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June 20 2023, No.841
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース ／ News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼追悼 チャス・ニュービー（１）：リヴァプール・エコー（2023） ▽追悼 チャス・ニュービー（２）：サンデイ・マーキュリー（2012） ▼スカウスハウス・ニュース ▽今週のフォト -------------------------------------------------------------------------- ▽フロム・エディター ------------------------------------------------------------------ NLW □ NLW No.841です。 先月のことですが、チャス・ニュービーさんが亡くなりました。 この名前を聞いてもほとんどの人は「それ、だれ？」なんじゃないかと思います が、ええと、チャスさんはですね、にゃんと、1960年にザ・ビートルズの一員 だったかたなのである。ビートルズの４つのギグで、ベースを演奏しました。 チャスさん追悼特集として、今号のNLWでは、２つの記事を翻訳したものをお届 けします。 ひとつは、「リヴァプール・エコー」から。訃報が伝えられた翌日に息子さん＆ 娘さんに取材したものです。 これを訳したあとで、「もうちょっと何かないかなー、ご本人のインタビューと か」と思ってちょっと探してみたところ、あった、ありました。2012年10月に バーミンガムの地方紙「サンデイ・マーキュリー」にチャスさんのインタビュー が掲載されています。ほかにも探せばあるかもですが、とりあえずこの記事を紹 介しますね。 どちらの記事中にも触れられていませんが、チャスさんはベーシストではなく、 ギタリストでした。ギタリストにベースを弾けと言うビートルズもビートルズで すが、「ええよ」と受けるチャスさんもチャスさんです。当然ベースギターは借 り物で、しかもチャスさんは左利きだったので、ベースを逆さまに持ち替えて の演奏でした（持ち主からは「弦を張り替えちゃいかん」と言われたそうです）。 「おいおいそんなんでええんか？」と心配になってしまいますが、このチャスさ ん参加の４つのギグで、ビートルズはリヴァプールで圧倒的な存在になってしま うのだから歴史はオモシロイ。特に３本目のリザーランド・タウン・ホールでの ライヴはすさまじい演奏＆盛り上がりで伝説となり、「ビートルマニア誕生の地」 として人々に記憶されるほど。まさにチャスさん、ビートルズのターニングポイ ントに立ち会っていたことになります。というか、もしかしたら、チャスさんが ビートルズに幸運をもたらしたのかもしれませんね。 というわけで、いつもながらというか、今号のNWもマニアックな内容ですが、 ビートルズ・ファンのかたはぜひ読んでみてください。おもしろいですよ。 ● ● ● スカウス・ハウスでは、８月にリヴァプールで開催される「スカウスハウス・ツ アー2023」の参加者を募集中です。 https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2023.html 世界最大のビートルズ・フェスティヴァル「インターナショナル・ビートル ウィーク」鑑賞パッケージで、今年で21回目、かな。オフィシャル・エージェ ントとして日本代表バンドのエントリーも担当。今年は日本から４バンドが出場 します。オリンピックやWBCのように（とはちょっと言い過ぎか…）、「チーム・ ジャパン」のような雰囲気で、楽しく賑やかにリヴァプールとビートルズを満喫 していただけると思います。 ビートルズゆかりの地を案内するツアー（僕がガイドをします）など、いくつか オプションも用意しています（去年の「ファナティック・ツアー」では、「ビー トルマニア誕生の地」リザーランド・タウン・ホールも訪問しました）。 個人でもペアでもグループでも大歓迎。この夏、ぜひぜひリヴァプールでお会い しましょう！ ● ● ● 「今週のフォト」では、「ビートルマニア誕生の地」と言われるリザーランド・ タウン・ホールの写真を掲載します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo841.html --- Kaz（20/06/2023） ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼追悼 チャス・ニュービー（１）：リヴァプール・エコー（2023） ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ ザ・ビートルズの元ベーシスト、チャス・ニュービーのファミリーは、「アメイ ジングな」父親だったと感謝する オリヴィア・ウィリアムズ（ジェネラル・ニュース・レポーター） 2023年５月24日・リヴァプール・エコー チャス・ニュービーのファミリーは、癌と闘いの末に亡くなった「アメイジング な」ダッドに賛辞を送っている。 チャスは、５月22日月曜日に、81歳で生涯を閉じた。1960年12月、西ドイツか らリヴァプールに戻ったばかりのザ・ビートルズが行った一連のギグにおいて、 スチュアート・サトクリフの穴を埋める役を担ったベーシストだった。 また彼は、2016年以降、1997年に再結成されたザ・クォリーメンのためにも ベースをプレイしている。チャスはクォリーメンのメンバーたちとともに、ド イツやチェコ、スペイン、ハンガリー、さらにメキシコへの演奏ツアーに加わっ た。そしてもちろんリヴァプールでも、ストロベリー・フィールドやセント・ ピーターズ・チャーチ、キャヴァーン・クラブ、そしてカスバ・クラブのス テージに立った。 チャスの息子スティーヴ・ニュービー（50歳）と娘ジャッキー・ブライアン （46歳）は、自分たちの人生を音楽と愛で満たしてくれた父親だったと感謝し ている。 「エコー」の取材に、スティーヴはこう話している。 「世界一の『いいヤツ』だったよ。父のことを悪く言う人を見たことがないね。 いつも一所懸命働いて、他人のために時間を割くことを惜しまなかった。僕たち に対しても」 ジャッキーによると、ニュービー家ではいつも音楽が流れていたという。チャス はよく古いレコードをかけたり、子供たちにギターを教えていたそうだ。 スティーヴがつけ加える。 「僕が大学に行き出してからでさえそんな感じだったよ。学期が終わって自宅に 帰ってみると、僕の右利き用のギターの弦が左利き用に張り替えられてたり、と かね。親父がリペアするんだよ、自分が弾きやすいように。さすが親父だななん て思ったもんだよ」 「なにしろまず音楽ありき。友人とかご近所づき合いも音楽が重要なパーツに なってたよね」 エヴァトンで生まれ育ったチャスは、のちにワーウィックシャー（イングランド 西中部）に移ってエンジニアや数学教師の職に就いた。生まれてから死ぬまで 「レッド（リヴァプールFCファン）」だった彼は、アンフィールドへもよく足を 運び、試合を観戦した。 彼がビートルズのために演奏したのは４度。カスバ・クラブで２回、グロヴナー・ ボールルームで１回、そしてバンドにとって記念碑的なライヴとなったリザーラ ンド・タウン・ホールでのファースト・ギグだ。当時ポール・マッカートニーは リズム・ギターを弾いていたため、チャスはよく冗談めかして、「ビートルズで 最初の左利きベーシストは私だ」と自慢していた。 ４人の孫の祖父でもある彼は、2019年に「エコー」にこう語っている。 「トミー・マクガークってやつにベースを借りたんだ。もちろんトミーは右利き だったから、私はそれを逆さにして弾いた。なに、そんなに難しくはなかったさ」 父親がビートルズとして演奏したことをどうやって知ったのかと問われたス ティーヴは、こう答えている。 「その話を発見したのはだね、学校の宿題があったんだよ。家族で何か偉いこと をした人がいれば、その証拠と一緒に披露しなさいっていうね。戦争でもらった メダルとか、スポーツの表彰とかだけどね普通。で、親父に訊いたらこのちょっ とした話を教えてくれてね。僕は『なにそれ。ほんと？』って程度だったけど」 「とにかく宿題だからその話を書き留めて、学校に持って行った。先生はびっく りしちゃって。『な、なんですって？ ちょ、ちょっと待って』って反応だった から、それでやっと認識したんだよ。親父がやったことってとんでもないことな んだって。すごいことに関わってたんだって」 スティーヴとジャッキーにとって、音楽はいつも人生の重要なパートとして存在 した。スティーヴは父親と一緒に演奏をした思い出があり、ジャッキーは結婚式 でチャスに演奏をしてもらった。ちょうど半年前、チャスはオランダのTVドキュ メンタリーのために、ジャカランダでクォリーメンと演奏した。彼はまた、スト ロベリー・フィールズの基金のためにも演奏している。 リヴァプールのみならず世界中のたくさんの人から、彼らの父親へ追悼やお悔や みが寄せられることに対して、スティーヴもジャッキーは、ただただ圧倒され、 呆然とするばかり、と口を揃える。 スティーヴはこう言う。 「今はただ、もうほんとに驚いてるだけと言うか。こんなに短時間で世界中に知 れ渡って、ものすごい数のレスポンスをいただいて」 チャス・ニュービーのファミリーは、チャスを偲ぶ気持ちを、「ザ・シェイクス ピア・ホスピス」への寄付としてお願いできれば、としている。 Family tribute to 'amazing' dad and The Beatles former bassist Chas Newby － Chas's children said their dad always gave up his time for other people By Olivia Williams, General News Reporter 24 MAY 2023, Liverpool Echo https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/family-tribute-amazing-dad-beatles-26983652? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽追悼 チャス・ニュービー（２）：サンデイ・マーキュリー（2012） ――――――――――――――――――――――――――――――――─ NLW □ かつてビートルズだった、ワーウィックシャーのグランダッド ジョニー・グレイトリュー（ジェネラル・ニュース・レポーター） 2012年６月30日・サンデイ・マーキュリー ただの音楽好きの19歳だった1960年代初頭、チャス・ニュービーは4つのギグ で演奏をしてほしいとオファーを受けた。ほぼ無名のビート・グループから。 ちょうどカレッジが冬休みだったので、その若者はその仕事を受けることにした。 クリスマスの小遣いを増やすのにもちょうどいい。 バンドのドラマーはピート・ベスト。チャスとはリヴァプール・カレッジエイト 校での友人だった。そしてバンドメンバーにチャスを推薦したのもピートだった。 ピート以外のメンバーはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、そして ジョージ・ハリスン。バンドの名前は、ザ・ビートルズ。 そのバンドは、ドイツはハンブルグの歓楽街での４ヶ月にもわたる厳しい巡業生 活を終えてリヴァプールに戻ってきたばかりだった。彼らのレパートリーは、バ ディ・ホリーやチャック・ベリーなどのロックンロールのスターたちのカヴァー だった。 現在はワーウィックシャーのオルスターで暮らすチャスは、その４度のギグで、 毎回１ポンドという高額のギャラを手にした。演奏したのはベース・ギター。そ して彼は左利きだった。そう、まるで世界的スターのポール・マッカートニーさ ながらに。 しかし1961年の１月になると、彼は予定通りカレッジに戻った。まだまだ駆け 出しのファブフォーと運命をともにして生活して行けるとは思えなかった。その 後ビートルズは歴史を作る存在となった一方、チャスは二人の子供に恵まれ、生 涯をフロントガラスの研究に捧げ、さらには数学教師としての道を歩む。 今年（2012年）は、1962年にリリースされたビートルズのデビュー・シングル 「ラヴ・ミー・ドゥ」の50周年にあたる。この歌が、このグループに、スター ダムへの道をひらいたのだ。 現在71歳となり、仕事は引退して、４人の孫のフルタイムの祖父として生活し ているチャスは、ザ・ビートルズに背を向けた過去を後悔したことはないと断言 する。 チャスは、1992年に悲劇的に妻のマーガレットを失っている。彼は、サンデイ・ マーキュリーのインタヴューにこう語った。 「いつもと違うバンドとやった４つのギグ。私にとってはただそれだけのことな んだよ」 「音楽で生活しようなんて考えたことは一度だってないよ」 「あの時代、若者はみんな、生涯の仕事について考えていた。教師とかサイエン スとか、いろいろとな」 「私は化学をやりたかったんだ。ジョンやポールやジョージがミュージシャンに なりたかったようにね」 「彼らは遠くハンブルグの地で反吐が出るほどの修練を積んだ。だからこそあれ ほどタイトで素晴らしい演奏ができたし、それを貫き通すことができた」 「私はただ４つのギグを手伝っただけだ。その次の週にはカレッジに戻らなく ちゃならなかったし」 「当時の彼らのギャラは、１つのギグでひとり１ポンド。でもそれで生活するの は無理だ。私はといえば、ピルキントン・グラス社で働きながら、そこから学費 も出してもらっていた」 チャスは、あの３人と新たな仲間のリンゴ・スターがのちに音楽の世界を席巻し、 ビートルマニア旋風を巻き起こし、ヒステリカルな少女たちに追いかけられるさ まを見ても、少しも動揺はしなかったと言う。 「だって私は（正式メンバーではなく）彼らの穴埋めをしただけなんだから」 「彼らが成功するチャンスなんて、ほとんどありはしなかった。それを忘れちゃ いけない。私と演奏してから、彼らが『ラヴ・ミー・ドゥ』でデビューするまで におよそ２年もかかってるんだよ」 「ブライアン・エプスタインは、回れるレコード会社はすべて回った。その頃は 何もかもがロンドンだ。リヴァプールにはレコーディング・スタジオはもちろん、 音楽プロダクションや音楽業界なんてものすら存在しなかった。彼らが成功した のは、まずはブライアンのハードワークがあってこそ。それから彼らの才能、そ してタイミングってことになるかな」 チャスは今もリヴァプール訛りで話す。 彼は、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴではない、ほかのバンドがビートルズ の代わりに頂点を極めた可能性だってあったと考えている。 「ザ・シャドウズのブルース・ウェルチがTVに出てるのを観たんだよ」 「私がビートルズと演奏したとき、彼らはすでに大スターだった。でも、彼らの 周りの人間、マネージャーから業界人みんながみんな、父親の世代だった。彼ら は常にスマートな衣装を着せられて、当たり障りのない、典型的なミドル・クラ スに仕立て上げられてたね」 「ある種の製品だな。今の時代の『Xファクター』みたいな。ザ・ビートルズは と言えば、その時代、革ジャンのイケイケグループだった」 「で、ブルースはこう言ったんだ。もしシャドウズが２年遅く世に出ていたら、 ビートルズと同じくらいビッグになってただろうって」 チャスが最初に演奏したのは、ザ・バーメンというバンドだった。その後、友人 のピート・ベストやケニー・ブラウンらと一緒に、ザ・ブラックジャックスを結 成する。ケン・ブラウンはザ・クォリーメンにも所属していて、ジョン、ポール、 ジョージと一緒に演奏していた。 ピートの母親モーが自宅の地下を改装してザ・カスバ・コーヒー・クラブをオー プン。ブラックジャックスとクォリーメンがハウスバンドになる。 ブラックジャックス解散後にチャスが初めてカスバを再訪したのは、ザ・ビート ルズとの最初のギグのときだった。 チャスが回想する。 「あの頃の彼ら（ビートルズ）はね、自分たちの曲を演奏することなんてなかっ たよ。ひたすらカヴァーだ。彼らが何年も前から曲を作ってたなんて、ぜんぜん わからなかった」 「私がいちばん仲が良かったのはジョージだ。もともとピートの知り合いだった しね。座っておしゃべりする時間があれば、彼はよくドイツから強制送還された 時のことを面白おかしく話してくれたよ」 とはいえやはり、ビートルズとしての演奏の経験は、チャスの記憶にしっかりと 刻まれている。 1960年12月17日のカスバを皮切りに、ウィラルのリスカードにあるグロヴナー・ ボールルーム、そしてリヴァプールのリザーランド・タウン・ホール。彼にとっ て、ジョン、ポール、ジョージとのファイナル・ギグとなったのは、大晦日のカ スバだった。 新年の１月４日までには、彼はセント・ヘレンズ・カレッジに戻った。チャスは 化学を学ぶ学生だった。 しかし彼はその後一度だけ、ビートルズのメンバーと会ったことがある。1962年、 まったく偶然の出来事だった。 「家に帰る途中だった。どこかの信号に引っかかって、車を止めた時だった。そ したらそこに、そこの横断歩道のところに、ジョージがじっと立っていたんだよ。 私は彼にハローと言って、乗って行くかと尋ねた。でも彼はだれかを待ってるか らと。それでおしまい。私は車を発進させた」 チャスのフェイヴァリット・ビートルズ・ソングは、「イン・マイ・ライフ」だ そうだ。 カレッジを卒業した後、彼はマンチェスター大学に進み、化学工学の修士過程を 収めた。 1971年、トリプレックス社に職を得た彼は、妻のマーガレットとともにオルス ターに移り住む。ワーウィックシャーにあるその街で彼らは、息子のスティーヴ （現在40歳）と娘のジャクリーン（現在35歳）をもうけた。 トリプレックスはバーミンガムのキングズ・ノートンにある企業で、列車や航空 機のフロントガラスを製造していた。RAFハリアー（英国の戦闘機）やコンコル ドにも使われている。 その会社で1990年まで働いてリタイアした後、チャスはワーウィック大学に通っ て数学教師になる訓練を受けた。そしてウースターシャーのドロイトウィッチ高 校で教師としての道を歩み始める。 「何か違うことをやりたいと思ってね。それで、教師がいいんじゃないかってね。 いざなってみたら、１分１秒が楽しくてね。ほんとによかった。世間に何かをお 返しができるのは、いい気分だよ」 「長年勤めてる同僚にはあんまりいい顔はされないけどね。特に私がハーレー・ ダビッドソンに乗って、まるでオールド・ロッカーみたいに颯爽と登場するのを 見られたときなんかはとくにね」 チャスによると彼の生徒たちは、彼らの先生が持つアメイジングな音楽的過去よ りも、スパイス・ガールズやテイク・ザットなど、90年代のバンドの方に興味 があるそうだ。 「まあ彼らにとっちゃあ私は、自分たちが生まれる前にバンドをやってたってだ けのただの偏屈な年寄りってところかな。私の経験などどうでもいい部類の話だ ろうよ」 ザ・ラケッツや1999年に再結成したブラックジャックスでのバンド活動も続け つつ、チャスはオルスター・メール・ヴォイス・クォーにも関わっている。さら にはゴルフにも熱をあげている。 子供たちが成長した後も、彼は家族に囲まれて生活している。スティーヴもジャ クリーンもオルスターに住んでいるのだ。そして、今だにいろいろな人に疑われ 続けているものの、彼自身は、自分が1960年に下した決断の正しさを疑ったこ とは一度もない。 「後悔なんてしてないって言っても、たまに信じてもらえないことがある。でも 本当にそうなんだよ。私は自分の人生を楽しんできたんだから。大いにね」 「それにだね、ビートルズのうち２人はもう生きてない。私は生きている。それ だけでもありがたいよね」 The Warwickshire grandad who used to be in The Beatles － AS a music mad 19-year-old in Liverpool in the early 60s, Chas Newby was offered four gigs with a little-known beat group. By Jonny Greatrex 30 JUL 2012, Sunday Mercury https://www.birminghammail.co.uk/news/local-news/the-warwickshire-grandad-who-used-to-be-in-the-beatles-231181 -------------------------------------------------------------------------- ▼スカウスハウス・ニュース ------------------------------------------------------------------ NLW □ *** Beatleweek 2023 スカウスハウス・ツアー：参加者募集中！ ****** 今年８月にリヴァプールで行われる「インターナショナル・ビートルウィーク」 観賞パッケージ『スカウスハウス・ツアー2023』の参加者を募集中です。 聖地リヴァプールで開催される世界最大のビートルズ・フェスティヴァル「イ ンターナショナル・ビートルウィーク」。今年・2023年は、おなじみの「ビート ルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・パーティー、フィ ルハーモニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやすっかり名物と なった「ルーフトップ・コンサート」、さらに昨年に続いてマージー河畔のヨッ ト・クラブでもイヴェントが開催されるほか、ホープ・ストリートやヨーコ・レ ノン・センターでの新企画も登場。輪をかけて盛りだくさんの内容になっていま す。 もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。各種ビートルズ・ツ アーに、マージー・フェリー乗船、ウェルカム＆フェアウェルパーティーなど でリヴァプールとフェスティヴァルを満喫していただきます。 初めてのかたもリピーターも大歓迎！ この夏、ぜひリヴァプールでお会いし ましょう！ http://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2023.html *** スカウスハウス通販：英国盤レコード ****** スカウスハウス通販「英国盤レコード」では、昨夏リヴァプールで買い付けてき たアイテムを、「2022新入荷」というコーナーで紹介しています。少数精鋭とい うか、貴重盤と珍盤が目立つラインナッ プとなりました。リヴァプールならでは、なものもいくつかあり。 オーダーをいただけるとうれしいです。 http://scousehouse.net/shop/records2022.html *** 現地ビートルズ・ツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポートし ています。リヴァプールでは、22年目となった「リヴァプール・ビートルズ・ ツアー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー＋ランチ ＆名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツアー （Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour）」の代行予約も 承ります。 ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好 評。イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html http://scousehouse.net/beatles/guide_london.htm *** PLAY AT THE CAVERN! ****** スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをア レンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。 ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページを ご覧ください。 ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演 奏する」という夢をぜひかなえてください！ http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html *** スカウスハウス通販：シルバー・アクセサリー ****** スカウスハウス通販「シルバー・アクセサリー」のアイテムは、すべてスカウス ハウス・オリジナルです。いちばんのおすすめは「Lennon-NYペンダント」が入 荷しています。ジョン・レノンがニューヨーク時代に愛用していたペンダントを イメージしたアクセサリー。チェーンの太さ＆長さはお選びいただけます。 現在、アクセサリー全アイテムを対象に、お手入れ用磨き布（研磨剤入り）を プレゼント中。オーダーをいただけるとうれしいです！ https://scousehouse.net/shop/silver.html *** 原稿募集中 ****** NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。 旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは 英国に関するものなら何でも歓迎です。 お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。 -------------------------------------------------------------------------- ▽今週のフォト ------------------------------------------------------------------ NLW □ 「今週のフォト」では、「ビートルマニア誕生の地」と言われるリザーランド・ タウン・ホールの写真を掲載します。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo841.html ■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース ／ News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *** 隔週火曜日発行 *** □■ 第841号 ■□ ◆発行 SCOUSE HOUSE （スカウス・ハウス） ◇編集 山本 和雄 ◆Eメール info@scousehouse.net ◇ウェブサイト http://scousehouse.net/ ◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net ◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。配信 の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。 ◆まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065878.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 無断での転載を禁じます。 Copyright(C） 2001-2023 Scouse House |