴァパドリアンたちは、ウィットに富んだユーモアのセンスの持ち主として世
界的に有名です。
しかし、この街のコメディアンにも考えつかないようなギャグの数々が、ツーリ
ストたちの口から発せらることもあるようです。

ツーリスト・インフォメーションのカウンターでは、「ストロベリー・フィール
ズでフルーツ狩りができますか?」とか、「マージーサイドでイルカと一緒に泳
げるエリアはありますか?」といった、びっくりするような質問を受けるのだそ
うです。
そこで、観光局 The Mersey Partnership では、ここ12ヶ月間で実際に受けた、
ファニーな問い合わせのベスト10を発表することにしました。

「あのてっぺんに悪魔が乗っかっているビルディングは何ていうの?」
もちろんこれは、ライヴァー・ビルディングのことを指しています。実際に乗っ
かっているのは悪魔ではなくて、伝説の鳥「ライヴァー・バード」です。

「ハングオーヴァー・ストリートに行きたいんですが」
いくらパブが多いリヴァプールとは言っても、これは「ハングオーヴァー(二日
酔い)」ではなくて、「ハノーヴァー」の間違いです。

Liverpool John Lennon Airport のインフォメーション・カウンターに寄せられた
質問も、傑作ぞろいです。

「中国にケーキを送りたいんですけど」
「うちの家の上を飛行機がブンブン飛んで困ってるんですけど、あれ、やめさせ
てもらえませんかね?」
「スコットランドに行くのにヴィザは必要でしたかね?」
「すみません、ここってどこですか?」

フライト・アテンダントたちは、機内に持ち込めるアイテムについてのいろいろ
な質問を受けました。

「手荷物に水鉄砲が入ってるんですけど、いいでしょうか?」
「スペインにベーコンを持って行ってもいい?」

マージー・パートナーシップのヴィジター・サーヴィス・マネージャー、Julie
Evans はこう話しています。
「傑作ばかりですよね。私たちは、マージーサイドを訪れるヴィジターの一人
ひとりの役に立とうと一生懸命にやってはいるんですが、たまに唖然としてし
まったり、お腹を抱えて笑ってしまうようなリクエストがあるんですよね。もち
ろんその場では笑ったりしないで、できるだけ親身になってお答えしていますよ」
「ひょっとしてツーリストの方々の方が、ツーリスト・インフォメーション・セ
ンターの知らないような秘境をご存知なんじゃないか、なんて思ったりして」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼スカウスハウス・ニュース
――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □

*** スカウスハウス通販(1) ******

スカウスハウス通販「シルバー・アクセサリー」を更新しました。永らく品切れ
になっていたLennon-NYペンダントが入荷しています。チェーンの太さ&長さ
にいくつかのヴァリエーションがあって、お好みのタイプをお選びいただけます。
現在、アクセサリー全アイテムを対象に、お手入れ用磨き布(研磨剤入り)をプ
レゼント中。オーダーをいただけるとうれしいです!
 https://scousehouse.net/shop/silver.html 


*** スカウスハウス通販(2) ******

新しく「Beatleweekグッズ」の通販ページを作りました。品ぞろえはこじんま
りとしていますが、オフィシャル・プログラムやTシャツなど、これまでのビー
トルウィーク会場で仕入れたアイテムばかりです。
ほとんど1点ものの限定販売。オーダーいただけるとうれしいです!
 http://scousehouse.net/shop/bwgoods.html 


*** スカウスハウス通販(3) ******

英国盤レコードの通販です。「ビートルズ」「ビートルズ(ソロ)」「ビートルズ関
連」「ブリティッシュ・ロック」「シングル&EP」の5カテゴリー。リヴァプール
で仕入れたアイテムばかりです。オーダーいただけるとうれしいです!
 http://scousehouse.net/shop/records2019.html 

※2020年4月1日より、「全アイテム30%オフ」のキャンペーンを開催中です。
(商品ページおよびオーダーフォームでは、割引前の価格が表示されていますが、
オーダーいただたあとの確認メールにて、セール適用価格をご案内いたします)


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは英
国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽今週のフォト
――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □

「今週のフォト・アルバム」は、昨年・2020年に紹介した写真の中から選んでお
届けします(パート3)。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo775.html


■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       *** 隔週火曜日発行 ***


□■ 第775号 ■□

◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)
◇編集 山本 和雄
◆Eメール info@scousehouse.net
◇ウェブサイト http://scousehouse.net/
◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net
◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html

ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信
の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。

◆まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000065878.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2021 Scouse House