メルマガ購読・解除
 
June 09 2026, No.912
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■
     *** http://scousehouse.net/ ***


□■ INDEX ■□

 ▽フロム・エディター
 ▼エコーのエコー:ポール・マッカートニー 新作を語る
 ▽スカウスハウス・ニュース
 ▼今週のフォト


------------------------------------------------------------------------
▽フロム・エディター
---------------------------------------------------------------- NLW □

NLW No.912です。
前号ではマイク・マッカートニーのインタヴュー記事を紹介しました。
今号では、マイクのお兄さんのインタヴュー記事です。マイクのお兄さんって、
はい、ポール・マッカートニーですね。
先週、かな、先々週? ポールの新作アルバム『ザ・ボーイズ・オブ・ダン
ジョン・レーン』がリリースされたのは、ファンの方ならよくご存じですよ
ね? リヴァプールでの少年時代を回顧する歌がいくつも収録されているのが
特徴で(僕はまだ聴いてなくて...いちおう買ってあるけど)、それについてご
本人に取材した記事が「Liverpool Echo」に掲載されました。
今号の「エコーのエコー」をどうぞ。

ダンジョン・レーンというのは、リヴァプールのはずれにある道の名前で、
ポールが少年時代によく歩いた、というか、少年時代の思い出を象徴する小道
なのだそうです。
これまでもインタヴューでちょろっと話したりしたことはあるとはいえ、なに
しろ超マイナーな場所にあるほとんど誰も知らない小さな道です。注目度は限
りなくゼロだったというのに、今回のアルバムタイトルやアートワーク(ダン
ジョン・レーンのストリート・サインがデザインされています)が公表されて
からは一気に人気急上昇。リヴァプールの中心部からかなり遠い、辺鄙なとこ
ろにあるにもかかわらず、毎日のようにビートルズ・ファンが訪問して、うれ
しそうに写真を撮っています。
それだけだと平和でナイスで微笑ましい話なのですが、新しく設置されたスト
リート・サインが盗難にあってしまったようで...やれやれ。

8月のビートルウィーク観賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー」では、オ
プショナルでビートルズ・ツアーをいくつか用意しています。
今が旬の「ダンジョン・レーン」をスルーするわけにはいかないと思って、先
日、追加でひとつ作りました。「南リヴァプール・マニアック・ビートルズ・
ツアー」です。ダンジョン・レーンにプラスして、リヴァプール・ジョン・レ
ノン空港やポールの家(2つ)、ジョージの家、ジュリアの家、えーとそれか
らたぶん、ジュリアのお墓も案内することになる...んじゃないかな。なかな
かディープでスペシャルで楽しいツアーになりそうです。ダンジョン・レーン
のストリート・サイン、あるといいなあ。

「スカウスハウス・ツアー」は、参加者絶賛募集中です!
https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html

● ● ●

しつこいようですが、あらためて。

<Beatleweek 2026>スカウスハウス・ツアー:参加者募集中!
今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観
賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者を募集しています。
おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・
パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー
モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの
ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追
悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され
ています。
もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス
ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と
して演奏するバンドもエントリーしていますよ。
初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大
のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ
プールでお会いしましょう!

https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html

● ● ●

「今週のフォト」は『International Beatleweek 2025』期間中のマシュー・
ストリートの写真を紹介します(パート4)。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo912.html

                      --- Kaz(09/06/2026)


------------------------------------------------------------------------
▼エコーのエコー:ポール・マッカートニー 新作を語る
---------------------------------------------------------------- NLW □

2026年6月6日付「リヴァプール・エコー」に掲載された記事を
翻訳して紹介します。
-----------------------------------------------------------------

ポール・マッカートニー 新作を語る

 ライアン・ペイトン
 2025年6月6日

サー・ポール・マッカートニーの最新アルバムは、リヴァプールで育ったこと
や、それがいかにファブ・フォーとの世界制覇につながって行ったかについて
を題材にしている。『ザ・ボーイズ・オブ・ダンジョン・レーン』は、83歳に
なった彼が、第二次世界大戦後のリヴァプールで過ごした少年時代を内省的に
振り返り、自分の若かりし日々に贈る讃歌なのだ。

ファースト・シングルとしてリリースされる「デイズ・ウィ・レフト・ビハイ
ンド」は、ジョン・レノンとの初期のソングライティング・セッションについ
て歌ったものだ。そして「ダウン・サウス」は、ジョージ・ハリスンと一緒に
出かけた、ウェールズへのヒッチハイク旅行を回顧している。さらには、サー・
リンゴ・スターとの初めてのデュエット「ホーム・トゥ・アス」も納められた。
このニュー・アルバムは昨日、ヒットチャートのNo.1に躍り出た。

先週「ECHO」の取材に応じたサー・ポールは、自分たちのルーツを祝福すると
いうテーマこそが、サー・リンゴを引き入れるキーになったと語った。
「彼は歌詞に共感してくれると思ってた。だって、けっこう荒っぽい土地で
育ったけどそれが僕らのホームなんだ、って歌ってるんだから」

「僕がそう感じてることを彼は知ってる。彼がそう感じてることを僕は知って
る。だったら2人で一緒にやればいいんじゃないかって考えた。で、そうし
たってわけ。第二次対戦後のリヴァプールって、焼け跡からの復興に懸命でね。
ひどく爆撃を受けちゃってたから。今みたいな、すっかりモダンになった姿か
らはかけ離れてる」

サー・ポールが住んでいた家として有名なのは、フォースリン・ロード20番
地の方だ。閑静なアラートン地区にあり、現在はナショナル・トラストが所有
している。マッカートニー家がここに越して来たのは1955年。サー・ポール
は13歳だった。ここに落ち着くまでは、マージーサイドのあちこちを移動し
ていた。

彼がウォルトン・ホスピタルで生まれた時は、アンフィールドのサンバリー・
ロードに家があった。その後いくつかの家を経て、家族は市の南部、スピーク
地区に移り住んだ。サー・ポールがよく話題にするアードウィック・ロードの
家はここにあった。

2013年の「ECHO」のインタヴューで、サー・ポールはU2のフロントマン、ボ
ノを連れてリヴァプール市内や自分が幼少期を過ごしたスポットを案内したと
きのことを話している。

「ツアー・ガイドになろうかなんて考えてるよ。リヴァプールを知らない人に
この街を案内するのって大好きなんだよ。かなりきっちりやるよ、毎回ね」

「だいたいいつも、スタートは空港だな。で、まずスピークのアードウィック・
ロードだね。僕が昔住んでた家。いちど、その昔住んでた家のドアをノックし
たことがあるな。出てきた人に、昔ここに住んでたんだけどって言ってみた。
彼はグレイトだったよ。中にどうぞって、僕らを入れてくれたんだ」

「昔の思い出がある場所を訪ねるのって、ワンダフルだ。スピークのあとは
ガーストンを通って、ガス工場なんかも過ぎて、ウールトンだね。僕らの最初
のギグがここだよ、とかやるわけ。次にアラートンへ向かうんだけど、そっか
らフォースリン・ロードへ行く道中の景色がね、いいんだよね」

「今はちょっとなんやかんや忙しいんだけど、もし仕事がヒマになったらツ
アーガイドに転身するよ!」

こうしたリヴァプールでの個人ツアー体験の印象が、サー・ポールを『ダン
ジョン・レーン』アルバムの曲作りに導くことになった。ダンジョン・レーン
は、彼が少年時代に住んだアードウィック・ロードの家からそれほど遠くない。
先週のインタヴューで彼はこう語った。
「こないだも行ったよ。そんなに前じゃない。時々リヴァプールに行くし、た
まに子供と一緒ってこともある。そんな時はツアー開始だ。自分で車を運転し
てね。ほら、僕らの最初のギグがここだよ、なんてね」

「あそこに昔住んでたんだよ、とか、学校に行くバスはここから乗ったんだ、
とか。で、ダンジョン・レーンにも行く。で、ほうら、ここがダンジョン・
レーンだぞ、と」

アードウィック・ロードの家は、ジョージ・ハリスンが少年時代に住んでいた
アプトン・グリーンの家にも近かった。ダンジョン・レーンは美しい海岸、オ
グレット・ショアへ行くための通り道でもあった。
「僕らはハウジング・エステート(住宅団地)に住んでたんだけど、ダンジョ
ン・レーンはそこからちょっと行ったところにあったんだ」

「アメリカ人にハウジング・エステートなんていうと、『ダウントン・アビー』
みたいな世界と勘違いされるんだけど、実際はぜんぜん反対。ただただ公営住
宅が並んでるだけさ。で、道の終わりまで行くと、そっからビーチっていうか
ショアに続く道があって、それがダンジョン・レーンなんだ。何度も何度も
通ったもんだよ。野鳥の図鑑を持ってね。バード・ウォッチングにハマってた
から。と、まあ、そういう思い出を歌に盛り込んだってわけ」

サー・ポールは、彼が過ごした少年時代を、他の何とであっても交換しないは
ずだ。ハウジング・エステートで暮らした日々こそが、彼の人となりを作った。
そして、彼は自分の出自を心から誇りに思っているのだ。
先月、ポドキャスト「レスト・イン・ヒストリー」でトム・ホランドに彼はこ
う語っている。
「やっぱりね、リヴァプールってのがすっごく大きかったんだと思うよ」

「アイリッシュの血の影響もあるよね。それから戦争がやって来た。爆弾がば
んばん落っこちる中でハッピーに暮らさなきゃならなかったんだ。子供の頃、
家にはたくさんの音楽があった。親父は家でピアノを弾いてたよ。で、冗談ば
かり言ってた。なんでもかんでも笑い飛ばすことで、厳しい時代をなんとか生
き延びたんだよ。そういうのはたぶん、ビートルズにも受け継がれてたんじゃ
ないかな」

「リヴァプールが僕らにユーモアのセンスを与えてくれたんだ。どんな時でも
それが武器になった。初めてアメリカに行って、手強いニューヨークの記者た
ちが僕らを笑い物にしようと手ぐすね引いて待ち構えてたあのときだって、僕
らは対等に渡り合っただろう? リヴァプールで生まれ育ったからこそ、僕ら
はああいうことができたんだよ」

Inside Paul McCartney's working class upbringing and Liverpool road he
 showed music legend around

By Ryan Paton, 06 June 2026, Liverpool Echo

https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/inside-paul-mccartneys-working-class-34077675


------------------------------------------------------------------------
▽スカウスハウス・ニュース
---------------------------------------------------------------- NLW □

*** <Beatleweek 2026> スカウスハウス・ツアー ******
今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観
賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者を募集中です。
おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・
パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー
モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの
ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追
悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され
ています。
もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス
ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と
して演奏するバンドもエントリーしていますよ。
初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大
のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ
プールでお会いしましょう!

https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html


*** スカウスハウス通販:英国盤レコード ******

「2025 The Beatles (LP)」「2025 The Beatles (ソロ)」、「2025 Singles &
EPs」を更新しています。

<通販トップページ>
 https://scousehouse.net/shop/records2025.html 

<通販商品ページ>
 https://scousehouse.net/shop/record_beatles2025.html
 https://scousehouse.net/shop/record_beatles_solo2025.html
 https://scousehouse.net/shop/record_single2025.html

<オーダー・フォーム>
 https://scousehouse.net/shop/orderform_ukrecords2025.html


*** 現地ビートルズ・ツアー ******

スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポート
しています。リヴァプールでは、22年目となった「リヴァプール・ビートル
ズ・ツアー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+
ランチ&名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツ
アー(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予
約も承ります。
ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好
評。イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。

<Liverpool>
 リヴァプール・ビートルズ・ツアー
  http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html

 ビートルズツアー+ランチ&名所観光
  http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool02.html

 伝説のカスバクラブ・ツアー
  http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool03.html

<London>
 ロンドンのビートルズ・ツアー(3種)
  http://scousehouse.net/beatles/guide_london_beatles2023.html

 ロンドン特別ツアー(シャーロック・ホームズ&パブ)
  http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html


***  PLAY AT THE CAVERN! ******

スカウス・ハウスでは、リヴァプールのキャヴァーン・クラブでのライヴをア
レンジしています。もちろん現地コーディネートつきです。
ウェブサイトの「for ビートルズ・バンド - PLAY AT THE CAVERN!」ページを
ご覧ください。
ビートルズ・バンドのみなさん、「リヴァプールのキャヴァーン・クラブで演
奏する」という夢をぜひかなえてください!
 http://scousehouse.net/beatles/playatthecavern.html


*** スカウスハウス通販:シルバー・アクセサリー ******

スカウスハウス通販「シルバー・アクセサリー」のアイテムは、すべてスカウ
スハウス・オリジナルです。いちばんのおすすめは「Lennon-NYペンダント」
が入荷しています。ジョン・レノンがニューヨーク時代に愛用していたペンダ
ントをイメージしたアクセサリー。チェーンの太さ&長さはお選びいただけま
す。オーダーをいただけるとうれしいです!
 https://scousehouse.net/shop/silver.html 


*** 原稿募集中 ******

NLWでは、読者のみなさんからの投稿を募集しています。
旅行記、レポート、研究、エッセイ、写真などなど、リヴァプール、あるいは
英国に関するものなら何でも歓迎です。
お気軽にお寄せください。楽しい作品をお待ちしています。


------------------------------------------------------------------------
▼今週のフォト
---------------------------------------------------------------- NLW □

「今週のフォト」は『International Beatleweek 2025』期間中のマシュー・
ストリートの写真を紹介します(パート4)。
 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo912.html


■ NLW ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       *** 隔週火曜日発行 ***


□■ 第912号 ■□

◆発行 SCOUSE HOUSE (スカウス・ハウス)
◇編集 山本 和雄
◆Eメール info@scousehouse.net
◇ウェブサイト http://scousehouse.net/
◆Facebook http://www.facebook.com/scousehouse.net
◇お問い合わせフォーム http://scousehouse.net/liverpool/form.html

ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお聞かせください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このメールマガジンは、以下の配信サーヴィスを利用して発行しています。
配信の解除やメールアドレスの変更は、それぞれのウェブサイトからどうぞ。

◆まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000065878.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
無断での転載を禁じます。 Copyright(C) 2001-2026 Scouse House