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November 23 2021, No.802
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼リヴァプール・ニュース <11月22日>
 ▽「リヴァプールおすすめ100選」(パート4)
 ▼スカウスハウス・ニュース
 ▽今週のフォト


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▽フロム・エディター
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今回の「リヴァプールおすすめ100選」では、ベスト31から40までを紹介して
います。
ついに(というかようやくというか…)マシュー・ストリートとキャヴァーン・
クラブが登場しているほか、リヴァプールが現在のような観光都市を目指すよう
になった原点とも言えるアルバート・ドックもランキングに加わりました。

「今週のフォト」ではここのところ、「おすすめ100選」で紹介した10のスポッ
トから1つを選んで写真を掲載しているのですが、今週は(今週も、かな)かな
り悩みました。マシュー・ストリート&キャヴァーンにするか、アルバート・
ドックにするか…と考えているうちにふと、「ウエスト・カービーはどうかな?」
というアイデアが浮かびました。37番にランクインしたヒルブリー島はウエスト・
カービーにあって、僕は一度だけ行ったことがあります。ヒルブリー島には渡っ
てませんが、ビーチで写真を何枚撮っているので、「沖合のヒルブリー島が写っ
てるかも!?」と思ったのです。

早速確認してみると、やあ、ありましたありました。ビーチの向こう側にちっ
ちゃくではありますが、そしてもちろんアザラシの姿も見えませんが、確かにヒ
ルブリー島です。
というわけで、「今週のフォト」ではウエスト・カービーを紹介します。撮影は
2016年です。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo802.html

写真を選んでいる時にまたまたふと思い浮かんだのですが、確かヒルブリー島は
ミナコさんが「ゴールドフィッシュだより」で取り上げていたはず! 
チェックしてみると、やっほー、ありましたありました。「ゴールドフィッシュ
だより」第182号でばっちり紹介されています!
【原稿】 https://scousehouse.net/goldfish/goldfish182.html
【写真】 https://scousehouse.net/goldfish/goldfish182_photo.html

「ゴールドフィッシュだより No.182」が掲載されたのは、NLW No.430です。発
行は2010年9月14日。写真ページにはその年のビートル・ウィークのショット
も載っていて、うわあ、チェルシーやブルーマーガレッツの演奏シーンも!
今は2021年だから…じゅ、11年前!? わりと最近のような感じしかしないん
だけどなあ……。

                         ― Kaz(23/11/2021)


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▼リヴァプール・ニュース <11月22日>
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*** 11月22日(月) *******************************

【イングランド・プレミアリーグ 2021/2022 第12節】
11月20日土曜日、アーセナルをホームに迎えたリヴァプールは、4-0(前半:
1-0)で勝ちました。
ゴール・スコアラーは、サディオ・マネ(39分)、ディオゴ・ジョタ(52分)、
モハメド・サラー(73分)、タクミ・ミナミノ(77分)でした。

試合終了後、ユルゲン・クロップ監督はこう話しています。
「我々は(前節の敗戦からの)リアクションを見せる必要があった。うまく出来
たかな? ボーイズたちはゲームが進むにつれて良くなった。全体がきちんとコ
ントロール出来ていたし、アーセナルのプレイにも慣れて行った。1-0にした
あとのファースト・ハーフの残りは褒められないがね。ただ、アーセナルが本領
を発揮した時にすでに1点取っていたのは大きかった」
「だから変更を迫られたし、うまく出来たと思う。ハーフタイムのあとの我々は
別次元のフェイズでゲームをコントロールしていたよ。老獪さとエキサイティン
グなのをミックスしたパフォーマンスでね。そしてご覧のとおり、目を見張るよ
うな結果になった」
「(南野のゴールについて)私がどれほどハッピーか、君たちには想像できない
と思うよ。彼は4つの変更のための解決策だった。何しろ彼は実に5つのポジ
ションをこなすことができる。2つの8番(左右のサイドハーフ)と前線3つ
(左右中央)。我々にとって重要な存在なんだよ。だから(南野のゴールを)み
んながとても喜んでいる」

● ● ●

11月21日・日曜日にマンチェスター・シティとアウェイで対戦したエヴァトン
は、3-0(前半:1-0)での完敗となりました。

試合終了後、ラファ・ベニテス監督はこうコメントしています。
「あのファースト・ハーフ終了前のゴールが物事を変えてしまった。いつだって
失点は負いたくないものだが、負うとしてもファースト・ハーフの終了前だけは
負いたくない。ただあのゴールを止めるのは難しい。それほどのクォリティだっ
た」
「ファースト・ハーフを無失点で抑えられていたら、セカンド・ハーフのアプ
ローチを違うやり方することができる。(前半の)終わりでの失点は選手たちの
精神的なダメージになる。それでもセカンド・ハーフのスタートはうまくやれて
いた」
「しかし追いかける方に回るということは、より多くのリスクを引き受けること
になる。どうしても裏のスペースが空いて、相手にカウンターのチャンスを与え
てしまう」
「私は負けるのは嫌いだ。相手がどこであってもね。チームの名前は関係ない」
「(ポゼッションに期待できない)この種のゲームではカウンターアタックの脅
威を相手に与えなくてはならない。たくさん作れたわけではないが、我々にも
チャンスはあった。しかし守りの時間が長いと、いざという時にどうしてもミス
が起きてしまう。ファースト・ハーフにカウンターの惜しいチャンスが2つか
3つあったね。しかしうまく行かず、ディフェンスに忙殺されることになった。
ああいう展開ではなかなか勝てるものではない」
「1月までなんとか踏ん張っていいポジションでいられるようにしないと。そう
すれば負傷で離脱中の選手たちが戻ってくるし、どんな相手とも互角に戦えるよ
うになる」
「それまでは一致団結して戦う。強い気持ちでね。我々は勝てるんだという自信
を取り戻す。そうすれば1月をいいポジションで迎えられると思う」


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▽「リヴァプールおすすめ100選」(パート4)
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リヴァプールは観るべきもの、やるべきこと、体験すべきことの宝庫です。
地元紙「リヴァプール・エコー」が、地元の人でも観光客でも楽しむことができ
る物事を100個、リストにして掲載しています。

第4回は、ベスト31から40までを紹介します。


「リヴァプールおすすめ100選」(パート4)-----------------------

【その31:「リヴァプール・インターナショナル・テニス・トーナメント」を観
に行く】
毎年夏に開催されるこの大会のおかげで、ここリヴァプールでも、テニス界の有
名選手や明日のスターのプレイを生で観ることができる。

【その32:アルバート・ドック周辺を散策する】
リヴァプールのウォーターフロントの中心部で、食べたり飲んだり遊んだり。グ
レードI指定の建築物群としては英国最大を誇り、すべてのファミリーにとって、
見るものや体験するものが数え切れないくらい用意されている。

【その33:「ブラジリカ」でサンバ・ビートに合わせてダンス】
ブラジル・カルチャーの祭典としては英国最大規模となる「ブラジリカ」は、毎
年7月にリヴァプールで開催される。

【その34:マシュー・ストリートに行ってみる】
活気に満ちたマシュー・ストリートは、ビートルズ関連のもので溢れていて、
ファンにとっては必見。最近ではスタッグ&ヘン・パーティー(独身最後の夜を
同性の友人同士で祝う、羽目を外したパーティー)で大人気となっている。もち
ろん、キャヴァーン・クラブやシラ・ブラックの銅像を眺めたり、「クリケット」
(リヴァプールのデザイナー・ブランド)を見ながら素通りするだけでも価値あ
り。

【その35:素通りせずにまだそこにいるのなら…キャヴァーンに入ってみよう】
毎日正午から深夜まで、キャヴァーンではライヴ・ミュージックを鑑賞できる。
多くの時間帯は入場無料だが、木曜から日曜の夕方以降はエントリー・フィーが
必要(ただし格安)。

【その36:ビートルズのツアーに参加してポール・マッカートニーとジョン・
レノンの家を訪問する】
「ナショナル・トラスト」のツアーに申し込めば、家の中に入って、ビートルた
ちが会ったり、初期の歌を作曲したりリハーサルをしたりした場所を見学するこ
とができる。

【その37:ヒルブリー島にあざらしを見に行く】
ウエスト・カービー沖にあるヒルブリー島周辺は、さまざまな種類のあざらしの
生息地となっている。「フレンズ・オブ・ヒルブリー」(ボランティアの観光ガイ
ドグループ)によると、ディー河口で最初にハイイロアザラシが確認されたのは、
1909年のことだという。

【その38:サウスポート・ピアでアイスクリームをなめる】
グレードII(第2級指定建築物)であるサウスポート・ピアは、英国で2番目に
長い桟橋である。150年以上もそこにある。

【その39:「バーケンヘッド修道院」を訪ねる】
マージーサイドにおける最古の建築物。セント・メアリーズ・タワーからは、
ファンタスティックなリヴァプールとマージー河の景色を堪能することができる。
マージー河を渡るフェリーの最初の運行の際、乗船客のために、修道院の僧たち
はここから航行を監視した。

【その40:「ロスキ」で食事をする】
「マスターシェフ:ザ・プロフェッショナルズ」(BBC1の料理人の対決TV番組)
の勝者であるアントン・ピオトロフスキーのレストラン。ロドニー・ストリート
にある。2017年に閉店した「プシュカ」のスペースを引き継いで開店し、すぐさ
ま大評判となった。もしこの店がリヴァプールで初のミシュラン星レストランに
なったとしても、決して驚きではない。

The 100 best things to do in Liverpool
- By Lorna Hughes & Phoebe Barton, Liverpool Echo, 02 October 2021

(つづく)


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▼スカウスハウス・ニュース
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国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▽今週のフォト
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「今週のフォト・アルバム」では、「リヴァプールおすすめ100選」37位にラン
キングされたヒルブリー島のある、ウエスト・カービーの写真を紹介します。
2016年に撮影したものです。
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       *** 隔週火曜日発行 ***


□■ 第802号 ■□

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