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October 03 2023, No.847
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼エコーのエコー:「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」生誕30年
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
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うっかり忘れていたのですが、というか、そもそもろくに憶えてなかったのです
が、今年の8月30日は、「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」が誕生し
てちょうど30年のアニヴァーサリーでした。

「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」というのは、それはそれはとんで
もないイヴェントでした。2000年代にビートルウィーク(当時の名称はビートル・
ウィーク)に参加されたかたは強烈に印象に残っていると思います。リヴァプー
ルのシティ・センターじゅうを使って、あっちこっちに野外ステージが設置され
(対岸のウィラルにもステージをつくったこともあったなあ)、数十万人の群衆
をうじゃうじゃと集めて行われるフリー(無料)音楽フェスティヴァル。「世界
最大のストリート・ミュージック・フェスティヴァル」と我々は呼んでましたが、
もちろんギネスブックを確認したわけではないので、もしかしたら違うかも……
ウソだったらごめんなさい。

えーと、何が言いたいんだったっけ。
あうそうそ、じゃなかった、あそうそう、「マシュー・ストリート・フェスティ
ヴァル」の何が素晴らしかったかというとですね、規模の大きさは実はどうでも
よくて(よくないけど)、当日のリヴァプールのあの、ハッピーでピースでジョ
イフルな空気がもうほんとうにタマラン、という感じでした。夏の終わりの連休
最終日に友だちや家族と一緒に音楽を愉しんでいるリヴァプールの人々の開放的
で幸せそうな顔がた~くさん観られて、こっちも幸せな気分になったものです。

もちろん演奏される音楽も最高級に素晴らしい。この日ばかりはイヤなことやめ
んどくさいことは忘れて、ここにいられてありがたいなあとか、生きててよかっ
たなあとか、しみじみいろんなことに感謝したり……あ、でも、バンドのブッキ
ングを本格的にやるようになってからはなかなかそんな余裕もなくなってしまっ
て、それはちょっと残念ではありました。

……と、結局なにが言いたいのか自分でもよくわかりませんが、とにかく30年
ということで、「リヴァプール・エコー」にフェスティヴァルの歴史を振り返る
記事が掲載されました。「エコーのエコー」で翻訳をどうぞ。

もちろん僕は、「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」の復活を願ってい
ます。

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ビートルズ・トリビュート・バンドを募集します。出場を希望されるバンドは、
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トリー」とし、本文には、バンド名と簡単なプロフィール、代表者のお名前・
住所・電話番号・PCメールアドレスをご記入ください。折り返し募集要項を
メール添付送信いたします(募集要項の内容をご検討のうえ、あらためてお申
込みください)。応募締め切りは10月15日(日)。まだまだ先ですが、できれば
お早めに。

● ● ●

「今週のフォト」は、マシュー・ストリート・フェスティヴァルの写真を。ぱ
ぱっといくつか選んで掲載します。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo847.html 

                        --- Kaz(03/10/2023)


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▼エコーのエコー:「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」生誕30年
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8月30日付「リヴァプール・エコー」に掲載された記事を翻訳して紹介します。

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「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」生誕30年

 ジェス・モリニュー(ノスタルジア・レポーター)
 2023年8月30日・リヴァプール・エコー

リヴァプールで初めて「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」が開催され
て、今日で30年を迎えた。
1993年の8月30日、毎年恒例となっている「ビートルズ・コンヴェンション」
の主催者は、8月のバンク・ホリディにマシュー・ストリートで野外パーティー
を開催した。とはいえ、このイヴェントがキャヴァーン横の屋外ステージで始
まったときは、それがどれほど大規模なものになり、街の遺産としてのちのち語
られるようになるなどとは、誰ひとり知る由もなかった。
来場の見込みは2、3千人。しかしマシュー・ストリート・フェスティヴァルが
誕生したその日に集まったのは2万人だった。ちょっとしたヒットだ。そしてそ
れは、年を経るごとに増えていった。

1993年8月の「リヴァプール・エコー」は、当日の様子をこう伝えている。
「本物のビートルズよりも10倍の集客」
「新しく誕生したマシュー・ストリート・フェスティヴァルは、『すべてが始
まった場所』への正真正銘のトリビュートである」
そしてビートルズのファースト・マネージャーだったアラン・ウィリアムズは、
「リヴァプールのファースト・リアル・カーニヴァル」と表現した。

このイヴェントの主催者はキャヴァーン・シティ・ツアーズ。リヴァプール・エ
コーと共同での運営だった。当時の紙面を振り返ってみよう。
「50組のバンドや歌手が出演。そのうち30以上が地元リヴァプールのアクトで、
喜びと感謝の気持ちがこもった歌唱だった」
「7時間もにわたって延々と音楽が続けられるあいだ、この200歩ほどで抜けら
れる狭い通りを何人の人が通り過ぎたか。たとえしらふであったとしてもカウン
トするのは不可能だったろう。しかしキャヴァーン・シティ・ツアーズは主催者
として極めておおまかな動員数を発表した。4桁の予想に対して、群衆の数は5
桁には達した、ということだ」

南アメリカやイタリアといった海外からのアクトもステージに立った。キャ
ヴァーン・シティ・ツアーズのデイヴ・ジョーンズはこう話している。
「あらゆるレヴェルで、あらゆる意味で、素晴らしい盛り上がりだったよね。リ
ヴァプールでもここまでやれるんだってことが証明できたんじゃないか」
「これでやり方はばっちりわかった。来年もやればもっと集まるだろうね。みん
なに浸透したから」

フェスティヴァルの人気が高まるにつれて、お祭りの規模はマシュー・ストリー
トを超えて拡大して行き、あらゆる人々を惹きつけるようになる。キャッスル・
ストリート、ヴィクトリア・ストリート、ウォーター・ストリート、デイル・ス
トリート、ウィリアム・ブラウン・ストリート、そして「リヴァプール・ワン」
が建つ前のチヴァッセ・パークにもステージが造られた。

「エコー」の報道では、1999年には観客数が記録的なレヴェルに達している。こ
の年は再発売された映画『イエロー・サブマリン』とのタイアップ企画もあり、
35万人のビートルズ・ファンが街を埋め尽くした。そして翌2000年はフェス
ティヴァルの期間も延長され、土・日・月の3日間の開催となった。

2000年には、Sクラブ7、ステップス、ファイヴといった有名ポップ・グループ
がピア・ヘッドの大会場に登場。マシュー・ストリート・フェスティヴァルは
何年にもわたって地域経済を活性化させ、たくさんのツーリストを惹きつけてき
た。そればかりでなく、地元の人々にとって、友人同士、家族同士で毎年参加す
る愛すべき伝統行事となっていた。

しかしながら、フェスティヴァルのスケールが大きくなるにつれて批判の声も増
えて行った。開催中は路上での飲酒や嘔吐が目立ち、子連れで街に出かけられな
い、といった苦情だ。そして2007年、健康面、安全面の理由により、フェス
ティヴァルは一旦中止となる(編注:屋内会場で開催)。しかし「エコー」の
キャンペーンにより、翌年には復活することになる。

2013年から、マシュー・ストリート・フェスティヴァルは開催されていない。
同年より、代替イヴェントとして「リヴァプール・インターナショナル・ミュー
ジック・フェスティヴァル(LIMF)」がセフトン・パークを会場に開催されること
になった。
以来、LIMFはヨーロッパ最大のフリー・ミュージック・フェスティヴァルとし
てリヴァプールの歴史にその名を刻むことになったが、2018年より有料のチ
ケット・イヴェントへと舵を切った。

「エコー」のFacebookには、マシュー・ストリート・フェスティヴァルを懐か
しむ多くのリーダーからのコメントが寄せられている。

デビー・ライリーはこう書いている。
「大好きだった。毎年、素晴らしい1日を過ごしたわ。復活させてほしいな」

クレア・ペンティン。
「マシュー・ストリート・フェスティヴァルが恋しいわ。シティ・センターの
あっちこっちでとにかくたくさんの素晴らしい音楽が聴けて。ほんとに恋しいの」

ジミー・コールトン。
「私も行ってたよ。ブリリアントな時間を過ごしたな」

アリ・ジェイムズ。
「そもそも止めるべきじゃなかったんだって」

ともあれ、フェスティヴァルが始まって30年が、そして終わって10年が経った。
しかしレガシーはこの街でまだ続いている。

Remembering the first ever Mathew Street Festival 30 years on
 - It's now been 30 years since it started - and 10 years since it ended

 By Jess Molyneux, Nostalgia Reporter
  30 AUGUST 2023, Liverpool Echo

https://www.liverpoolecho.co.uk/news/nostalgia/remembering-first-ever-mathew-street-27619103?


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▽スカウスハウス・ニュース
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