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December 16 2025, No.900
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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼エコーのエコー:
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


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▽フロム・エディター
---------------------------------------------------------------- NLW □

NLW No.900です。
お、900ですか。1000号まであと100...か。まだまだ遠いなあ。

今号の「エコーのエコー」では、ガンビア・テラスのお話を。
ガンビア・テラスと聞いて「あああそこね」とピンと来る人、います? ピン
と来たあなたは、もちろんビートルズ・ファンですよね。しかも相当マニアッ
クな。
僕の想像では、ビートルズ・ファン100人集めて聞いたとして、「なにそれ?」
とか「どこそれ?」が95人くらいなんじゃないかな...いや、でも、このNLW
の読者なら正解率はもっと多いかもですね。

正解は、アート・スクール時代にジョン・レノンが一時期住んでいたフラット、
です。
まあ正確には学友のロッド・マレーが借りて住んでいて、そこにスチュアート・
サトクリフが同居、さらにジョンも転がり込んだ、というストーリー。僕は
ロッドさんに当時のことを訊いたことがあるのですが、日当たり&眺めのいい
フロントルームはロッドが使って、バックルームをスチュとジョンが使ってい
たそうです。3番玄関の2階です。ロッドにしてみれば家賃を折半できるので
ウエルカムではあったものの、ジョンはほぼ払ったことがなかったという...。

実はビートルズのベーシストにはロッドも誘われていて、彼はベースを自作し
ていたそうなんですよね。でもその矢先、スチュの絵がジョン・ムーアズ展に
入選、その絵をジョン・ムーアさんが買い取ったことで運命の矢印はスチュの
方に倒れます。ご存知のように、「そのお金でベースを買って俺のバンドに入
れ」とジョンにお願い(というか強制?)されて、絵の天才・スチュが、しが
ないバンド(ビートルズ)の初代ベーシストになっちゃうわけですね。ロッド
のベースギターの完成が早ければ、まったく違った展開と運命が待っていたか
もしれず、つくづくビートルズのストーリーはうまく出来ているなあと、あら
ためて感心してしまいます。

ガンビア・テラスはジョンのガールフレンドでのちに結婚するシンシアにとっ
ても思い出深い場所だったようで、彼女の著書でもいろんなエピソードが書か
れて...いたはずです。あの本、探さなくちゃ。

スカウスハウスではリヴァプールのビートルズ・ツアーをアレンジしています
が、ガンビア・テラスは普段は時間がなくてなかなか案内することができない
マイナーなスポットです。

でも、そうだなあ、今年の夏の「スカウスハウス・ツアー2026」で、あのへん
ぐるっと回るウォークツアーでもやってみるのもいいかも。ガンビア・テラス
はリヴァプール大聖堂のすぐ北にあって、ポールやジョージの通ったリヴァ
プール・インスティテュートやジョンやスチュ、シンシアの通ったアート・ス
クールはほんとに目と鼻の先。イー・クラック・パブやフィルハーモニック・
パブも近いです。さらには、ジョンとシンシアのハネムーン・ハウスとか、ス
チュがガンビア・テラスに移る前に暮らしていたフラット(超マニアック!)
とか、エイドリアン・ヘンリの家(超々マニアック!)も……。

ううんなるほど(ひとりでナットク)、大聖堂をスタートにしてさくさくっと
回って、最後にフィルかクラックでビール(それがメイン?)、って感じです
ね。愉しいツアーになりそうだにゃ。

● ● ●

というわけで、お知らせです。

<Beatleweek 2026>スカウスハウス・ツアー:参加者募集スタート!
今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観
賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者募集をスタートしまし
た。
おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・
パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー
モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの
ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追
悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され
ています。
もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス
ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と
して演奏するバンドもエントリーしていますよ。
初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大
のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ
プールでお会いしましょう!
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**** ウェブ版には非掲載 ****

オーダーお待ちしてます!

● ● ●

「今週のフォト」では、ガンビア・テラスの写真を紹介します。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo900.html

● ● ●

2025年の発行はこの号でおしまいです。
次号・NLW No.901は、2026年1月6日の発行・配信となります。
みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。

                      --- Kaz(16/12/2025)


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▼エコーのエコー:マチナカの異世界
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2025年11月23日付「リヴァプール・エコー」に掲載された記事を翻訳して紹
介します。
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マチナカの異世界

 ダニー・ガットマン
 2025年11月23日

多くの人々が毎日、カニング・ストリートから英国国教会に向かって坂を下り、
街の中心に向かう。道中にはパブやレストランが並ぶ、由緒あるジョージ王朝
様式の街並み(ジョージアン・クォーター)の中を。その道を一本入ったとこ
ろにひっそりと佇む住宅棟には、長い生垣のせいもあって、注意を払う人はほ
とんど誰もいない。

バハマ諸島に生まれた英国海軍士官、ジェイムズ・ガンビアーにちなんで名付
けられたガンビア・テラスは、ひとつの建物の中に1から10までの住宅があ
る。1952年にグレードII(第二級重要建築物)に指定された。これは、リ
ヴァプール市の中で、建築学的、歴史的に特別であると認められた数少ない建
物のひとつであることを意味する。

このガンビア・テラスで暮らす幸運に恵まれた人々の中には、リヴァプールが
生んだ著名人もいく人か含まれている。例えば、ジョン・レノンとスチュアー
ト・サトクリフは、3番の住宅で同居していた。あるいは、1970年代の半ばに、
ボブ・マーリーが彼のバンドとリハーサルをしたという記録もある。
1830年代に建てられたこのテラスには元々、この街で最も裕福なクラスの家族
が住んでいた。

75歳のトリシア・クルーエットは、パートナーのジョン・モズレー(76歳)
と共に、5年前にここへ越してきた。フロント・ルームの窓の外に広がるアン
グリカン大聖堂の素晴らしい眺めを見つめながら、彼女は語ってくれた。
「かつてここに住んでた人たちって、この窓からこの街の発展を眺めてたのよ
ね。アングリカン・カセドラルがだんだんと出来上がるところとか。今も私た
ちには河べりのクレーンが見える。新しい建物が造られてる」

「30年前のリヴァプールといえば、ひどい貧困があって。とっても過酷な貧し
さっていうか。でも今は見違えるよう。EUの助成金なんかもあって、ほんとに
素敵な街になったわよね」

ガンビア・テラスを実際に歩いたことがある人は気がついたかもしれない。こ
の建物には不自然な部分がある。
1番から8番の住宅には砂岩で出来た豪華な柱があり、その上にはネオ・クラ
シカルなバルコニーが見える。しかしながら、最後の2軒、つまり9番と10
番の住宅は、正面部分の造りが明らかに違っている。それはおそらく1837年
に一旦建築が中断になり、後に低予算で再開されたためだと思われる。

黒い鉄扉を抜けて足を踏み入れると、明らかに雰囲気が違うと私にも感じられ
た。外側の騒がしいシティ・ライフから隔絶されたような、そんな感覚がある。
その隔離感は、ジョージ王朝様式の各住居の正面玄関、その扉の向こう側に
入った時にも感じられた。

トリシアはこう話してくれた。
「そうね、私もそれは面白いなって思うわ。ここは街の中心部だっていうのに、
まるで孤立した小郊外みたいな感じなのよね。ここだけ切り離されてるってい
うか、異世界にいるみたいな。とっても静かで、とってもピースフルで、とっ
てもビューティフル。ほんの10分も歩けばなんだってあるのにね。だから私
はほとんど車は使わないの。街に出たいと思ったらどこにだって歩いて行く
わ」

リヴァプール大学で学んだ数年後の1975年にここに住み始めたニール・フォ
ザード(78歳)は、当初は元妻と一緒に4番の2階を借りていた。現在トリシ
アがパートナーと暮らしているフラットだ。そこで最初の子供を育てていたも
のの、2番目の子供が生まれたのをきっかけに、1階に移り住むことにしたの
だと言う。

「その頃はだね、この辺りで子供を育てる者はあんまりいなかったんだよ。大
学生なんかでも卒業したらすぐ出て行ってしまうし。だから人が入っては出て
いくみたいな感じ。私たちはここにとどまって、2人の子供を育てた。やがて
お隣さんにも子供が2人生まれたりしてね、そのうちにこの辺りはけっこう子
供だらけになったんだよ」

おしゃべりの終わりにトリシアは、この街で最も印象的なスポットで暮らせる
ことの幸運と驚きを、あらためて表現してくれた。
「眺めがね、ほんとにファビュラスなのよ。ここからは河が見えるし、もっと
向こうの北ウェールズやその向こうだって。だからね、私はいちばん最初にこ
う思ったのよ。こんなところで生活できるなんて、なんてビューティフルな
のって」

Stunning city centre street that 'feels separate from the rest of
the city'
-Thousands go past the city centre street without ever noticing it

 By Danny Gutmann
 23 November 2025, Liverpool Echo

https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/stunning-city-centre-street-feels-32905519


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▽スカウスハウス・ニュース
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*** <Beatleweek 2026> スカウスハウス・ツアー ******
今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観
賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者募集をスタートしまし
た。
おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・
パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー
モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの
ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追
悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され
ています。
もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス
ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と
して演奏するバンドもエントリーしていますよ。
初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大
のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ
プールでお会いしましょう!
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スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポート
しています。リヴァプールでは、22年目となった「リヴァプール・ビートル
ズ・ツアー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+
ランチ&名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツ
アー(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予
約も承ります。
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評。イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。

<Liverpool>
 リヴァプール・ビートルズ・ツアー
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 ビートルズツアー+ランチ&名所観光
  http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool02.html

 伝説のカスバクラブ・ツアー
  http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool03.html

<London>
 ロンドンのビートルズ・ツアー(3種)
  http://scousehouse.net/beatles/guide_london_beatles2023.html

 ロンドン特別ツアー(シャーロック・ホームズ&パブ)
  http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html


***  PLAY AT THE CAVERN! ******

スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをア
レンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。
ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページを
ご覧ください。
ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演
奏する」という夢をぜひかなえてください!
 http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html


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スハウス・オリジナルです。いちばんのおすすめは「Lennon-NYペンダント」
が入荷しています。ジョン・レノンがニューヨーク時代に愛用していたペンダ
ントをイメージしたアクセサリー。チェーンの太さ&長さはお選びいただけま
す。オーダーをいただけるとうれしいです!
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*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは
英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


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▼今週のフォト
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「今週のフォト」では、ガンビア・テラスの写真を紹介します。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo900.html


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リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
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       *** 隔週火曜日発行 ***


□■ 第900号 ■□

◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)
◇編集 山本 和雄
◆Eメール info@scousehouse.net
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